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一般質問原稿。「みどりの食料システム戦略」について。
2021年5月に発表された「みどりの食料システム戦略」において2050ねんまでに有機栽培面積を全耕地面積の25パーセントするという目標です。
ちなみに現在は全耕地面積の0.5パーセントだそうです。
化学農薬5割減、化学肥料3割減という目標も同時に打ち出しました。
これは2020年にEUが2030年までに有機栽培面積を25パーセント、農薬50パーセント減、化学肥料2割減を打ち出したことが大きく影響してると思われます。
ちなみにEUの有機栽培面積は現在7パーセントです。
この「みどりの戦略」は突然打ち出されたようにも見えますが、すでに2020年3月に閣議決定された新しい「食料、農業、農村基本計画」で政府は農政の大きな転換をしてます。
この基本計画は1999年に新たに新基本法として制定され5年ごとに見直されてきたのですが、今回の見直しで人、農地プランも中心的経営体の特定化つまり
大規模経営中心から、多様な経営体等つまり中小の経営体から兼業農家、今風に言えば「半農半x)などの経営体も積極的に位置づけるといものです。
この新基本計画では、他にも地域資源の発掘、地域資源循環の拡大、地域コミュニティ機能の維持や強化、生活インフラ等の確保、超獣害対策の推進、地域を支える体制及び人材作り、農村の魅力の発信など多岐にわたってます。
これらの新しい農業政策は、現在地球が置かれている大きな環境的な危機がベースにあるものと思われます。
この流れの中での205年のカーボンゼロ政策でもあります。
大鹿村の中でも環境対策は急を要する事態であります。
今年は新たな総合振興計画も策定されます。
2050年に有機栽培面積を全耕地面積の25パーセントに持っていくためには、村の農業政策も大きく変わっていかざるを得ないモノと思われます。
とりあえずは、有機農業の講演会の企画とか、有機農業の勉強会などの企画からスタートすればいいのではないかと思われますが、村長はいかが考えておられますでしょうか。 -
ヒエの倒伏防止の支柱と紐張り。
遅れていたヒエの倒伏防止、すでに倒れているので、まずは倒れたヒエを起こさなければなりません。
これも仕事が遅れれば仕事が増える現象です。
倒れたヒエはすでに鳥とネズミが食べ始めてます。
周りに支柱を立て、その支柱を強い紐を張っていきます。
これで風や雨でヒエが倒れても紐が受け止めます。
地面に付かなければ、鳥やネズミの被害は少なくなります。トウモロコシも獣害に有ってるんですが、対応ができません。
ハスクトマトの獣害も対応しましたが、獣害を防ぎ切れてません。
この二つの獣害に対してできる最後の手段は、毒エサを使うしか残ってません。
それさえも時間がありません。
土砂災害、獣害、虫の害、病気、自然の猛反抗の前にどうしていいのかわかりません。
ともかく、この雨が止むことを祈るしかありません。
そして、台風が来ないことを祈るしかありません。
台風が来る前に稲を刈らなければならないのですが、田んぼが乾きません、その上明日から議会です。 -
ポップコーンを折る。
ポップコーンの外側の色が変わってきました。
中が十分充実してきたのです。
収穫までの間に、コーンを折っていきます。
これは中国の少数民族の人たちのやり方を参考にしてます。
コーンの皮は一番上が空いてます、ここから雨が入りコーンがカビます。
コーンを折って、逆さまにすると、雨は入りません。
中が湿気なければコーンはかびません。
日本ではスイートコーンがトウモロコシ栽培の大部分を占めていますが、世界的に見ればトウモロコシは実を充実させて、実を乾燥させ、粉にして食べる方が多いのです。
スイートコーンは実が充実する前に収穫します。
実が充実すると甘みが無くなります。
スイートコーンも出荷できないモノは、しばらく置いて実が完熟してから収穫します。 -
土砂の撤去
雨で別の田んぼに土砂が入り始めました。
水が大部分なので水を抜かなければなりません。
水を抜く水路はあるのですが、長年使ってないので泥がたまってます。
この泥をとると、今度はその水が入っていく水路が詰まってました。
こちらの水路も土砂の撤去。
こんなに少しの雨でこの騒ぎですから、台風でも来たらどうなるんでしょうか。その後カボチャがネズミに食べられているので、カボチャの収穫。
まだ収穫には少し早いかぼちゃも全部取りました。
ネズミに食われるくらいなら、少し早く収穫して、味が十分乗っていなくてもネズミに食べられるよりはましです。
続いてバターナッツも収穫。
収穫が精いっぱいで、畑は草ボーボーです。
草をとる間がありません。 -
麦刈り。
季節外れの麦刈りです。
春まきですが、蒔く時期が遅れてしまいました。
秋に蒔くことができない高度の高い畑では、麦は春に蒔きます。
北海道と同じです。
麦を春に蒔くには、できるだけ早く蒔かなければなりません。
ところが春は、肥料を入れ起こす方がもっと大事なので、肥料を入れた後に種まきになりますが、肥料を入れたすぐ後には種は蒔けません。
最低でも2週間は待たなければなりません、
