• 2012年11月16日

    タカキビ刈り。

    タカキビの刈り取りです。
    半分くらい終わりました。
    来年は作りません。
    手間がかかりすぎます。
    来年は大幅に縮小します。
    こんな状況は我慢が出来ません。
    けんかになるのは分かりきってますが、すべて縮小します。
    物によってはやめます。
    手始めに、今日はアマランサスは来年は作りませんと言いました。
    だって食べてないんですよ。
    オーツムギも廃止します。
    これらはほとんど種を絶やさないために作ってるのですが、そういうものがありすぎて、限界です。
    最低10種類は廃止します。

  • 2012年11月14日

    干し柿つくり。

    急にとんでもない量の市田柿が手に入りました。
    4人で皮をむいていますが、今日は2コンテナしか出来ませんでした。
    明日残りの3コンテナやります。
    畑は昨日に生ものはほぼ終わりました。
    畑には後タカキビと刈り取った大豆が干してるだけになりました。
    ほっとしてます。
    何とかここまできました。
    まだまだ支柱の撤去とかマルチの撤去が残ってますが、これも地面が凍って仕事が出来なくなるまでです。
    だめなら来春にも出来ます。

  • 2012年11月10日

    稲の脱穀が終わりました。

    稲の脱穀がやっと終わりました。
    自然農は7畝で1俵くらいです。
    来年は大幅に縮小します。
    一番手間がかかり収穫は最低では続けることは出来ません。
    5年間やってきましたがいくらやっても収量は伸びません。
    草は毎年ひどくなります。
    草を刈っても直ぐに伸びます。
    ほって置いたら稲を圧迫する草が増えてます。
    結論は自然農は時間的な余裕がなければ出来ません。
    その上収量が最低な状況に耐えなければなりません。
    大鹿のような寒いところでの自然農は無理だと思います。
    代掻きをしないので直ぐに水が抜けます。
    みずもちが悪いので水温が上がりません。
    分けつをほとんどしないのです。
    大鹿の水は本当に冷たいのです。
    来年からは最初の年の面積に戻ります。
    少しだけ作ります。
    古代米は稲刈りが遅れたので1割しか収穫できませんでした。
    後は鳥に食べられました。
    自然農のもうひとつの問題は稲刈りが遅れるので村中の鳥の総攻撃を受ける事です。
    今年はカラスがひどいので、干した後も結構やられてました。
    カラスだけ死ぬ病気が蔓延すればいいなと、なんて思っちゃうほどカラスの被害は大きいです。
    ネオニコチノイドでスズメは激減しましたがカラスは減りません。
    どうせならカラスと山鳩も激減してもらいたいものです。
    そのうち彼らも減るとは思いますけど。
    ネオニコチノイド系農薬はこのまま行くとすべての生き物の神経を犯していきそうです。
    浸透性農薬です、非常に少量の残留でもじわじわと神経を犯していきます。
    急性でないので関連性の証明が非常に難しいので、この農薬の全面ストップまで10年はかかるでしょう。
    それまで地球の生物が持てばいいのですけど。

  • 2012年11月9日

    ネオニコチノイド系農薬

    この農薬は今から20年ぐらい前から使われ始めました。
    古いタイプの農薬はそれ自体が強い毒性を持っています。
    薄めて噴霧するので何とか人間は死なないわけです。
    危険なのです。
    そこで新しいタイプの農薬が開発されました。
    ネオニコチノイドは神経を麻痺させる薬です。
    アセチルコリンと結合すべき受容体に結合します。
    アセチルコリンは神経細胞が他の神経細胞や筋肉と情報をやり取りするために使う神経伝達物資です。
    受容体がアセチルコリンでなくネオニコチノイドと結合すると文字どうり信号が交錯してしまう。
    神経は興奮すべきでないときに興奮し、伝えるべき信号は伝わらなくなる。
    方向感覚の喪失、短期記憶喪失、食欲の減退がアセチルコリン障害の最初の兆候として生じその後、震え、痙攣、と進行して最後には死を招く。
    人間においてはアセチルコリン受容体の機能不全が招く代表的な疾患はパーキンソン病とアルツハイマー病だ。
    この人間のところを記憶に残して置いてください。
    ここ20年に急にアルツハイマー病が増えているのとの関連も疑う必要があるのではないかと思われます。
    ただしこれは個人的見解ではありますし、証明も出来ないとは思います。
    ただ、ミツバチに起こっていることを見ていると、この農薬を使わなくなっても、問題はなかなか消えていかないという事です。
    残留性が強いのか、ほんのわずかの残留農薬でも神経を冒してしまうのかもしれません。

