• 2018年2月7日

    小屋建築、足場で苦労してます。

    足場が高いので不安定になり、かつ材料が十分でないために何度もやり直しをしたりで、その上寒さと雪で時間がかかってます。
    げたは安全第一主義なので、しっかりとした足場を作ります。
    時間は仕方ありません。
    急いで適当にやってけがをする方が大変です。
    20年以上建築をやって、2回しか病院に行くけがはしてません。
    これは優秀なんですよ。
    建築はプロでも死ぬことがあるのです。
    アマはどんなに時間をかけても安全第一でやらなければなりません。
    このトンデモナイ寒さのおかげで、仕事は遅いですが、それでも少しづつでも進んでいます。

  • 2018年1月26日

    寒い。

    連日マイナス10度を超えてます。
    夕方ですでにマイナス10度。
    刺すような寒さです。
    鶏の卵が凍ってます。
    卵を産んで取るまでに数時間かかるときがあります。
    その間に凍って割れてます。
    最高気温が晴れててもマイナス5度です。

  • 2018年1月24日

    大雪です。

    大雪で約30センチの積雪、気温は夕方でマイナス10度。
    油断して、手袋をせずに素手で10分仕事をしたら、軽い凍傷のようになりました。
    夏はいいところですが、冬は大変なとこらに住んでるのです。
    おかげで人もあまり来ず、平和なんですが、冬は本当に大変です。
    なにしろ、昔は大変すぎて住めなかったところに住んでるのです。
    昔人が住んでた限界の高度は1200メーター。それをわずかに100メーター越しただけで、すごく大きな差があるのです。
    だから人が住んでなかったのです。
    なんでこんな大変なところい住んでるんだろうと思うときはあります。
    それでも好きに生きるには、なるべくほかの人たちとの距離を取るためにはやむをえません。
    山奥でいくら好きに生きても、下の人たちは何の影響もありません。
    なにしろ合わなければ、問題も起きません。
    好き勝手に生きるには、やはり最低限の礼儀は必要だと思ってます。
    人がいっぱい住んでるところでは、他の人たちにはいい迷惑なだけです。

  • 2018年1月19日

    小屋建築。

    基礎が終わり、基礎の上に一段目の材が乗りました。
    今回の小屋は床つきです。
    小屋は普通床は付きません。
    その割には床に直接置くことができないものが多くて、簡単なパレットを置いたりして対応してます。
    今回の小屋に入るものは、ほとんど床にじかに置くことができないものです。
    いきなり床を作るために、基礎を材でつなぎ、その材の上に柱が来て、同じ材の上に垂木を置き床を作っていきます。
    今日は丁張りも解体したのですが、丁張りの杭が、地面が凍った時に立てたものです。
    結構苦労して穴をあけて杭を打ったのですが、地面の氷が解けたので杭がぐらぐらになってしまいました。
    基礎が終わってからなので問題はなかったのですが、あんなに苦労して売った杭が、意外にもそんなに深く入ってなかったのです。
    基礎の穴を掘るのも大変だったのですが、冬場は何かと大変なのです。
    それでも農家は、夏場に建築をやる余裕はほとんどありません。
    何年か前に夏場に小屋を二つ立てたのですが、これはその時に居た手伝いが本当に優秀だったのでできただけです。
    彼らは本当によくやってくれたのです。
    建築は誰でもできるものではありません。
    向き不向きがあります。
    それでも田舎で生活すると、小屋の1軒ぐらいは立てないとダメなのです。
    むいてない人でも何とかやってるわけです。
    ただやはり強度的には問題があるケースも多くて、1回の台風で壊れる小屋もあるわけです。
    今回はすでに大鹿村で生活を始めてる二人に、小屋の作り方を教えながら建築をやってます。
    二人はなかなか頑張ってます。
    やはりすでに田舎生活を始めてるので、後はないわけです。
    手伝いの人は最終的には逃げれば済むので、そこが違います。
    最近の人はすぐに逃げます。
    ただ途中でやめるだけではないんですよ。
    朝行ったら、居なくなってるんですよ。
    ここは私には向いていませんから出ていきますとさえ言えないんですよ。
    情けないですよね。
    そもそも田舎生活をなめきってるというか、甘く考えてるというか、現実がわかってないんです。
    田舎でのんびりとかスローライフとかは、適当なマスコミとかがでっち上げた幻想なんですよ。
    田舎になんで人が減ったのか、それは生活が大変だからなのです。
    街の方が楽だから、みんな街に出ていってるんですよ。
    田舎生活は楽だからやるのではないのです。
    自立して生きれるからやるのです。
    自立なんて甘いもんではないんですよ。
    街から逃げ出そうなんて考えてる人にやれるもんではないんですよ。
    街でダメな人は、田舎ではもっとダメなのです。
    現実を何にも考えないで、夢のようなイメージでここに来るので、ここからさえ逃げるのです。
    ふりだしでの生活は、実際の田舎生活に比べれば、全然楽なんですよ。
    そこでさえ逃げ出すようでは、絶対に田舎生活はできません。
    もちろん多くの人がやってるような、街的に暮らす田舎暮らしは可能です。
    自給自足は、自立した生き方なのです。
    きついことを書きますが、現実は認識してもらわなくては、受け入れる側も迷惑なんですよ。

