• 2015年11月6日

    菊芋の収穫。

    ほぼ1日かかりました。
    菊芋は掘るだけです。
    昨年掘った残りの芋で今年も出来ます。
    作物の優等生です。
    みんなこうだったら楽なんですけど。
    こんな簡単でおいしくて、なおかつ健康にいい。
    是非菊芋を栽培してください。
    買った菊芋を、春に植えるだけでいいのです。

    げたは庭仕事。
    しだれ桜の枝を上に伸ばして止める仕事。
    結構大変なのです。
    枝の先端がしだれてるので、棒を立て、その棒に枝の先端を結びます。
    このまま何年か置いていると、枝は上に上がったまま太くなります。
    普通は大きくなった枝垂桜ではやらないのでしょうが、あまりにも強いしだれ性の桜なので強引に真ん中を3箇所ほど持ち上げました。
    高いうえに不安定な場所での作業なので恐怖です。
    3年ぐらいすると、安定した樹勢になるでしょう。
    しだれの花木は大きくするまでに何回もこの作業を繰り返します。
    何もしないと前々上に伸びていかないのです。
    種類によって楽に出来るのと、手間がかかるのがあります。
    きれいなしだれ桜を見るのには、結構手間がかかるのです。

    みょうがが枯れたので、枯れた茎を集めました。
    今年はみょうがの茎でぞうりを作る予定です。
    マコモでも作ってみようと思っています。
    昨日はニンジンの収穫、その前もニンジン、その前は大豆とケツメイシ。
    毎日収穫です。

  • 2015年11月3日

    今週はイベントが二つ。

    土曜日の夜にライブの食事のお店。
    日曜日は産業文化祭で八百屋の出店。
    州に2回のイベントはきついです。
    イベントは当日だけではすみません。
    準備と後始末で2日は本来の仕事は出来ません。
    2日連続はもうどうすればいいのか分かりません。
    大鹿村はライブが本当に多いのです。
    今日もライブがあるのですがさすがに行けません。

    仕事はニンジン、ネギ、白菜の収穫。

  • 2015年10月31日

    明日は陽だまりマーケットに出店します。

    今日は出店の準備で野菜を取りに行き、その後は荷物を車に乗せ、その他の準備。
    秋の陽だまりマーケットは、八百屋と食事の店の2店の出店なので準備が大変です。
    今年は暖冬なので畑にまだたくさんの野菜が残っています。
    月曜からは残った野菜を順次収穫していきます。
    白菜がまだ大部分が結球してません。
    ダイコンも2段目が大きくなってません。
    それでも収穫は収穫です。
    あまり遅らすことは出来ません。
    1週間後の産業文化祭でも出店するので、それまで畑においておきたいのですが、気温しだいです。

    今日は他に干し柿の柿の皮をむきました。
    今年は柿のなりが少ないので、たくさんはありません。
    柿の木はまだ小さい木ばかりなので、干し柿をたくさん作れるようになるのはまだまだ先です。
    何しろ柿8年です。
    時間がかかります。

  • 2015年10月27日

    タカキビの収穫。

    タカキビを収穫しました。
    霜ですべての雑穀類はすでに枯れています。
    総じて雑穀類は収量は悪いです。
    夏の悪天候のために半作くらいのものが多いです。
    ほとんどの作物は成長が遅れ気味です。
    白菜の大部分は未だに結球してません。
    今年は白菜は売れないかもしれません。
    キャベツも半分くらいがまだ収穫でき無い状態です。
    ダイコン,カブは種まきを早めてるので何とかなりそうです。
    気候が比較的暖かなため、といっても寒いのですが、収穫時期が遅らすことが出来そうです。
    1週間収穫を遅らせることが出来れば、収量は20パーセントぐらいは上がると思われます。
    収穫を遅らすと作物が凍って全滅の可能性もあるので、これはこれで大変なのです。
    どこいらで収穫するかがポイントなのですが、判断は非常に難しいのです。
    過去に何回も全滅してるので、半分くらいは収穫してから、残り半分で様子を見ます。
    少し凍るまで我慢するのは胃に悪いのですよ。
    種まきを早くすると虫と病気でやられてしまうのであまり早める事もできません。
    早く収穫できたとしても保存が利きません。
    難しいですね。

    今日のほかの仕事は金時マメ、大豆、ほうき草、ゴボウ、エゴマを収穫しました。
    漬物用の高菜も取りました。
    明日は高菜を漬けます。
    高菜も少しは霜に当てたほうがおいしくなるので霜には当てますが、あまり強い霜だと周りの一番大きな葉っぱから枯れていきます。
    強い霜に当たった高菜は葉っぱから水分が抜けてスカスカの漬物になります。
    今年はまあまあです。
    一番端っこの葉は少し痛んでいます。
    全体でも少し痛んでるかもしれません。
    漬けて、出来てから食べてみないとわからないところもあります。
    漬物もあまり早く漬けると、暖かさのために急激に古漬けになってしまいます。
    高菜は暖かい所の作物のために、寒い所はむいてないのです。