    「イミダクロプリド」は最も人気の高いネオニコチネイド農薬で世界で今もっと売れている殺虫剤の多くに使われている。
    この薬剤は農作物だけに使われてるだけではありません。
    ペットのノミ駆除剤、芝生やゴルフコースの殺虫に、虫の被害も防いでくれるというオールインワンの花用栄養剤、長期に効果があると歌われて売られている殺虫剤、山でも害虫駆除に使われてます。
    イミダクロプリドは「浸透性農薬」です。
    この農薬を使った植物の体内に浸み込んで茎、葉、根などその植物のどこをかじっても昆虫は死ぬのです。
    どこをかじってもですよ、いかに人間は死なないといっても、何にも影響がないというほうが変だとは思わないでしょうか。
    雨で流れもしないし、作物に噴霧する必要すらないときも多いのです。
    ただ種をイミダクロプリドに浸せばそれだけでいいのです。
    この薬剤のおかげで農家は処理された種子を蒔くだけでいいのです、後は噴霧して環境の汚染も起こさなくてすむし、雨が降るたびに農薬をまく必要もなくなります。
    まさに夢の農薬なのです。
    これが改善された農薬であるといわれれば農家は使います。
    販売会社のバイエル社はミツバチが持ち帰る蜂蜜や花粉に残るイミダクロプリドは非常に少量なので影響は出ないと主張してます。
    ミツバチが直接この薬のせいで死ぬ事がないのは事実かもしれませんが、神経の侵されたミツバチは巣に帰れなくて、またどの方向に花があるのか分からなくなって、結局は巣に戻って来れなくなるのではないかと思われるのです。
    それが最近の死骸はないのにミツバチが消える原因ではないかと強く疑われています。
    フランスでは1994年に問題がおき直ぐにネオニコチノイド農薬の使用が禁止になってます。
    日本は今年ようやく政府もミツバチの大量死にネオニコチネイドが影響してる事を認めました。
    何年経ってるのでしょうか。
    2001年ににフランスでは禁止された物を、今でも関連を認めては居ますが使用禁止になったとは効きません。
    フランスでも94年から始まって01年にようやく全国での使用禁止に踏み切ってます。
    フランス農業省はそれまでの調査ではミツバチの大量死と農薬の間には決定的な関連性は見つからなかったけれども安全策をとって使用禁止にしたそうです。
    これが普通の対応だと思います。
    疑わしい場合はとりあえずやめないと、被害はどんどん広がる可能性は高いのです。
    こんな事もできないくらい、日本も他の国も農薬会社の利益のほうが優先されてるのです。
    フランスの場合はこの使用禁止になった段階での調査で、イミダクロプリドが全国から集められた花粉標本の49パーセントからこの農薬が見つかったという事です。
    短い間に低用量の新しい農薬はフランス中に蔓延した事が判明してはいました。
    フランスは04年にそれまでひまわりの種のイミダクロプリドの処理だけを禁止してたのですが、トウモロコシについても禁止をして、他の6種類の浸透性の農薬も禁止しました。
    今現在フランスだけがこのネオニコチノイド系の農薬の一部をを禁止してるのですが、フランスのミツバチも相変わらず大量死しています。

