• 2020年10月12日

    五味子(ごみし)の収穫。玉ねぎ苗の定植とニンニクの屋根上が終わりました、

    玉ねぎ苗とニンニクの種植えが終わりました。
    ニンニクの種はニンニクの1かけらのことです。
    つまりニンニクは1年間植えて、たかだか5-10倍にしかならないのです。
    玉ねぎもニンニクもできるまでほぼ1年です。
    1年間に何回も草を抜かなければなりません。
    それゆえ、無農薬のニンニクは少ないのです。
    玉ねぎも手間の割には値段が安いので、多分無農薬の人はあまり栽培したがらないでしょう。
    げたも玉ねぎとニンニクは販売したくありません。
    手間がかかりすぎるのです。
    ふりだしで作ってる野菜の半分以上が手間がかかりすぎて、あまりにも利益が少ないのでげたは作りたいとは思ってません。
    いまどき時給100円で働けますか。
    本当に自給100円なんですよ。
    時給100円の重労働、こんな仕事誰もやりたがらないのは当たり前です。
    げたもほぼギブアップです。
    奥さんだけが超頑張ってます、彼女は慈善活動家です。
    利益を目的としないのです。
    げたも利益1番主義ではありませんが、最低限時給500円くらいはないと仕事になりません。
    日本の最低時給まで行くのは夢のまた夢です。
    作ったものを食べている自給自足農家だから何とかやっていけてます。
    今年は作ってる作物の作柄が50パーセント、つまり作ってるものの半分が病気か虫でダメになってます。
    経費と手間は同じなので、収益率はまた下がります。
    それでもサバイバル戦はすでに始まってますので、農業はやめられません。

    五味子は薬草です。
    栽培してるというより自然に生えてきたものを誘引したり、周りの木や草を取ってるだけです。
    畑ではありません、山の中です。
    場所を書くと今はすぐに盗られてしまうので、場所は特定しません。
    自然の花とか木は下手に情報を載せればすぐに盗られてしまいます。
    恐ろしい時代になったものです。
    道路わきの珍しい花や山菜はほぼ全滅なんですよ。
    街の人は何でもかんでも持っていってしまいます。
    その上其れを商売にしてる人も多いのです。
    今年はコロナのおかげで少しはましですが、すでにほとんどのモノが無くなってます。
    タラの木だけ増えてます。
    これも、多分毎年取られてたのでしょう、今年はいきなり増えました。
    タラの木はまだ芽が出る前に根元から切って持って行かれるのです、タラの芽が出る前に持って行かれてしまうので、今では山ではほぼタラの芽は取れません。
    村に人は自分の家の周りにタラの木を植えてます。
    今はこの家の周りのタラさえ取られます。
    恐ろしい時代です。
    みんな自分のことしか考えない人が増えてます。

  • 2020年10月11日

    玉ねぎの定植。

    玉ねぎの種をまいたのは8月20日。
    玉ねぎの定植は種まきから50日です。
    50日で根が活性化します。
    玉ねぎは種まきに時期も重要です、
    速く蒔きすぎたらトウが立ちます、つまりネギ坊主が出て種ができてしまいます。
    ネギ坊主が出ると、収穫後に一番内側のネギ坊主が出た茎から腐っていきます、商品になりませんし、保存もできません。
    暖かいところでは問題ではないのでしょうが、寒い大鹿村では種まきが遅れたら冬を越しません。
    玉ねぎの苗を作るのは非常に難しいのです。
    玉ねぎは芽が出にくい種です。
    普通に蒔いて半分芽が出るといいところです。
    多分土地によるんだとは思います。
    酸性では芽が出ないので、種をまくところは、灰とか石灰ヲまきます。
    肥料も結構入れます。
    それでも普通売っている苗の半分くらいの大きさの苗しかできません。
    そのため、冬越しできる玉ねぎの苗は半分くらいです。
    最近は雪が降らないので、ほぼ枯れてしまうときもあります。
    雪が降ると雪の下は温度が一定だし、土も持ち上げられません。
    春になると、玉ねぎの苗はほとんど地上に放り出されてます。
    土が凍ると地面は持ちあがります。
    氷が解けると地面は下がりますが、持ち上げられた玉ねぎの苗は一緒には下がりません。
    春先には再度苗を埋めるか、上から踏んでいきます。
    それでようやく半分生き残るのです。
    そもそも玉ねぎの栽培には向いていないのです。
    北海道では春に種をまきます。
    春まきの種は品種が違います。
    長野県では手に入りません。
    なにしろふりだしのある1200メーター、畑のある1500メーターには誰も住んでいませんし、その高度には畑もほとんどありません。
    大鹿村でも私たちだけ条件が違うのです。
    小麦も同じです。
    今年は一番下の国道近くの畑で玉ねぎを試しに栽培します。
    大鹿村では玉ねぎができる畑はあまりありません、玉ねぎができるような畑にするのに10年近くかかります。
    もし大鹿村で、初めから玉ねぎがよく出来る畑だったら、あなたはラッキーです。
    多分暖かいところでは全然違うと思います。

