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今日もビニールが張れませんでした。
昨日から最後のビニールハウスの作業をやってますが、今日も終わりませんでした。
時間がかかります。
何しろ、初めての大型ビニールハウスです。
部品が足りなかったり、やり方を間違ったりと、なかなか進まないのです。
20万円を払えば簡単に立ててくれるのですが、こちらは意地でも自分たちで立てるのです。
時間は10倍くらいかかるかもしれません。
色々失敗しながら学んでいくのが面白いのです。
簡単でないから面白いのです。
遅れてる割には、せっぱづまってません。
今日は飛び入りの手伝いも来てくれました。
来る予定だった手伝いは来ませんでした。
この仕事が終われば何とか仕事の遅れは少しましになります。
軽トラの冬タイヤもまだ変えてません。
コンニャクもまだ植わってません。
まだまだ仕事は詰まってます。
緊急の仕事がひと段落というだけです。 -
玉ねぎとニンニクの収穫。
今日収穫したばかりのニンニクの単語がしばらく思い出せませんでした。
やばいよね。
玉ねぎは一部の日当たりが悪い場所で大部分が冬を越せなかった部分を除いて、結構収穫できました。
ふりだしでは安全のために何か所にも分けて栽培します。
玉ねぎは大鹿村では作るのが非常に難しいものです。
種の薪時が早いと春にトウが立ちます。つまり種ができます。
トウが立つと玉ねぎは太りません、おまけに保存はできません。
種まきが遅いと苗が大きくならないうちに冬になって、苗は冬を越せません。
最近は冬が来る時期が異常で、冬も異常なので、よけい冬越しは難しいのです。
雪がないとかえって、玉ねぎは冬が越せません。暖かいところでは問題なく作れる玉ねぎがここでは非常に難しいのです。
小麦なんかも最近は冬がうまく越せないので、春まきしかしなくなりました。
今年の冬は新しく始めたセイショウ農法なので、玉ねぎを大幅に増やします。
地元ではほとんど野菜は売れないので、街に出荷するしかありません。
街に出荷するのには日持ちがしないとダメなのです。
ジャガイモと玉ねぎ、それに人参を増産するのはその為です。ニンニクは2種類作ってます。
一つは皮が少し赤みがかったやつ、これはなまではきつくて食べられません。
昔ながらのニンニクです。
もう一つはスーパーで買った中国産のニンニクから始めた白いニンニクです。
こちらは味が控えめです。
今年から街まで売りに行きますから、赤いほうを増産する予定です。
今の日本のニンニクはほとんど白になってしまってます。
街ではかえって赤のほうが受けるのではないかとおもわれます。明日からは手伝いが二人来る予定です。
彼らはどういう人かもわかってません。
友人が連れてくるので受け入れることになりました。
長くいてくれればいいのですが、どうなるのでしょう。前にいた若い男性は沖縄に帰りました。
仕事が止めれればまた来てくれるそうです。
彼は若いのに頑張ってくれたので、また来てくれるといいのですが。
相変わらず、仕事は遅れ気味です。
これから、ブルーベリーのシーズンですが、ブルーベリーを取ってる時間があるかどうか。
家の仕事が全然できません。
どうしても家の仕事とか、自給用の物にしわ寄せが行ってしまいます。
コンニャクをまだ植えれてません。
ハウスも骨ができたままです。
ハウスは早くビニールをかけないと、トマトに病気が出始めてます。
最近のトマトの大部分はハウスか雨よけ栽培でしかできません。
ハウスを作るのは全然簡単ではないんですよ。
特に大型のハウスは、小型とは違う世界なのです。
設備を根本的に変わります。
近くのトマトのハウス栽培を見に行っては、それを参考にやってます。
トマトのハウス栽培が、法人化の後の畑の稼ぎの主力にする予定なんですが、何しろ手伝いはいないので、今までの仕事だけでもやりきれていないのに、その上新しい仕事をやらなければなりません。