  • 2012年11月8日

    日本ミツバチ

    日本ミツバチが消えたのは昨年でした。
    記憶違いでした、

  • 2012年11月8日

    蜂とネオニコチノイド。

    現在日本全国でまた世界中でミツバチの大量死が発生してます。
    ミツバチの大量死は20007年に突然全世界的に大量に発生し始めました。
    これ以前からあったのですが、この年からひどくなったという事です。
    この大鹿村でもほとんどの日本ミツバチが居なくなりました。
    大量死といっても死骸はほとんどないのです。
    ある日突然消えてしまうのです。
    ふりだしの日本ミツバチも2-3日前から異常が始まり、しばらくすると突然ほとんどのミツバチがいなくなりました。
    これに関してほとんどの人は事の重大さが分かっていないようです。
    問題はミツバチだけではありません。
    世界中の蜂類とかそのほかの植物の交配を行なってる昆虫が激減してるのです。
    問題が大きいのでこれから何回かこの問題を考えていきたいと思います。
    参考文献は「蜂はなぜ大量死したのか」ローワン・ジェイコブセン 文芸春秋です。

    プロローグ
    私たちの食物の80パーセントが花粉媒介者のおかげで実っています。
    他の動物たちの食物も同じです。
    中国の四川省。
    数千人の労働者が梨の木にぶら下がってなしの花に花粉を付けていってます。
    果樹園には飛び交う蜂が見当たりません。
    養蜂業の人達もこの地域には近づきません、農薬で蜂が死んでしまうからです。
    ハワイのカウアイ島海上450メーターの断崖から一人の植物学者がぶら下がりオスのブリングハミアの花から花粉を取ってメスの花に移している。唯一の花粉媒介者だったスズメガが消えたので、彼らは自力では繁殖が行なえなくなってしまってます。
    すでに他の島では絶滅してしまって、この島でも100本を切ってます。
    ヒマラヤ山脈、破産した農夫たちがりんごの木を切り倒しています。
    何年も掛けて灌漑、施肥、農薬散布をおこなったのにりんごは実を付けなくなってしまったのです。
    ここでもリンゴ園の昆虫が消えてます。
    メキシコ、バニラ農園の農民がバニラに受精させています。
    1年に1度しか開花しないバニラの花には花粉を保護しているふたがあるのですが、そのふたの開け方を知っているハリナシミツバチは消えてしまいました。
    他にこのトリックをマスターした受粉昆虫は居ません。
    今日世界中のバニラ農園は人の手で受粉されている。
    さて、人の手で受粉されない多くの植物はどうなるのでしょう。
    多くの植物はそれぞれお得意の受粉昆虫が居てそれ以外の昆虫は花の内部に入れないようになってる場合も多いのです
    今世界中でこの受粉昆虫を含めた、多くの昆虫が急激に姿を消していってます。
    この大鹿村でもミツバチはほとんど見かけません。
    大池で時々西洋ミツバチの変種みたいなのを見かけるのみです。
    これは西洋ミツバチと日本ミツバチの交配種のような気がします。
    この蜂を時々見かけるくらいで、他はほとんど見かけませんでした。
    春からいつもはぶんぶんとうるさいくらいいろんな昆虫が桜とかいろんな木の花に群がってくるのに、今年は花アブと、マルハナバチだけしかいません。
    それも圧倒的に少ない数です。
    花アブだけは春に大量発生して家の壁に大量の花アブが止まってるのが異様でしたが、それでも花の周りを舞ってる数は総量で圧倒的に少なかったのです。
    その中で日本ミツバチが突然消えました。

