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スターリングエンジン。
スターリングエンジンという仕組みを使って、エネルギーをほとんど使わずに、熱交換をする仕組みをSound Energyという会社が開発したという報道です。
スターリングエンジンは、理論的には存在しうる熱機関の中で最も高い効率で熱エネルギーを仕事に変換できる可能性を持つ仕組みですが、装置が大きくなる、気密性が保てなくなる、などの理由で、実用的なものはこれまで作れていませんでした。
この会社の説明によると、まずは熱エネルギーをループ上のパイプの中の音エネルギーに変えるそうです。通常のエンジンやヒートポンプのように可動部分はなく、パイプの中にはアルゴンガスが詰まっているそうです。
表面的には似非科学のようにも思えるかも知れませんが、スターリングエンジンについては昔から興味があり、「誰かがこれを実用化してくれるに違いない」という期待を抱いていた私としては、是非とも実用化して欲しいという気持ちを込めて紹介します。
例えば、データセンターの排熱は、ファンを回すのにエネルギーが必要ですが(空冷の場合)、熱はエネルギーであり、外気との差がある限り、そのエネルギー
を利用することは可能なはずです。スターリングエンジンは、まさにその「熱の差」を運動エネルギーに変換する仕組みなので、サーバーから発生する熱そのも
のをエネルギー源としてスターリングエンジンを動かすせば、余計なエネルギーを使わずに排熱が出来るはずなのです。 -
今日も薪割り。
前日に続いて薪割りです。薪割りのスタイルとして、足の位置が前後に置くやり方と、両足を開いてそろえるやり方があります。
古典的には足は前後です。
今日は気分を変えて両足をそろえて開くスタイルを試してみました。
両足をそろえる方が狙いは正確に行くのを発見したので、最初の1発は力を入れないと割れないので、前後の足でやり、半分に割れた後はそれほど力は要らないのですが正確にオノを持ってこなくてはならないので、両足をそろえるでやりました。
なかなかいいです。
それにしても薪割りはやはり楽しいのです。
こんな仕事を薪割り機に持って行かれるのは残念だと思います。
若い人はすぐに薪割り機を使いますが、絶滅危惧種の旧人類としてはやはり薪割りはオノ1本でやります。
個の薪割りも、私たち旧人類の意地というか、なんというのか、こだわりという言葉は使いたくないので,やはり意地が適切な表現だと思います。
こだわりという言葉を使いたくないということにこだわってるのが、やはり旧人類なのです。
当然ですが自給自足自体が、旧人類の証明みたいな情勢になってきました。
世間では縄文が注目されていて、1万年続いた縄文の奇跡が、盛んに報じられていますが、肝心の自給自足自体は見捨てられてしまっています。
今の若い人たちには、こんなにきつい自給自足は無理だと思います。
私たちだってそれほど徹底的な自給自足ではないんですよ。
滋養門時代はおろか、江戸時代でも、昭和の戦前でも、今の私たちでさえ無理でしょう。
今のこの文明が崩壊しない限り、本当の自給自足をやる人はほとんど出ないと思います。
そしてこのいまの文明が崩壊しない限り、人類は絶滅するでしょう。
これは2択です。
どちらになっても人類には大きな試練になるでしょう。
このまま世界は明日も続いていくだろうと思ってる楽観論の方がうらやましいです。
政治も経済も自然もすべて行き詰ってます。
この状況でまだ楽観的になれるのは素晴らしいことです。
せめて、その日が来るまでは現実から目をそらして、思考停止になってる方が賢明な生き方だと思います。
今のうちに思いきり好きなものを食べ、好きなことをやってください。 -
薪わりで落ち込みから少し回復しました。
なにしろ自給自足です。
落ち込んでるからと言って、一日中こたつに入って居れるわけではありません。
仕事は山ほどあります。
昨日からの雪で気温はプラスに上がりません。
外の仕事はきついので薪割り。
薪わりは気合を入れないと割れません。
やってるうちに少し元気になってきました。
状況は変わりません。
田舎では落ち込んでる間もないのです。
落ち込むのは、たぶん贅沢病です。
世界水準で行くと、落ち込む余裕さえない人が10億人は居るでしょう。ただ落ち込むときは落ち込むべきだとは思います。
頭に来たときは怒り、うれしい時は笑う。
ポジティブな人たちのように、いつも前向きでいる必要はないと思います。
だいたいいつも幸福、いつも笑顔、こんな人は気持ちが悪いのです。
それも天然なら仕方ありませんが、意識的にやってたら、これはただのバカだと思います。
何でも程々ですよ。幸福も、落ち込みも、怒りもほどほどです。
暴力は程々はだめです。 -
えーっ、アポロが月から持って帰った石が地球由来?