  • 2018年1月16日

    小屋建築を始めました。

    体調はいまいちなんですが、小屋の建築を始めました。
    手伝いの二人がしっかりしてるので、ほぼまかせています。
    げたは、ちょこっと手伝うだけです。
    朝もスロースタートです。
    何とか小屋を作らなければなりません。

  • 2018年1月8日

    リハビリで薪割り。

    今日はリハビリを兼ねて、薪割り1時間半。
    きついです。
    同じ敷地では、薪割り機を借りて来て本格的に薪を作ってます。
    その横でオノで薪を割ってるわけですが、やはり限界は感じます。
    1回で丸太が割れません。
    技術はあるので、同じポイントに二度,三度と斧を持っていき、ようやく割れます。
    腕と肩がギシギシいってます。

    本当は男性の手伝いの人の申し込みがあったのですが。げたがこの調子では、手伝いの人に教えることもできません。
    冬の建築なんかは、ずっと付いていなければ建築を教えることはできません。
    ちょっと無理そうなので、申し訳なかったのですが手伝いをお断りしました。

    何時になると回復するかはわかりません。
    農業の方は付きっ切りで教える必要はないので、何とかなります。
    三月中旬から農業の手伝いは、仕事が始まります。
    今年は募集人員は2名だけです。
    よろしくお願いします。

  • 2017年12月31日

    3月末までの手伝い受け入れは、女性のみの受け入れになります。

    げたの体調不良により、建築がどうなるか見込みが立ちません。
    3月末からの畑と田んぼの始まりまで男性の手伝いの受け入れはできません。
    女性も建築希望は受け入れはできません。
    受け入れできるのは、ジャム作り、コンニャク、豆腐など家庭用の仕事です。
    チーズのスモークとか、乾燥野菜とか、染とか、いろいろあります。

  • 2017年12月26日

    2021年、自民党なくなる。

    シリウスからのメッセージ、メシアメジャーの予言。
    皆さん信じますか。
    げたは信じます。
    こう言うの大好きなんです。
    この人の予言結構あたってるみたいですよ。
    2021年に自民党が無くなるということは、それ以前に社会が大変なことになってるということです。
    これは大きな変化です。
    日本が引っくり返るような変化が起こってるということです。
    皆さん、それぞれが追い込められてる事を自覚してください。
    食糧も、経済も、戦争も、すべて限界まで来てるんですよ。
    これだけ、大手の銀行、大企業が次々おかしくなり、リストラが増えていってもまだ、この大きな変化に気が付かないんですか、世界情勢も大きく変わっていってます。
    明らかに戦争が近づいています。
    日本は、地対地の巡航ミサイルの導入の次に、空母も持つみたいですよ。
    やる気満々ですね。
    これもう自衛を超えている武装ですよ。
    やられる前にやれが、戦争の一番大きな原因です。
    北朝鮮は一度も日本にミサイルを打ちこむとか、日本と戦争をするといってないのに、一人日本が大騒ぎして、どんどん軍備を増強してるんですよ。
    今のどう見ても不況を目指してるとしか思えない経済政策。
    これは戦争を視野に入れてるとみると、納得がいきます。
    不況になるとどういうわけか、急に皆さん戦争に傾いていくのが、歴史が示すところです。