  • 2012年11月8日

    最後の稲刈り。

    久しぶりに田んぼに行きました。
    刈り残しの古代米を刈り取りしました。
    刈り遅れた古代米は先が折れてるものも多くて、半分以上鳥に食べられたもようです。
    同時に大豆と倉掛豆の刈り取りも行ないました。
    大豆は畑に立てて干すのですが、3束を1箇所に互いに立てかけて干していたのですが、これがよく倒れるのです。
    倒れるとネズミにやられますし、乾きません。
    畑の畝の真ん中に棒を立てて行きその棒の間を紐を張っていきます。
    この紐に大豆を立てかけて行きます。
    つまり畝の真ん中に棒が何本も2メートル間隔で刺してます。
    この棒に紐を張っていくわけです。
    畝の真ん中に紐が張られていきます。
    この紐の両側から大豆を立てかけていくのです、これで大豆は倒れません。
    来年からソバもこの方式でやるつもりです。
    ソバもよく倒れます。
    茶綿も最後の収穫をしました。
    茶綿は大鹿の風土に慣らすため、5年くらい作ってます。
    今年は今まで出一番出来ました。
    天気がよかったせいもあります。
    ケツメイシも収穫しました。
    これも出来がいいです。
    ハチヤ柿と市田柿も収穫しました。
    今年から実がなり始めました。
    合計で30個ぐらいなりました。
    干し柿にします。
    むいた皮はたくあんに入れます。

  • 2012年11月7日

    ニンジンの販売追記

    ニンジンの販売の追記です。
    ニンジンは一番いいものではありません。
    少し形が悪いとかで出荷に入れませんが食べるのには全然問題がないものです。
    出荷以外で売る場合はほとんどこれになります。
    このニンジンは、げたは出荷にまわすべきだといってるものです。
    ひろみちゃんの選別がおかしいと思っています。
    食べるのに全然問題ないものを出荷からはずして安く売る、これに対してげたはいつもおかしいといってるのですが、ヒロミは頑固なので一切聞いてくれません。
    現に出荷で一番いいものがないときに、この外されたやつを出荷したのですが、売るほうは問題がないので普通の値段で売りましたというものです。
    一応ヒロミから断りを入れるようにとの事で入れてます。
    村内の販売価格は10キロで3000円だそうです。
    よろしくお願いします。

  • 2012年11月5日

    ニンジンの販売。

    ニンジンの出来がよくて出荷し切れません。
    10キロ3500円、送料込みです。
    村内は配達します。
    申し込みはホームページに載っているメールアドレスにお願いします。
    申し込みのときは名前と住所、電話番号も書いてください。
    よろしくお願いします、
    また希望がありましたら、キャベツ、白菜、カボチャ、サツマイモ、ヤーコン、ニンジン、ビート、等も少し余分があります。
    組み合わせでも単品でも1箱つまり10キロから20キロの間で1箱になります。
    送料の関係で1箱単位で申し込んでください。
    ふりだし塾の野菜は畑を作ってから20年以上一度も農薬を使ったことはありません。
    イーエムボカシを全面に使っています。

  • 2012年11月5日

    ソバの脱穀。

    明日雨なのでソバの脱穀をしました。
    足踏み脱穀機を使ったのですが、いつもはみんなに体験してもらうのですが、そばは難しいのです、
    そばは少し強くやると穂ごと飛んでしまいます。
    また、実の付いてる位置がバラバラでもあります。
    急いでる事もあってげたが一人でやってしまいました。
    足踏み脱穀機を毎回違う人に体験させるのは余裕がないと出来ないもんですね。
    今は畑の全面凍結まで何処まで仕事が出来るかです。
    全面凍結は早いときは11月半ば、遅くても下旬に全面凍結してしまいます。
    すでにマイナス5度になってますから、これが4-5日続けば全面凍結です。
    それ以上は仕事は出来ません。
    それでも花豆の収穫は昼に全部終わりました。
    電柵の後片付けも終わりました。
    少しづつ終わっていってます。
    12日からは待望の男手もやってきます。
    これで薪作りも何とかなりそうです。
    明日に女の子が一人来るので、何日かは4人になりそうです。
    男手は1ヶ月なので12月の半ばまで何とかなる事になりました。
    これで一安心です。
    後は11月20日以降にもう1-2人来てくれれば最高です。
    やはり一人でも1年間の人がいれば大きいのがよく分かります。
    今までの1年間いてくれた人、また長期に居てくれた人達に改めて感謝の気持ちが湧きます。

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