-
チェーンソーのバーを替える。
バーがまがって、長らく使いにくかったチェーンソーのバーを替えました。
チェーンソーのバーは、木を切るときに挟んで強引に引き出すときに曲がってしまいます。
バーが曲がると、刃はまっすぐ入っていきません。
長らく使いにくいまま使ってたのですが、さすがに限界を感じてバーを替えました。
替えるついでに、バーを長いものと交換しました。
こんなに楽に切れるのなら、早くバーを替えるべきだったと反省してます。
チェーンソーのバーを気に挟むのは、木を切るときに力がかかるほうに刃を入れるからです。
つまり木を切るときに、木が倒れる方に刃を入れると、刃が噛んでしまってバーが抜けなくなります。
強引に抜くとバーは曲がります。
微妙な曲がりなので一見してはわかりません。倒れた木を切るときにもバーをよくはさんでしまいます。
下に隙間のある木を切るときに上から刃を入れていくと、半分を過ぎたあたりから木は少しづつ下に下がります、この時にバーを挟んでしまいます。バーは替えると高いので、なかなか交換ができません。
ちなみにチェーンソーのバーは、いい鉄を使ってるので、ナイフに加工することができます。
車のショックアブソーバーの鉄の板もナイフを使うのにいい鉄です。
今の車はショックアブソーバーが鉄でないモノも多いですが、まだ軽トラなんかは鉄です。薪の木を山から切って出してますが、なかなか作業は進みません。
1年分の薪を切りだすのは結構時間がかかります。
道から遠いところにある木を切ると、道まで出すのに時間がかかります。
道の近くまで長い丸太を引きずり出します。
チリホールを使っても出すことはできるのですが、げたはバックフォーで引きずり出します。
チリホールはセッティングが大変なのです。
最近は小さなウインチもあるので、使いたいのですが、やはり値段的に個人では買えません。
こういう時に村でウインチを購入して貸し出してくれると助かるんですがね。 -
明日から議会です。
議員の勉強をしてましたが、面白くないんです。
そういう問題ではないんでしょうが、勉強はやめました。
勉強すればするほど型にはまってしまいそうです。
型にはまらないほうが面白いんではないかと思います。
どのみち、新米だし、一人だけ途中から議員になったので、全員が先輩なわけです。
どんなにやっても、わからないことが多すぎるし、まあ、なにはともあれ、やりながらおぼえていくしかありません。
きょうは、背広を着ていきました。
実を言うと、今日は議院運営委員会だったのです。
げたは何も知らないので、自分も出なければならないと思って、出ていったんですが、あんたは関係ないよと、冷たく言われました。
まあこんなもんでしょう。 -
コロナ騒ぎの普通の疑問。
まだまだ。コロナ騒ぎは収まらず、相変わらずマスクをしないとどこにも行けません。
一時増えていたマスクをしない人たちも、飯田での大量感染後にパタッといなくなりました。
げたもノーマスクを続けるのが面倒になり最近はマスクをつけるようになりました。
何しろ、村役場に時々いかなければなりません。
立場上、マスクをしないわけにはいきません。
と言うよりこんなことで、突っ張るのも面倒なんです。
何度もノーマスクで生きましたが、必ず注意をされ、何度目かには向こうでマスクを用意してました。
この様に多くの人たちが、やむを得ずマスクをして、いろいろ不自由ではあります。
ここに京都大学の藤井教授の所に出た、大学院生のコロナに対する、普通の統計的な論文が面白いです。現時点のコロナの健康被害は、インフルエンザとだいたい同じで、かつ、肺炎や自殺よりも圧倒的に低い。
「自粛」がコロナの感染抑止に対する影響は、統計的には確認できないくらい小さい。
コロナの感染拡大と感染縮小のパターンは、気温の変化パターンにおおよそ支配されている。それは、自粛を一切していない旧型コロナ(つまり普通の風邪)のそれと同じである。
政府からの自粛要請中に「補償」もあわせてしっかり払えば、人々はより強く自粛するし、自粛要請を解除した後の人々の活発量の復活もより大きなものになる。
なお、自粛させると、経済が冷え込むのは確実である。これら5つに基づいて、「素直に解釈」した内容を「口語」(話し言葉)で簡単に書くと次の様になります。
「コロナって、大してヤバイものじゃない。その被害のレベルはいつも誰も自粛なんてしていないインフルエンザの被害レベルくらいしかない。っていうか、自殺や肺炎の方が圧倒的にヤバイ。それらに比べるとコロナなんて、全然たいしたものじゃない。
