• 2020年12月29日

    大鹿村の下限面積

    村のホームページに出ています。URLを貼れないようなのですが、「事業者の方」→「農業」のところにあります。大鹿村全域30アールとなっていますが、空き家情報に登録された宅地に隣接する農地は1アールです。

  • 2020年12月29日

    農地取得下限面積の緩和。

    2009年に農地法が改正されたそうです。
    普通畑か田んぼを買う場合は農業委員会に届け出を出して、許可をもらわなければなりません。
    今までは50アール、つまり5反以上でなければ許可は出ませんでした。
    ただし借りて使う部分も含めることができるので、田んぼや畑を借りて5反以上にして初めて買う事が出来たのです。
    もちろん、実際に使わなくても、田んぼか畑の所有者の好意で借りたことにしての許可申請も結構あったというより、ほとんどこれで田畑を買ってたわけです。
    しかしこれではどうしても小規模の畑や田んぼはやはり買えません。
    そこで2009年に農地法が改正になり、各自治体の農業委員会の判断で別段面積を自由に設定できるようにしたそうです。
    知りませんでした。
    それも改正されてから10年以上たってます。

    この改正により空き家バンクに登録されてる空き家に付随する農地については、1反以下でも買う事ができるようになっているそうです。
    20年8月時点では324市町村で1反以下の下限面積を設定してるそうです。
    つまり、まだ設定してない自治体も多いのですが、この法律をタテに1反以下の面積の売買の許可を求めることも可能だと思います。
    大鹿村がどうなってるかは知りません。
    今度聞いてみたいと思ってます。
    これは良報ですね。

  • 2020年12月29日

    便所の汲み取りをして、薪を移動して、鶏のエサを作り、明日の餅つきの準備をして。

    ここ1週間で便所の汲み取りで2日。
    2日も掛かるのです。
    冬は汲み取りができません。
    雪が降れば滑って、肥担ぎはできません。
    3月末から4月上旬まで汲み取りはできないのです。

    昨年薪割り機で大量に薪を作ったので、しばらく薪は大丈夫なんですが、次の薪用の丸太を山から切って持ってこなければなりません。
    丸太を置く場所にまで、割った薪が置いてあるので、この薪をまず移動しなければなりません。
    薪の移動と同時に、風呂用の薪を作ります。
    風呂の薪をたく部分は狭いので、風呂用の薪はまっすぐでなければなりません。
    なおかつ風呂用の薪は太いのはダメなのです、風呂を早く沸かすためには、細く切って一気に火力が上がらなければなりません。
    真っ直ぐな薪しか細く割れません。
    そのため薪の移動をしながら、真っ直ぐな薪を割っていって風呂用の薪も作っていきます。
    一時風呂用の薪はなくなったのですが、孫のさね、みつがかなり大量に風呂の薪を作ってくれたので、風呂用の薪は何とかつないで来れました。

    明日は餅つきなんですが、雨か雪になりそうです。
    ふりだしの餅つきは7家族での餅つきです。
    天気が悪くても正月を迎えるためにはモチは突かねばなりません。
    ベランダの先の屋根下はまだ片付いていない干したトウモロコシや、野草茶の材料や、ヤギのエサにする乾燥したトウモロコシの皮、冬用のキャベツと白菜などを置いてます。
    これを移動しなければなりません。
    これらを移動して餅つきの場所を作りました。

