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雑穀用、循環式精米機。
正確にはアタッチメントが別売りです。
内部の回転部分がやすり状になっている部品と交換すると、雑穀を擦るのが簡単にできます。
個の精米機無しには、雑穀を仕事にはできません。
1社のみ発売してます。 -
z雑穀の精製。
ただ今1時間かけて書いた文章が消えてしまいました。
本当にデジタルは嫌いです。
今日はもうさわりしか書けません。循環式精米機を使って雑穀を精製するのには、自分の循環式精米機を用意しなければなりません。
げたは何回も精米機を壊しました。
げたは比較的機械は慎重に使うタイプです。
それでも壊してしまいます。
それは本来お米しかできない精米機で、雑穀を精製するためです。
圧のかけ方と、循環の量の二つの調整がついてます。
正確には雑穀ごとに使い方は違います。
まず書いたものを読んだからと言って、できる技術ではありません。
自分の精米機でも何個も壊してようやく何とかできるようになりました。
もちろん雑穀1種類だけなら、何とかなるかもわかりません。
とりあえず何とかできる人を探して、それから自分で挑戦すべきです。このように中途半端に雑穀を食べれるところまでいくことはできません。
それゆえ、ほとんどの人は、雑穀を作っても食べるところまで持っていけないのです。
げたはいまだに、この雑穀の調整は好きではありません。
すぐに精米機を詰まらせてしまうからです。
循環の調整と、圧力の調整、二つの調整が非常に微妙なのです。
圧はある程度かけなければならないのですが、圧をかけすぎると糠が固まってしまい、循環しなくなります。
ここで精米機のすぐ横に人がいないと、ヒューズが飛ぶか、モーターが焼付きます。
モーターが焼付いたら、モーターを替えなければなりません。
モーターを変えるのと中古を探して買うのとでは、ちゅこを探して買う方が安いです。
また再度機会があれば書きます。
こんなことは昔に書いてます。
もしどうしても知りたい方は、過去のふりだし塾の記事の中から探してみてください。
結構丁寧に書いてると思います。
こちらも何回も書くのは面倒なのです。
最初のころはいろんなことを丁寧に書いてます。
自給自足のいろんなことを知りたい方は、ぜひ過去のふりだし塾の記事を探してください。
何しろ本人も、どれは書いて、どれは書いてないかなんてはわかりません。
多分ほとんどのことは書きつくしてると思います。
それもあって、最近は簡単に何をしましたとしか書かなくなってしまいました。 -
雑穀をたべる。
雑穀の問題は結局精製の問題です。
雑穀の精製には機械をつかななければなりません。
最低でも旧式の循環式の精米機が無いと精製できません。
精米機の前に籾摺りをやると、精米機の時間が半分から3分の1に減らせます。
循環式の精米機が手近にない人は、製粉して食べる。
石臼か、簡単な製粉機を使います。
それもない人は1升ビンか、ビール瓶に半分くらい雑穀を入れ、木の棒で突いてみてください。
昔は多くの人がお米をこの方法で精製してたそうです。
げたはやったことはありません。
映像ではかなりの回数見たことはあります。
げたの住んでいる小豆島では米はまだ主力では食べられない状態でした。
麦が主で、サツマイモが補助です。
雑穀は作られていたのは見たことはありません。
米と大麦の2毛作地帯なのです。
雑穀は寒いところが主に思えます。
なにしろ、暖かいところでは、どこでもサツマイモができるのです。
ソバさえ見たことがありません。
話がそれて申し訳ありません。
循環式精米機が無いと雑穀は食べれません。
精米機があっても、循環式精米機がうまく循環するためには結構な量の雑穀が必要です。
多分1升は無理でしょう、5升くらいないと無理だと思います。
循環する精米機に雑穀が回るのに多分1升か2升の雑穀が要ります、
それ以外にたまる部分にある程度の雑穀が無いとうまく循環しませんし、圧をかけれません。 -
雑穀を作ってみたけど、そのあとどうすればいいのかわかりません。の人たちに。