  • 2015年10月26日

    トウモロコシの獣害対策用の柵の撤去、ヒエの脱穀2回目。

    は朝からコキビの刈り取り、うるち粟の刈り取り、金時マメの収穫、トマトの収穫、午後はヒエの脱穀、げたはトウモロコシの柵の撤収。
    ふりだしではアワはうるちとモチを栽培してます。
    うるちは普通の食べる用、もちはモチ用です。
    コキビはモチ、ヒエとタカキビは不明です。
    うるちのものを餅にするときはもち米を半分混ぜてモチにします。

    トウモロコシの柵は電柵4段、の後ろに獣害用の網を張って2重にしてます。
    別の畑は下にトタンの古いものを張り巡らし、その上を網を張ってます。
    両方とも今の所獣害はありません。
    トウモロコシは連作が出来ないので、これらの設備は毎年くみ上げ、毎年解体します。
    大変な作業ですがこれら無しでトウモロコシの収穫はありません。
    お隣の何にも対策して無い畑は毎年出荷する量より食べられる量の方が多いです。
    大変な作業であり、また経費もかかりますが、半分以上も獣にやるわけには行きません。
    またこの時間と経費のために作物の値段を上げることは出来ません。
    お客には関係ないのです。
    多くの産地では獣害対策無しでトウモロコシはできます。
    対策しないと作れない産地は、ただ負けるだけです。
    経費が多くなってもその経費を作物の値段には転化できないのです。
    人口が少ない地域ほど獣害は多いのです。
    それゆえ、人口の少ないところはもっと人口は減ります。
    政府は過疎地を切り捨てようとしています。
    地方創生とは名ばかりで、政策の多くは過疎切捨て策です。
    弱者はそり弱者になります。
    弱者切捨てです。
    資本主義ではこれは当たり前です。
    何しろ儲けた人の勝ち、強いほうの勝ちなのです。
    そのために色んな規制があるわけです。
    資本主義に規制は必要なのです。
    そうしないと強い人たちが暴走します。
    規制緩和というのはこういうことなんですよ。
    何にも知らない街の人達は規制緩和といえばいいことのように思っていますが、弱者にとっては強いものとハンディ無しで闘えというもので、戦いになりません。
    これから地方の多くの場所で、地域がボロボロになっていくのです。
    資本主義の暴走です。
    これ以上地方をぼろぼろにして、日本はどのような未来を望んでいるのでしょうか。
    街に住む人たちは、自分たちだけで生きていけると思ってるみたいですが、国土の自然が荒廃すると,街にも影響は大いにあります。
    田舎無しで街は存続できません。
    そのうちに分るでしょう。
    いまは街のライフをエンジョイしていてください。

  • 2015年10月23日

    足踏み脱穀機でヒエの脱穀。

    足踏み脱穀機の登場です。
    雑穀類は基本足踏みで脱穀します。
    簡単なようで意外とうまくやるのは難しいのですよ。
    それに長時間やるのは大変です。
    何しろ人力は体力が要ります。
    ドラムを足で回すのですが、この回す速度が大事です。
    遅すぎると落ちなかったり時間がかかります。
    早すぎると穂だけ飛んで行ったり、葉っぱなどが増えてしまいます。
    穂だけ飛ぶと、最後のふるいの作業で穂から実を落とさなければなりません。
    ふりだしでは基本二人一組での作業です。
    ふるいは2種類の目の大きさを使うときと、1種類のときがあります。
    ヒエは中くらいの目一つでやれます。マメなどは葉っぱとか茎とかが多いので最初に粗い目のふるいを使い、その後に細かい目のふるいを使います。
    土が混ざった場合は、もっと細かな目のふるいを使います。
    ふりだしには約10種類のふるいがあります。
    大きなふるいは結構高いので、5000円くらいだったように思います。
    全部そろえるのはお金がかかります。
    機械の脱穀機は足踏み脱穀機とふるいの作業と、唐箕の作業を一気にやってしまいます。
    手での作業の10倍なんてモンじゃなくて、20倍くらい早いのです。
    機械は馬鹿に出来ませんよ。
    米を3反作ってますが、これを足踏み脱穀機でやると何日かかるか分りません。
    機械でも二日かかります。
    やはり10倍くらいかな。
    はっきりとはしませんが全然違うのだけは確かです。
    足踏みは1反が限度でしょう。
    もちろん世の中にはすごい人は一杯います。
    中には1町歩の田んぼの米を足踏み脱穀機で脱穀してる人もいるかもしれません。
    いないかな。無理だろうね。
    ただ足踏み脱穀機もなれると結構早くやれます。
    ただ一定以上早くやると穂がポンポン飛んでいきます。
    昔は勢いがあったのでやたら早く足踏み脱穀機をやれるのが自慢だったのですが、早いばかりで結構雑にやっていたように思います。
    足踏みのいいところは細かく見てやれるので歩留まりがいいのです。
    機械は基本を外れるとうまく脱粒しませんので、どうしても残ったり飛んで行ったりと、歩留まりが悪いケースが出ます。
    とくに、稲刈り機の調子が悪くて茎の部分の長さがなくて、結束部分に穂がたくさんあるケースもあります。
    これはもちろん足踏みでも難しいのですが、足踏みの場合は止まって何とかするなんて事も出来ます。
    機械は止まれないのです。
    人間も結構機械と一体化するので、止まれなくなるのです。

