• 2019年5月15日

    8月17,18日のふりだし祭り。

    今年はふりだしに昔いた人たちと、自給自足に関心がある人たちのための祭りにします。
    今まで15年ふりだしの歴史はあります。
    のべで何百人もの人たちがふりだしに来てるはずです。
    どうぞ、久しぶりのふりだしに来てみませんか。
    お待ちしてます。

  • 2019年5月15日

    雑穀類の定植。

    アワ、高キビ、ヒエの定植をしました。
    同時にヒエの種もまく。
    山鳩を取るために、くず米を酒に漬けたものを、山鳩に食べさせて、酔っぱらったところを取るという作戦だったのですが、山鳩は用心してか全然近寄ってきませんでした。
    明日も作戦は続行します。
    イチゴがようやく食べれるようになったと思ったら、帰ってきたら何者かに食べられていました。
    ヘタが残ってるのでカラスだと思います。
    自然はこんなもんなんですよ。
    人類の歴史は彼らとどう付き合っていくかでもあるのです。
    甘いことを言ってる余裕はこちらにはありません。
    これから豆の定植ですが、カラスは遊ぶために豆の苗を抜いたりもします。
    サクランボもこれからですが、1日ですべて鳥に食べられたりもします。
    イチゴはむじなにもやられます。
    豆も種をまいたら、カラスやら山鳩やら、キジとかで8割近く食べられてしまうこともあります。
    豆は鳥たちに食べられるのもあるのですが、雨が多いと発芽しないことも多いので苗にします。

  • 2019年5月14日

    山桜の満開が1日。

    毎日の霜注意報もようやく終わり。
    暖かくなったのはいいのですが、山桜が一気に満開になり、一気に散っていきます。
    タラの芽も一気に大きくなり、半分も食べれませんでした。
    寒さで遅れていたのが一気にもとを取るためには、スピードを上げるしかないのでしょう。
    苗の定植が一気にはじまります。
    田植えまでには苗の定植は終えなくてはなりません。
    毎日山菜三昧です。
    これからしばらくは毎日山菜です。
    冬季保存の野菜も、後はジャガイモと、少量の人参と玉ねぎだけになりました。
    冬に蒔いたサニーレタスが食べれるようになってきました。
    少しづつ、今年の野菜も食べれるようになります。
    夏野菜までは雑草と山菜でつないでいきます。
    食卓は結構豪華なんですよ。
    なにしろ、タラの芽、棒だらの芽、こごみ、ウコギ,ウド、ワラビ、山菜は豊富です。
    シイタケも今年は豊作です。

  • 2019年5月12日

    蒔いたばかりの小麦畑に山鳩が13匹。

    こんなに山鳩が来たのは初めてです。
    麦まきは簡単だと思ってるかもしれませんが、そんなに簡単なものではありません。
    少しでも土をうまくかけていなかったり、横にこぼした麦をハトは見つけます。
    一度ハトに見つかると、結構執拗にハトは来ます。
    種まきは土をかける深さも難しいのです。
    深すぎると芽が出ませんし、芽が出るのが遅くなります。
    浅いとハトに見つかります、芽が出るのは早いのですが、乾くと今度は芽が出ません。
    ちょうどいい深さに種をまくことができるようになるには4-5年はかかると思ってください。
    農業は簡単だと思ってる方も多いでしょうが、収量とか、品質とかを気にしない自給では簡単ですが、これがプロになると、そう簡単には行きません。
    麦が残ることを願ってます。

  • 2019年5月11日

    小麦の種まきとヒエの苗の定植と種まき。

    小麦の種まきが終わりました。
    ふりだしの畑は高度が高いので小麦は冬を越せません。
    春に種をまくのですが、できるだけ早く種をまいたほうがいいのですが、場所の確定が一番遅くなるので、今頃の種まきになります。
    遅く種をまくので、種の量は多くします。
    遅く種をまくほど、穂が出るまでの期間が短くなります。
    遅く種をまくと分けつまでの時間的余裕が無いのです。
    十分な株数を確保できなければ、麦は草を抑えることができません。
    種の量は非常に難しいのです。