初めてクエスチョンマークを使えました。
やったー。
なんて言ってる場合ではありません。
月から持って帰った石が地球由来なんて、
正直に最初から月にはいってませんと言ったほうがいいじゃないんですか。
なんて言いたくもなります。(CNN)
48年前にアポロ14号で月面に着陸した飛行士が持ち帰った岩石のサンプルが、実際には地球由来のものであったとする研究論文が、このほど科学誌に掲載さ
れた。彗星か小惑星が地球に衝突した衝撃で岩石が宇宙空間へと飛ばされ、偶然その先にあった月に激突したという。当該の岩石には石英、長石、ジルコンといった鉱物が含まれている。これらは地球なら非常にありふれた鉱物だが、月の地質における含有量はあまり多くない。
また岩石が形成された温度や環境を分析したところ、月ではなく地球の特徴との関連を示す結果が得られた。岩石の結晶化は地球がまだ若かった40億~41億年前に、地表から約20キロの深さで起こったという。
当時の地球には小惑星が複数回衝突していたことから、岩石は1度もしくは数度の衝突で地表に露出し、別の衝突によって大気圏外に弾き飛ばされたと考えられる。その後、現在の3分の1の距離にあった月にぶつかったと研究者らはみている。
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力がでません。
20の時から50年間ひたすら生きてきました。
何とかしようとふんばってきました。
状況は世界も日本もふりだし塾も絶望的です。
やってもやっても状況は悪くなります。
ほとんどの人たちは何も考えません。
カエルは熱湯に入れると飛びだしますが、水から入れてゆっくり熱していくと飛び出さずにゆっくりゆでられるそうです。
思考停止にさせられてる事にも気が付きません。
思考停止の人は繰り返し同じ情報を入れると、見事に刷り込みができます。
刷り込まれた情報も自分なので、自分で気が付くことはできません。
ちょっと視点を移動すれば、我に返るはずですがそれもまず自分が刷り込みを受けているという自覚がないと無理でしょう。
私たちはゆっくりと破滅に向かってるのでしょう。
もう疲れました。
一緒に滅びていくのも悪くないのかもしれません。
ともかく何とか前向きに立て直そうと、やってはいるのですが、ごまかしは利きません。
なにしろこちらは自然の中に住んでます。
毎日この現実と向かい合わないと生きていけません。
ともかく何とか体制を整えようとしてますが、体が動きません。
それでも生きていかなければなりません。
何とか生きてます。 -
経団連中西会長の「原発を作るのはもうだめ」発言。
中西会長は、日立の会長でもあります。
日立は英国での原発建設の撤退で3000億円の損失を出しました。
国策でやれと言われてやったら、巨大な損失を出したわけです。
いくら国策と言えども自分の会社がつぶれるのでは、やはり抵抗したくなるのはわかります。
問題はこの発言を報道したのは東京新聞のみだということです。
もちろん発言自体は報道してるのですが、原発は国民の多数が反対してるのでもう作るのは無理でしょうという発言が書かれてないのです。
マスコミは徹底して原発についての疑問及び反対については無視するみたいです。
しかしすでにリニア建設でも元の社長のリニアはペイしない発言、元会長のリニアには絶対乗りたくない発言等にもみられるように、国主導で事業をやっても、
会社自体が巨額の損害を被り、下手をすると倒産の危機になるのは、やはり会社としても黙っていられなくなってきてるのでしょう。
東電は救済されましたが、実質破たんしました。
東芝は破たんしましたが救済はされませんでした。
だいたい原発を輸出しても、今は事故が起これば、建設した会社と国が責任を持って賠償しなければならないなんて、こんなの無理に決まってます。
いくら国がやれと言っても会社としては拒否するのは当然でしょう。
今の安倍政権は、日本を売りとばそうとしている、売国政権であります。
このような発言がされるのはすでに政権は末期に入ってるものと思われます。