何事も新しいことを始めるのには困難は当たり前なんでしょうが、それにしても疲れます。 -
草は恐ろしい。家の畑がジャングル化。
出荷用の畑と田んぼに追われて、家の畑のうち上の畑が、久しぶりに行くと草で前進できません。
コンニャクを植える予定だったのですが、その場所まで草を刈りながら前進していたのですが到達できませんでした。
作物もあるので草を刈るスピードは速くありません。
せっかく草を刈るので、ヤギのエサにするためコンテナに入れて、ヤギ小屋まで持っていくので余計時間を食います。
田舎生活で一番大変なのがこの草刈りでしょう。
敷地が狭い下の家が混んでる地域の人は問題ありませんが、上の畑も付いてる家を借りた人は広い場所を草刈しなければなりません。
急な斜面は草刈も命がけです。
1年に何回も刈らなければなりません。
畑にすると今度は草を抜かなければなりません。
家の管理をする人がいなくなると、家はすぐに廃屋になってしまいます。
ヤギがいるとヤギのエサを刈ると思えばまだいいのですが、ただ刈ったり抜いたりしなければならない人たちは本当に草が大変だと思います。
年を取った人たちにとってはこの草刈りができなくなってしまうのです。
草刈ができなくなると家の維持は放棄しなければなりません。
庭とか畑が広いのはいいのですが、草刈りも半端でないんですよ。 -
醤油絞り、2番まで絞りました。
醤油の麹を作り、醤油の仕込みと同時に醤油も絞ってます。
ふりだしでは、古い醤油搾り機を使ってます。
醤油搾り機は四角い箱の一番下に溝があり、中心から溝を伝って醤油が落ちてきます。
醤油はもろみを丈夫な布で作った袋に、小分けします。
一袋にたくさんもろみを入れるとうまく搾れません。
一箱に9枚の袋を使います。
絞ったかすは5ミリもないくらい薄くなります。
1日かけてゆっくり絞ります。
今日は黒豆とヒエで作った醤油を搾りました。
醤油搾り機は次々みんなに回って使ってます。
搾る袋は箱より幅を狭めなければなりません。
幅が広いと上から蓋をして、その蓋に圧力をかけるのですが、ふたは当然ですが、箱より小さいので、その蓋の周りから袋の一部が上がってきて詰まってしまい取るのが大変になります。
醤油作りは本当に大変です。
早く村に醤油屋さんを作りたいものです。
どなたか大鹿村で醤油屋をやりたい人はいませんかね。
味噌屋も油屋もこれから開業してもらうつもりです。
村外資本に取られている、あらゆる仕事を村に取り返します。
グローバル資本も日本の大手の資本も共に村を搾取してる点では同じです。
これからの村は、独立国の気持ちで産業を考えていかなくては、村は崩壊していくだけです。
大鹿村を健康にいいモノしか作らない自給自足の村にしていきます。
多くの方の参加をお願いします。
ふりだし塾は新しく入って、新しい仕事、もちろん無農薬の農産物を使ったが基本ですが、新しい仕事を立ち上げていこうとする人たちを支えていくつもりです。
この大鹿村を自給自足にするのを運動にはしません。
それぞれが自由にやりたいようにやり、助け合いながらやっていけばいいと思ってます。
喧嘩もして、失敗もして、何でもありの面白い村になればいいなと思ってます。 -
畑の種まき、苗の定植、支柱が終わりました。醤油作りが始まりました。
昨日で遅れていた苗の定植、種まき、支柱作りがほぼ終わりました。
何とかここまで来ました。
無理をしているのであちこちほころびてます。
急を要してないものは皆ほうっておいたままです。
ブルーベリーは草の中に隠れてしまいそうです。
便所は満杯であふれそうです。
馬の堆肥も出せてません。
ましてや馬の爪を切ったり、ブラッシングなど全然できてません。
田んぼの周りも草が刈れてません。
風呂の薪もほぼ品切れです。
手伝い一人でなおかつ新しいことばかりでの今年の田んぼと畑でしたが何とかここまで来ました。
げたの腰はほぼよくなりました。
一時はこのまま歩けなくなるのではと思ってました。
それでも仕事はしなければなりませんでした。
気が付けばほぼ痛みはなくなりました。