そもそも雑穀はどこまでが雑穀かはよくわからないのですが、大まかなところではヒエ、アワ、こキビ、高キビ、アマランサス、大麦なんかも入るのかもしれません。
米麦ソバは主な穀類なので雑穀ではないんでしょうが、米以外は全部雑穀に入れられそうなくらい麦もソバも作らなくなってます。まず最初に頭に入れて置いてもらいたいことは、なぜ日本では雑穀が作られなくなってしまったかです。
手間がかかりすぎで儲けにならないからなんです。
つまり手間的には米麦の何倍もかかると思ってください。
そして手間をかけてもできないこと多いのです。
一つは鳥をはじめとする動物の害です。
大鹿村では小キビは鳥の害で、実が実る側から食べられてしまいます。
そうかといって鳥のために網で作物を囲むのは手間がかかりすぎます。
せっかく手間をかけて作ったアミの囲いも、1か所穴が開いてると、今度は網の中で鳥を飼う事になります。
鳥はどんな小さな隙間でも見つけては行ってきますが、絶対に出られなくなります。
やむを得ないので、取りを捕まえて食べます。
鳥以外にはネズミが大きな問題です。
鳥もネズミもいないところは、栽培は楽なんでしょうけど、すでに自然が死んでるということです。
鳥もネズミもいることの10パーセントくらいは少しは気が済みます。
それでも結構壊滅的にやられますよ。
まず雑穀は倒さない。
倒さないためには下手な肥料は要れない。
種は条蒔き。
必ず土寄せができるようにします。
条間は作物によっても違うのでそれぞれ勉強してください。
ふりだしでは全部の雑穀の周りは、ひもを2重と言うか、まず杭を打ち、杭と杭の間にひもを張ります、これを上下2本張ります。
2重に支えます。
ふりだしはプロですから肥料を使います。プロはできて何ぼなんです、
それゆえすぐに倒れます。
草を抜く手間もないので、6穴とか7けつマルチに一粒づつ種をまいていくことも多いんです。
当然ですが刈取りまでの管理は最初の草抜きの1回のみです。
土寄せも中耕もできません。
それでも2-3年に1回は台風とか大風とか、大雨とかでほとんどが倒れてしまいます、
倒れると、取りとネズミの総攻撃で収穫はゼロになります。
収穫が近い時は早めに刈取りになりますが、まだ収穫まで間があるときはほって置きます、そのうちに穂先が立ち上がってきます、
ただ大部分は収穫できない時の方が多いです。
倒れると、刈取りの手間は2倍になります。
高キビ、こキビ、アワなどはそのまま株を刈ると、株が長すぎるので、先の方だけを適当な長さに切ります。
脱穀機にかける場合は、米のわらの長さを参考にしてください。
手でたたいて脱穀する場合もやはり株が長いの邪魔です。
穂先をそろえて束にしてください。
特に足踏み脱穀機で脱穀する場合は、穂先がそろってないと脱穀に時間がかかってしまいます。
次回は脱穀と精製で食べるまでを書いてみます。 -
年内は仕事ができそうにありません。
調子は悪いのですが、どっち道よくならないのだったら、薪でも割ってみるかと、1本割ったら、力尽きてしまいました。
何か根本的に限界を感じます。
年を取るのを認めないで生きてきました。
年寄りだと思うから年寄りになると思ってました。
ある程度は効果はあるのでしょうが、やはり現実は重いです。
これからは年寄りだと認めることにしました。
年寄りだからできませんとはっきり言うことにしました。 -
プロとアマチュアの間には大きな違いがあります。
プロの方はすごいです。
尊敬してます。
マジですよ。
それでも私たちはプロにはなりません。
プロはすごいのですけど、稼いでいくらなんです。
一番にどうしても儲けが来てしまいます。
もちろん儲けが一番ではないとはだれもが言いますが、みんなうそつきです。
儲けが一番に決まってるでしょうが、何しろこの社会情勢ですよ。
デフレで、グローバルスタンダードですよ、きれいごとを言ってたら一発でつぶれてしまいます。
きれいごとを言えるのは、役所にぶら下がって、おいしい汁を吸ってる、一部の会社だけです。
きれいごとを前面に出す人、および会社は、ほぼ90パーセント以上はインチキでしょう。
もちろんまだ少数の人たちが、まともな社会の構築に向かって努力してるのは認めますが。
生産現場はほぼ絶望的です。
いまだに、いい田んぼがつぶされていってます。
