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久しぶりの休日
稲の脱穀が終わったので、仕事は山積みなのですがお休みにしました。
農繁期は休めません。
何しろきりが無いほど仕事は次々に控えてます。
それでも体が持たないので、限界が来たら、その上少し急ぎの仕事が減ったら休みます。
毎週休める人がうらやましいです。
こんなのいつまでもやってられません。
何とか切り替えようと努力してます。 -
稲の脱穀が終わりました。
午後から雨が降る可能性があったのですが、幸い天気は何とか持ちました。
残りの3枚の田んぼ合計1反5畝の脱穀も終わりました。
今回は全部げたが脱穀しました。
何しろ急いでいたのです。
脱穀で気がついたのは、稲のハザの間隔と位置の問題です。
脱穀機はハザの横を動いていきます。
脱穀機に稲を載せるためには稲を乗せた場合の脱穀機の幅が必要で、それプラス若干の余裕が必要です。
ハザの位置は最低3メーターほど田んぼの端から離れている事が必要です。
出来れば4メーター。
ハザは南北が基本です。
今回東西ハザが3本あったのですが、乾きが十分でなかったので、稲が湿っていて米がうまくはなれないケースが結構ありました。
乾燥が十分で無いと脱穀はうまく出来ません。
東西のハザは片方は南で日が一日中当たりますが、反対はぜんぜん当たりません。
南北ハザだと片方は午前中、片方は午後と両サイドに日が入ります。
これは常識みたいで、ふりだしの様に東西のハザは村には一つも見当たりません。
ふりだしのハザがなぜ東西かというと、東西に稲を植えてるせいです。
稲刈りは当然ですが植わった方向にしか刈れません。
広い田んぼなので、刈ってる途中からハザに干し始めないとその日のうちにハザに干しきれません。
稲は東西に植えたほうがいいのです。
農作物は東西畝が原則です。
東西畝だと作物全体によく日が当たるのです。
南北畝では前の作物の影が次の作物にかかります。
作業がしやすいか、作物が育つか。
来年は作業のしやすい南北畝にします。
つまり作業がしやすいほうが優先されます。今年の全収量は約15俵、900キロです。
全部で3反の田んぼですから1反で5俵。
まあまあです。
何しろ田んぼが遠いのでほとんど手をかけていません。
手抜き農法で無農薬なら1反5俵で上出来だと思います。
ここでは年間10俵近くの米を食べます。
若い人達はたくさん食べるのです。
残りは娘とか新しく入った人に分けます。
米の脱穀が終わると、一番追われている仕事が終わりになります。
もちろん自然農田んぼの古代米は今日刈ったばかりだし、イセヒカリは1週間後に刈り取りです。ハッピーヒルは今月の末になるでしょう。
最後のハッピーヒルの脱穀は11月になります。 -
稲の脱穀。
一番大きな田んぼでの脱穀が終わりました。
1日がかりです。
稲ワラの結束に時間がかかりました。
手伝い二人が結束してましたが間に合いません。
稲ワラ結束機付きの脱穀機があるのがよく分かります。
古い脱穀機はエンジンは好調なのですが、他の部分がガタガタであまりよくはありません。
エンジンを載せ変えたいぐらいです。
それでも何とか脱穀は終わりました。
明日も脱穀の続きをやりたかったのですが雨になりそうです。
雨になると今度は最低3日晴れるまで待たなければなりません。
1日遅かったです。
今日はげた一人で脱穀機に専念です。
げたが第一線で働いてるときは手伝いが手薄なときです。
つまりげたの方が倍くらいの速さで仕事が出来るわけです。
仕事が遅れ気味のときはげたが前面に出て仕事をします。
でも疲れるんですよ。 -
2段目のヒエ刈りが終わり、花豆の収穫はじめ。
ヒエの2段目は早くから倒れていたので、下のほうはカビが生えていました。
これでは人間は食べれないのでニワトリのえさにします。
ヒエの2段目の刈り取りは倒れている方向がランダムで刈るのに手間取りました。
ヒエは後1箇所残ってます。
花豆の収穫が始まりました。
すでに前川金時と、トラマメは終わっています。げたは午後はヤーコンの芽を保存ずるために、根を切り、茎も短くして、目の部分だけを残して、この部分を室の一番下に保存します。
ヤーコンの芽は部屋でもそのまま置いていたら保存できるというので、今年はそれも試します。
ただし部屋がマイナスになる家では保存は出来ません。
普通は畑を掘ってその中に保存するそうです。
