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スノコを作る。
お風呂のスノコが壊れ始めてから1年以上、あれこれごまかしながら使ってきたのですが、これ以上このまま使うとやばいねとなってから、まだグズグズ使い続けてきましたが、さすがにこれ以上は無理かなと思い、今日新しいスノコを作りました。
スノコは一般的に板は薄いです、薄いから少し痛んできたらすぐに折れてしまいます。
そこで、よせばいいのに思いっきり厚い2バイ4の厚い板でスノコを作りました。
出来てから運ぼうと思ったら、なんとすごく重いのです。
スノコの板が薄いのは、一に軽いからなんですね。
また一つ勉強になりました。
作ったスノコは重かったけど、何とか引きずって風呂場まで持っていきました。
スノコを作るときは薄い板を使うことを推奨します。 -
ヤギの発情。
ヤギが発情したのでオスヤギの所に連れて行きました。
まだ子ヤギで生まれたのが遅かったので、今年はもう発情はあきらめていたのですが、何とかなるかもしれません。
オスヤギは大きいので、子ヤギに3倍近くの大きさのオスヤギが乗るという恐ろしい情景です。
オスヤギの所有者は不安なので1泊させてくれとのことで、ヤギは預けてきました。 -
薪作り。
毎日薪作りをしてます。
薪作りの前に、まず、古い薪を移動します。
薪は乾燥してないとうまく燃えません。
屋根下で乾燥させるのですが、あたらしい乾燥してない薪を新たに作る場合、一番奥から新しい薪を積むために、古い薪を移動します。
これがまだ終わっていません。
薪はなくなったら新しく割ればいいというものではないんです。
割ったばかりの薪は使えません。
萌が悪いし、すすは出るし、火力はないしで、割りたての薪は使えません。
昔は薪が全部なくなって、割っては焚きなんてこともありましたが、今は薪の保存場所が広いので、1年分くらいを屋根下の薪置き場に貯めておくことができます。
それでも暖房から煮炊き、風呂まで薪でやるには全然足りません。
薪を使うのが一番必要なのはお風呂です。
これはもう全然違うのです。
薪でたいたお湯と、灯油でたいたお湯は別物です。
しかし現代ではその違いさえ分からない人たちばかりです。
暖房でも。薪と灯油ストーブの違いが分かる人はそういません。
電気だけはさすがにわかるとは思いますが、これも分からない人は分からないでしょう。
この様に薪は大事なんですが、薪作りはハードな仕事なんです。
まず山に行って、気をチェーンソーで切って、車まで運んで家まで持ってこなくてはなりません。
最近は木は切りません。
山には枯れたり、台風で倒れたり、また間伐してそのままとか、家を作るときに無計画に切った木とか、大量に木が倒されたまま転がってます。
今日は間伐したヒノキを集めてきました。
もったいないもんです,木を大量に輸入してるのに、間伐した木は切ったままです。
こんな木を薪にしてもいいのかなあと思いながらも、適当な太さのヒノキは薪としても優秀です。
この間伐材が終われば、この後は無計画に切り倒したカラマツが自分の所の山に有るので、それを玉切りして出します。
山から木を出すのはどうしても冬の仕事になります。
昨年は雪が無かったので楽でしたが、今年は雪で滑りやすく、尚且つ凍っているので作業は疲れます。
72歳のげたですが、チェーンソーを持つと、仕事は若い時と同じスピードでやります。
機械の問題は機械に引きづられてしまうのです。
チェーンソーはその音でテンションが上がるので、よけい仕事のスピードは上がります。
問題はその疲れが若い時に比べてなかなか抜けないことです。
重いものを持つのには苦はありません。
毎日重いものを持つのは筋肉の鍛錬だと思ってるので、それほど気にはなりません。
しかし、仕事が終わってからの疲れは、やはりけっこう来るのです。
まあ、あと10年ぐらいは大丈夫だとは思います。
大鹿村では80ぐらいでも結構山を飛んで歩くような人もいるんですよ。
飛んで歩くとは、軽快に歩くことですよ、飛びません。 -
怒りには左手で対応。
人が怒るときの代表的なイメージは右手のこぶしです。
右手にこぶしを握ると、怒りはより攻撃的になるそうです。
反対に左手でこぶしを握ると、これは力が入りません。
右手は前頭葉左に対応してます、左は攻撃性が強くなるそうです。
左手は前頭葉右に対応します、前頭葉右は逃避性が強くなるそうです、当然攻撃性は弱くなります。
