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米とコキビの脱穀。
第2回目の米の脱穀です。
2回目は4セ半の田んぼの米。184キロでした。
3俵を超えました。
この田んぼにはまだもち米があるので、200キロを越す収量になると思います。
自然農の田んぼは33キロ。
これは3セくらいです。
この収量は一番悪いときと同じ収量です。
自然農風田んぼは分けつが全然しませんでした。
植えた株数だけです。
ここは不耕起、無肥料の初年度です。コキビは散々です。
実が入ってません。
かろうじて新年のお餅用が間に合います。
米は機械の脱穀機ですが、コキビは足踏み脱穀機と唐箕です。
6人の居候全員に体験させなければならないので、少し慣れてきたら交代で効率は悪いです。
それでも何とかこなせるようになりました。
足踏み脱穀機と唐箕は明日も使うし、これからヒエ、ソバに使います。
雑穀類は作っても食べるところまで持っていくのが大変です。
やり方はわかっていても機械がないと出来ない部分もあります。
もちろん手間さえ無視すれば、なんとかなりますけど。 -
(無題)
農業の基礎は観察! はい!
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見えないものを見る力、木村明則さんの新しい本
木村さんの新しい本です。
相変わらず7-8割がたは昔と同じ内容で残りが新しい内容です。
これは問題ではあるのです。
つまり、同じ話を何度も書いてるのですから、そのたびに新しい本を買う立場になればとんでもない事です。
詐欺的でも在ります。
最近の本屋はこれをよくやります。
著者が乗らなければいいだけのことです。
というわけで本当は推薦図書にはならないのですが、この本に限り大推薦します。
最近は推薦するわけに行かない本が多くて困ってるのですが、この本は文句ありません。
ぜひ買って読んでください。
木村さんは新しい世界を開く人だと思います。
農業をやってるから出来ることです。
足が地に着いてる、お百姓さんの驚くべき体験ナわけです。
げたはこういう不思議な体験に多い、東大を出てるからとか、大企業に勤めてたからとかで、その情報が信頼できるようにいう人が多いのですが、これは大きな間違いなのです。
つまり、東大でとかは本当に簡単にだませる人種ナわけなのです。
勉強のことしか知らないのですから、現実のことなど何も分かってないのですから。
今へミシンクで有名な東大出の坂本正道さんなんかは典型的ですね。
あの人をだますのは非常に簡単です。
げたは実際に彼に合ってるのでこう言います。
断言できます。
最近は彼の本は買いません。
へミシンクはすきですが。話が横にそれてしまいましたが、木村さんの本のことです。
竜と出合った話、とか宇宙人に合った話とかは、農業をやってる人だから信用できます。
よく読んでみると、彼はしっかり観察してます。
農業の基礎は観察です。
普通に誇張もなく見たまま話してるのがよく分かります。
これだと宇宙人も龍の話も信用度は高いです。
もちろん100パーセントとはいきません。
90パーぐらいでしょう。
人の話は90パーが限界ですので、最高点です。
本当にいい本です。
自然栽培で農業をやりたくなる本です。
自然栽培とげたの手抜き農業は両立可能です。
自然栽培には幅があります。
農業者が納得できる農法です。 -
アブラチャンとハシバミ。
ゲストハウスの周りにたくさんなってる実がアブラチャンだと分かりました。
アブラチャンは油をとることができます。
前にアブラギリを探してたのですが、寒いところにはアブラギリはないのでアブラチャンがあるでしょうとのことだったのですが、どこにあるのかわかりませんでした。
なんとゲストハウスの周囲にはたくさんのアブラチャンがあります。
たぶんそろそろ収穫時期だと思うのですが、収穫時期も、どのようにして油を絞るかも分かりません。
どなたか知ってる方は情報提供をお願いします。ゲストハウスの周囲で他に見つけたのはハシバミです。
角ハシバミにそっくりな木と葉っぱだったのですぐにハシバミだと分かりました。
角ハシバミはふりだしの周りの森にたくさんあるのを最近発見しました.