ヤーコンの保存にはワラの灰にまぶして保存すると腐らないみたいなので、今年は試して見ます。
ヤーコンはコンテナの中に新聞を敷き、ヤーコンを入れそれで玄関の横で保存します。
玄関の横はそれほど暖かくは無いのですが、マイナスにはならないギリギリの場所です。
暖かい部屋の中には置く場所が十分無いためです。
サツマイモ、カボチャ、サトイモ、ショウガ、ウコン、バターナッツなどは温かくて5度以下にならない部屋の中に保存します。
サツマイモは本当は10度以下はだめだといわれていますが、5度くらいでも何とかなります。
これから部屋の中は野菜類がどんどん増えていきます。
冬場は野菜類の中に住んでるみたいなものです。
余裕がある場所は全て野菜の保存に使います。
売る野菜類も保存する為にこのようなことになります。
もちろん家の周りでも保存はします。
マイナス10度を超える外でも毛布やブルーシートをかければ、キャベツとか白菜は保存できます。
ふりだしでは畑を掘って野菜を保存はしません。
畑では雪が降ると埋まってしまいます。 -
麦の脱穀が終わりました。
稲でなく麦です。
長らく遅れていたのが脱穀機が来たのでようやく脱穀できました。
約60キロの収穫です。
1反で60キロです。
半分以上は獣害で減ってます。
半分以上収穫できたことはありません。
毎年風か雨で倒れ、鳥とかネズミに食べられます。
刈り取りの後もハザに干した状態で食べられます。
今年のように脱穀が遅れると食べられる量も多くなります。
それでも屋根下に干す場所があるからまだましなのです。
外に干すと雨ばかりでほとんどの麦の芽が出るか、かびてしまいます。
小麦にむいてない所で無理に小麦を作ってるのが一番の原因なのですが、下の畑では麦を作る余裕はありません。
もう少しいい場所に麦を作れる場所を確保できると、収量は何倍にも増えると思います。
この量の小麦では1年間使う量はありません。
パンの半分がやっとです。
暖かい所では田んぼで米の後に麦を蒔いて、次の米を田植えする前に麦は収穫できます。
大鹿村では不可能です。
同じ日本でもこんなに違うのです。
山奥はいいところも多いのですが,だてに過疎になってるわけではありません。
住むのに大変なので人が減っているのです。
これはただ価値観の違いだけです。
人によってはいいところのほうが多くて、別の人には大変な所の方が多いのです。
ところがいいところの多い人でも出て行かなくてはならない人もいるし、大変な所が多いと思ってる人でも住み続けなければならない人もいるのです。
これが人生なのです。新しい脱穀機は、さすがに全体が古いので調整に半日かかりました。
安いといっても8万は結構高いのですが、エンジンとか駆動関係は整備されていますが、肝心の脱穀機の部分は全然整備されていません。
それぐらいは自分でやれという事なんでしょう。
それでもこの脱穀機を今まで一度も使ったことが無い人が買ったら、使えなかったと思います。
そのくらいひどい状態でした。
何とかだましだまし使うしかないのです。
ただエンジンがほぼ故障しないのは励みではあります。
前の古い脱穀機は10年以上使いました。
今回の脱穀機はどうでしょう。
今回壊れた脱穀機は30万で買いました。
30万で5年です。
貧乏農家は機械で泣きます。
それでも機械が無いと農業は続ける事ができません。
それが現実です。 -
ハーベスター(移動式脱穀機)を買いました。
ハーベスターを買いに行きました。
なんとヤンマーのディーゼル脱穀機です。
なにが何とかというと、ポンポンディーゼルなのです。
手で回して起動します。
したがってバッテリーは要りません。
今回だめになって部品がなかった電子部品は一つも付いていません。
物を見たときは信じられませんでした。
まだこんなものを現役で売ってるとは思いませんでした。
業者の人に聞くと、時々まだこの手の脱穀機は出るし、また売れるそうです。
げたのような人が他にもいるんですね。
このディーゼルエンジンは故障しません。
昔のエンジンが故障しなくて、今のエンジンは電子部品一つで他は何も悪くないのにかかりません。
これが本当に進歩なのでしょうか。
何はともあれ、これでこれから何年かは脱穀は大丈夫でしょう。
エンジンは丈夫でsも、他の部分は十分に古い機械です。
前のやつは10年でタイヤはだめ、他の部分もボロボロになるまで使えました。
