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優秀な小道具。
498円で買った、苗を植える道具です。
名前は忘れましたが、苗を植えるときに穴をあけて中の土を一緒に持ち上げてくれます。
これで簡単に植穴があきます。
今までは手で穴を掘ってたのですが、手は痛いし、穴はすぐに崩れるしで、時間がかかってました。
2万円少しでいい定植機はあるのですが、この道具は安いのに十分な実力です。
この道具は持つところがプッシュ式になってます。
下のほうは丸い筒で下のほうが細くなってます。
この道具を定植するところに押さえて2-3回左右にねじりながら押し込むと、筒の中に土が入ります。
そのままあげると土も同時に上がってきます。
持つ部分のプッシュするところを押すと筒の先が開き土は落ちます。
本当に。に優秀な道具ですよ
確か穴あけ君ジュニアか何とか君ジュニアという名前です。
名前は作業の名前だったので、定植君かも。 -
腰が限界です。
無理をして今日も定植をやったのですが、腰は限界です。
しかし、手伝いはいないし、明日からは田植えも始まります。
畑をできるのは私たち二人なのでやるしかありません。
トラクターはまだいいのですが、重いものを持ったり、腰をかがめる作業は本当にきついです。
ぎっくり腰と同じ症状なんですが、テーピングでごまかしながら仕事をしてます。
早く手伝いが来ないと、げたの腰はとんでもないことになりそうです。
きびしいです。 -
人参の種まき。イチゴ、トウモロコシの定植。
マルチの急いでるところを張り終え、遅れていた人参の種まき、トウモロコシの、イチゴの定植をしました。
腰が痛い中げたも何とか頑張ってます。
5月下旬に手伝いがようやく一人来るので少しは楽になるでしょう。
それでもジャガイモさえまだできてません。
田植えがあさってから始まるので、畑はもっと遅れます。
ギリギリのところで何とか仕事を続けています。 -
仕事が進みません。
法人化の混乱と、新しい農機の取り扱いに慣れるためと、手伝いが一人もいない状況で、尚且つげたが腰痛でほとんど仕事ができない、その上雨が多い。
非常に厳しい状況です。
何しろ手伝いは相変わらず来ません。
やむなく、げたが現役復帰するしかなくなりそうです。
腰は養生をすれば、ごまかしごまかし何とかなるのですが、本格的に仕事を始めればどうなるかはわかりません。
それでも仕事はやらなければなりません。
来年のこととかは考えないのです。
大鹿村では当たり前なのです。
みんな自分の体をごまかしながら仕事を続けるのです。
手伝いが来ないからどうしようなどと考えても状況は変わりません。
おかれた状況で最善を尽くすしかないのです。
こういう判断の時も、自分から望んだ人生を生きてるかどうかは大きく影響します。
自ら望んだ人生なので、結果はどうなっても悔いはないわけです。
これは大事なことなんですよ。
本当に自分のやりたいことをやっているかどうか確認するのは簡単なことです。
今死んでも悔いはないかどうかです。
ごまかして人生を生きてるかどうかの見極めです。 -
機と乗用4条植え田植機が来ました。
畔塗り機をさっそく試してみました。
素晴らしいです。
畔ぬりはメーター90円、今日の田んぼは周囲約100メートル、時間は最初で説明しながらとかで、1面をやり、残り3面を約1時間かかりました。
慣れれば1時間でしょう。
1時間で9000円になります。
畔塗はきつい仕事なのです。
一番機械化が遅れている部分でもあります。
この部分の機械化により今までより多くの田んぼで米を作れるようになります。
ただ私たちは規模をやたら拡大することは考えていません。
規模を拡大するとより大型の機械化になります。
これは意味がありません。
規模を拡大して、村の農業人口を減らすことはすなわち村を衰退させることであります。
今の国が進める「人農地プラン」では1法人が20から30町歩の規模です。
こんなバカげた政策を国は推進してるのです。
ばかの一つ覚えのグローバル化のお題目を唱えながら、国の根幹である稲作を崩壊させようとしています。
というより国の農業を崩壊させようとしているのです。
国にとっては大企業のほうが大事なのです。
