• 2020年10月5日

    アワを稲刈り機で刈る。

    台風が来てます。
    まだ稲の脱穀も終わっていません。
    アワも台風が来ると全部倒れてしまいます。
    手で刈るとあと3日はかかります。
    稲刈り機で刈りました。
    長いもので1メーター50くらいあるので、普通のハザでは穂先が地面に付いてしまいます。
    穂先が地面に付いたらネズミやハトに食べられてしまいます。
    透明トタンの屋根に下に作ったハザは2段になってます。
    上の2段目に干しました。
    脱穀の時には大変なんですが、そんなことを考えるより、とりあえず刈り取るほうが先なのです。
    それにしても屋根下のハザがあるからこそ、こんなこともできます。
    アワを稲刈り機で刈るのは初めてです。
    畝間は20センチなので、1列づつの刈取りです。
    しかしアワには大きな問題があります。
    アワの穂先同士が絡まるのです。
    絡まったアワは、穂先が落ちるか、根から抜けて機械が引きずるかになります。
    密集してるところは株元も見えません。
    何とか刈取りを終わりましたが、かなりの株が損傷してしまいました。
    機械ではある程度のロスは避けられません。
    それゆえ、最近の新しい品種は穂先がそろって、株も太くて、株も短くなってるのです。
    いま新しい品種を問い合わせていますが、新しい品種は餅が120センチ、うるちは80センチだそうです。
    時代は変わっていきます。
    手刈りが手間がかかりすぎるので、栽培を止めるのと、新しい品種にして栽培を続けるかの2択なのです。
    米も麦も昔の品種は背が高くて、穂先がそろっていません。
    古代米も古代小麦も、とくに古代小麦は2年作りましたが収穫できませんでした。
    すぐに倒れるので、収穫以前にかびるか動物に食べられてしまいます。
    古代米はそれほど倒れません。
    それでも今は米を自分で種をまいて苗を作るのを止めてしまいました。
    本当は何人かでまとめて苗が作れるようになればいいのですが、なにぶん人材も不足していて、自分たちで稲の苗を作れていません。

  • 2020年10月4日

    白菜、ゴボウ、ヤーコンの収穫。大根は無残。

    白菜を本格的に取り始めました。
    すでに収穫は始まってました。本来なら10月中旬から下旬にかけての収穫ですが、今年は収穫が早まってます。
    虫が多くて、虫食いの葉っぱを取ると重さが半分くらいになりそうです。

    ゴボウはやはりほぼ全部股裂け、つまり何本にも分かれてます。
    まともなのは2-3パーセント。

    ヤーコンは掘り始めです。
    昨年より間隔を倍以上に空けての栽培ですが、収量は変わらず。
    これは今年の天候で初期の生育が悪かった影響かもしれません。
    間隔をあけすぎたので掘る部分が増えて、かえって手間なことがわかりました。
    来年から旧来の密植に戻します。

    大根が見た目にはよく出来てます。
    抜いてみて初めて変なのがわかります。
    最近はどんどん中が空洞になる病気が増えてたのですが、今年は今のところほぼ全部がだめです。
    これはショックなのです。
    他のものは葉っぱがおかしいとか、明らかに病気になってるとか、虫にやられてるとかが見てわかるので、事前に心の準備ができてます。
    ところが大根は抜くまで、見た目にはよく出来てるわけです。
    抜いて初めておかしいのがわかります。
    心の準備ができてない分、ショックが大きいのです。
    根物はほぼだめです。
    ビートも商品になるのは1-2割です。

    農業を仕事にしてもうかなり長いのですが、こんなにひどい作柄の年は初めてです。
    台風が一度も来なかったのがせめてもの慰みです。
    今まで他の人ができない年でも何とかコンスタントに収穫してきました。
    こんなに全作物にわたって収量が落ちるのは初めてです。

  • 2020年10月4日

    バクチャー

    お久しぶりです。
    今日Youtubeを見ていてバクチャーというのを見つけました。
    かなりすごそうですけど。。どうなんでしょう。

    こちらの掲示板でゲタさんの言及がないようだったので、もしまだ試してなければ一度試してみたら。。と思い書き込みました。

    【バクチャー③】水が!不毛の地が蘇る!ど素人を農作物コンテストで優勝させるバクチャーの奇跡!神様が人類へ届けたギフト!

    www.youtube.com/watch?v=V65nr5tPYrE

    baramaku.ec-cube.shop/products/detail/4

  • 2020年10月3日

    ふりだし祭りへの遠くからの参加について。

    前に大鹿村近辺の人たち中心の参加と書いて、遠くの方は遠慮してくださいと書きましたが、この機会にふりだし塾を見てみたい、自給自足に非常に興味がある方については遠くの方でもどうぞ来てください。
    お祭りだったら何でも来たいと言う方々は、今年は祭りが少ないので来たい方もあるかと思いますが、ふりだし祭りはやはり自給自足がポイントなのです。
    自給自足に興味のない方に来られても、こちらもどうしていいか解りません。
    ご理解ください。

