• 2017年3月14日

    手の負傷が治りません。

    一度仕事をはじめ、悪化しました。
    今日も仕事を始めようと、木を1本持ったところで、手首の痛みで断念しました。
    何時まで仕事ができないのかはまるでわかりません。
    今年は塾生が今のところ一人もいないので、ナチュラルファームの正従業員予定のてつに仕事に来てもらってます。
    キノコの植菌もやらなければならないし、ハウスも立てなければなりません。
    手がだめだと何もできません。

  • 2017年3月11日

    大鹿ナチュラルファーム実習生募集。

    大鹿ナチュラルファームでは実習生を募集します。
    実習生の給料は月10万円を考えています。
    仕事は9-17時、週6日、忙しい時は休みはありませんが、振り替えで雨の日に休みます。
    実習生の登録は4,8月です。
    冬場の仕事はないかもわかりません。
    条件は
    男女どちらでも可です。
    4月はすでに審査が終わってるので、今回は8月の審査向けです。
    初めに4か月以上ふりだし塾で無休で実習してもらいます。
    その後に実習生としてやれるかどうかを審査してその後い実習生として仕事をしてもらいます。
    実習生用の借家も用意する予定ですが、本年は間に合わないかもしれません。
    何分初めてなので条件等は変わる可能性もあります。
    小さな農家で加工品も作りながらやっていく農家の育成を考えています。
    自給をやりながら少ない収入で生活して良くやり方を教えます。
    審査が4月8月です。
    これは補助金の審査の月です。
    したがって、場合によっては4か月以上の無給の実習期間になる可能性もあります。
    給料を払う以上は最低限の仕事ができないとダメです。
    私たちには仕事ができない人に給料を出す余裕はありません。
    4か月たって審査の結果給料を払う実習生になれないこともあるということです。
    もう一つの条件は大鹿村で就農するということです。
    最近は補助事業も条件がうるさいのです。
    新規就農の補助金のケースでは、補助金を受けてその後その村で就農をしないとか、5年以内に村を出ていった場合は、雇い主がその補助金を返さなければならなくなりました。
    補助金を受けての実習生なので、5年以内に出ていかれると困ります。
    今回の実習生の場合はペナルティーはありませんが、基本村に新しい農家が増えるために補助金は出されているのです。
    しっかり農家として継続する気のない方はこの補助金は受けれません。
    ペナルティーがないと言っても、次の補助金の審査に影響するのは目に見えてます。
    まだあれもしたい、これもしたいと考えてる人は、それをやった後で、もう地に着いた生活がしたいと思ってから応募してください。
    新規就農の補助金を雇い主が返さなければならなくなった背景には、当然あまりにも多くの人が、補助金をもらいながら、その後に離農、あるいは離村してるからなのです。
    田舎で農家になるというのは、大変なことなのです。
    なぜこんなに農家が減ったかというと、大変だからなのです。
    田舎に住む人が減ってるのは、生活していくのが大変だからなおです。
    そこん所を十分に考えて応募してください。
    そのために4か月以上のふりだし塾での無給の実習が終わらないと、有給になれないのです。
    よろしくお願いします。

  • 2017年3月8日

    開拓を再開しました。

    手の負傷で1か月近く休んでいた開拓を再開しました。
    昨日は様子見で約2時間。
    今日は4時間。
    明日は手の状態を見てから決めます。
    今日無理をしたので、手に痛みが出てます。
    けがの後の復帰のタイミングは難しいのです。
    当然ですがゆっくり完全に治るまで休むのは無理です。
    そうかといって、あまり早く無理しても、再発して余計悪くなると何にもなりません。
    今回は一度悪化させてます。
    最初のころに、無理してチェーンソーの仕事をやっていました。
    それで悪化して、結局1か月仕事ができませんでした。
    初めから養生してたら半月ぐらいで治っていたと思います。
    なにしろ、手を痛めてから2週間以上仕事をしてましたから。
    今まで大きなけがをせずに来たのが不思議なくらい、危ない仕事が多い山奥の生活なんですが、ここ2年連続して1か月以上仕事ができない状態が起こってます。
    多分年のせいもあるんでしょう。
    大鹿村では80歳を超えたじいちゃんでも結構無理な仕事をしてるのです。
    げたは隠居希望なんですが、状況は非常に厳しく、忙しくなるばかりなのです。
    建築もまだまだ終わらなくて、死ぬまで建築を続けることになりそうです。
    田舎のいいところは、やる気さえあれば仕事はいくらでもあることです。
    年を取ったからと言って、ゆっくりのんびりなんてのは山奥ではないのです。
    それがいいのか悪いのかはわかりません。
    仕事があるのでやるだけです。

