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稲刈り。
11月までづれ込んだのは初めてです。
今日は古代米とあきたこまちの刈り取り。
古代米は長さが大分短くなってきました。
5年目なのでだいぶ大鹿村に慣れてきたのでしょう。
この種は近所のおじさんにも分けてあげたのですが、そこでも評判がいいです。
そこの刈り取りは1ヶ月前だったのでそのぐらいでも十分なのでしょう。
こちらは少しでも余計に取りたいので、後から出た穂が充実するまで待つので遅くなります。
それでも未だ出立ての穂がたくさんあります。
まだ、いせひかりとハッピーヒルが残ってます。
その後に柿の収穫、市田柿です。
コンテナに1杯と少し取れました。
昨年は30個ぐらいだったので、よく取れるようになりました。
来年はもう少し苗木を植えます。
機の間隔が大きくなるのを予想して開けてるのですが、その空間がもったいないので、その間に別の木を植えて収穫します。
木が大きくなりすぎたらそのときにどれかも間引けばいいのです。
こんな簡単な事にも気がつかないものなのです。
柿は(柿切らぬ馬鹿)と言われるぐらいなのと、干し柿にするので枝の先をたくさん切ります。
柿の先が残っていないと干し柿のときにつるせないのです。
たくさん切った葉はお茶にします。
むいた皮は漬物に入れます。
何でも利用するのです。
今日から女性の手伝いがひとり来てくれるのでほっとしてます。
取りあえず11月半ばまで何とかなりそうです。
朝は古代麦を蒔きました。
これは小さな命の祭りの種交換会で手に入れた種です。
少し遅くなったので、予備に箱に蒔いて冬場はハウスの中で育てます。
昨年も裸麦を蒔き忘れて、ハウスの中で苗を作りました。
意外と遅く蒔いても麦は何とか冬を越します。
ズッキーニの種も取りました。
取り残しの唐辛子も収穫です。
唐辛子の葉っぱは佃煮にします。 -
サツマイモの苗作り。
収穫したサツマイモからすでにたくさんの芽が出ています。
昨年は保存したサツマイモの中から芽が出たものを半分に切って、水を張った皿の中に置き、大きくなった芽を取って定植しました。
今年はもっと早くからと言う事で、芽が出てる芋を同じようにしました。
また、別に芽が出た芋を鉢植えしたものと、根がついてる芽を鉢に植えてみました。
来年の5月まで半年以上面倒を見なければならないのが難点ですが、こちらはたくさんの花を同じように管理してるのでそれほど問題は無いのではと思います。
それよりは結果がどうなるかが楽しみです。
昨年は大きな芋ばかりを使いましたが、今年は小さな芋ばかりでやってます。
小さな芋でも同じように苗が出来るのなら小さな芋のほうがいいのです。
今年の苗は小さかったのか、買った苗よりは出来はよくなかったのです。
それともうひとつの理由は、芋をつけたままの苗と言うより、苗を取った残りの芋を植えたのが出来が良かった事です。
その上種芋も元の芋より大きくなってました。
この大きくなった種芋はヤギの餌にしてますが食べるのも面白いかもしれません。
同時に芽が出ていない小さな芋も一皿トライしてみます。
今年は芋が太らなかったので小さな芋はたくさんあります。
天気のせいか今年のサツマイモの出来はよくありませんでした。
これは買った苗も同じです。 -
サツマイモ堀り。
残り半分のサツマイモを掘りました。
葉っぱは霜で枯れてました。
霜に当たるとサツマイモは保存に問題が出ます。
サツマイモは思ったより広範囲に芋が付いてます。
前回手伝いの人達が掘ったあとでコンテナ半分くらいのサツマイモが残ってました。
こちらの説明不足も合ったのかも知れません。
今年のサツマイモは不作でしたが、唯一芽だしをした芋をそのまま種芋にしたものは大きく太った芋ができてました。
芋に養分があるので初期の成長が早かったのかもしれません。
また、芽が芋についてるので活着が問題ないのもいいのではと思います。
寒いところでのサツマイモの新しい作り方としてはいいのではないかと思います。
サツマイモは5度以下になると駄目なので冬場の保存は難しいかもしれませんが。
来年はこのやり方で高地にある大池の畑でサツマイモを作ってみます。
取りあえず、昨年取れたサツマイモを冬越しさせて収穫するという試みは成功しました。
これでサツマイモも自給できます。 -
ごめんなさい。
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岡部貴聡さんイラストレーター
応援よろしくお願いします。 -
なぜにえらー?