  • 2020年10月3日

    高キビの刈取り。

    高キビは昨年までは一番上の畑で栽培してました。
    上の畑では6月に苗を定植しても、霜前か、霜の後に収穫してました。
    それで一番下の田んぼの横の畑で栽培しましたが、下ではカラスの害がひどいのです。
    カラスは先を折るだけです。
    食べるわけでもないのに、折るのが楽しいんですかね。
    その上実入りも少ない。
    来年は再び一番上の畑に戻すしかないみたいです。
    高キビは本当に高いのです、2メーター以上あります。
    そのため倒れやすいので、基本周りを2段構えで囲って倒れるのを防止します。
    収穫も先だけ刈り取ります。
    その後に下を刈りその下もまた干して、ヤギのエサにします。
    高キビは年末のモチにしたり、ジャージャー麺のひき肉の代わりにも使います、また玄米ポンセンの五穀入りにも使います。
    今年の出来が悪いのは天候のせいもあるのかもしれません。
    それでもアワもヒエも例年と出来は変わりません。
    今年は高キビの粒が小さいような気がします。

  • 2020年10月2日

    ヒエの刈取り。

    ヒエ刈りです。
    稲刈り機でやりました。
    初めての試みですが、何とかできました。
    1輪稲刈り機を使いました。
    2輪は使えません。
    田んぼではなく、畑なのでデコボコや斜めがあり、特に斜めの所は1輪稲刈り機には一番難しいところなのです。
    重い機械を体で支えながらの刈取りです。
    それでも機械はやはり早い、3日かかるところが、1日で終わりました。
    今まで、機械でやったらと言われ続けてたのですが、何とか手で刈っていたのですが、ついに降参です。
    今年は肥料を入れなかったので、丈も低くて何とか刈れました。
    ただ収量は少ないです。
    収量のためにはやはり肥料しかないのでしょう。
    無肥料で収量を取る人がたまにいますが、畑の条件がいいか、手間のかかるやり方かだと思います。
    手間が増えるやり方はいいやり方だとは思いません。
    それでなくても手間ばかり食う無農薬農業において、手間が増えるやり方は、結局自分に帰ってきます。
    これ以上忙しくなったら、体は持ちません。
    色んな新しい農法はあるのですが、大概手間が増えるやり方が多いのです、日本人は手間を増やすのが好きなのでしょう、げたはインターナショナルなので、手間が増えるやり方はまずやりません。
    トライもしません。

  • 2020年10月2日

    ふりだし祭りの宿泊に付いて、マスクに付いて。

    宿泊は新八角堂の2階で宿泊できます。
    ライブが終わった後は、1回でもベランダでも大丈夫です。
    布団は備え付けは少ししかありません。
    備え付けの布団は子供さんがいる方に優先して使ってもらいますので、基本寝袋を持参してください。
    キャンプは10張りから15張りは大丈夫だと思います。
    水場は用意します。

    コロナ対策のマスクですが、げたとしては、マスクをする人は来てほしくないのですが、マスクはダメと言うと、マスクをしなさいという人たちと同じになってしまいます。
    まあ建前としてはそうなんですが、やはりげたとしては釈然としません。
    別にマスクをしてても帰れとは言いませんが、ばかにされるくらいは覚悟してください。
    ただ、コロナが怖いと思ってる人は絶対に来ないでください。
    こんな単純な、だましさえも見抜けないような人は、ここには来ないほうがいいと思います。
    死者1500人ですよ、それもほとんど何らかの病気を持ってる人か老人です。
    インフルエンザで年間3000人なんて結構ある事なんですよ。
    肺炎に至ってはかなりの人が肺炎で亡くなってます。
    なんでこんなもので大騒ぎをしてるんでしょうか。
    東京からGOTOで全国に行けるようにもなりました。
    政府が動き回っても大丈夫ですよと言ってるの同じなんですよ。
    それでマスクをしろ、ソシアルディスタンスなんて茶番ですよ。
    もしかしたら、すでにコロナウイルスは終わってるのかもしれませんよ。
    普通の風邪もコロナウイルスなんですよ。