発見したのはお客さんなのですが、こんなにたくさん角ハシバミが在るとは思っていませんでした。
山に入ると遠景と足元に集中するので、意外と木の実には注意はいってませんでした。 -
村民運動会
いい天気で村民運動会でした。
毎回ですが出るのが遅くて、プログラムの4-5番目からの参加になりました。
この早い人達でも、人数が多いと何かと時間がかかるのです。
運動会には村八分の私たちは昔住んでいた集落の自治会に参加します。
昔済んでいた集落と隣の集落の連合なのですが元からの村人は4人だけしか来てません。
それに入村者4名と子供が二人です。
超限界です。
これでは、いろんな自治会対抗のゲームに出る人がそろいません。
元自治会のある集落にすんでいて今は村の下に住んでる人までもが参加してもまだ足りません。
ふりだし塾の9人プラス2人が行ってようやく何とかゲームには参加できました。
もうひとつの自治会の催しであるドンド焼きもふりだし塾の参加がないと出来なくなってます。
なにはともあれ、若い人達はいろんなゲームに出て賞品をもらうのが楽しかったみたいです。
これだけ人が少なくなって、準備や後始末も大変でしょうけど、これだけは手伝いません。
元々農業では日曜が出荷になります。
昔はげただけが出荷してたりもしてました。
それで準備がカリどころではないわけです。
今でも今年以外はギリギリで農業をやってます。
準備係は前日からやらなければなりません。
私たちには無理だとあきらめてます。
もし準備係をどうしてもやらないとだめなら、運動会にはいけなくなります。
つまりこの時期の晴れた日に2日も無駄にすることは出来ないわけです。
そのぐらい農業の現実は厳しいものです。
げたは運動会に行かないことも何回もあります。
運動会よりも休みたいからです。
農業には当然ですけど週に1回の休みなんてありません。
週に2回休みなんてとんでもないことです。
農産物の値段が今の何倍かになってくれると農家も休むことが出来るようになると思いますが、そういう日が繰るかどうかは分かりません -
お米の脱穀。
第1回の米の脱穀が終わりました。
さすがに今のメンバーは早い。
午前中に終わってしまいました。
これは普通1日コースです。
結果は5セで178キロ
ほぼ3俵です。
反換算で6俵ですから。無肥料でこんなに取れたことになります。
これで無肥料でも簡単に米が出来ると思うと大間違いなのです。
昨年は控えめに肥料を入れたのにいもち病が出ました。
今年は肥料を入れないのに5セで3俵もとれました。
これが無肥料でも米ができると言う人達と同じ現象なのです。
つまり田んぼの持ち主が長年化学肥料で作ってきて、田んぼに一杯化学肥料が残ってるのです。
下手をするとなくなるのに5年くらいかかるかもしれません。
来年も控えめな肥料設計にしないとだめでしょう。
同じ持ち主の人の田んぼでもう1枚は大豆を作っています。
昨年はソバを作って無肥料でした。
今年も無肥料でまだ大豆の実がなりません。
つまり残った化学肥料が効きすぎて、肥料を入れると反対に実らない大豆は実が入りません。
この田んぼを来年は普通の半分くらいの肥料で作るとよく出来ると思います。
無肥料でもかなりできると思います。
同じ持ち主のもう1枚の田んぼは控えめの肥料で作りました。
この田んぼで昨年大豆を作りましたが実が入りませんでした。
この田んぼは今日脱穀した田んぼより出来は良いです。
4セですが3俵位取れるかもしれません。
脱穀が楽しみです。
明日は村民運動会です。 -
米がなくなります。
米が後運動会のお寿司用のみを残してなくなりました。
急遽明日今年の米を脱穀します。
明日中に籾摺りまでもって行くつもりです。
あさっての運動会のお寿司も新米で行きたいと思ってます。
今年5俵の米を買いました。
それでも足りませんでした。
再度5俵の米を買います。
それでも来年の米が出来るまで持つかどうかわかりません。
今年1反7セでたぶん6俵の収量だと思います。
来年は3反半の田んぼで米を作るつもりです。
何ぼなんでも10俵は取れるでしょう。
1反で5俵が目標です。
目標どうり取れれば、17俵半
これぐらい取れると、娘の1年分の米も何とかなると思います。