やれるだけやらなきゃ
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足踏み脱穀機の使い方。
今日はヒエの脱穀を足踏み脱穀機でやりました。
足踏み脱穀機初心者のイナッチが補助です。
足踏み脱穀機にはサイドのうえに4個の穴が開いてます。
ほとんど全部の足踏みにはこの上についてるカバーは付いていません。
ふりだしでは竹の板2本を使ってこの上にカバーを掛けます。
カバーはダンボールを使いますが、それぞれ工夫してください。
今日はこのカバー無しでやりました。
周りにブルーシートを2メーターぐらいの高さに固定すればそれほど外には飛びません。
足で踏むほうを人間側にします。
ブルーシートとの間は2メーターほど空けて置いてください。
まず、ドラムを前側に手で回します、ドラムが回り始めたら足で踏むところをドラムの回転に合わせて踏んでください。
脱穀する物は脱穀機の後ろに起きます。
脱穀機の後ろに別のブルーシートを引いておきます。
このブルーシートの上に脱穀する物は置いておきます。
ここからまず一束取ります。
ドラムはあまり早く回さない事。
稲、タカキビ、ヒエは比較的しっかりしてますが、麦とかアワはドラムの回転が速いと穂先が飛んでしまいます。
束の先のほうを持って先端をドラムにこすり付けます。
束は少し先を広げたほうがやりやすいです。
束は何回か上下を逆さまにすると粒が良く落ちます。
時々全面に溜まった葉っぱと粒を横に広げます。
ほっといたら全面が一杯になって逆流します。
全部脱穀が終わるとまず大きな茎などを手で取っていきます。
その後に荒いふるいで細かい葉っぱ等を取り除きます。
細かい葉っぱは唐箕で飛ぶので大丈夫です。
最後に残った穀類を箕で集めて2斗とか3斗ダルに入れます。
箕が無い場合はボールでも何でもいいです。
脱穀中は束を少し強い目に握っておかないと、茎が抜けていきます。
茎が抜けると後の仕事が面倒になります。
当然ですが脱穀には十分乾燥していなければ粒は落ちません。
稲とかタカキビは楽です。
ソバとか大豆は難しいです。
アワは脱穀機ではやりませんが、できると言う人もいます。
げたは誰に習った訳でもありません。
自分流のやり方です。
もしよりいいやり方があるのでしたら知らせていただけばうれしいです。
少し慣れてきたら調子に乗って早く回転させ、穂がポンポン飛んでたこともあります。
稲の場合は結構早くやる人もいます。
信じられないくらい早い人も「自給自足」のテレビで見たことがあります。
新潟の日本一高い米を売ってる人だったと思いますが、あれは早すぎます。
げたの想像ではテレビの前で張り切りすぎたのではと思います。
げたも早く出来ますが、穂が飛ぶのである程度の回転でやります。
足踏み脱穀機は時間はかかりますが、燃料は入らないし、故障もほとんどしません。
何より仕事が面白いのがいいです。
機械は面白みも仕事をやってる実感も余りありません。
ふりだしでは大量の米と麦は機械の脱穀機を使いますが、それ以外は足踏みか手で叩いたりします。
いろんな機械を持っては居ますが手でできる所は手とか簡単な道具でやります。
機械を使うところは使います。
急いでるときは機械を使ったりもします。
ケースバイケースです。
ただ教えなければならないので、機械を使わないやり方を必ず教えます。 -
ひまわりの種落とし、脱粒
ひまわりの種を取るのに、百均の木の肉たたき棒を買いました。
これで取れるのかなと思うのですが意外に良く取れます。
今居る手伝いの人が前の滞在の場所でやっていた、金網を箱の上に載せ、網にひまわりをこすり付けるというやり方は優秀です。
網は焼肉用の大きな金網です。
この二つのやり方を併用します。
大量のヒマワリは中々処理が出来ません。
忙しくて目の前の緊急を要する仕事で手一杯なためです。
今日は雨で少しはひまわりの仕事が出来ました。
どのみち手間はかかります。
脱穀機にぶち込もうかとも考えています。
問題は網の目を通るかどうかです。
網を変えることも検討します。
