• 2020年12月8日

    ヤギの発情。

    昨日はヤギの発情で高森町までヤギを連れていきました。
    ヤギの発情は比較的簡単にわかります。
    エサをやっても鳴きやまない。
    尻尾を立ててピコピコ振る。
    ふりだしではいつも発情は遅れます。
    栄養が悪いからとかいろいろ言われるんですが、おそらく寒い気候のせいだと思います。
    ヤギの妊娠期間は約5か月です。
    昨日の発情だと出産は5月の7日になります。
    発情は早いヤギだと10月の早いうちには始まるものと思われます、
    10月の発情だったら出産は3月になります。
    3月はまだ真冬です。
    ヤギの出産には向いてないと思います。
    つまり自然の状態では、3月にはまともなエサはほとんどありません。
    3月に出産すると乳が出なくて子供が生き残れない可能性が大きいのではないかと思います。
    4月になれば草も少しは伸び始めます。
    つまり11月の発情だと何とか子供が育つ可能性が出てくるわけです。
    プロのヤギ農家の方々は7月に子供を売るときまでにかなり体重を増やすのが大事なのです。
    何しろやぎの値段はキロいくらなんです。
    そのため何としても早くに発情させて、早くに妊娠させなければなりません。
    彼らの小屋は周りを囲ってるケースも多いです。
    ふりだしでは小屋の周りは解放されています。
    木の棒で囲ってるだけなので、冬でも風は通り抜けます。
    ヤギは普通こんな感じの小屋で飼います。
    冬は寒いでしょう。
    ふりだしでも11月には発情します。
    10月はまず無理です。
    あまり早いと忙しいので1回スルーするときも結構多いです。
    最初の発情は弱いので確認のために1回スルーするときもあります。
    ヤギの発情周期は21日なので、21日後にまた発情が来たら今度は間違いないということになります。
    今回の発情も21日後にまた発情が来なかったら妊娠したことになります。
    実を言うと人間にも発情はあります。
    長年文化的な生活をしてるので発情を感じない方も多いと思いますが、厳密には何らかの変化はあると思います。
    ちなみにオスは当然ですが、いつも発情してます。
    これはオスの宿命です。
    メスの発情はいつ来るかわからないのです。
    いつでも発情してないと対応できないのです。
    オスは悲しいのです。
    人間界では理解されないのです。

  • 2020年12月4日

    畑の地上部の収穫が終わりました。

    ようやく畑の収穫と後始末がほぼ終わりました。
    残るのは豆類の支柱とマルチだけ。
    作物で残っているのは玉ねぎ、ニンニク、イチゴ、ホウレン草のみです。
    イチゴの苗を試験的に少しとって苗にしました。
    イチゴはいつもは春先に苗にしますが、苗にする時期が遅れて、ここ何年間はイチゴの収穫が極端に少なくなってます。
    秋に苗を作れば一番いいのですが時間がありません。
    12月になってからの苗の鉢上げは今までやったことはありません。
    当然ハウスでの管理になりますが、そもそも根が活着するかどうかもわかりませんが、何でも試しです。
    今年は寒さがまだそれほどひどくないので畑の作業ができています。
    それでも3時の気温は0度、夕方はマイナス3度でした。
    真冬並みですが、まだ土は凍っていません。
    あと2日くらいでマルチも剥がせそうです。
    そのあとはまだ家の畑の支柱類の撤去、下の畑のマルチと支柱の撤去、田んぼの荒起こしが残ってます。
    あと1週間ほどですべて終わりそうです。