家族も増え、居候も増えなかなか状況への対応が間に合いません。
この土地に来てからずっと状況への対応だけで今のようになって行きました。
これからも何かわけが分からないまま変化する状況に対応していくのでしょう。
早く米を自給できるようにもって行きたいものです。 -
来年の4月1日からゲストハウスはオープンです。
大池の畑は霜ですが、今日はゲストハウスにくるみと柿を取りに行ってきました。
ぼちぼち回りも片付けていってるのですが、時間はかかりそうです。
お風呂も出来るかどうかはわからないのですが、そんな事はどうでも良いからとりあえず来年の4月1日にゲストハウスを始めます。
お風呂は最悪ドラム缶風呂でいいと思ってます。
旅人さん専用です。
申し訳ありませんが日本人専用です。
ゲストハウスとウイークリー貸し部屋とかマンスリーの貸し部屋と両方です。
特に長野県南部で家を探す人なんかは優先します。
仕事を手伝ってくれれば部屋代なしで食事が付きます。
今のところ決まってるのはこんなものです。
日本人だけと言うのは問題だとは思います。
本当に申し訳ありません。
ふりだし塾10年で本当に外人さんが苦手になってしまいました。
安いゲストハウスは彼等のたまり場になる可能性があります。
日本で英語を使う生活はごめんこうむります。
皆さんよろしくお願いします。 -
霜が降りました。
大池の畑で霜が降りてました。
今朝ではないので、昨日か一昨日だと思われます。
本当に冗談じゃないよね。
まだ10月になって1週間にもなってないのにもう霜です。
大池の畑は味ではどこにも負けない野菜が作れるのですが、無霜期間が5ヶ月ぐらいしかありません。
下手をすると4ヶ月ぐらいの年もあるのです。
つまり遅霜が6月の最初、早霜が9月末。
これが両方とも来る年もあるのです。
だってこの間まで夏だったじゃないですか。
早すぎますよね。
最近は下の畑が半分ぐらいなので、この大池の畑の特殊な事情に適応が出来なくなって来てます。
本当に下の畑のほうが楽なのです。
山の上でいいのは味だけです。
ところが今の世の中は味は考慮されません。
もちろんまずいほうが良いとはいいませんが、形と大きさが9割です。
後は全部大変です。
おまけに畑の大部分は水はけが悪いのです。
田んぼより悪いのだから始末に終えません。
雨の後は水が湧いてるのです。
場所によっては何日も水が湧いてます。
こんな場所では出来る野菜はほとんどありません。
20年間がんばってきたのですが、ちょっと嫌気が差してます。
早く味相応の値段で売れる時代になればと思います。
まあこちらの売り方もあるのですが。何はともあれ早すぎる霜で若干落ち気味です。
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25年ほったらかしの家の周りの整備。
ゲストハウス予定地の家の周りは25年ほったらかしでした。
一番の問題は竹です。
あらゆる所が竹に進入されています。
昨年試しに1メーターの所で切った竹の周りは新しい竹は生えてません。
1メーターのところできるととんでもない量の液が出てきます。
これが竹を弱らすものと思われます。
ところが今日切った場所は、1メーターで竹を残すと邪魔になります。
梅とか柿の周りなので何もないほうがいいのです。
ここは従来のやり方でこまめに根元から切っていきます。
家の周りが竹とクルミと、藤に占領されてます。
この三つはほとんど切り倒さなければならないでしょう。
クルミの木の下は何も生えません。
藤もきれいでは在るのですが、こんなに太い藤が大量に切らなければならないのですが、もったいないのですが、こんな太い藤つるどうして良いか分からないのです。
ほしがる人には宝物のようなものなのでしょうが。
一応冬に切り出すつもりではあります。
竹も木も何でも利用するものは、冬か新月の日の切らなければなりません。
満月とか夏場に切った木や竹はすぐに腐ります。
条件の整った場所の木で新月の日に切れば煙突にもなるそうです。
木の煙突はげたも信じることが出来なかったのですが、あるそうです。
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