  • 2020年10月1日

    稲刈りが終わりました。

    昨日と今日で終わりました。
    昨日はげた、おくさん、孫のさねみつも3時に学校から帰ってきてから手伝ってくれました。
    最後の田んぼは1反、広いのです。
    いもち病でほぼ米が付いてない株もたくさんありました。
    稲刈りを遅らせたのは、いもち病になった稲は、新しい芽をだし、それが米になるまで待ってました。
    少しでも米がとれればと思いました。
    穂が付いてるところも軽いのです。
    一見して実がなってるように見えますが、脱穀したら結構あるように見えます。
    ところが籾摺りをすると、イモチのコメはバラバラになります。
    籾摺りすると最終的にどれくらい米がとれたかはわかります。
    しかし、刈り取った株の重さでだいたいの想像は付きます。
    何しろ刈り取った株が軽いのです。
    株の数だけはよくできたとき並にあります。
    今朝田んぼに行くと、昨日刈って、ハザに干した稲の株がたくさん下に落ちてました。
    稲を刈るときに結束する部分は株の下から10センチくらいです、普通は米の重みでハザに干しても安定します。
    ところがこのいもち病の稲は、ハザに干すのが大変なのです。
    先のコメがほとんど重さが無いので、ハザに干すのも大変なくらいです。
    後にも先にもハザに干した稲の株がすぐに転がり落ちる経験は初めてです。
    情けないです。
    こんな状態でも、手間にかかる時間は同じなのです。
    この田んぼは多分よくて3分の一くらいの収量しかないと思われます。
    稲刈りは最初1輪で初めて、途中から新しい2輪の稲刈り機に変えましたが、田んぼがまだ乾ききってないため、2輪では刈れなくなりました。
    稲刈り機は、湿田では1輪の稲刈り機を使います。
    1輪ですので刈った株の上をタイヤが通ります。
    株の上なので、稲刈り機の沈みが少なくなるのです。
    その代り1輪ですので、回転するときは人力のみです。
    2輪だと片方の車輪をブレーキをかけると、くるりと稲刈り機は回ります。
    2輪はタイヤが2本なので安定してます。
    今年は新しい2輪の稲刈り機を入れたのですが、これが幸いしました。
    私たちは組合ですので、いろんな人が稲刈り機を使います。
    今日も、2台とも稼働してますし。
    最初の日も2台とも稼働しました。
    稲刈りは天気が何日か続かないと、田んぼに稲刈り機は入れません。
    つまり、みんな同じ日に稲刈りすることになるのです。

  • 2020年9月29日

    ふりだし祭りのスケジュール。

    若干の変更です。
    16日10時からログハウスの隙間に新聞を詰める作業と同時に肥くみをやります。
    便所が限界みたいです。
    誰もやらない時はげた一人でやりますから、その後はスケジュールは変更になります。
    午後は藁ない、つまり縄作りです。
    3日かけて藁草履まで行きたいと思ってます。
    夜は音楽をやる人がいないみたいなので、音楽を流すのみ。
    17日は10時より足踏み脱穀機の実習、およびワラの束の結び方の講習、つまり稲を刈ったら、藁で結ばないとダメなのですが、げたのやり方は他の人たちと違うので、見てみるのも面白いかもしれません。
    午後は縄をないながら、早い人はわら草履作りに進みます。
    5時くらいからライブです。
    18日は10時からねじねじガッテン農法のねじねじを作って埋めるところまでをやります。
    1時から種交換会です。
    今年はげたもまじめにやります。
    昨年は中止にして申し訳ありませんでした。
    何しろ準備に時間がかかるんです。
    種を持って帰る入れ物を持ってくること。
    何も持ってこない人には種をお渡しできません。
    3時くらいからライブです。
    げたの自給自足の話と質問に答えるのは、時間の空いた時に随時やります。
    時間が無い時は無しです。

    キャンプも可能です。
    1日500円の参加料も箱を置いてるだだけです。
    皆さんが勝手に入れておいてください、毎年参加費のために受け付けがいり、参加料を支払った人に渡すものも用意しなければなりません。
    この様なイベントでは結局500円でも払わない人は払いません。
    げたも払わない人を何人か知ってますが、それについては彼らは結局払わないのです。
    そのために受付とか、支払いの証明用のグッズは意味が無いと思ってます。
    今年から出店者は食事類が1000円、それ以外は500円、子供の出店は無料3日間共通です、つまり1回のみです、1日だけの出店の人も3日間の出店の人も同じです。。
    参加費は高校生以下は無料です。
    前日と祭り期間中、そして祭りの後と手伝っていただけたら助かります。
    手伝ってくれる人はげたかふりだしにお店に知らせてください。
    よろしくお願いします。

  • 2020年9月29日

    鴻巣(こうのす)小麦の脱穀。

    最後に残った鴻巣小麦の脱穀です。
    同じ硬質小麦との交配させないため、上の畑で作ってます。
    何時蒔いても実がなる小麦はこれだけです。
    ちなみに小麦は普通秋まきです。
    春でも蒔けますが収量が落ちます。
    寒いところで冬越しできない場合、例えば北海道などがこれです。
    ふりだしの上の畑は北海道と同じくらいの気温です。
    何度も秋まきしましたが、冬にほとんど枯れてしまい、現在は春まきです。
    春蒔きと言っても、あまり遅く蒔くと実が付きません。
    実が付かなくなる時期は正確にはわかりません。
    何しろ,試しに遅く蒔くわけにもいかないのです。
    ところがこの鴻巣小麦は、何時蒔いても実が付きます。
    春まきで100日ほどで収穫なので、霜が降りる100日前までだったら、何時蒔いても実が付くのです。
    田んぼで米がだめになった後、この麦を蒔くことも可能です。
    今年はやばいなと思った年に、麦を蒔いて収穫も可能なのです。
    大事な種です。
    2-3年に1回更新してます。
    最近は毎年更新してます。

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