  • 2017年12月24日

    ヒエの精製と、雑穀の精製。

    他のホームページでヒエの精製の方法を見つけました。
    雑穀類の脱穀方法
    投稿日 : 2014年11月9日 | カテゴリー : 作物, 栽培技術

    雑穀は体に良いし育てやすいので、是非とも育ててみたい作物ですが、収穫してから食べるまでが大変です。

    イネや麦、豆等でしたら機械化が進んでいますが、雑穀はマイナーな作物なので、どうしても手作業が多くなります。

    しかし、苦労してできた雑穀の美味しさはまた格別。

    少量ならさほど大掛かりな道具を使わなくても何とかなります。

    具体的な脱穀方法は、作物によっていますが、大まかな流れは同じです。

    ここでは、ヒエ、アワ、キビ、タカキビ、エゴマを対象に、特にエゴマを中心にして脱穀方法について説明します。
    安全保護具

    SN3D0528具体的な作業に入る前に、まず保護眼鏡(できればゴーグル)、マスク、手袋等の保護具はきちんと着装しましょう。

    小枝が目に入ったり、粉塵を吸い込んでじん肺になる危険があります。

    写真は、屋外でサングラスを着用しているため、ちょっと怪しいですね。

    不審者に間違われないようにしましょう。
    作業工程

    簡単に作業の流れを書きますと、

    株ごと収穫→乾燥→脱穀→選別→水洗→乾燥→選別という手順をとります。

    個々の工程について順に述べていきます。

    乾燥
    脱穀
    選別(1)
    脱桴
    水洗、乾燥
    調整、選別

    乾燥

    収穫した雑穀は、まず乾燥させます。SN3D0502

    どの工程もそうですが、前の工程をしっかり行うと、次の工程が楽にできます。

    乾燥をしっかりすると、脱穀が容易になりますので、しっかりと時間をかけて乾燥させます。

    天日干しの場合は、二週間くらいはかけたいものです。

    株を寝かして乾燥させると、下の方が湿気て腐りやすくなるので、こまめに裏返します。

    望ましくは、はざかけ(もの干し竿に洗濯物をかける要領で、竹の棒を組んで、穀物の束をかけて天日干しにする)した方がよいでしょう。

    私は、エゴマを家の壁に立てかけて乾燥しています。

    雨の時には、ビニールシートで覆います。

    ページ先頭に戻る

    脱穀

    二週間ほど乾燥させてから脱穀します。

    量が少なければ、専用の道具がなくても何とかなります。

    例えば、足で踏むとか、棒で叩くとか、こそぎ落とすとかです。

    ある程度以上の量があると、脱穀機を使うのが便利です。

    私は、何年か前に足踏み脱穀機というものを購入して使っていますがなかなか具合がいいです。

    足踏み脱穀機は、作物の種類を選ばないという利点があります。

    欠点は、コンバインや機械式の脱穀機等と比べるとやはり能率が落ちることです。

    足踏み脱穀機ですと、使った後でもまだ株に実が残っている場合がありますので、仕上げの脱穀もします。

    ブルーシートの上に、残さの株や取り出した実を置いて、足で踏みんだり、棒で叩いたり足します。

    これは、時間をかければかけるほど沢山取れますが、きりがないので対費用効果を考えて適当なところで妥協しましょう。

    ページ先頭に戻る

    選別(1)

    脱穀した粒は、小枝や葉などのゴミが混ざっているので、選別します。

    選別のしかたは様々です。

    フルイ、箕、唐箕など。

    一つの道具だけでなく、複数を組み合わせて使うと効果的です。

    1)フルイを使う
    目開き10mmと5mm、3mmといったさまざまな目のフルイを使います。

    私がエゴマで使う時には、最初に粗い目のフルイで大きなゴミを取って、最終的に調整まで終わった後仕上げに小さい目のフルイで仕上げる、といった使い方をしています。

    2)箕を使う
    SN3D0520舌のような形をした竹の容器にゴミの混ざった粒を入れ、両手でもってあおぐように動かします。

    これにより、ゴミが風で吹き飛ばされて実が残ります。

    上手く実だけ取るのは結構な熟練を要します。

    両手を同時に動かさずに、ほんのわずか時間をずらして上下させ、穀物が箕の中でぐるぐる回っているような感じで動かすのがコツなようです。

    (写真は、エゴマではなく、小豆を入れたものです)