    トウモロコシは大きいモノしか出荷できません。
    小さいモノとか明らかに変な形とかのトウモロコシはそのまま茎に付いたまま放置します。
    売るトウモロコシは完熟してません、完熟すると甘みがでんぷんに変わってしまいます。
    そのまま放置していたトウモロコシは天気が良ければ茎に付いたまま乾きます。
    しかし、最近は雨が多く茎に置いたままではカビが来てしまいます。
    カビが来る前に取らなければならないのですが、どうしても取るのは遅れます。
    仕事が忙しい中で、どうしてもこの作業は後回しになってしまいます。
    茎から取るのはすぐにできますが、今度は皮をむいて雨がかからない軒下に干さなければならないのです。
    取ったまま放置をするとすぐにカビが来ます。
    そのため時間ない時は茎に付いたまま放置することになります。
    半分くらいカビます。
    干したトウモロコシはきれいな部分は、トウモロコシの粉のために取っておきます。
    その他の部分とか、少しカビが来た部分はニワトリのエサにします。
    完全にかびたものは乾かしてヤギのエサにします。
    昔は丁寧にカビの無い部分だけを別にしていたのですが、時間がかかりすぎます。
    今は結構適当にやって,ニワトリとヤギのエサにしてます。
    少々のカビはニワトリもヤギも大丈夫みたいです。
    人間はかびたトウモロコシは無理だと思います。
    黄色とか赤のカビは毒だと言われてます。

    畑と田んぼは結局やり切れませんでした。
    今は地面は凍ってしまい、取り遅れた人参も向けなくなりましたし、田んぼも起こせなくなりました。
    忙しくて田んぼに行く間がないのですが、多分起こせないでしょう。

    こんなに余裕のないのに、村議になったらどうなるんでしょう。
    先のことは考えません。
    流れにはなるべく乗ります。
    何とかなるでしょう。

  • 2020年12月28日

    突然ですが、大鹿村村議補選に出ることになりました。

    田舎では村議のなり手はほとんどいません。
    現在村議をやってる皆さんは奇特な人たちなのです。
    何しろ全国の過疎の村では問題は山済みです。
    そしてその問題の解決法さえ見出すことがほぼ不可能なのです。
    一番大きな問題は人口減であります。
    若い人たちはほとんど街に出ていってしまいます。
    残ってるのは年寄りばかりです。
    ここ大鹿村でも老人率と言ううんですかね、それが全国最悪ベストテンのいいところ多分5位くらいだったと思います。
    大鹿村は山奥の村です。
    交通の便は非常に悪いのです。
    その上に来年からは1日何百台のダンプが唯一の道路にあふれることになります。
    今田舎生活が見直されているとか、田舎に移住してる人が増えてるとか言われてますが、今の人たちはほどほどの田舎にしか来ません。
    ほどほどの田舎でほどほどの田舎生活をするために移住してくるのです。
    山奥の超過疎に移住してくる人たちは、この人たちとはまた別の人たちです。
    ここを村の行政の方々はわかっていないのです。
    ほどほどの人たちにいくら移住を進めても、彼らはこんな山奥には来ません。
    山奥に来る人たちは農産物は無農薬でと言う方がほとんどです。
    また自給自足にも理解がある方が多いのです。
    この人たちに移住してもらう村作りをしないと、いくら田舎生活はいいですよとアピールしてもこの山奥の村には来てくれないのです。
    つまり村は大きな変化を求められているのです。
    この辺りが解らない村は、いくら努力をしても移住者は増えません。
    そこで自給自足を柱とした、全村無農薬農業化の提案なのです。
    正直言って、この提案が簡単に受け入れられるとは思ってはいません。
    昨日ももう立候補はやめようかななんて思っていました。
    今日は書類の審査の日なので、役場に行ってきました。
    そこでもう一人の候補者に人に、「私が降りますから、頑張ってください」と言うつもりだったのですが、行ってみるともう一人の候補者の方は来てませんでした。
    この方は共産党所属の議員の方です。
    現在の政党の中では維新をのぞいたら、一番まともなことを言っていると感じてます。
    彼らは選挙に慣れているので、書類審査は必要ないのかもしれません。
    ともかく大鹿村で一番世間の情報に疎いので詳しいことはわかりません。
    そんなわけで立候補辞退もはしごを外され、やむなく選挙になるか、はたまた無投票になるか、まあどっちでもいいのですが。
    選挙になれば勝てる可能性はあまりありません。
    げたは世捨て人みたいなものですから、当然村の大部分方はげたの名前さえ知りません。
    地元に人との一騎打ちはやはりよそから来た無名の候補者であるげたには非常に不利です。
    まあ流れに任せます。