  • 2020年11月26日

    ヒエ、アワ、高キビの脱穀。

    遅れに遅れていた脱穀を始めました。
    今日はヒエと高キビは終わりました。
    アワは明日も脱穀します。

    イチジクの防寒対策もしました。
    イチジクは寒冷地では栽培の難しいものです。
    昨年に続き、かなり大量にワラで囲いました。

  • 2020年11月25日

    ほうれん草、小松菜、宮内菜、キャベツ3種類、レタス、サニーレタスの種を植えました。

    例年だったら1月に種まきをしますが、ハウスが、敷地前の松の木が高くなってきて、12月と1月に太陽が当たらなくなってきてるために、早くに種をまきました。
    ほうれん草などの菜っ葉類は冬に食べますと言うより、春先に食べます、つまり、3,4月の食べます。
    キャベツ、レタス類は3月末に畑に定植する苗を作るためです。
    ハウスは大したもので、加温せずに種は芽が出て、菜っ葉類は食べれるところまで大きくなります。
    春先の青物が無くなる時期に貴重なものです。

    今日は他に、菊芋を掘り、山梨を収穫しました。
    他にヤーコンの種イモの保存。
    ヤーコンは他のイモ類と違って、イモを植えても発芽しません。
    イモと茎の間に来年の種イモになる部分が形成されます。
    この種イモになる部分は大きな塊になっています。
    先に芽がすでに形成されてます。
    もみ殻の中に入れるのですが、もみ殻はしばらく外に放置して湿気たものを使います。
    新しい乾燥したもみ殻では保存はできません。
    暖かい室内で保存します。

  • 2020年11月21日

    干し柿。

    昨日と今日、干し柿作り。
    今年は木が増えたので、まあまあの量。
    カキの皮むき器を使います。
    なかなか優秀です。
    カキを機械に刺し、ぴーらーで?いていきます。
    げたは包丁で?きます。
    げたはむくのが遅いうえに、長時間この作業はできません。
    1時間が限度です。
    今でもほとんどの家にはカキの木があります。
    ほとんど全部渋柿の木です。
    昔は干し柿が一番手軽な甘みだったのでしょう。
    どの家にもカキは干していました。
    最近は干し柿をやる家も減ってます。
    ほとんどのカキの木は実が熟して落ちるまでほって置かれます。
    カラスや鳥類にはありがたいモノなんでしょう。
    熊もカキを取りに山から下りてくるみたいです。
    最近はほったらかしの果樹を切ったり、再利用したりで、動物が果樹の木に付かないようにも取り組みが始まってます。
    庭先の果樹は再認識されるべきものなんですが、今のところほったら果樹になってます。
    もったいないですよね。
    甘柿はとってから2-3週間で熟柿になってしまいます。
    熟柿もまたおいしいのですが,固い甘柿は短い間の楽しみです。
    干し柿は長い間食べられるので、やはり1本だけ植えるんだったら渋柿なんでしょう。

  • 2020年11月20日

    家に植えたカキに2個実がなりました。

    このカキは10年以上前に植えたものです。
    何の種を植えたかも記憶に残ってませんでした。
    なったカキは市田ガキでした。
    1300メーターの高地でカキができるのかどうかはもともと不明でした。
    カキの木はもう1本あって、そちらは元は甘柿みたいです。
    ただしここでは甘柿も渋になります。
    この2個のカキがうれしいのは、このカキの木を大事に育ててきたからです。
    成長は下の800メーター地点の半分もありません。
    10年以上たった木ですが、下で5年たったカキぐらいの太さしかありません。
    この1300メーターの高度は、果物には適していません。
    桃の木も10年たっても下の2年くらいにしかなりません。
    リンゴも同じです。
    10年以上植わっているリンゴの木は本当に細くて、実もまだ着きません。
    桃は実はなります。
    野生桃は大きくなります。
    甘い栽培種の桃が大きくならない上に、5-10年で枯れます。
    そのため栽培種の桃は木をたくさん植えてます。