運がよかったのでしょう。
今日から醤油作りが始まりました。
まだまだ1年分の醤油には少し足りません。
早く村に1軒醤油屋を作らなけネバなりません。
味噌屋も、油屋も、その他いろんな仕事を大鹿村に取り戻さなくてはなりません。
大鹿村1村での自給の確立までの長い道のりのスタートでもあります。
ふりだし単独での自給は終わりました。
単独での自給は限界があります。
こんなに忙しい人生は望んでいません。
搾取が無くなり、村のコミュニティーがうまく回れば、もっとゆっくりした人生が送れると信じてます。
残りの人生でどこまでいけるかはわかりません。
なにしろ、こちらは始めればいいだけです。
後はどうなるかは、知ったことではありません。
それぞれの人が、それぞれの役目で動いてゆくでしょう。
どうしたいとか、どうなって貰いたいとかが無いので、どうなっても仕方がないのです。
最終的に面白ければいいのです。
数奇に賭ける人生です。
乙をもっと進めた[丙]の生き方。
[丙]を極めたいものです。
乙がここまで落ちた現在、丙こそ真の数奇です。
甲は心底きらいです。
笑いのない人生、遊びのない人生は考えられません。
ここまで、行く所まで行った今のご時世に、まじに立ち向かっても何もならないでしょう。
不真面目に抗います。 -
お茶の木の定植、花豆の支柱。ぬきさし君、種まき機の評価。
午前中はまずイチゴのカラス対策。
細い透明な糸をイチゴの上の人間が歩くより高い位置に張り巡らします。
密度はそれほどでもなくていいです。
カラスは見えないのに引っかかるので用心してこなくなります。
その後お茶の定植。
アベちゃんが一番寒さに強い品種を持ってきてくれました。
ふりだしのお茶の木は日本で一番高い高度にあるお茶の木だそうです。
ふりだしは1300めーたーなので、次は1500メーターの大池の畑でお茶を植えてみるのも面白いと思います。
ただ、高度が高いところのお茶がおいしいかどうかはまだ不明です。
ほとんど飲んでませんから。
アベちゃんから収穫して夜に月の光に当てたお茶がおいしいのを聞いて、次の満月に試してみます。
お茶の芽を摘んで月の光に一晩当ててその後の乾燥するだけでいいそうです。
お茶は精製がうまくできないので、今まで摘んだことがなかったのです。
摘んだ葉っぱをそのまま干してもそれほどおいしいお茶にはなりません。午後は花豆の支柱作り。
慣れてきたので、半日で1列終わりました。
花豆の支柱はハウスを作るのと同じ手間がかかります。
小型ハウスにビニールの代わりに網をかけるだけの違いなのです。
当然手間はかかります。
花豆は手間がかかりすぎるので今年は減らしました。
こんなの誰も作らなくなるのは当たり前です。
その上台風が来たら全滅まであるのです。
何年かに一度は台風で支柱は倒れてしまいます。
花豆が全滅するよりもっと大変なのは、後始末と、支柱がダメージを受けて使えなくなるものがたくさん出ます。
法人としては不採算の作物はやめたいのですが、うちの奥さんのこだわりの豆なので1列だけ妥協しました。
支柱作りに「ぬきさしくん」が活躍してます。
支柱のパイプにつけて力をかけることができるために、手だけで刺すよりより深くできます。
こんなに便利な道具があるのを長年知りませんでした。
今年導入したどうぐたちの中で、高い評価を出せます。
種まき機はそれほど速く撒けませんでした。
熟練の人間はたねまききよりも早く種をまけます。
新人君は種まき機を使ったほうが早いです。
雨の時に種をまけるのは、種まき機の素晴らしいところです。
人力種まき機は、種の所がカバーされているので雨でも種まきができます。
今までは雨の時は傘をさして種をまいていましたが、指先がぬれると種がくっつき時間がかかってました。
種まき機は1-3粒づつ落ちていきますから、指先がぬれていても大丈夫なのです。 -
田んぼの除草の新兵器の結果。
ミニエースは楽で早くできるようです。
アイガモンは使い方がいまいち掴めなく、いまのところはあまりよくないみたいです。