この先は当然、安倍政権は倒れて、すべては安倍政権が悪かったということになるんでしょう。
そして新しくできた政権がまた同じことを繰り返すのです。
自民党はあと2-3年でなくなりますが、結局同じような人たちが、日本を売る政策を続けるのでしょう。
日本にはほかの選択肢はないんですよ。
属国なもんで。 -
人類は本当に月に行ったのでしょうか。
2015年12月に「2001年宇宙の旅」の監督スタンリーキューブリックの死の直前のインタビューが公開されました。
監督は1999年3月に亡くなったのですが、そのインタビューは15年非公開になってたのが、15年たったので公開されました。
そのインタビューで監督は。月着陸の映像は私が作ったと証言してます。
あの映像は明らかに作られたものです。
照明が無いとあのきれいな映像が取れません。
だいたい、あれから50年いじょたっているのに、いまだに次の有人月探査は行われてません。
今頃になって、火星に行く計画で、手始めに月に行くなんて言ってますが、前のはなんだったというんでしょう。
今頃中国が、月に探査機を送り込んだら、中国に資源を奪われるなんてのたまわってるのも変ですよね。
人類はバンアレン帯さえ超えてない可能性が大きいのです。
バンアレン帯は地上から2000-5000キロの所にあります。
国際宇宙ステーションは地上から400キロメーター、はるか下です。
そもそも宇宙はどこからなのでしょう。
国際的には地上から100キロ以上が宇宙とされています。
アメリカだけ最近80キロ以上を宇宙と言えると言い出しました。
本当にアメリカは何時もですね。
自分の都合で何でも変えてしまいます。
これは最近始まった宇宙観光の旅客機(これは宇宙船とは言えないと思います)、これが80キロの高までしか行けないからです。
これに乗って宇宙まで行ったと言ってる人はどうなるのでしょう。
例えば日本人だとすると、いくら宇宙観光の会社はアメリカだと言っても、日本に帰ってきて宇宙に行ってきましたと自慢しても、高度はどれくらいまで行った
のですかと聞かれて、80キロですけどでは、そこは日本では宇宙というのではないんですけどなんて言われたらどうなるんでしょう。
でもほとんどのモノはこんなもんですよ。
やはり宇宙はバンアレン帯より外にしてもらいたいものです。
だいたい皆さんイメージしてください。
地球の大きさは1周が4万キロですよ。80キロなんて東京起点で大阪方面だとまだ神奈川県ですよ。100キロでもまだ静岡についてるかどうかでしょう。
これで宇宙なんて言ってるんですよ。
地球を思い浮かべてください。
よくみなさんが見る地球の映像です。
あの映像で東京から神奈川をイメージしてみて、それを地球の外側に当てはめてみてください。
100キロがとてもじゃないけど宇宙とは言えないのがよくわかると思います。
今私たちが生きてると思っている空間はどれくらいなんだろうと議論されてます。
つまり、バーチャルリアリティーの範囲がどこまでなんだろうということです。太陽系内は探査機が行ってますから、たぶんそうなんでしょう。太陽系外には探査機が何機かいってますけど、どうなんでしょうね。
太陽系は意外と広くて、いまだに新しい準惑星が見つかったりしてるぐらいなんですよ。
当然ですが、太陽系もどこまでが太陽系かは、誰かが決めて誰かが認めないと確定されませんし。
その確定も事実とはだれにも分からないのです。
本当に宇宙は広いのでしょうか、それとも私たちが見ている星は、プラネタリュームの大きいものにすぎないのでしょうか。
たまには空を見てください。
意外とすぐに人工衛星が見つかりますよ。 -
肥担ぎ。
便所のタンクがたまってるので、肥担ぎ。
片方に15リッター両方で30リッターで約30キロ。
水が1リッターで1キロなのでほぼ同じでしょう。
便所は満杯で1000リッターです。
普通は5-600リッターの便所が多いのですが、ふりだしは大きめです。
満杯なら約33回。
1回に30キロは結構きついんですよ。
昔は40キロぐらいいってたのですが、今は無理です。
疲れてくるとリズムに乗れなくなります。