網を変えると大豆の脱穀にも使えるかもしれません。
昔近所のおじさんは網を変えて大豆を脱穀機で脱穀してました。
網を変えればひまわりも脱穀できるはずです。
手で脱粒するのは長期的に見て無理だと思います。
それに油絞りは普及しないと思われます。
そのぐらい手でやるのは時間がかかります。
夜なべをすれば出来るのですが、げたは小さいときから夜なべ仕事をさせられていたので夜なべ仕事はいやなのです。
と言うより、夜なべ仕事をやる元気は残っていません。
毎日夜になって少し好きな事ができるのが唯一の楽しみです。
夜まで仕事をしなければ油を絞れないのなら、これは持続できないでしょう。
難しいものですね。 -
馬耕の意外な反響。
馬耕は大変だったのですが、以外にもお年寄りの方はフィーバーしたみたいです。
つまり。3人がかりでも中々うまく起こせなかったわけですが、おじいちゃんとかおばあちゃんたちは一人で馬耕をやっていたわけです。
うまく起こせた場合よりより話題性が合ったのでしょう。
世の中は面白いですね。
よっさんたちは3人で採算無視でやったのが報われてほっとしてます。
来年はげたが馬耕を一人でやっておじいたちを楽しませますかね。
ただ、馬耕はハードルが高い事がよく分かりました。 -
油搾り機について。(付録、油搾り機の選び方)
前に紹介したなかやタイプの油搾り機なのですが、これはあくまでも試作機なのです。
詰まり不都合とか改良したほうがいいところが見つかれば、それを参考により良い油搾り機を作っていこうと言う運動なのです。
したがって文句をいう人は参加できません。
今は想定できないトラブルが起きる可能性もあるのです。
当たり前ですよ、みんな素人なのです。
だから安く出来るのです。
うるさ型の方は高い油搾り機を買ってください。油搾り機には2種類あります。
圧縮タイプと、モータータイプです。
圧縮タイプは手間はかかります、その代わりに熱が出ないので、熱に弱い麻の実などはこのタイプで無いと駄目です。
モーターのタイプは早いです、簡単です、その代わり熱で酸化しやすいです。
自分に合ったタイプを選んでください。 -
なかやタイプ油搾り機
なかやさんと大家さんが共同で作った油搾り機2号を手に入れていたのですが、最新型のステンレス製が出来たので交換可能とのことで交換しました。
新しいタイプはシリンダー部分がステンレスになりました。
鉄だとさびやすいのだそうです。
シリンダーの内側の部分も改良され、またシリンダーが動かないように固定できるようになり、また油を絞る原料を入れるときにあっと驚く工夫がされてます。
ジャッキは10トンになってます。
何と写真つきの説明書も付いてるし、シリンダーとかの部品を入れる箱も付いてます。
大家さんとも会いましたが、本人も楽しんで作ってるみたいです。
価格が7万後半だったと思います。
現在は主に友達に広がってるので友達価格だそうですが、友達で無い方の場合は少し大家さんの労賃もプラスされるかもしれません。
大家さんは現在は儲けほとんど無しでやってますが、希望者が多くなるとそうは言っておれなくなると思います。
それでも、10万以内で油絞りがスタート出来るのはありがたいです。
5万ぐらいの「しぼろうクン」もありますが、あれは実用ではありません。
1回にしぼれる量が少なすぎます。
ジャッキもオークションで手に入れたし、早速試してみたいのですが、状況は非常に厳しいのです。
手伝いが居ないので精神的には楽ですが肉体的にはきついです。
今日一人来ましたが1週間です。
昨日は雨の予定が降らなかったので、あきらめていた麦の種まきをしました。
出来なくなる仕事も多いのですが、収穫は全部やらなければなりません。
その上「陽だまりマーケット」への出店もあります。
これで3日ぐらいつぶれるのですが、出店を止めるわけにもいきません。
10月27日の陽だまりマーケットは楽しみです。
今回は中川村の大草公園です。
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