    3)唐箕を使う
    SN3D0541ホッパーからゴミ入りの実を落としつつ、風を送って実だけ選別できます。

    私は、写真のような年代物の唐箕を使っていますが、最近は安く市販されているようです。

    下に落とす実の量は中央部のレバーで調節するようになっています。

    取っ手を回して羽根を回転させながらレバーをあけます。

    最初は、殻が沢山あって詰まるので、レバーを回しながら上から手でつまりを取ります。

    ページ先頭に戻る

    脱桴

    エゴマであれば、ここまでで概ね食べられる状態になりましたが、多くの雑穀では、選別してもまだ殻がついています(米でいえば籾殻に相当します)。

    さらに、殻をとってもまだ皮がついています。(米でいえばぬかに相当します)。

    脱桴はこのうちの殻を取る工程です。

    殻をとるには、望ましくは籾摺り機が欲しいところです。

    インペラー式とロール式がありますが、インペラー式の方が使える範囲が広いのでおすすめです。

    雑穀のうち、ヒエは外の殻が固くて中の実が柔らかいので、黒蒸し法という方法がよく用いられます。

    方法は、まずさらしでヒエを包む
    →湯で30分程度ゆでる(中身が膨張して殻が割れる)
    →2、3日乾かす(中身が硬くなり皮がはがれやすくなる)
    という工程をとってから籾摺りをするそうです。

    そうとう面倒そうですね。

    また、アワの籾摺りはつるつるしていて滑りやすいので、そのままではうまくできません。

    アワとともに、米ぬか(コメ以外の何のヌカでもかまわない)を混ぜておくとうまく摩擦力が増して、籾摺りできるそうです。

    その他の雑穀も含め、籾摺り機がない場合は、いきなり精米機でやってしまうことも可能です。

    私はタカキビを栽培していますが、精米機だけ行っています。

    ただし、雑穀の種類によっては均一に皮が取れなかったり精米機で温度が上がって、風味が悪くなることもあるようです。

    精米機もない場合は、一升瓶の中に雑穀を入れて、棒で搗いて殻を取る、というようなことが考えられます。

    昔のマンガか何かで、よくありますね。

    ただし、この方法は、相当時間がかかって大変です。

    またインペラ籾摺り機での殻取りですが、大竹製作所のホームページを見ると、まず、循環式の精米機で外皮を取ってから、内部の固い皮をインペラ式の籾摺り機で取ると書いてます。
    今までのふりだしのやり方の反対です。
    このやり方も試してみます。
    今は、雑穀も精製できる循環式精米機を探しています。
    網を変えるタイプは二つ見つけましたが、アタッチメントを変えるタイプが見つかりません。
    見つかればまた報告します。

  • 2017年12月23日

    ついにふりだしにも薪割り機がやってきました。

    げたはもうハードな薪割りはできません。
    人に蒔き割りを頼むなら、薪割り機の勝ちです。
    機械は最低でも2倍の速さで働きます。
    機械を見てると、オノで割るときは、木の上に真っ直ぐ気を乗せなければなりませんが、機械では関係ありません。
    これが一番すごいです。
    当然ですが、割れにくい木も同じ速さで割っていきます。
    オノの場合、割れない丸太は、20回以上も全力でオノを振り下ろしたりもします。
    機械は同じように割っていきます。

    わき割り機の導入には長く抵抗してました。
    携帯と薪割り機は、なんというか、これだけはやりたくないという、最後の線だったわけです。
    将来的には太いまきは使わなくしようと思っています。
    枝ならのこで切れます。
    のこなら結構年をとってもやれそうです。
    私たちも、そのうち、山奥に見捨てられた老人の一人になっていくのかもしれません。
    なにしろ世の中が変わったみたいで、ふりだし塾には本当に人が来なくなってしまいました。
    別に門は閉めませんが、来年からは畑も減らしますので、基本的に人の受け入れも,常時2名くらいになりそうです。
    何かこのまま自然消滅もあるのかなあと思ってるこの頃です。

お問い合わせ

ふりだし塾に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ふりだし塾にお手伝いとして入塾したい方は、お手伝い応募フォームよりご応募ください。