  • 2020年12月28日

    原稿試案、申し訳ありません、げたはここでしか文章を書けないのです。明日原稿提出なのでここを使います。

    現在、世界的なコロナウイルスのパンデミックの中、グローバリズムの大幅な見直しが求められています。
    日本もグローバリズムで街に人も物も集中してしまい、全国の多くの地方が過疎化しています。
    ここ大鹿村も例外ではありません。
    人口減は地元の経済を大きく圧迫しています。
    大鹿村の生活を担う地元の商店も経営が非常に厳しくなっています。
    村の財政規模も悪化していきます。
    村でも人口を増やすために移住者の募集はしてますが、現状はそれほど移住者が増えてるとは思えません。
    なぜ地方への移住は増えてるのに大鹿村への移住者は増えないのでしょうか。
    全国の地方自治体が移住者の募集をしている中、大鹿村も募集しているだけでは移住者の応募は増えません。
    大鹿村が移住を考えてる人たちに魅力のある村にならなければなりません。
    そこで自給自足による村作りを提案します。
    核になるのは全村無農薬有機農業の推進です。
    インドのアッサム州は10年かけて全州有機農業化を成し遂げました。
    この大鹿村でできない筈がありません。
    具体的には
    ○有機農業の研究会を発足させる。
    ○村内の未利用資源(生ごみ、選定枝、落ち葉など)を有効に使い堆肥場を作る。
    ○小型農機具の貸し出し。
    ○農地取得下限面積の緩和で、小規模な兼業農家と家庭菜園を増やす。
    ○グループを結成してグループでの稲作を行う。
    ○自給自足学校を作る。
    それ以外に
    ○地域通貨を作る。
    ○木の駅を作り村内の材木の流通促進。
    ○木質ペレットを作り、バイオ発電をする。
    ○小規模水力発電の推進。
    ○超小型EV(里モビ)の導入。
    ○奥の集落に民家を利用して、畑付き村営住宅を作る。
    ○移住促進の専門スタッフを常駐させる。
    ○移住者の定住を促進して、離村を減らすためのケアをする。
    ○移住者向けの村の生活についての案内を作る。
    以上を提案します。

  • 2020年12月25日

    沢から水を引く。

    ふりだしの水源の泉から引いている水道の水量が減ってます。
    我が家は問題ありませんが、隣の娘の家は、こちらの水のタンクからあふれた水を引いてます。
    溢れる水が少なくなったので、予備の沢から水を引くシステムを再構築しなければ生りません。
    この沢から水を引くのは、ふりだし祭りのために引いてます。
    沢の取水口を全面的にやり直しです。
    前に作った簡易ダムは全て壊れてます。
    沢を再度掘って、ダムから3メーターほどを平らにします。
    そこに3メーターの穴あきパイプの周りに寒冷紗を巻き付けます。
    穴あきパイプには直径5ミリくらいの穴がパイプの周りにたくさんあいてます。
    この穴がごみで詰まらないように、寒冷紗を蒔きつけます。
    寒冷紗は値段が安いのと、手に入れやすいものです、色は黒色です。
    シイタケの原木にかけたり、畑の芽出しの時に畑にかけたりするので、農家には比較的常備してます。
    このパイプを一番底に置いたら、その周りに石を置いていきます。
    石を置いていくことで泥やごみがより詰まりにくくなります。
    このパイプから黒パイを伸ばしていきます。
    そこからダムを作ります。
    最初からダムを作ると水が溜まり作業がやりにくくなります。
    このパイプが詰まった時も、掃除のときには一時ダムを部分的に壊して、水をなくしてから作業します。
    このパイプの周りに置くのは比較的小さな石です。
    ダムは大きな石を使います。
    今日はダムを作り、最初のタンクまでの水は復旧しましたが、タンクから下のパイプがごみが詰まってるか、凍ってしまって、結局水は出てきませんでした。
    明日はこのタンクからの100メーターのパイプのチェックです。
    冬はすぐにパイプの水が凍るので、作業は大変です。