ところがその時期は同時に田んぼも始まります。
なんだかんだで、種まきが遅れて、遅く蒔いた麦は穂が出ません。
穂が出たのは3分の1です。
残りは麦の葉っぱが茂るだけです。
麦刈りの前に台風で3分の1が倒れてしまいました。
倒れた麦はハトに食べられてしまいます。
残りの麦の半分もハトに食べられました。 -
牛ではない牛乳。
牛の牛乳を作るシステムを菌に移す、つまり遺伝子組み換えでしょう、その菌が牛乳に似たものを作るんだそうです。
牛ではない牛肉に続くものです。
既にアメリカやシンガポールでは実用化されて、アイスクリームとかチーズに加工されて売られてるそうです。
これらの技術はバイオ何とかで、遺伝子を組み替えてるのに、遺伝子組み換えではないという不思議な、欺瞞的というより、詐欺的な理論で構成されてます。
既に売られてるんですよ。
当然ですが、アメリカの属国である日本でも、そのうちにこれらは売り出されるものと思われます。
もちろん新しいものですから、将来的にどのような影響が出るかは誰にもわかりません。
何かコロナワクチンと共通してると思いませんか。
ともかく誰もいいとも悪いともいえないないのが実情だと思います。
判断するのは消費者自身なのです。
難しい時代になってきたものだと思います。
げたはドンキホーテ的に昔ながらの有機無農薬農法でやる事しかできません。
世の中の動きとは関係ありません。
もう新しい動きについていくことは無理なんです。
無理なら無理しません。
時代はどんどん変わっていくでしょう、また昔ながらのやり方が見直されるようになるのは何時の事かわかりません。
これからは有機農法も、今までの有機農法とはどんどん違うものになっていくでしょう。
たしかに有機であり、無農薬なんでしょうけど、こんなんで本当に大丈夫なんでしょうかという、わけのわからない有機農法に転換していく可能性が大きいのです。 -
ジャガイモの収穫が終わりました。
ジャガイモは大部分は孫の小学5年生の双子が掘りました。
二人ですから1,5倍ほど早く掘れます。
げたは約2列掘りました。
1日1列しか掘れません。
今年は長雨のせいで腐れが多いのですが、昨年よりはましです。
最近はまともにジャガイモが取れた年はほぼありません。
いつもは病気の出ない紫ジャガイモも、今年は半分近く腐ってます。
この後保存してると、残りの半分も腐ります。
収量は4分の1、つまり普通に取れる年の25パーセントです。
これが最近のジャガイモの収量です。
昔は救荒食としては一番有力でしたが、今では救荒食としては落第です。
夏に植えて秋に収穫する方が取れるかもしれませんが、忙しくてトライできません。
毎年試験的には作ってはいます。
夏に植えるジャガイモは品種によっては全然芽が出ません。
休眠打破の強い品種しかできません。
ふりだしでは「でじま」を使います。
収量は春に植えるほどはできませんが、秋は長雨はあまりないので腐れは出ません。 -
ハスクトマトの支柱、
ハスクトマトは最近作り始めて人気の高いものです。
まだ栽培がそれほど普及していないので栽培法もあまり確立されてないようです。
最初は周りに支柱を立て、支柱と支柱の間をひもを回してました。
今年は花用のネットを使ってみましたが、あまりよくありません。
重さでネットが下がってしまいます。
やむなく周りをひもを通して、その紐と支柱にハスクトマトを止めてます。
来年はトマトと同じように長い支柱を立て、支柱に結んで高く上げていこうと思います。
何とか栽培法を確立しないとダメです。
ハスクトマトもいろんな種類があり、昨年から導入した品種は、やたら上に伸びていきます。
この品種は周りをひもで囲って少し倒し気味に仕立てることにより、何とか栽培してます。
栽培法の確立までまだ何年かかかりそうです。 -
ジャガイモ掘り。
ようやく天気が良くなったので、ジャガイモを掘ってます。
長雨でなかなか掘ることができなくて、かなり腐れが出てるのではないかと心配でしたが、あまり腐れもなく、収量もまあまあ取れてます。
ジャガイモは天気が悪くてもある程度取れるんですが、取った後に大量の腐れが出たりもするので、まだ安心ではないんですが。
ジャガイモは5本フォークと手でやってます。
昔はクワで掘ってましたが、結構傷が多かったので、現在は手で掘ってます。
手でジャガイモが掘れるのは、畑が良いからなのです。
20年近く有機物を入れ、畑の土を作ってきたので今は手でジャガイモが掘れます。
長雨でも何とか取れるのは畑の土がしっかりできてるためです。
お隣の人が今日来て話していたのですが、お隣は全然できが悪いそうです。
明日もジャガイモ掘りです。 -
ふりだし祭り、ありがとうございました。
最後までやれるかどうか揺れ動いたふりだし祭りは何とか開催にこぎつけ、何t化終わりました。
二日とも雨で、人も少なかったんですがいい祭りになりました。
今年のふりだし祭りは最高でした。
支援して下さった方、さんかしてくださった皆さんありがとうございました。
村の方では若干の問題も起きてますが、やむを得ないでしょう。
来年もやりますからよろしくお願いします。
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