エンジンは最後まで動いていました。
10年以上かもしれません。
正確にはわからないんですよね。 -
落ち込んでます。
稲刈り機と脱穀機の故障のダブルパンチで落ち込んでます。
特に脱穀機は一度復活して1時間でまた故障なので、余計こたえます。
毎年色んな機械の故障で振り回されます。
ただ、ゆっくり落ち込みに浸る余裕もありません。
明日は伊那の農協に古い脱穀機が2台あるというので見に行きます。
よっぽどひどいもので無い限り買うしかないのです。
1台8万円なんですが、米が脱穀できないのも大変だし、全部を足踏み脱穀機でやるのも無理があります。
つまり時間的な余裕もありません。
脱穀機の故障がわかってから10日ぐらいになりますが、じわじわと締め付けられるような閉塞感に耐えなければなりません。
きついんですよ。今日はニンニクの植え付け、黒豆の収穫、この間の嵐で傾いた小屋の復旧。
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脱穀機がまた故障。
朝からキャタピラを入れ、何とかスタートして、麦を半分脱穀した所でまた故障しました。
今回はもう修理は出来ません。
別の脱穀機を早急に手に入れなければなりません。
どうすればいいでしょうね。
昨日は脱穀機が直って、その後キャタピラがはずれ、それが直ると、今度はベルトが緩んでクラッチが効かなくなり、クラッチを何とか直して昼になり、午後から脱穀をはじめて3分の1ぐらい終わった所でまた故障です。
古い機械を使わなければやっていけない無農薬農家にとっては、この機械の問題は永遠に解決しないんでしょうね。
新品の機械を買えるほど稼げるようになるのは何時の事なんでしょうね。
根本的な問題は、こちらに、すごく稼ぎたいという気が無いことだとは思いますが、ある程度は稼がないと農業は続ける事ができません。
次の世代の若い人達に未来を託したいと思います。
古い私達は結局このまま毎年機械の故障に悩まされるんでしょうね。
機械が無くても食べて行けれる農業は理想ではありますが、体力的にも現在的には無理でしょう。
これも若い人達に託します。 -
稲刈りが終わりました。
稲刈り3日目。
稲刈りが終わりました。
最後の1枚、5畝の田んぼは手刈りで終わらせました。
また機械を試して、なんて手間をかけるより、機械無しで手で刈ったほうが健康にもいい。
調子の悪い機械ほどたちの悪いものはありません。
何しろ稲を巻きいれる、途中で刈る、ばらばらにすると、耐え切れないのです。
それが1列に1回起きるともういやになります。
来年は新しい稲刈り機にします。
最後の1枚は毎年手刈りしてる田んぼです。
田植えも手で植えです。
毎年1日でも終わらないときも多いのですが、今年は3時に終わってしまいました。
収量にもよるので、一概に比較は出来ないのですが、今年よりできの悪い年でも1日でできなかったような気がします。
稲刈りが終わり一安心なのですが、脱穀機を移動中、キャタピラがはずれ、一難去ってまた一難です。
キャタピラが外れるとそこから動かないので、暗くなったので畑の中の道の真ん中に置きっぱなしで帰ってきました。
明日は朝からまた機械いじりです。 -
稲刈り二日目。
今日は別の稲刈り機を、娘の旦那のじゅんぺいが持ってきてくれ、なおかつ刈り取りまでしてくれました。
一番大きな1反半の田んぼの稲刈りと,昨日刈り残した5畝の田んぼを刈ってくれました。
一時は全面手刈りを覚悟しましたが、何とかなりました。
明日は最後の1枚を手刈りで終わらせます。故障中の脱穀機が直りました。
25年以上前の機械なので、部品が全国で2個しか残ってなかったのですが、その部品で直りました。
新しい機械を買わなければならないかもと考えていたので助かりました。
1日で閉塞状況が打開されました。
これであさっては麦の脱穀も出来ます。
ともかく機械には泣かされます。
そうかと言って機械無しでは体が持ちません。
昔の人は偉かったのです。
しかし昔の人は直ぐに体がボロボロになっていたと思われます。
げたも体はボロボロです。
きつい仕事は長時間出来ません。
手伝いの人たちのおかげで何とか農業を続けていけてます。
自給のものだけなら、今でも自分たちだけで何とかできるでしょうが、売るものまで作るのはもう無理です。
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