  • 2020年12月23日

    冬用のスタッドレスタイヤに替える。

    真冬の寒さが続きます。
    最高気温がマイナス3度から1度くらい。
    最低はマイナス10度前後です。
    幸い雪があまり降らないので道はまだ夏用のタイヤでも大丈夫なんですが、一度しっかり雪が降ったらもうスタッドレスタイヤでないと車は上がってこれなくなります。
    ようやくタイヤも交換できました。
    雪が降らないのはいいのですが,泉の水の水量が減ってます。
    秋から雨が少ないので、他の部分は全ていいのですが、水が足りなくなってきます。
    予備に沢から水を引けるようになってるので、沢まで行って取水口を掃除しなければなりません。
    沢の水は取水口がすぐに詰まります。
    本格的に水を取るには、しっかりとした設備と、後は少し時間をかけて取水口の工事をしっかりやらなければなりません。

  • 2020年12月20日

    ヤギのエサの高キビの茎をカッターで細かくする。

    ヤギのエサにするために、実を脱穀した後の茎を干したものを、カッターで細かくします。
    ワラカッターを使うのですが、昨年買った中古のワラカッターは4段階に切り方が替えることができます。
    一番細かく切るようにセットして切ると、約1センチぐらいに細かくなります。
    一昨年前までは手で切ってました。
    手で切るのは時間がかかります。
    何日分かをまとめて切ってたのですが、それでもそれほど細かく切れません。
    長い茎はヤギは食べません。
    そのため大部分の茎は、ヤギに食われなくて無駄になっていました。
    この機械のカッターは細かく切れます。
    時間も10分の1よりももっと少ない時間で切れます。
    ヤギもよく食べます。
    機械は早いだけではないのです。
    悔しいですけどふりだしの仕事もどんどん機械化されていってます。
    それだけ規模も大きくなったのと、私たちが年を取ってしまったのも大きな理由です。

  • 2020年12月15日

    大豆の脱穀。

    大豆の脱穀が終わりました。
    雪もちらつき、日もささず、風があり寒い脱穀でした。
    遅れに遅れているため、寒い中での脱穀になりました。
    比較的あたたかな12月だったので、何とか畑の作業も進みました。
    昨夜から本格的な、普通の冬になりました。
    普通の冬とは、日中もマイナス、つまり真冬日です。
    夕方の気温はマイナス5度。
    今朝の最低はマイナス8度でした。
    幸いにも雪がまだ少ししか降ってないので、仕事は何とかできてます。
    大豆の収量は思ったより少なく、反当りでも昨年の半分以下の収量です。
    来年の販売はお得意様のみの販売になりそうです。

  • 2020年12月9日

    山奥の畑で一人でマルチをはがしてます。

    上の畑は、高度1500-1600メーター、周りには畑はありません。
    道路が横に通っていますが車はほとんど通りません。
    今日は1台。
    休みの日は少し増えます。
    また上で工事があるときも若干増えます。
    今はシーズンオフで人は上がってきません。
    何の音もしません。
    隣の2軒の農家もすでに仕事が終わって、だれも来ません。
    家の奥さんも来ません。
    げた一人で黙々とマルチはがし。
    この時期まで地面が凍っていないのは暖かいのです。
    とわ言っても3時には0度、夕方にはマイナス3度くらいは普通です。
    日が差してる時は暖かですが、曇りの日や夕方日が落ちた後は手が凍えます。
    あまり静かすぎるので、なんでこんなところにいるのか不思議な気分になる時があります。
    山奥で一人での畑作業はあまりいいものではないような気がします。
    カラスもハトもカッコウもウグイスも鳴きません。

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