冬場は地面も安定してません。
つまり地面が持ち上がってるのですが、重たいので地面は下がります。
固い地面と砂の地面を考えればわかるともうのですが、よけいに疲れます。
今年は雪が無いのでまだ楽です。
雪があるともっと大変なのです。
これから雪が増えていき、多い時は便所の汲み取り口がある北側は、屋根近くまで雪が積もります。
そうなれば汲み取りはできません。
寒いところは何事も余計な手間がかかります。くみ取った肥は畑と堆肥置き場に持っていきます。
ふりだしの便所は菌類を使ってるのでそのまま畑に入れます。 -
海水から燃料をつくる。
これは燃料を海水から作るのです。
燃料ですから既存のエンジンに対応できるのです。
2014年アメリカ海軍のNRLは海水から石油の代替燃料を開発することに成功したと発表しました。
今回アメリカ海軍が開発した燃料は、ジェット戦闘機用の燃料と同じものだそうです。
実験は成功してプラントの小型化に取り組んですそうです。
一説にはすでに実用化してるそうです。
この技術は特別難しいものではないようです。
海水の場合は分解すると二酸化炭素と、水素が取り出せるそうです。
炭素と水素は触媒を使えば簡単に燃料になるそうです。
1920年に開発されたフィッシャー トロプス法と呼ばれる技術だそうです。
金属触媒を使い、主に低品質のガスや石油の質を上げるのに使われている技術だそうです。
ガス化して炭化水素を作りそれを再合成して燃料にするそうです。
この合成ガスは都市ガスとして日常的に私たちが使ってるそうです。
この方面もないよりはいいのではないかと思われます。 -
一村自給自足を目指して。
げたのとりあえずの目標というか、どちらかというと方向性と言ったほうが良いのですが、それが村全体で自給自足を目指すということです。
この大鹿村は山奥にぽっつんと取り残されたような村です。
いくら観光とか産業に力をかけても所詮は地域的な問題でうまくいきません。
このような山奥が生き残るためには、今の日本の行く方向についていこうとしても、どん尻は免れません。
さて発想を転換してみましょう。
つまり、日本で一番に近いくらいに開発が遅れた村です。
この遅れたを、さかさまから見てみましょう。
つまり、ほぼ1周遅れになって、トップはもうすぐ後ろまで迫ってます。
このまま走っても所詮はびりから2番が3-5番になるだけで、ほぼ何も変わりません。
それならさかさまに走ればいいのです。
日本で一番遅れた村が何が悪いんでしょう。
何も新しいことをしてこなかったのを、逆手に取りましょう。
もっと遅らせばいいのです。
ちょっと100年ぐらい前に帰ればいいのです。
ソンナに難しいことではありません。
全てを変える必要はないのです。
持続性のない生き方を替え、なるべく持続する生き方に替えればいいのです。
こちらの方向の方が楽です。
それに村の人たちの性質的にも向いてます。
出来るだけ村の中で自給自足をやっていく、村の中で手に入れられないモノだけ外から手に入れる。
少しづつ、できるところから自給を増やしていけばいいだけのことです。
鎖国なんてできれば面白いとは思うのですが、村に住んでる人たちみんなの総意でなければできないので、それは難しいでしょう。
まず簡単な食から替えていけばいいのです。
米野菜からはじまり、農産加工品までを自給していくのをスタートにすればいいのです。
村全体を江戸時代風に変えるのも面白いと思います。
これは夢物語でしょうか。
今のところ夢物語にしか見えないですが、私たち人類が地球上で生き残るためには、持続可能な生き方しかありえないのです。
さて今年は何人大鹿村に移住してきてくれるでしょうか。
一人このような考えの人が来てくれれば、1歩前進なのです。
今のところ一村自給自足に一番近い村が大鹿村だと思います。
一人でも多くの人が移住をしてきてくれることにかかってます。
できれば、あまりこだわりの強くない、深く考えないタイプが良いのですが、ぜいたくは言えません。
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