  • 2020年10月10日

    玄米ポンセンの製造。

    保健所のお菓子製造の許可を取ったはいいのですが、時間が無くて製造できませんでした。
    雨が3日目で畑に出ることができないので、ようやく玄米ポンセンを作れました。
    後はお店に並べてもらうだけです。
    来年から同じ設備で違う品目の製造も可能になるそうなので、来年は瓶詰の許可を取る予定です。
    保健所のバカげた対応のために、設備があっても、少し変われば別の部屋で許可を取らなくてはなりません。
    政府の六次産業化の声は掛け声だけで、実際小規模な農家では加工品の許可を取るのは大変なのです。
    何しろ細かく区分けして、それぞれに許可を取らなくてはなりません。
    構造改革はこのようなことに対してやるべきであって、大企業がもっと自由勝手に独占に向かって、規制を撤廃するのは構造改革ではありません、構造改悪なんです。
    小規模な企業や個人をいじめる役所の馬鹿げた規制と、ばかげた基本原則へのこだわりこそやめるべきです。
    役人め、威張ってばかりで、今に見てみろ、これから先役人の大量解雇の時代が来ます。
    楽しみです。
    彼らは昔の侍と同じでつぶしが効きません。
    杓子定規があまり長くやりすぎて、応用が一切効かないのです。
    私たちのお菓子の許可も、使わないとわかってるのに、そのようになっているという理由だけで使わない設備を強要されます。
    本当に役人には頭に来ます。

  • 2020年10月8日

    カナダの政策についての補足。

    昨日の書き方では誤解される方がいるのではないかと思われます。
    カナダの新しい法律は、コロナに関して、いかなる規制も違法であるという法律です。
    いろんな国でコロナを理由に、強権的な規制が行われています。
    日本は自主規制ではありますが、自主規制とはいえ、ほぼ強制状態です。
    カナダの政策は、コロナを理由でのいかなる規制も違法であるというものです。
    この政策の大事なところは、どちらかと言うとコロナの病気よりも、コロナに対する対策の方がより重要視されているので、中にはこんな軽い感染症で、なぜこ
    んな規制をしなければならないのか疑問に思う政策が多いのです、それも国と地方自治体とが別々に対策して規制するケースもあるわけです。
    これらの対応の多くはコロナを理由に私権を侵害するものが多いのです。
    つまり基本的人権よりも政府の規制が優先されるという、民主主義の破壊なのです。
    それゆえ、コロナを理由でのいかなる規制も違法であるとしたのです。
    カナダはコロナ感染症に対しての見解を述べているわけではありません。
    しかしながら、この法律はやはりコロナの感染がそれほど深刻なものではないと認めている部分もあるわけです。
    うまく説明できてないかもわかりません。
    この様な説明は苦手です。