大企業のグローバル化のためには農業を犠牲にしてもかまわないという政策なんですが、当たり前ですが、いざ食糧危機になれば、いくらお金を積んでも食糧はどの国も売ってはくれません。
食糧は国の安全保障の礎です。
今回の7月の参議院選挙で自民党、公明党、大阪維新の会の連合が勝てば日本はとんでもないことになります。
憲法が改正されればもうどうすることもできなくなります。
自民党の憲法改正案は、明らかに全体主義的です。
国民の主権は大幅に縮小されます。
憲法は普通の法律とは違うのです。
普通の法律は国民が守らなければならないものです。
憲法は為政者が守らなければならない決まりなのです。
それゆえ、全体主義的な自民、公明。大阪維新は何が何でも憲法改正に持っていこうとしています。
7月の参議院ではもう頼りない野党なんて言ってる場合ではないのです。
一人でも多くの人が投票して、自分の意思を示さなければ、その後はありません。
一度憲法が改正されれば、あとは暴力革命で政権を倒す以外の方法がなくなってしまいます。
なんとしても何とかしなければならないのです。
耐えがたきをしのび、積極的には支持することができない野党を支持しなければならないのです。
心配なのは当の半分が憲法改正に賛成の民進党です。
あの党は、早く半分に分けるべきです。
なにしろ半分は自民党と同じ主張の人たちなのですから。 -
仕事ができません。
御柱祭も無事終わり、本格的に畑が始まってるのですが、股関節と腰の両方がだめみたいで仕事ができません。
まだ歩くのは長い距離とか坂以外は問題はなく、作業も軽作業なら何時間かはできます。
これ以上無理をする気はありません。
ただ状況によっては無理をしなければならないかもしれません。
何しろ今年は実習生は一人もまだ来てません。
げたの不徳の致すところではあるので申し訳ありません。
とか言っても来なくなったのは、来ないで仕方がないので、来ないことを前提に仕事の手配をしてます。
仕事は堆肥撒きから始めています。
明日は肥料撒きの機械を借りてくる予定です。
機械はとんでもなく速いみたいです。
人が来ないので、法人化もあるのですが、すべてを機械化する予定です。
トラクターも、畔塗も、代掻きも、田植えも、除草も、稲刈りも、籾摺りもすべて中古か新品の機械に変わります。
今までのふりだしでやっていたような手作業はほぼなくなります。
こういうところが、新しい法人化での実習生は違ってきます。
手作業でやるのはふりだしの居候のみです。
ただ今のところは厳密に分かれているわけではありませんから、今のところの申し込みは従来道理の手伝いと同じです。
本当にそろそろ誰か来てもいいころだとは思うのですが、どうなってるんでしょう。 -
農事組合法人になりそうです。
法人化は大変なのです。
だから法人化したらそれだけで信用がつくのです。
もちろん専門家に丸投げも現在は多くの方々が選択されてます。
しかし、その過程をこなすことが大事だと思います。
簡単に専門家に丸投げして、それでそれからの運営がうまくいくでしょうか。
難しい手続きを自らやって初めて運営の心構えができるのではないでしょうか。
私たちは最初は株式会社を想定していました。
なぜなら、組合というからには何人かの組合員がいなければなりません。
農事組合法人では最低3人の組合員がいなければなりません。
家族経営の延長での組合はあり得ないわけです。
ところが現在的には組合の理念を理解して組合を立ち上げるのに協力してくれそうなのは、私たち以外1家族のみです。
モチろん意思はあっても経済力がないとダメだし、一番大事なのは組合で自分に利益があるかどうかなのです。
私たちの基本的な方針は家族経営の堅持なのです。
組合を作っても利益が少なく負担のほうが多くては仕方ありません。
それに将来的には利益のほうが大きくなる可能性は高いのですが、それも確定されたものではありません。
世界と日本の状況から法人化するしかないといくら言っても、現実問題はどのぐらいの負担でどのくらいの利益があるかです。
この基本がしっかりしてないと組合は存続できません。
今のところ最初の3年年は負担のほうが上だと予想してます。
つまり3年は我慢して将来のために頑張るしかないのです。
これができるのはよほどの決意がなければできません。