  • 2020年11月16日

    カキ、ピーナッツ、ケツメイシの収穫。

    カキは甘柿と、干し柿用の渋柿。
    甘柿は1本、渋柿は3本の木があります。
    カキの木はまだ実がなっていない木が3本あります。
    1本は種から育てたもので、実がなるまで、渋か甘かはわかりません。
    もう1本はハチヤカキ、大実の渋柿です、今年1個だけ実が付きました。
    もう1本は甘柿のフユウガキ、今の次郎カキは少し実がなるのが遅くて、熟す前に実が凍ってしまいます、やむを得ず、完熟前に実を取ってます。
    フユウは半月ほど早く収穫ができる早生種です。
    しかしまだ苗を植えてから2年目です。
    実がなるまであと4-5年かかります。
    甘柿は家族が増えて1本のカキの木では間に合わなくなってしまいました。
    昨年急きょ苗を植えたのですが、桃栗3年カキ8年です。
    カキはすぐには実がなりません。
    果物は全般にまあまあ身がなるまでに10年はかかります。
    毎年果物の木を植えてますが、いまだに十分ではありません。
    10年たっても実がならない木はたくさんあります。
    果物の木は普通受粉木がいります。
    受粉木は、品種によって違ったりもします。
    果物の木は難しいのです。
    特に放任栽培の場合は、実をつけるのは余計難しくなります。
    暖かいところでは簡単に実がなるものでも、寒地ではなかなか実をつけないモノも多いのです。
    高度が高いと余計そうです。

    ピーナッツは今年は2か所で作り1か所はネズミにほぼ全部食べられてしまいました、もう1か所も実が昨年の半分くらいしかついてません。

    ケツメイシはお茶にして飲みます。
    ケツメイシも寒冷地では出来は良くありません。
    大鹿村で作り続けてもう10年以上になりますが、昔よりは実が熟すのが早くはなりましたが、まだまだ十分大鹿村の気候に順応したとは言い切れません。
    暖地では野生化するくらい旺盛に育ちます。

  • 2020年11月15日

    これを幸せと言うんでしょう

    毎日毎日仕事に追われてます。
    毎日毎日人参を取って、それが終わったら今度は毎日毎日ビートを取ってます。
    まだ終わりません。
    ビートが終わっても次の差し迫った仕事が待ってます。
    この忙しい日常、今日は向かいの山でライブがあるので、娘と孫たちはライブに行ってますが、私たちは行けません、疲れて帰ってきて、それから出かける紀伊はなれません。
    仕事だけの毎日。
    これは不幸なんでしょうか。
    それでも、こんなにいいところに住んで、今日もご飯を食べれて、健康で、家族も健康で、毎日仕事があって、作った農産物の評判もよく、よく売れてます。
    これはやはり不幸とは言えなさそうです。
    そうかといって幸せかと言われたら、実感はありません。
    それどころか時々ライブにもいけないし、忙しすぎるし、疲れるしと、いやになるときさえあります。
    それでも多分幸せなんだと思います。
    幸せと言うのは、意外と実感が無いものかもしれません。
    後から振り返ればやはりあれは幸せだったんだと思うようなもんかもしれません。

  • 2020年11月15日

    山梨とさるなし。

    山梨はこの場所に引っ越しするときに、前の家にあった苗を持ってきました。
    苗を植えてから20年以上たってます。
    ようやくたくさん実をつけるようになりました。
    持ってきた苗は3本。
    1本はスモモの下になり大きくなりません。
    残った2本のうち1本はいい実がなりません、ごつごつの実が多いのです。
    残った1本がいい実がなります。
    山梨にしては大きめの実がなります。
    げたはおいしいと思うのですが、昨年出荷したら不評でした。
    おいしいのに残念です。
    街の人の口には合わないのでしょう。
    栽培のなしと比べるから駄目だと思います。
    こういう新しい果物だと思うと、意外と新鮮な味だと思うのですが、無理でしょうね。
    無農薬の果物は欲しいといい、無農薬でも簡単にできる山梨は味がだめだと言います。
    あくまでも農薬を使ったのと同じナシを、無農薬で作れというんでしょう。
    考え方の相違ですが、永遠に埋まらない溝です。
    ぜいたくを言っておれるのも今のうちなんですが、あと10年くらいしたら山梨にも出番が来るかもしれません。