    今回のコロナ騒ぎは、なぜこんな軽い感染症で、世界が大騒ぎをしているかなのです。
    明らかに患者数も死者も水増ししてるのではないかと言う疑いがあります。
    患者に対する死者の割合が国によって違い過ぎるのです。
    欧米と、インド、それに南米の死者の割合が異常に高いのです。
    医療体制の問題のように言われたりもしてますが、医療体制が全然整ってない国で死亡率が低い国もあります。
    陰謀論的な側面も否定できないくらい疑問点が多いのです。
    細かく言えばもっと問題は出てきます。
    そしてこの後の問題として、治療薬ができたとして、その薬の副作用が十分に検証されずに認証されそうだということです。
    これはワクチンについても同じです。
    その祖もインフルエンザのワクチンでさえ、インフルエンザで亡くなる方以上にワクチンが原因で亡くなってる方の方が多いという研究もあります。
    短期的にも大きな副作用が出てるのに、長期的にはもっと大きな問題が起きてる可能性さえあるわけです。
    それなのに緊急と言う理由で、治験を省略して本当に大丈夫なのかと言う大きな問題があります。
    皆さんこんな少ない死者の、その上志望者の大部分が老人と何らかの疾患を持った方々であるというのに、なぜ国民の大部分がこのワクチンを打たなければならないのでしょうか、
    ワクチンは無料と言っても、結局は国民皆さんの負担なんですよ。
    思考停止に陥ってる場合ではないのです、これから、次々状況は動いていきますよ。
    一つの判断の結果が後に大きな違いを出すことになってしまいます。
    大事な情報はしっかり取って、どうでもいい垂れ流しのくず情報は無視して、考えて判断してください。
    問題も考えるうえで大事なことは、情報を出してる側は常に自分の説の正当性を強めるために、誇張したり、ひどい時は明らかな間違った情報を根拠にしているということです。
    現在は肩書は通用しない時代です。
    肩書にとらわれずに、しっかり言ってることの正当性を判断してください。
    判断の基準としては、マスコミに出ている方は、ほぼ信用ができないと見たほうがいいです。
    ところが他の説も結構トンでも説が多いのです。
    本当に大変な時代なのです。

  • 2020年10月7日

    ふりだし祭りに気楽に来てください。

    ようやく状況が変わってきました。
    ふりだし祭りはどなたが来ても大丈夫です。
    ただし、コロナ対策は一切しないのは変わりませんから、自分で判断してきてください。

  • 2020年10月7日

    カナダ政府は9月8日に「コロナに関するいかなる規制も違法」にしました。やったね。

    コロナ騒ぎがインチキだと認めたようなもんです。
    もしこのコロナが、多くの国が認めているような死者が出る感染症だとしても、できる対策はただ一つです。
    より速く多くの人が感染して、みなさんが免疫を獲得する。
    これ以外にありません。
    まさにスエーデンのやり方が唯一の対応策なのです。
    他の国はまさにちぐはぐな、インチキ対策で、自らの失政と、経済政策の失敗を隠ぺいしようとしてます。
    もともと世界経済は崩れて当たり前の状況なのです。
    何でもかんでもコロナのせいにすればいいし、騒げば騒ぐほど、国民の皆さんの頭は思考停止になります。
    これをショックドクトリンとかと言うそうですが、要するに大騒ぎをして肝心の問題を隠ぺいする、尚且つ思考停止した国民は現状維持を無意識に選択するので、インチキ政治家が延命できるのです。
    世界中の指導者が、これはいいと乗った結果が現在の世界情勢です。
    まさにこれを仕掛けた人たちの思うがままになりました。
    マスコミが持続的に騒ぐときは、それがインチキな証拠なのです。
    その証拠に、このカナダの決定をマスコミはほぼ黙殺してます。
    スエーデンの状態もほぼ無視です。
    大騒ぎしているのは経済規模の大きな国がほとんどです。
    第三世界の国々は、こんなことで騒いでる余裕さえないのです。
    皆さんそろそろ目を覚ましましょうね。
    マスクはやめましょう。
    ソシアルディスタンスもやめましょう。
    フェースガードは漫画すぎます、まじにやらないでください。

  • 2020年10月6日

    稲の脱穀。

    最初に稲刈りした2枚の田んぼの稲を脱穀しました。
    結果は昨年の半分。
    いもち病にかかった米も一緒に袋に入ってくるので、これを籾摺りすると、また半分くらいになるかもしれません。
    あと1枚の田んぼは悲惨な状態なので、最終的に3分の1くらいの収量になるのではと思います。
    これが、今年でよかったです。
    今のところは昨年の豊作で備蓄は十分あります。
    今年はお米を売るのは無理になりそうです。
    新しい脱穀機は音も静かで、脱穀の能力も非常にいいです。
    昨年までの超古い脱穀機は脱穀の後にワラに大量のコメが残ってたこともありました。
    田んぼで動かなくなったり、出力が落ちたりとトラブル続きでした。
    今回思い切って程度のいい中古に切り替えました。
    あまりに古い機械はかえって高くついたりします。
    と言っても高い新品の機会は買えないし、こまったものです。

    なにわともあれ、米の脱穀も主力が終わり、雑穀類も主力の刈取りも終わりました。
    ようやく追われていた仕事が一段落です
    今年は米がとれた充実感はありません。
    それでも、これで1年間は安心して暮らせます。
    収量が落ちたとはいえ、私たちと娘と孫が食べる分には十分です。