しかも、“自粛したからといって、それでコロナが減る”なんて事も全然言えない。コロナの流行廃りは、毎年の風邪と同じで、寒くなれば流行るそうでなければ収まる。だから、自粛するのは『完全にムダ』だって言う他無い。
っていうか、自粛させれば、国民の所得が下落することだけは間違い無いのだから、『自粛はムダどころか単に有害だ』って言う風にしか思えない。
とはいえ、自粛させても、政府が国民の所得をしっかり補償すれば、経済は回復するけれど-──補償しなければ、回復はメッチャ遅くなる。っていうか、回復すら全然無理になる他ない。」
ってことが分かった訳です。
全文掲載できませんでした、げたの技術不足ですが、大まかにはわかったと思います。
まとめてみると
現在の感染率と死者の数は、普通のインフルエンザと変わりはないということ。
マスクをしたりお店を自粛させたり、密を避けたりの政策と感染率とは何の関連もないということ、つまり対策してもしなくても同じ、対策は意味がないということです。
この二つが主なものです。
これで大騒ぎをしてワクチン接種ですよ。
無料と言ったって、これは政府の借金ですから、最終的には国民みんなの税金で賄われるんですよ。
ワクチンを打っても打たなくても、国民全員が一定の負担をするんですよ。
ここから、やはり今回の大さわぎがワクチンビジネスが大きく関係してることが疑われます。
ちなみに、一部の人たちが唱える、国の借金は国民の債権だから。国民は関係ないとか言ってる人たちがいますが、これはバカげた理論です。
国民の債権だからと言っても国は払う意思もないし、結局は最終的にチャラにする気だし、と言うより既に国民の皆さんはすでに支払わされています。
国民の預金はすでに使われてしまってるんですよ。
これぐらい気が付いてもらいたいと思いますけど。
その上、ワクチンで死亡しても、製薬会社は賠償責任もないんですよ。
もっともこのワクチンは、「直ちに影響が無い」か影響は少ないでしょう、将来的にはどうなるかは作った人たちでさえ分からないんですよ。
このワクチンを打つ人たちの気が知れません。
もっともやむを得ず打たなければならない人も多いんでしょう。
悲劇ですね。 -
福寿草が咲きました。
今日は温かい一日でした。
何日か前に福寿草が咲いてるのを見つけました。
福寿草は目立たないところに3株あるだけなので、気を付けてみないと見つかりません。
春一番の花です。
昨日中川村の歯医者に行きましたが、中川村では梅が満開でした。
ここでは梅はまだいこの花も咲かせていません。
地面は大部分まだ凍ったままです。
最低気温も10度近くまで下がります。
それでもやはり春は近づいてきてます。
ここでの生活で冬はただひたすら厳しいだけです。
唯一いいのは少しゆっくり休めます。
しかしこの冬に厳しさがあるから、春の喜びがより多くなります。
より多くの喜びを感じるには、その前によりきびしい状況を生きなければなりません。
泥だらけになって、田んぼを這いずり回って草を取らなければ、大きな収穫の喜びはありません。
多分大型機械でただ機械を使い、毎日仕事で収穫まで行くのとはまるっきり違う人生なのです。
平坦な人生を望むのならそれはそれでいいと思います。
街の近くで、ゆったりとした田舎生活もまたいいものだとは思います。
ダイナミックな人生なら大鹿村です。
それも山奥の方。 -
夕方の気温がマイナス8度。
マイナス8度では5分外にいると、手袋をした手がしびれてきます。
足も冷え切ります。
外は一面の雪です。
しかし今日はポンセンを作りに下の加工所まで行きましたが、ここ以外は雪も積もってません。
つまり昔からある集落は雪の量も少なく、すぐに溶けたのでしょう。
やはり、昔の人たちが、この高さまでしか住まないというのは、正しいのです。
この冬の寒ささえなければ、このふりだしの場所は本当にいい場所です。
アテネで雪が降り、テキサスでは動物が凍死してるそうです。
今年も気候異常はきつそうです。 -
停滞中だったうどん3か年計画がようやく何とかなりそうです。モチ麦の粉ひき。
昨日から奥さんがモチ麦の粉引きをしてます。
うどん用の小麦は、最低のロットが60キロです。
これにモチ麦を混ぜようとしたのですが、モチ麦を粉にしてくれるところがありません。
モチ麦は2割までしか入れることができません。
これは技術的な問題からです。
そこで、まず、60キロの2割で12キロの粉を引こうと思いましたが、これが大変な作業なのです。