アイガモンは地面に接地した状態で使えないと、長時間の仕事はできません。
地面に置いて使うと深くもぐりすぎて負荷がかかりすぎるそうです。
少し田んぼを干して、地面を固くすればうまく使えるかわかりません
単純な機械ほど使い方をマスターするのに時間がかかります。 -
ハウスの外側が完成しました。
筋交いを入れ、何とか終わり、地面を起こして畝を立てました。
これでトマトの苗を植えることができます。
トマトの苗は大きくなってしまったので、植え傷みがある程度でます。
トマトの収穫は大分遅れるでしょう。
イチゴがカラスに食べられるので、透明な糸を張り巡らしました。
意図は高めに張ります、低く張るとイチゴの収穫のたびにかがんで歩かなければなりません。
ヤギの子供が来ました。
隔離する予定でしたが、子ヤギのほうが出ていき、あんずちゃんも攻撃しなかったので一緒にしてます。
子ヤギは親と別れ、あんずちゃんは子のさくらちゃんと別れたばかりなので、お互いにさびしい同士で仲良くなったのかもしれません。
明日まで待たないと、明日はどうなってるかはわかりません。
明日は雨の予報ですが休むことはできません。
げたの腰はずいぶんよくなりました、ほとんどの仕事ができるようになりました。
スロージョギングを心がけてます。
少し時間があるときや、短距離の歩きの時も、家の中でもスロージョギングをしてます。 -
ビニールハウスを作るのは難しいです。
今日からげたもビニールハウス作りに参加です。
げたが時間がなかったので、ほかの人たちに任せてたのですが、細かいところでいい加減にやってたので、部分的にやり直し。
これだけ時間がかかるのだったら、専門の人に立ててもらったらと、農協の職員の方はアドバイスをしてくれたのですが、ふりだしでは時間はやむを得ないと考えます。
自分たちで作って技術をものにしないと、次回からもお金を出して立ててもらわなければなりません。
今日はしげが手伝いに来てくれました。
彼は有給です。
それでも同じグループ内にお金を回したほうがいいわけです。
同じ家族内でのお金の移動と考えればいいわけです。
今回の法人化もグループ内部でお金を回していくのが主な目的でもあります。
できることは自分たちでやって、新しい仕事を作って、自分たちのグループ内部でお金を動かしていきます。
最終的にこの内部のお金の動きを、消費ではなく、ただの移動にします。
具体的には内部通貨になります。
地域通貨よりより小規模の通貨です。
これにより消費税増税に対応するつもりです。
最終的には大部分のものをグループ内部で回していき、外からの物の移動を最小にします。
グループ的な自給自足です。
それを大きくして最終的には地域の自給自足ができるようになれば一番いいのですが、そこまで行けるかどうかはわかりません。
大鹿村を自給自足の村に出来れば一番なのですが、現在的には期は熟していません。 -
ヤギ小屋のドアの修理。
ヤギのサクラちゃんが原農園にもらわれていき、代わりに子ヤギが来るので、ヤギ小屋のドアを修理です。
子ヤギはあんずちゃん親子でないので、大きくなるまでは別の所で育てないとぼこぼこにやられてしまいます。
ヤギはおとなしくないんですよ。
親子でも結構粗く扱うので親子でないときは注意しなければなりません。
4年前に子ヤギを買ったときは、子ヤギは死んでしまいました。
ヤギはドアをすぐに壊してしまいます。
ついでに馬小屋のドアも直しました。
馬のメイちゃんは、イネ科の草が餌の主力です。
しかしイネ科以外のほうが好きなのです。
馬は反すうできないので、栄養価の高い草を食べすぎるとお腹を壊してしまいます。となりのやぎのえさをたべようとします。
馬はドアは壊さないのですが、ヤギが壊してしまうのです。
馬とヤギは隣同士で飼ってます。
お互いに群れを作る動物なので一匹ではさみしがるそうです。
羊なんかは孤独死までするんですよ。
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