  • 2020年10月5日

    アワを稲刈り機で刈る。

    台風が来てます。
    まだ稲の脱穀も終わっていません。
    アワも台風が来ると全部倒れてしまいます。
    手で刈るとあと3日はかかります。
    稲刈り機で刈りました。
    長いもので1メーター50くらいあるので、普通のハザでは穂先が地面に付いてしまいます。
    穂先が地面に付いたらネズミやハトに食べられてしまいます。
    透明トタンの屋根に下に作ったハザは2段になってます。
    上の2段目に干しました。
    脱穀の時には大変なんですが、そんなことを考えるより、とりあえず刈り取るほうが先なのです。
    それにしても屋根下のハザがあるからこそ、こんなこともできます。
    アワを稲刈り機で刈るのは初めてです。
    畝間は20センチなので、1列づつの刈取りです。
    しかしアワには大きな問題があります。
    アワの穂先同士が絡まるのです。
    絡まったアワは、穂先が落ちるか、根から抜けて機械が引きずるかになります。
    密集してるところは株元も見えません。
    何とか刈取りを終わりましたが、かなりの株が損傷してしまいました。
    機械ではある程度のロスは避けられません。
    それゆえ、最近の新しい品種は穂先がそろって、株も太くて、株も短くなってるのです。
    いま新しい品種を問い合わせていますが、新しい品種は餅が120センチ、うるちは80センチだそうです。
    時代は変わっていきます。
    手刈りが手間がかかりすぎるので、栽培を止めるのと、新しい品種にして栽培を続けるかの2択なのです。
    米も麦も昔の品種は背が高くて、穂先がそろっていません。
    古代米も古代小麦も、とくに古代小麦は2年作りましたが収穫できませんでした。
    すぐに倒れるので、収穫以前にかびるか動物に食べられてしまいます。
    古代米はそれほど倒れません。
    それでも今は米を自分で種をまいて苗を作るのを止めてしまいました。
    本当は何人かでまとめて苗が作れるようになればいいのですが、なにぶん人材も不足していて、自分たちで稲の苗を作れていません。

  • 2020年10月4日

    白菜、ゴボウ、ヤーコンの収穫。大根は無残。

    白菜を本格的に取り始めました。
    すでに収穫は始まってました。本来なら10月中旬から下旬にかけての収穫ですが、今年は収穫が早まってます。
    虫が多くて、虫食いの葉っぱを取ると重さが半分くらいになりそうです。

    ゴボウはやはりほぼ全部股裂け、つまり何本にも分かれてます。
    まともなのは2-3パーセント。

    ヤーコンは掘り始めです。
    昨年より間隔を倍以上に空けての栽培ですが、収量は変わらず。
    これは今年の天候で初期の生育が悪かった影響かもしれません。
    間隔をあけすぎたので掘る部分が増えて、かえって手間なことがわかりました。
    来年から旧来の密植に戻します。

    大根が見た目にはよく出来てます。
    抜いてみて初めて変なのがわかります。
    最近はどんどん中が空洞になる病気が増えてたのですが、今年は今のところほぼ全部がだめです。
    これはショックなのです。
    他のものは葉っぱがおかしいとか、明らかに病気になってるとか、虫にやられてるとかが見てわかるので、事前に心の準備ができてます。
    ところが大根は抜くまで、見た目にはよく出来てるわけです。
    抜いて初めておかしいのがわかります。
    心の準備ができてない分、ショックが大きいのです。
    根物はほぼだめです。
    ビートも商品になるのは1-2割です。

    農業を仕事にしてもうかなり長いのですが、こんなにひどい作柄の年は初めてです。
    台風が一度も来なかったのがせめてもの慰みです。
    今まで他の人ができない年でも何とかコンスタントに収穫してきました。
    こんなに全作物にわたって収量が落ちるのは初めてです。

  • 2020年10月4日

    バクチャー

    お久しぶりです。
    今日Youtubeを見ていてバクチャーというのを見つけました。
    かなりすごそうですけど。。どうなんでしょう。

    こちらの掲示板でゲタさんの言及がないようだったので、もしまだ試してなければ一度試してみたら。。と思い書き込みました。

    【バクチャー③】水が!不毛の地が蘇る!ど素人を農作物コンテストで優勝させるバクチャーの奇跡!神様が人類へ届けたギフト!

    www.youtube.com/watch?v=V65nr5tPYrE

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