粉ひきは機械でできますが、ふるいは手でやります。
もう部屋中粉だらけです。
結局、半分の6キロを粉にすることにしました。
それでも1日以上かかります。
何しろ、手持ちの粉ひき機は小型です。
この様なことが、自力での加工品の問題なのです。
うどん作りの問題は二つです。
第1に少量で麺に加工してくれるところがほとんどない。
第2に少量で粉にしてくれるところがもっとないのです。
ここから考えられるのは。
自分の村で小ロットの麺の加工をすれば、結構お客は来るのではないかと思われます。
当然ですが麺を作るには粉にしなければなりません。
昔は大鹿村でも粉にするところはありました。
しかし今はありません。
時代は変わってます。
今は、村に小さな粉ひき屋さんが居てもやっていける時代になってきました。
粉ひき屋は自給で自分の食べるものも作れば、少量のロットでの受け入れでもやっていけると思います。
半農、半粉屋です。
隣に別の人が小ロットの麺屋さんをやればいいのです。
これで2軒の仕事ができます。
この様に、自給を組み合わせれば、小さい仕事でも、山奥の村で立派な仕事としてやっていける可能性は大きいのです。
問題は人です。
私たちはすでにポンセンの加工をやってます。
小さい加工施設指向ですので、あれもこれもできません。
場所もあるのですが、人が居ません。
大鹿村では新しい人を求めてます。
誰かやってくれませんかね。 -
可愛いーい、文化
ゆるキャラに関したゲタさんのご意見、私も同感です。
「日本の古本屋」を束ねている東京古書組合も「こしょ探」と
称したゆるキャラ人形を作って広告宣伝に使っています。
こうした発想の根に思い浮かぶのは、何でもかんでも「カワイイー」
を連発して、思考を停止状態で放置する態度かと思います。
それに茶々を入れようものなら、「ジジイ、うるせーんだよ」と
白い目で睨まれます。いつからこうし情況が現出しだしたのか、
分かりませんが、メディア含めテレビやネットの影響が大でしょう。
「平和なニッポン」と言うことで、笑って済ませられることとは思いますが、
何だか居心地が悪いのも確かです。 -
ゆるキャラってなんでしょう。
全国どこに行ってもあるのがゆるキャラです。
小多分に漏れず、大鹿村にもあります。
皆さん本当にあれが村の活性化に役に立ってると思いますか。
あのゆるキャラこそ、自治体が何にも考えてなくて、他の成功例を持ってきて、自分の地元の事情も何にも考えず、とりあえず、どこにでもあるしぐらいの発想でやってるのでしょうが、本当にマジで地域の活性化に役に立ってると思いますか。
あれだって、維持にはお金がかかるだろうし、毎回イベントのたびに、多分役場の職員の方だと思いますが、中に入って愛嬌をふりまかなくてはならないし、熱いだろうし、重いだろうし、本当に気の毒だと思います。
あれが村の政策の最もわかるものなのです。
そもそも他で成功した事例は、自分の所では成功しません、2番煎じや3番煎じぐらいならともかく、何百番煎じに何の意味があるんでしょう。
その上ランクまで作られ、長野県のある自治体のようにランク最下位になり、大恥をかいたり、多分次年度は自治体をあげて最下位脱出にまい進したでしょう。
この価値観の違いと言うか、経済観念の無さと言うか、自分で考えないというのか、何なんでしょう。
毎回ゆるキャラを見るたびに、これがある限りは村の活性化は無理だよねえと思ってしまいます。
役場の皆さんはどう思いますか。
ついでですが、「さくらの女王」でしたっけ、ミス桜だったっけ、あれもお金の無駄遣いだと思います。
ソンナお金があるのでしたら、新規移住者の専門スタッフを新設してください。
これはあくまでもげたの愚痴です。
悪く思わないでくださいね。
なにかねえ、村の危機感がなさすぎるんですよ。
毎日忙しすぎるのかもしれません。
こんな時期ですから、一度止まってじっくり考えてみるのもいいのではないでしょうか。 -
ホタルと赤とんぼで村おこしではありません。
ホタル祭りとか、赤とんぼ米とかで村おこしではありません。
だいたい、よそから人がたくさん来て村おこしにはなりません。
普通にホタルが居て、普通に赤とんぼが居て、何となく和む村にしたいのです。
ホタルも赤とんぼも村の人のための再生であるべきです。
そうすればお金も手間もかける必要はありません。
これからの村作りは小さく、簡単であるべきです。
悲しいことに大鹿村では、まだ、前世紀の遺物である箱もの政策を続けてます。