  • 2017年3月6日

    腐らない肉の作り方。

    猟師の肉は腐らないの中に載っている方法を紹介します。
    灰燻しと言うそうです。
    北の東北のマタギからお父さんが教わった方法だそうです。
    本ではウサギを使ってます。
    まず、ウサギの皮をはぎます。
    これは簡単です。
    ウサギの皮は本当に剥ぎやすいのです。
    次に穴を掘ります。
    直径40センチ深さ50センチの穴です。
    ウサギの内臓を取ります。
    先がワイ字型の枝を取ってきます。
    先が二股に分かれている枝のことです。
    この枝をウサギの肛門から突き刺し、中で回すとすべての内臓がくっついて出てくるそうです。
    ウサギの解体で一番の問題は、内臓の中で(尿ぶくろ」を破らないで取らなければなりません。
    この方法はよほど熟練しないと尿袋を損傷する可能性が大きいです。
    尿袋が敗れると臭くて、肉を食べれなくなるほどになります。
    慣れてない人は普通の解体をお勧めします。
    穴を掘ると、クヌギの葉っぱを大量に集めます。
    枯葉6に、生葉4の割合です。
    穴の底に混ぜ合わせたクヌギの葉っぱを厚く敷きます。
    厚く敷いた葉っぱの上にウサギを置きます。
    その上にまた生葉と枯葉の混ざったものを厚く入れます。
    最後の上の方は枯葉だけ入れます。枯葉は土饅頭のように盛り上げます。
    そこに火を焚き始めます。
    その後の火の加減が大事そうです。
    弱いと生、強いと焦げてしまいます。
    まあこれは1回では難しそうですね。
    簡単な買った肉の塊か、魚で10回ぐらい練習したほうが良いかもしれません。
    棒を使って、周りのよく燃えた部分を中に押し込んだり、棒で空気を入れたり、下のまだ燃えてない部分を少し移動したり、火が弱くなると枯葉を足したり、ここいらはこういう経験のない人たちには、非常に難しいでしょう。
    まず簡単な、魚を穴に埋め、その上で火をたく原始的な調理法ぐらいからスタートしたほうが良いかもしれません。
    この場合も火の状態と時間は、大事だと思います。
    1時間ぐらい火を燃やすと、最後はその灰を掻きだします。
    フキの葉っぱを取ってきて、フキの葉っぱの上に焼けた肉を乗せます。
    最後に肛門から灰を詰め込みます。
    口からも、肉の周りにも灰をまぶします。
    これで何年も腐らないそうです。
    難しそうですね。
    応用は出来そうです。
    今時分は実用的ではないので、この技に熟練しても、使う時が来るかどうかはわかりません。
    実際のサバイバルでは、肉を確保したら、それをどのくらい長く持たして食べていくかは絶対に必要なことでしょう。
    保存の技術がないと、食べ物の確保の波が大きいサバイバルでは生きていけません。

  • 2017年3月6日

    猟師の肉は腐らない。

    小泉武夫。新潮社、1400円。
    これぞ本当の自給自足。
    隠れた名著です。
    蝉の取り方がすごい。
    冬にドジョウを取るやり方もすごい。
    カブトムシの幼虫も食べます。
    当然ハチの子も食べます。
    洞窟の掘る場所と、中を乾燥状態に保つ方法。
    土の中で作る納豆の作り方。
    そして最もすごいのが腐らない肉の作り方。
    この方法はすでに絶滅している可能性が大です。
    福島の山奥で一人で住む「義っしゃん」のおはなしです。
    紙モチなんてのは初めて聞きます。
    紙モチは食べるものが無くなった時に、木の皮とか小枝でつくる救荒食です。
    今は手に入らないかのしれません。