当然リスクもあります。
何回もあれこれ迷って、今回はこれに落ち着きそうです。
げたが組合と言い出して3年目でようやく設立直前まで持っていくことができました。
まだまだ落ち着きそうにはありません。 -
TPPと人農地プランで法人化を決心しました。
TPPで日本の農業は大きく変わります。
どのように変わるかさえ予測は困難です。
農産物の値段が最初は低くなる可能性が大です。
現在でも農業の利益は非常に低いのに、もっと低くなるとほとんどの小さな農業者は破たんしていき、離農しかなくなります。
ここに[人農地プラン]が関連してきます。
これにより、農地を中間管理機構を経由して貸すか売るかすると大きな金額が入ってきます。
農地は前は地域の農業委員会の許可がないと売買できませんでした。
ここに中間管理機構という外部の組織が介入してきます。
長野県の場合は県の農業公社が中間管理機構を代行します。
その上、今年から株式会社でも農地を取得できるようになりました。
農業法人も設立に農業者が必要でなくなります。
つまり外部の資本がどオーっと入り込んできます。
小さな農業者はこれに太刀打ちはできません。
まず起こるのは日本の企業による農業、および農地の囲い込みです。
その後に起こるのは、その日本の企業が外資に乗っ取られていきます。
日本の農地が、自国民が飢えていても、外国の企業が利益の高い農産物を作り、外国に売ります。
これはすでに世界のたくさんの国ですでに起こってることです。
こちらも黙ってやられるのを待つわけにはいきません。
最初に考えたのは農事組合法人です。
組合と会社はどこが違うかと言うと、組合は組合員の利益が第一なのです。
組合の利益はそのあとです。
会社はあくまでも利益を追求するものです。
組合の例が農協です。
現在の農協は、組合員が利益を出してなくても組合だけ儲ける組織になってしまいました。
農業者は休みなしなのに、農協は週休2日です。
それでもまだ良心は残ってるみたいで、不採算部門である大鹿村の農協の組織を維持していってくれてます。
最初は組合を試行しましたが、まだ大鹿村の新しい無農薬の農家はほとんどが余裕は全然ありません。
悲しいことですが現在的には無農薬の農業で食べていくのは、この大鹿村では非常に困難です。
組合は必要なのですが、各個人にその余裕は全然ありません。
ふりだし単独で組合を作っても意味がありません。
それで農業用の株式会社の設立になりました。
とりあえずふりだしが引っ張っていって、その後に組合に移行していきます。
正直こんなことはやりたくはありません。
しかし、座して死を待つわけにはいかないのです。
やむを得ない会社設立です。
3年間は赤字覚悟です。
4年目以降は黒字の可能性は大きいです。
無農薬の農産物はこれからもっと求められるようになると確信してます。
私たちの技術も高いものです。
その上に最後の切り札[セイショウ農法]があります。
慣れない法人化でこちらも大変です。
たくさんの新しい機械も購入します。
加工所も作ります。
この上ゲストハウスまでやるんですよ。
いそがしいです。 -
岩沢さんの不耕起栽培、アートテン農法、ラジュウム鉱石農法。
色んな農法を試してみました。
昨年まではEM農法、これは20年以上やってます。
非常にいい農法ですが、少し難しいです。
マナサール菌農法も素晴らしいです。
アートテン農法、ラジュウム鉱石農法はやってみましたが、よくわかりません。どちらの農法もEM農法を超えていないものと思われます。
変わりがわかりません。
つまりすでに、EM農法で十分なレベルに達してるので変化が感じられないのだと思います。
岩沢さんの不耕起栽培は、若い連中がやっていて乗り気なんですけど、今回乗用田植え機を買うことになり、岩沢さん方式の田植機を買おうとしましたが、セミナーをやってる人に問い合わせてみると、うまくいく田んぼとうまくいかない田んぼがあって、なんていう返事でした。
どの農法でも同じです。
本で書いてるようにはなりません。
実際の田んぼ、畑はそれぞれ条件は変わります。
その中でいかにやっていくかです。
農業をやって30年以上になります。
色んな農法を試してみました。
今まではEM農法が最高です。
あくまでも、私たちのケースではです。