覚えておいてください、「怒り」が出てきたら、左手を握る、こんな簡単な方法で怒りが収まるんだったら、大したもんです。
ただしこれは右利きの人だけです。
もっといいのは、怒りから離れることなんですが、こちらは会得に時間がかかります。
とりあえず試してみてください。 -
松枯れ考。
24日に長野県庁に道路についての陳情に行ってきました。
途中拘束を通っていったのですが、松本を過ぎたあたりから長野市までの高速沿いの松が軒並み枯れていました。
枯れた松をカットして薬剤処理をしてるところも一部ありましたが、ほとんどの所は枯れた松が立ったままか、倒れたままでした。
松枯れが始まったのは今に始まったわけではありません。
戦前でも一部ではあったそうです。
本格的に松カレが始まったのは1970年代からだそうです。
そしてなんと恐ろしいことに、50年以上たって、全然効果のない薬剤をまだ使い続けているのです。
この薬剤が効果がないのは松枯れが全然おさまってないことで既に証明されてます。
50年以上全然効果のない対策をするのは何とも信じられません。
これはいかに国の林業政策と、その政策を提言している学者たちの無能を証明してるわけでもあります。 -
餅つきの杵を削る、本日最高気温マイナス4度、夕方の温度はマイナス9ど。
寒いです。
今日は餅つき用の杵を削ってやすりをかけたところで、あまりの寒さにめげました。
マイナス4度の気温の上に風が吹いてました。
指がまともに動きません。
杵は結構たくさんけずらないとダメなくらい押しつぶされてました。
今年初めて杵を削ります。
そもそも、杵を削るなんて知りませんでした。
杵の先はうすに強い力で当たるわけですから、先はつぶれていきます。
これがモチに混ざるんでしょう。
けずったらどうなるのかはやってみないとわかりません。
面倒なので毎年やるのは気が進みません。
餅つきは人気があるのですが、つくのは結構きついのです。
奥さんの情熱で餅つきは維持されてます。
げたはそれほど興味はありません。
雑穀何種類も餅をつく気持ちもわかりません。
モチなんて白餅とアンコ餅で十分だと思ってます。 -
大豆の選別とヤギのエサ作り。
午前中に大豆の選別。
昔は大豆は棒でたたいて、ふるいでふるって、唐箕にかけ、その後に人間が選別してました。
昔と言ってもたかだか4-5年前までの話ですが。
現在は機械で脱穀して、機械で選別します。
当然ですが、たかだか大豆のために専用の機械は買えません。
大鹿村では村が大豆の脱穀機と選別機を買って村民が利用できます。
安い利用料で機械を使うことができます。
村もやる所はやってるんですね。
村議をやってるとよく分かりますが、村の行政もやってるところはやってるんですが、村民はやってるところは見なくて、問題ばかりフォーカスします。
時々役場の方々が気の毒に思うときもあります。
しかし、村の問題は山積みです、根本的に政策の変換が求められているのに、十分対応できてるとは思われません。
一番の問題は外のことを理解してないことだと思われます。
今は特に価値観が大きく変わってきてますが、そのことを十分理解してるとは思われません。
世界も、日本も、村もこれから大変な状況になってくるのにそれを気付く余裕もないのでしょう。
多分役場も野暮用が多いのでしょう。
大胆な改革が求められますが、今のままでは無理でしょう。
来年から起る経済危機で大変になることが予想されます。
経済危機に、食糧、環境、その上村では人口減がますます加速される可能性が大きいです。
陸の孤島の大鹿村では人口減は村の存亡にかかわります。
分かってはいるんでしょうが、対策も難しいんでしょう。
もう少し追い詰められなければ、大胆な改革は出来そうにありません。
げたは申し訳はないと思うんですが、世界の変化の方がもっと気になるのです。
この先トンデモナイことになるんでしょうが、自分に出来ることはただ農業をやって生活するだけです。
少しづつ有機農業の畑と田んぼと、人を増やしていく、これが自分の仕事だと思っています。
人はたくさんのことはできません。
あれもこれもやろうとすると、かえって本来の仕事ができなくなります。
やれることをやる、単純ですがそれしかできないのです。 -
薪をいただきました。
薪が作れないとこの掲示板に書いたら、心配した友人から薪が届きました。
友人とは有り難いものです。
ありがとう。