  • 2017年3月5日

    福寿草の花が咲きました。

    春が始まりました。
    周りはとても春ではないのですが、何はともあれ着実に暖かくなってるのでしょう。
    地面はまだ凍っています。
    ハウスを建てるために畑を拡張しなければならないのですが、いつから仕事ができるかはまだわかりません。
    手の負傷もまだ治っていません。

  • 2017年3月3日

    人はサルから進化した論。

    これは教科書に載ってるかどうかは知りませんが、よく、サルが人類にまで進化する過程とか何とかで、サルからだんだん人類に近い姿になって、最後は人類になるなんてのを見た方も多いと思います。
    ダーウィンは「種の起源」で人類はサルから進化したとは書いていません。
    彼はサルと人類は共通の祖先をもつと書いただけです。
    学者の誰もそうは言ってません。
    問題はミッシングリンクです。
    サルと共通の先祖を持つというダーウィンの説も、サルと猿人の間の化石が全然見つかっていないのです。
    そこで、その間の化石は必ずあるはずだけど、今のところ見つかっていないのだけれど、とりあえずあるはずだと言っているだけなのです。
    無いのにあるはずだと言ってるからもんだはおかしな方向に行ってしまってるのです。
    今のところ無いのなら、無いのが前提の論理展開をしなければならないはずです。
    突然人類の祖先は地球に現れた。
    これが普通の論理です。
    ただこの場合、なぜ突然人類が現れたのかの説明は、異星人が連れてきたとか、異星人が地球のサルを遺伝子組み換えして人類を作ったとか、はたまた人類はサルと異星人の交配によって生まれたなんて説も出てくるのです。
    さてどちらが正しいと思いますか。
    げたは、異星人が地球のサルに遺伝子組み換えをして人類を作った説が好きです。
    こんなものどれが正しいかなんて議論する方がおかしいのです。
    ただ聖書とか、世界各地の言い伝えなんかも考慮すると、どうしても異星人が来たとしか言いようがないのです。
    旧約聖書に出てくる神様は、すぐに怒るし、人類に忠誠を求めるし、自分以外の神を信じるなというし、ソドムとゴモラのように、神様のいうことを聞かない人
    たちを子供も動物たちまで皆殺しにするし、盗むな、殺すな、とかいろんな規則を人類に押し付けるのですが、それも自分を信じる人だけで、聖書の神を信じな
    いやつらからは盗んでもいい、殺してもいいなんて言ってるんですよ。
    その後の西洋人の歴史を見れば、この聖書の神様の恐ろしさはわかると思います。
    現在的にもこれは大きな問題なのです。
    世界中の人たちが自分の神様が正しい、他の神様は間違ってると言ってるわけではありません。
    多くのまともな宗教は、他の神様に寛大です。
    聖書の空からやってきた神様は非常に疑わしいのです。
    それなら、寛容な神様を持つ人類はどのように進化してきたのでしょうか。
    それとも異星人も何種類もいて、それぞれの人種ごとに違う異星人がかかわってるのでしょうか。
    正解はわかりません。
    異星人説は限りなく怪しいとしか言いようがないのです。