    ヒエの苗を定植し始めました。
    まだ山には雪が大量に残ってます。
    長野県ではまだ毎日のように霜注意報が出ています。
    本来なら定植をもう少し待ったほうがいいのですが、この低温では人参等の種をまくこともできません。
    昨年は速く蒔いた人参とゴボウがほぼ駄目になりました。
    仕事はいっぱい詰まってるので、進めなければなりません。
    無理を承知で、苗の定植を始めてます。
    予備に、少量ですがヒエの種をまきました。
    この少量のヒエは種の確保のためです。
    6月になると青刈り用のヒエも蒔きます。
    ヒエはヤギのエサに良いので、実は実らないのですが、株がヤギのエサになるために、遅く蒔いて、まだ青いうちに刈取りエサにします。
    青いうちに刈ったヒエは栄養も多く、ヤギもよく食べます。
    ふりだしでは干し草を作るよりも、青刈りのヒエを作るほうが楽なので、青刈りのヒエを餌にします。

  • 2019年5月8日

    代掻きを始めました。

    今年は稲の田んぼが増えます。
    早めに用意をしないとダメなので、代掻きを始めました。
    3年ほどブランクがあるので、新しい機械はほぼ使い始めです。
    最近新しい機械が増え、げたはその機械は使った事がほとんどないのです。
    畔塗の機械も初めてでしたが、何とか使いこなせました。
    代掻き用のドライブハローは、昨年少しやりました。
    乗用田植え機も初めてです。
    若い人たちに任せようと新しい機械を導入したのですが、結局は自分で使うことになりました。
    米作りは一番機械化がしやすいものです。
    そのせいで、米作りの平均年齢は高いのです。
    今日は水の量が少なかったのでうまくできませんでした。
    明日は水の量も増えるみたいなので、一日で全部の田んぼを終わらせる音ができるでしょう。
    除草剤を使わない米作りでは、普通代掻きは2回やります。
    一度粗く代掻きをして、草を生やして、2回目の代掻きで1回目の後に出た草をなくします。
    今までは1回しかできてませんでした。
    後の草取りのことを考えたら、代掻きは2回にすべきなのですが、なにぶん時間が十分取れません。
    今年は二人手伝いが居るおかげで、2回の代掻きができそうです。

  • 2019年4月28日

    ふりだし塾は順調です。

    今朝は寒かったです。
    真冬に戻ったみたいでした。
    この時期にこの寒さはきつかったのでしょう、いろんな植物が枯れてました。
    サクランボの花も一晩で萎れてしまいました。
    今年のサクランボはだめでしょう。
    桃やナシ、多くの果物はまだ花は咲いてなかったので大丈夫でしょう。

    ふりだしの方はゆうすけは行きましたが、彼がいたおかげで水路は通ったし、下の畑の準備も終わったしで、大変助かりました。
    私たちはもう塾生は来ないのを前提に仕事を予定してましたので、思ったより仕事が進んで一安心です。
    なんだかんだ言っても、肝心な時は誰かに助けられています。
    昨年も一番忙しい時期には人が来てくれました。
    少ない中で昨年も今年もしっかり仕事をしてくれる人が来てくれてます。
    ありがたいと思ってます。
    今日は上の畑の肥料入れが半分終わりました。
    気温は低くて風はふくしでしたが、何とか肥料も半分入りました。
    それにしても山には新しい雪が降り、まだまだ雪がたくさん残ってます。
    雪があると冷たい空気が降りて来て気温は上がりません。
    天ぷらパーティーまでにタラの芽が膨らんでくれるといいのですが、どうなるでしょう。
    昨年はタラの芽が早くて、大きくなりすぎたのですが、年によりこんなに変わるものですね。
    ともかく順調にいってます。

  • 2019年4月27日

    下の畑のマルチが張り終わりました。

    夕方の気温がすでに0度。
    朝降った雨は、山では雪になって、山の上は新しい雪積もってました。
    山と言うのは南アルプスのことです。
    それでも新しい雪はないでしょう。
    明日朝はかなりの冷え込みになるでしょう。
    この間は夏のような陽気で、今日は冬です。
    気候はどうなってるんでしょう。
    これで今年もサクランボも、スモモも食べられません。
    つまり今咲いてる花には実が付かないのです。