  • 2015年10月22日

    安くて軽量の籾摺り機。

    今日は午前中は新米の籾摺り。
    籾摺り機は普通は大きくて重いのですが、ふりだしの籾摺り機ミニダップは軽いのです。
    一人で持ち上げて運べます。
    値段は新品で10万ちょっとだったのですが現在はもう少し高くなってるかもしれません。
    最近はミニダップを買う人が増えてきました。
    自分の家にに籾摺り機があると無いでは大きな違いがあります。
    米の保存は基本籾での保存です。
    玄米にすると1年ぐらいしか保存できませんが。
    モミだと最低でも5年は大丈夫です。
    10年保存したモミの米を食べた事もあります。
    大丈夫でしたよ。
    アジは変になってませんでした。
    普通に食べれました。
    ただし、大鹿村は寒い所なので、東京とかでそれだけ保存できるかどうかは分りません。
    大丈夫だとは思いますが。
    玄米でも密封すると50年でも持つそうです。
    モミだと密封すると100年は持つわけです。

  • 2015年10月22日

    最後の稲刈り。

    自然農たんぼのイセヒカリとハッピーヒルを刈り取りしました。
    今年のハッピーヒルはいもち病が半分くらいでました。
    ハッピーヒルはいもち病に弱いのが分りました。
    反対にイセヒカリにはほとんどいもち病は出ていません。
    来年はハッピーヒルは止めて、イセヒカリと古代米のみになります。
    ハッピーヒルは今まで続けていたのは収穫は遅いのですが、収量が多いからです。
    今回いもち病で収量も少なくなりました。
    残るは収穫が遅いだけの米になってしまったのです。
    わざわざ作る価値はありません。
    やはり暖かい所の米は寒い所にはむいていないのでしょう。
    7年やって、ようやく種が大鹿になれて来ての撤退です。
    悔しいですがやむを得ません。
    これからはイセヒカリです。
    収量も多い、収穫もそれほど遅くない、倒れない、病気にも強いとマイナス点がありません。
    特に肥料分の少ない自然農においては圧倒的に出来がいいのです。
    つまりイセヒカリは少肥でもよく取れます。
    このように一つの作物で品種をどれにするかは非常に大事な事です。
    これが全ての作物に言えることでもあるのです。
    固定種の中でどの品種にするか、大事な事です。
    同じ品種を作り続けるとまた問題が出るケースも出てきます。
    自家採取の種の場合はその問題は今の所出てません。
    買った種、特に1代交配の種にはよくあります。

  • 2015年10月21日

    倒れていた最後のヒエの刈り取り。

    このヒエの刈り取りで緊急の仕事が終わりました。
    8月のふりだし祭りの前からというより、4月からひたすら追われ続けていた仕事がようやく平常に戻ります。
    少しは余裕ができればいいのですが、冬前はとてもじゃないけどゆっくりなんかできません。
    何しろ畑が凍って仕事が出来なくなるまでにどれくらいやれるかですから。
    つまり完璧に全ての仕事を終わらすことは不可能なのです。
    先に延ばせる仕事を先送りにしながら、何とか畑の作業を出来るだけやるだけなのです。

  • 2015年10月20日

    サツマイモの収穫、麦とコキビの脱穀。

    サツマイモの収穫2回目です。
    雨が多かったわりにはまあまあの収量です。
    げたは脱穀、最初に古代麦、次はこうのす麦、その後にコキビを脱穀しました。
    物が変るたびに脱穀機を掃除しなければなりません。
    米の脱穀後に掃除をしていなかったので、都合4回掃除をしました。
    これが時間がかかるのです。
    掃除をしないで脱穀すると次のものに前の脱穀の残りが混ざってしまいます。
    後で選別するより、1回1回掃除をしたほうがまだ楽なのです。
    それでも古代麦もこうのす麦も種取り用なのです。
    こういうことに疲れてきました。
    種の保存の為にだけ栽培してるものが結構たくさんあります。
    後に続いて保存してくれる人たちが増えれば、種類を減らせるのですが、一向に種の保存に熱心な人は増えません。
    種の保存の重要性を認める人は多いのでしょうが、実際やってみると本当に手間なのです。
    種の保存用なのでたくさん作りません。
    少しづつ作り、別々に脱穀しなければなりません。
    それでも種の保存は、いざというときのためにやめることはできません。
    そもそも雑穀類は作るだけでもそんなに多くの人が作るわけではありません。
    雑穀類が減ったのは手間が大変なのが大きな理由です。
    脱穀しても後の精製にまた大きな手間がかかり、またやり方も色々です。
    とてもじゃないですが販売するには手間がかかりすぎます。
    自給に直すと100円以下になります。
    これではやる人が減るのは当たり前です。
    もちろん一つの雑穀類だけに特化して大量栽培すれば、採算は取れるようになるとは思います。
    それが出来ないのはつらい所です。

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