道の駅に大金を使って、そのあとまた全然わけのわからない施設を作ろうとしてます。
村の政策の基本は住民の生活です。
それとはほとんど関係のない箱ものに大金を使い、肝心の移住者の受け入れ政策にはお金をかけません。
今までずうっと、道路整備とかが過疎対策でした。
道路がりっぱになると村は過疎になるという統計さえ考慮されていません。
この道路がりっぱになると余計過疎になるという現象は、原因さえつかめていない不思議な現象なのです。
余談ですが、新幹線の駅ができるとその町は衰退するという不思議現象もあります。
当然ですがリニアの駅ができる飯田市も、駅ができると、なぜか町はますます衰退するでしょう。
箱もの政策もお金ばかり使い、その後の維持に村は大きな負担を強いられ、新しい本当に必要な政策さえできなくなってしまいます。
いつまでこんなバカなことを続けるのでしょう。
不思議なことに、村は自分の金ではないので、いい加減な使い方をするのはまだわかりますが、議会の議員でさえこれに賛成するのです。
まことにおかしな現象です。
村は救われません。
いま世界は大きく変わっていってます。
最近好きな言葉で「昨日の常識は今日の非常識)、これまさに現在にぴったりの言葉です。
価値観はどんどん変わっていってます。
世界情勢もどんどん変わっていってます。
この山奥の大鹿村もその変化から逃れることはできないのです。
今までは仕方なかったと思います。
村を守っていくのが精一杯だったのかもしれません。
何をやっても過疎化は止められなかったでしょう。
しかし、今ここにきて、過疎化を止めなければ村は崩壊します。
今までのやり方は、今後通用しません。
今までやってきてダメだったんですから、大幅に変更しなければならないのです。
それも根本から替えなけネバなりません。
と書きつつ、やっぱり無理だろうね、なんて思ったりもします。
もっとボロボロにならなければ、変われないのかもしれません。 -
ホタルと赤とんぼ。
ホタルと赤とんぼの勉強です。
今までの過疎対策の失敗は行政主導も大きな理由だと思われます。
つまりいろんな政策を立案しても、肝心の住民が付いてきてないのではないかと思われます。
小さなこと、みんながやれそうなことから始めるのがいいのかと思います。
環境の悪化は長年言われてますが、ほぼ止まっていません。
身近なところで、環境の悪化で減ってしまった代表がホタルと赤とんぼです。
どちらも童謡にも歌われてるように、村の普通の風景だったわけです。
今ではどちらも絶滅危惧種に近いぐらい減ってます。
ホタルは主に水路の改修と農薬の影響だと思われます。
多くの田んぼへの水路がコンクリート張りか,U字溝変わってしまってます。
その前にホタルは主に平家ホタルと源氏ホタルがいます。
源氏ホタルは幼虫の時に水路で過ごします。
エサはカワニナと言う巻貝です。
まずカワニナがいないと話になりません。
まず水路をカワニナが住めるように替える必要があります。
これは大掛かりな工事もいります。
住民本位でやるには、かなりな人が居ないとできません。
これと違うのが平家ホタルです。
平家ホタルは田んぼとか湿地帯が住みかです。
当然ですが、農薬と除草剤の使用が平家ホタルの激減の理由です。
農薬と除草剤を止めるのは難しいのですが、止めれば、後は少しの注意事項さえ守れば平家ホタルは増えます。
平家ホタルは個人でも増やしていけるのです。
ふりだしが最初に田んぼを始めた田んぼは、すぐに隣の田んぼも使い始めました。
今は別の人が使ってますが、農薬は使ってません。
この田んぼではしっかり平家ホタルは復活してます。
もっとホタルのことを勉強して、少し注意をしてやればもっと増える可能性は大きいのです。
同様に赤とんぼも激減しています。
県によっては絶滅危惧種に指定されてる県もあります。
こちらは主に苗に使う農薬の影響です。
それとネオニコチノイド系の農薬。
苗に使う浸透性の農薬の影響が大きいみたいです。
この農薬を別の農薬に替えるだけで、約25パーセントの赤とんぼが生き残れるそうです。
それ以外に中干しの時期を遅らせる、刈取り後の田んぼに水を張る、代掻きに時期を少しずらすなどの対策でかなり増やせそうです。
赤とんぼの方が復活はやりやすそうです。
ふりだし塾に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ふりだし塾にお手伝いとして入塾したい方は、お手伝い応募フォームよりご応募ください。