もう少しで薪にかかれると思ってるんですが、今年中には無理かもしれません。
今年は寒そうだし、山に雪が降ると木を出すのが困難になってしまいます。
早く薪にかかりたいのですが、議会の仕事もまだ1日残ってるし、稲の脱穀もまだ残ってます。
明日は大豆の選別の予定です。
畑はもう凍ってしまったので、終了です。
ヤギのエサ作りも急がないとダメです。
まだまだ忙しい毎日であります。
最近は時々関節の痛みで歩くのが困難な時もあります。
寒いと余計関節にくるのだと思います。 -
「植えない森づくり」目からうろこの新しい林業。本の紹介です。
最近一番の目からうろこです。
皆さんに質問します。
山に木を植えるのは正しいやり方だと思いますか。
多分ほぼ100パーセントの人が正しいと答えると思います。
そこがこの本のすごいところなんです。
常日頃マスコミとか世間では正しいと言ってることは、ほぼ間違ってることが多いから注意するようにと、何回もこの掲示板では書いてます。
そのげたでさえ、この本を読む前までは、「木を植える人」は良い事をしてるんだろうなとつゆも疑ってませんでした。
もちろんイオンの植林とか、一般的な針葉樹の植林は当然おかしいんですよ。
それでも、木を切った後に木を植えるのは当たり前だと思っていました。
なんと、この本は木を切った後はそのままにしておくという大胆な新しい林業を提唱してます。
松枯れはご存じだと思いますが、松枯れに対する薬剤注入はおかしいとは思ってますが、それではどうすればいいのかと問われれば、あれ、そんなことは考えたことはなかったと思いませんか。
松枯れは先進地(この表現はおかしいのですが、先発地のほうがいいんですかね)ではすでに何十年もたってます。
げたも中国自動車道を走ってた時にほぼ全部の松が枯れてるのを見て、須佐マジいなあと思っていました。
この何十年もたった松枯れの跡地ははげ山になったのでしょうか。
なんとほかの木が茂っているそうです。
みどりの山になってるそうです。
ご存じだと思いますが、松が生えてるところは地面にはあまり他のものは生えてません。
特に傾斜地が多いので落ちた枯れ葉は下に落ちていくケースも多いのです。
傾斜地ではないところでも松ばかりの所は松葉が積み重なって、何も生えてないところが多いように思います。
松ばかり生えてるところは、これが昔からそうだったと思ってる方が多いと思いますが、この松林は戦争中から戦後にかけてはげ山にされたところがほとんどだそうです。
はげ山に唯一生えてきたのが、松なんですね。
松、ナラとかのブナ科の木、カンバ類の木は外生菌根が共生している木です。
マツタケで有名なのでご存じだとは思いますが、松とマツタケは共生してます。
松の根っこの表面に菌糸の幕を張って、松の木の養分をもらい、その代わりに松の根っこを保護しています。
小さな裸の菌が根に直接食い込んでいるものは内生菌根菌だそうです。
昔はこの内生菌根菌との共生の木が多かったそうですが、後から入ってきた外生菌根菌との共生の木が、内生根菌の木を駆逐して、広がっていったそうです。
この外生菌根菌の木が松、ナラ等のブナ科だそうです。
その松が枯れ、今ナラが枯れてます、また戦前の状態に復帰しようとしてるのかもしれません。この本は内容が濃いので、すべてを紹介するのは難しいのですが、意外と森はしぶとい、森の木は植林すると問題が起きるが、そのままにするとまた元の森に帰る可能性があるということです。
植林の木は直根が伸びないので倒れやすい、自然に生えた木は簡単には倒れない。
日本の森を守るためには根本的な森林行政の変換が必要なんでしょうが、行政は変わらないでしょうね。 -
冬用のスタッドレスタイヤに履き替え。
昨日の最低気温はマイナス10度、最高気温はマイナス4度。
寒くて少し仕事をして、その後は家に引っこみました。
今日は昨日よりもっと冷えてます。
車のタイヤをまだ冬用に替えれてなかったので、寒いのですが仕事です。
寒いと言って休めるのは1日だけです、次の日からはそんなことを言ってる場合ではないので仕事はします。
雪も降ってるので、いくら4Wの車でもスタッドレスタイヤでないと車は上がってこれなくなります。
もっと降ると、今度はスタッドレスタイヤの上にタイヤチェーンをつけないと車は上がってこなくなります。
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