国は少数者には非常に冷たいのです。
あんな村はつぶれてもいいと、まじで言ってると思います。
今戦争でも壊れなかった、郷土が崩れ去ろうとしています。
昔は国破れて山河ありでしたが、今回は国も破れて山河もなし。
になりそうです。
権力を持ってる人は昔からそうなんですが、基本はお金なのです。
国のため、とかみんなのためとか、おそらく事実を知ると驚愕の事実なんでしょうが、私たちはそれを絶対に知ることはできません。
私たちに出来るのはきれいごとを言ってても何か変だなと思ったらせめて其れには乗らない。
乗らないのです。
降りることを始めましょう。
賛成だ反対両方から降りましょう。
小さなことでも自分でできることから降りていきましょう。
私たちに出来るささやかな抵抗がやがて大きくなって来るでしょう。
自給自足とはそういう生き方です。 -
パニールの燻製の試作をほぼ毎日やってます。
大鹿ナチュラルファームでは来年からヤギを飼い始めるのですが、肝心のヤギのチーズ作りのめどが立ちません。
問題の核心は、私たちがあくまでアマチュアで、プロになりきれない人たちなのです。
自給自足が生活のメインなので、一つの部門のプロにはなれないのです。
ヤギは発情すればオスの所に連れて行きます、
オスを飼ってる人たちはプロです。
私たちのヤギを見て、やせてるからもっといい餌を食べさせろと言います。
熱心な一箱のエサとこのエサをどのくらいなどと。結構強引に言ってきたりもします。
しかしこちらは自給用です。
そこいらの草でいいものを、なんで外国の穀類なんかを食べさせる必要があるのでしょう。
もう何十年もこのような、価値観が180度違う世界の中の片隅で何とか生きていってるのです。
これからのヤギのチーズも、と言うより、私たちはなるべく農薬を使ってるもの、その中でも遺伝子組み換えの物は使いたくないのです。
そういうわけで、ヤギのチーズの燻製が商品化されるのは何時のことになるかはわかりません。
一番いいのはだれか若い人がヤギのチーズをやりたいと、手伝いに応募してくれれば最高です。
加工所ももうすぐ稼働し始めます。
唯一足りないのが人材なのです。
応募をお願いします。
本当に何回も言って申し訳ないのですが、危機が始まってからでは田舎への移動はできません。
今のうちに動くのが正解です。
実をいうと危機はすでに始まってます。
大多数の人たちのこのまま世界は続いてもらいたいという願望の幻想で世界はもっています。
何かちょっとしたことで崩壊はなだれのように広がっていくものと思われます。
あらゆる面でシステムに限界が来てます。 -
畑の作業がほぼ終わりました。
雪が降り、ふりだし塾でも今日は真冬日。
今年は冬になるのが早いみたいです。
11月半ばからほぼ真冬の気温が続いてます。
大池の畑ももう物理的に仕事ができなくなりました。
最低気温マイナス10度は、完全に真冬です。
あと少しモノを運びますが、畑での作業はもうできません。
暖冬とか、温暖化なんて言っていたのは何時のことなんでしょうというぐらいの寒さです。
田んぼ近くの下の畑での作業はもう少し残ってます。
田起こしと、藁のカットが残ってます。
秋の田起こしをやらないと、草が増えます。
もう何年も田起こしはできてません。
手伝いの人が減ってからは、田起こしをする余裕はなくなりました。
中旬からは小屋の建築が始められそうです。 -
東京下北沢ママンカ市場の出店、協力ありがとうございました。
思ったより客自体が少なかったのですが、関係の皆さんに助けられ、何とか売り上げを確保できました。
お店を手伝ってくれた、みなさんありがとうございました。
またわざわざ買いに来てくれたみなさんありがとうございました。
今回、東京まで行って売ったことで、いろんな発見、感じたこともあります。
多くの方が支えてくれてるのを感じました。
本当にありがとうございました。 -
明後日は東京下北沢ママンカ市場に出店します。
初めての出店になります。
手伝いの方も十分います。
多くの方に合えるのを楽しみにしてます。
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