    もう一つのサルナシは、梨の種類ではありません。
    キウイフルーツの原種みたいなものです。
    これは多分15年くらい前に苗を植えたものだと思います。
    しかも同じ場所に野生のサルナシと栽培種のサルナシを植えてしまったみたいです。
    最近ようやくたくさん実をつけるようになってきました。
    タナを作るつもりがまだタナができないので、木にまきついています。
    高いところの実は全部は取れません。
    サルナシは苗を作るのが簡単です。
    挿し木で100パーセント付きます。
    サルナシは自然にたくさん出てきますがほとんどオス木です。
    メスの木はほとんどありません。
    何本も自然のサルナシの木を大きくするまで管理しましたが、オスばかりでした。
    10年以上待ってようやく判明するのです。
    そのために、メスの木の挿し木で増やすしかないのです。
    敷地内にはあと3-4本苗木を植えてます。
    10年ぐらいたってますがまだ実をならせません。
    果物の木は時間がかかります。その上半分くらいは芯食い虫にやられて枯れます。
    芯食い虫に農薬は使えないので、穴に土を詰め込みます。
    粘土質の土のほうがいいのですが、無い場合はそこらにある土を芯くい虫の穴に詰め込んでいきます。
    表面に蓋をするだけではだめで、土をどんどん入るだけ詰め込んでいきます。
    これで3分の1くらい虫は死にます。
    虫が死なない場合は、何度でもやります。
    木が枯れるか虫が死ぬかです。
    芯くい虫を防ぐためには、草を刈るのがいいみたいですが、果物の木まで丁寧に管理はできません。
    年に何回かチェックをして、芯くい虫の食べた後を見つけたら、対応します。
    芯くい虫は穴をあけた木のくずを、食った後の場所に幕を張るので見つけるのは簡単です。
    またアルミホイルを気にまきつけるという方法もあるみたいです。
    芯くい虫は木の根元から少し上から侵入するケースが多いので、木の根元近くにアルミホイルを巻くそうです。
    これもげたは面倒なのでやりません。
    その割にはちょくちょく見回り、芯くい虫を見つけたら土を詰めてます。
    自然の木は芯くい虫が入っても枯れませんが、栽培の果物は枯れます。
    そもそも甘い栽培品種の木は甘いので、虫が付きやすいのでしょう。
    樹液が甘いんです。
    それゆえ虫にやられやすいのです。

  • 2020年11月13日

    菊芋を掘る。

    庭のログで作ったイスと机は新八角堂の前にいどうしましたが、その場所に大量の菊芋がありました。
    ログのイスと机が邪魔で掘りきれなかったので、毎年増えていき、今年移動の後を掘ると大量の菊芋が掘れました。
    毎年菊芋の需要はたくさんあるのですが、畑で作ってるわけではないので、ついつい掘るのが遅れてしまいます。
    掘りきれなくても菊芋はダメにはならないので、どうしても掘るのが後回しになって、結局地面が凍って掘れなくなるパターンが例年です。
    今年は庭先で障害物もないので、簡単に掘れます。
    わずか2平メートルぐらいの場所から本当にたくさんのイモが取れます。
    肥料も入れないし、草取りもしないし、種も植えない、こんなに簡単な作物はありません。
    大池の畑では使ってない部分に菊芋を移植してます。
    この畑の菊芋は昨年は昨年掘っていません、今年も掘ってません。
    まあ非常食です。
    この様に菊芋は栽培が簡単だし、収量も多いのです。
    掘るのは簡単ではありません。
    何処にイモがあるのかがわかりづらいのです。
    全面的にスコップで掘るしかありません。
    そのためついつい掘るのが後回しになります。
    最近は糖尿病に非常に有効だし、ミネラル分も多いのでよく売れます。
    スコップで掘ってもどうしても小さな菊芋が残ってしまいます。
    その残った菊芋が次の年には大きな株になります。
    そのため種を植える必要もないのです。
    株の高さは2メーター以上になるので、どの草にも負けません。
    草抜きもいらないのです。
    肥料を入れなくても大きくなります。
    肥料もいらないのです。
    場所も選びません。
    どんな場所でも作れます。
    その上花もきれいです。
    菊芋は言うことなしなのです。

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