  • 2017年3月2日

    種蒔き用の土と苗の土。

    種蒔き用の土は鶏糞、牛糞堆肥、山土、砂、灰か燻炭以上を混ぜます。
    比率は鶏糞が一番多くて全体の半分くらい、残り堆肥、山土、砂がほぼ同量です。
    鶏糞とか堆肥の割合は状態により変化します。
    これを混ぜて1年寝かせます。
    種は失敗が許されないので必ず1年は寝かせます。
    苗用の土は、ヤギの堆肥を3-5年野積みにしたものです。
    ヤギの糞には大量の有機物が混ざってます。
    ヤギは恵山半分近くを食い散らかすだけで、食べません。
    その上に床が湿ってきたら藁を敷きます。
    有機物が大部分です。
    これを外に出して、野積みしておきます。
    丁寧に手間をかければ、何倍もの良質なたい肥になるのですが、そのためには屋根下で、3-5回天地返しをしなければなりません。
    それなら野積みなら、積んでおいたらいいだけなので、楽な方を選びます。
    その上最高の苗用の土ができます、土というよりは大部分有機物です。
    種と苗用の土は長く寝かさなければm障害が出ます。
    稲の種まき用の土は買います。
    稲はまだまだ未知の部分が多いので、最初は自分たちで作った土でやってましたが、苗土を買って作ってみると、あまりにも出来が違うので買うことにしてます。
    何しろあれもこれも手作りというわけにもいきません。
    プロなので使用量が多いのです。
    堆肥も自家用ですと手作りも可能ですが、プロは無理です。
    もう少し規模が大きくなると可能です。
    小農は規模が中途半端なのです。
    そのための法人化での組合設立です。
    組合だったら堆肥を自分たちで作ることも可能なんです。

  • 2017年2月28日

    種まき二日目。

    朝、苗床のトンネル内の温度は30度。
    ちょうどいい。
    11時ごろ見ると50度。
    あわてて覆いの断熱材をとり、ハウスの入り口を解放。
    その後もトンネル内の温度はあまり下がらないので、種まきした箱の上に別の箱を置き日光を遮る。
    種を植えた後は発芽までは日光は必要ではありません。
    箱を置くことで水やりの回数も少なくて済みます。
    今回の農業用温熱マットは好調です。
    夜間の温度も30度近くでほぼ動いていません。
    種をまいた箱の上に最低最高記録温度計を置いてます。
    この調子だと4-5日で芽が出ると思われます。
    今までピーマンの芽がなかなか出なかったのですが、この温熱マットでほぼすべての夏野菜が同時に芽が出ると思われます。
    昨年までは室内に小さな温室を置いてその中で芽だしをおこなっていたのですが、種の発芽が安定しませんでした。
    豆炭を下で使って、ガスで発芽した芽が全部だめになったこともあります。
    今回電気にして初めて安定して発芽が可能になりました。
    長年電気を使うことに抵抗してきましたが、規模が大きくなってくると電気の使用もやむをえません。
    こういうこともあって、今まで規模を拡大しなかったのですが、やむをえません。

  • 2017年2月26日

    トマトの施設栽培の勉強。

    本を何冊も買ってトマトの勉強をしています。
    昨年は見切り発車で何とかやってきましたが、さすがに勉強なしでトマトを主力商品にするのは無理みたいです。
    苗の作り方、苗の植え方、株間、誘引の仕方、芽欠き、水やり、本当にいろいろあるのです。
    今までは自給に毛が生えてる程度なので、適当に栽培してたのですが、本格的な施設栽培は別世界です。
    それでも、加温も、二酸化炭素、湿度の調整とかはしないのですが、本は農薬を使うのが前提なので、またまた難しくなるのです。
    トマトも露地でできればいいのですが、露地トマトは味的に現在では受け入れられないものと思います。
    思えば勉強もせずに、一気に規模を拡大しようとしてたのですが、施設栽培の壁は意外と大きいみたいです。
    ほどほどとるのは簡単なんですが、経営の柱にしなければならないのです。
    個人でやるのと、法人ではこのように大きな違いができてきます。
    そもそも30年以上もうけをあまり考えずに農業をやってきた方がすごいことなのです。
    いざ儲けなければならなくなったら、根本的に意識から入れ替えなければなりません。
    しんどいですけど、これは普通は誰でもやってることなのです。
    何しろ100種類以上の作物を栽培しているのです。
    一つ一つを深く勉強するなんて不可能なのです。
    それに、人間が手をかければかけるほどダメなのではないかという、基本的な姿勢があるのです。
    ここいらを今後どのように自分を納得させていくかが課題です。

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