    さて、手伝いが3人で、今日は朝から雨の中、そのうちやむだろうとマルチを張り始めましたが、雨は強くなり、やむ気配はないので中止で一度家まで帰ってきました。
    昼食を食べると雨は止んでたので、また下まで降りてマルチ張りの続きです。
    何とか夕方までに張り終えました。
    その後上から降ろしてきたトラクターを上の畑まで乗っていかなければなりません。
    気温は0度の上に風があり、ジャンパー2枚の上に合羽を着て、頭から冬用の目出帽をかぶっていたのですが、手袋は薄い手袋でした。
    これでも寒くて凍死をするのではと思うくらい冷えました。
    この時期でもバイクに乗る人はすごいなあと思います。
    毎年上の畑からトラクターを下の畑に持っていき、また持って上がるのですが普段の年でも寒いのに今年の寒さはトンデモナイです。
    畑と田んぼはどうなるんでしょうか。

  • 2019年4月26日

    伊藤さんの田舎生活ブームについての意見は大変参考になります。

    このように最低限名前くらいは名乗ってもらいたいものです。
    私たちにはこのようなことは想像もできないことです。
    少し外れが認識できただけでも大きなことです。
    それがわかるだけでも、こちらのとらえ方は少し楽になりました。
    こういうことは時代の流れで仕方のないことなんだと思います。
    私たち古い世代にはどうしようもありません。
    今来てる人たちはみんな、ここの生活が気に入ってくれてるみたいで、このような人たちもいるのでこれからもふりだしは続けていきたいと思います。
    伊藤さん貴重な投稿ありがとうございました。

  • 2019年4月26日

    水路を復活させる。

    新しい田んぼが2枚あって、下の田んぼを蓮池にしてます。
    冬の間は水を入れることができなかったので、ハスが生き残ってるか若干心配なんですが、何とか水を入れなければなりません。
    上の田んぼは今年は米を作りません。
    草が多すぎるので、1年休んで大豆を作りながら草を減らす予定です。
    特にヒエは田んぼを作りながら減らしていくのは難しいのです。
    何度も草取りをすれば大丈夫なんですが、時間が無いので草取りは2回が限度です。
    それで1年大豆を作りながら、ヒエを減らします。
    大豆なら畑なので草取りはまだ簡単なのです。
    田んぼは膝が付けません、畑なら膝をつけて草取りができるので、草を取る回数を増やすことはできます。
    腰をかがめての田んぼの草取りは本当にきつい仕事なのです。

    上の田んぼを畑にすると、昨年までは上の田んぼに水を入れて、その水を溢れさせて下の田んぼに入れてました。
    下の田んぼには古い水路があるのですが、もう何十年も使ってない感じです。
    この水路の横は山なので、結構大きい石なんかも落ちて来ていて、水路を塞いでいました。
    カヤも生え放題で、水路を塞いでました。
    げたは昨年水路を治そうと頑張ったのですが、半分の所でギブアップしてました。
    今日は若い二人の男に頑張ってもらい、女の子とげたも手伝い、何とか水路を復活させました。
    きつい仕事でしたが、若い3人の手伝いの人たちには、水路の意地が大変な作業であるのもよくわかったみたいだし。
    何よりもきつい仕事の後、水が貫通して、田んぼに入っていったときの感動が大きかったみたいです。
    田んぼをやるには水路の維持は必須です。
    水路に意地ができなくなって、田んぼを止めるケースは結構あります。
    最近は若い人たちがたくさん田んぼをやるようになって、地域の水路掃除に大いに喜ばれています。
    少ないおじいたちで、きつい水路掃除をやっていたところに、若い人たちが何人も加わって、おじいたちに喜ばれています。
    こういう田んぼの裏方のような仕事を経験できたのは、若い彼らにとって非常によかったように思います。

    今日は初めてこごみを食べました。
    明日はワラビの食べ始めです。
    いよいよ山菜のシーズンになってきました。
    今日は野カンゾウも食べました。
    行者にんにくも取り、醤油漬けで食べました。
    ルバーブも取り、ジャムにする予定です。
    毎日新しいものを食べています。
    若い人たちは新しいものを食べるたびに感激してます。
    なにしろ雑草とか、山菜は街ではなかなか食べられないモノばかりなんです。
    今いる手伝いの人たちはみんな植物にも興味が多く、毎日新しい植物に出会えて、おぼえていくのが楽しいみたいです。
    げたもこのような前向きに勉強したい人たちがいると張り切ります。
    毎日楽しくやってます。

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