それでも現在新しいセイショウ農法にほぼ8割近くを切り替えていってます。
常に新しいやり方にトライする。
これが私のやり方です。
あきやすいわけではありません。
事実EM農法は20年以上かけてここまで完成させました。
それでも今回のセイショウ農法の人参はすごかったのです。
今まで自分の人参に誇りを持っていました。
どこよりもうまいと思っていましたし、自信もありました。
しかしセイショウ農法の人参はうちの人参を超えていました。
この何本化の人参と本と、神谷さんの話で全面的にセイショウ農法に移行します。
楽しみです。
このように一つの農法を試すのにも経験が必要なのです。
農業を始めるばかりの人が、難しい農法にトライするのは結構ですが、経験がないと何がだめかの判断さえできないのです。
それに最低5年ぐらいはそのやり方を継続してからの判断になるのです。
新たに農業を始める人はオーソドックな有機農法から始めることを進めます。
特に(自然農)の人は気を付けてください。
簡単にできるやり方ではありません。
ふりだしでは10年間頑張って続けてきましたが、あまりにも手間がかかりすぎます。
手間の割には収量は少ないのです。
自然農をやる場合はそれ以外にも近所の人たちがうるさいのも覚悟しなければなりません。
1年で田んぼや畑を貸してくれなくなるのも覚悟しなければなりません。
自然農は間違ってはいません。
良いやり方ではあると思います。
しかし難しすぎます。
素人がすぐにできる農法ではありません。
十分に覚悟して始めてください。
やり始めたら最低5年は頑張ってください。
私たちが今回自然農から撤退するのは、自然農でやると世界の半分以上に人が飢えで死んでしまいます。
正しくても生きていけない農法にこだわり続けるわけにはいきません。
あくまでも農薬を使わない、化学肥料も使わない、その上農薬を使ってる人たちと同じ収量を目指します。
どれが一番いい農法だとは言えません。
どの農法が自分の畑と田んぼに向いてるかが一番です。
どのやり方も本で書いてる通りにはならないと思って始めるべきです。
現実は大変ですよ。
私たち無農薬を志す者には、条件のいい田んぼ畑は基本貸してくれないと思っていたほうが良いのです。
現在私たちは30年目にしてようやくいい条件の田んぼや畑が借りれるようになってきました。
一歩一歩周りの農業をやってる方々の信頼を得てようやくここまで来ました。
今回は法人化で勝負に出ます。
30年目で一気に拡大し、機械化していきます。
これは周りの状況で、自分たちが拡大しなければ、また農地を取り上げられる可能性が出てきたためです。
現在国は農業の大型化を進めています。
その反面小さな農業を潰しにかかってきてるのです。
守りに入ってやられるわけにはいきません。
のるかそるかですが自信はあります。
人生1回ぐらいは勝負をしなければです。
今は毎日わくわくしたり、落ち込んだり、激変中です。
主力が若い人たちなのでげたはサポートだけなのが少しさみしいのですが。 -
自給用の畑を広げてます。
げたは仕事としての農業から撤退しました。
ひろみも2-3年後には撤退するでしょう。
家の自給用の畑は1反もありません。
せめて1反無いと自給の野菜は作れません。
家の畑の横はまだ山のままです。
高い木は切ってますが、そのまま放置してます。
この部分を開拓して、畑を一気に倍にします。
20年以上この土地に住んでますが、まだ開拓しなければならないところは半分くらい残ってます。
7200坪は本当に広いのです。
この1年でずいぶん未利用地を開拓しました。
げたは時間は十分あるのでゆっくり開拓していきます。
本当に開拓人生だと思います。4月になっても手伝いは一人も来ません。
対策は取ってるので問題はないのですが、どういう変化なんでしょう。
ただ、塾生がいないのは本当にげたには楽なんです。
迷ってるような人は来ないでくださいね。
田舎の生活は確固たる信念を持って始めても、持続は大変なんです。
迷ってるような人に出来ることではありません。
迷ってる人は結局言い訳を考えてるでしょう。
この期に及んで迷ってるような人に用はありません。
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