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TPPについてもっと考えてください。
TPPに参加するという事は、日本が名実共にアメリカの植民地になってしまうということです。
つまり、現在でも危うい独立が、完璧に無くなってしまいます。
アメリカと同じと言うよりアメリカ以下の状況に持っていかれるということです。
何で秘密交渉なんですか。
日本の国会議員でさえ中身を知る事ができないのですよ。
アメリカではこれが問題になり、ようやくアメリカでは議会の議員は内容を知る事ができるようになったみたいです、
このことにより現在アメリカでは議会の半数以上の議員が、このTPPの交渉権を大統領に委ねる事に反対になっています。
私たち日本国民は間抜けにも自民党の政権を選択しましたのでもうどうしようもありません。
悲しい事ですが、アメリカで否決される意外に、これから逃れる方法は今のところ日本国民にはありません。
これからの国会は今回の秘密保護法案と同じように、自、公、維、みの茶番劇になってしまいます。
全てがTPPに賛成なのです。
一番危ないのが維新です。
大阪で着々とTPPの前取りというか、露払いのような試みをしてます。
アメリカでは多くの公立学校が民営になりました。
これどういう意味か分りますか、つまり貧乏人は学校に行くなということですよ。
別な意味では良いかも知れませんけど。
今着々とこのTPPに向けての動きが出てきてます。
軽自動車税が2倍になります。
消費善が8パーセントになります。
漁業権が入札され下手をすれば海外の企業に売られるかもしれません、これは今宮城県で復興の名の下におこなわれています。
秘密保護法案が通過しそうです。
これでTPPの内容も秘密ですから、私たちは知る事ができなくなります。
つまり私たちは知る事もできないうちに、なし崩し的に物事は進んでいくのです。
日本の農業は壊滅するでしょう。
日本は無茶苦茶になるでしょう。
これは多分やめる事もできないでしょう。
これも知る事ができないのです。
日本の国会で反対決議が出たら初めてやめる事ができない事がわかるのです。
秘密交渉とはこういうモンなのですよ。
これに対してほとんど農業以外の人が反対して無いのが不思議です。
いくら馬鹿でもひどすぎます。
信用できない世論調査では賛成のほうが多いんですよね。
みんな農業はひどくなるけど、輸出が増えて日本はますます儲けるとか思ってるみたいですけど。
これは全然違うのですよ。
あらゆることでアメリカのすき放題になってしまうのですよ。元農林水産大臣の山田正彦さんの新しい本「TPP秘密交渉の内容」もしかしたら題は間違ってるかもしれません。
11月末の発売です。
読んだらびっくりだと思います。
ぜひみなさんも勉強してください。 -
紐の結び方
ハウスに大豆を入れるためには、ハウスの中のトマトを片付けなければなりません。
3列のトマトの支柱には多くの紐でトマトを支えてます。
この紐を全て解いていくのですが、結び目は基本片ちょう結びなのですが、これがうまく出来ていないと何倍もの時間がかかります。
毎年何人もの人が支柱を作るのを手伝ってくれるのですが、かならず一人か二人これを理解できない人がいます。
普通に結ぶと、これをやられると解く事が出来ません。
この堅結びを解くためには10倍以上の時間がかかります。
1箇所に固まってこれがあれば、はさみを持つとかの対策もできるのですが、これがランダムにあるわけです。
支柱を結ぶ、これだけの単純な仕事でも簡単ではありません。
作物によって、場所によって結び方は変わってきます。
例えば同じ豆でも種類が違うと葉っぱの茂り方が違います。
伸び方も違います。
それによって丈夫に結んだり、適当にやったりとかの加減をします。
丈夫にこしたことが無いと言われるかもしれませんが、あまり頑固に結ぶと解くのに時間がかかります。
プロの場合はこの結ぶ、解くが大量にあるわけです。
こんな一見簡単そうな事でも、やってみるといろんなやり方があり、工夫の余地もたくさんあります。
いちいち教えることは出来ません。
簡単に教えて、後は各自が考えながらやっていくのです。
今は本当に教えるのは大変なのですよ。
私たちはこんなことは人に教わる必要はほとんどありません。
小さいときからいろんなケースでいろんな結びをやってるので応用が利きます。
今の若い人は遊びが全然違うので、一番の基礎から教えなければなりません。
教えても理解が出来ないケースもあるわけです。
こんな簡単な解きやすい結び方さえ理解できないわけです。
自分で解いてみれば直ぐに分ると思うのですが、なぜ理解が出来ないのかが分らないのでどうゆう風に対応すればいいのかも分りません。
ここに来る人達でさえこの調子なんですよ。
来ない人たちはどうなってるのか、恐ろしくて考えられません。
このような人達がこれからのサバイバルな状況に対応できないのは目に見えてます。
生きていく技術は今どんどん忘れ去られていってます。
田舎でもかなりの年配の方でも何にも知らない人が増えています。
つまり自給自足をやろうとしても、近所にそれを教える人がいないと言う状況になってきてます。
今はここのような自給自足を教える場所が必要だと思うのですが、どういうわけか人は来ません。
皆さん自給自足自体に興味が無いのでしょうか。 -
大豆の収穫。
大豆の収穫。
1箇所はほとんどウサギに食べられました。
もう1箇所は半分くらいネズミに食べられました。
葉が落ちてるからネズミは来ないと思っていましたが、葉が半分くらい残ってました。
葉は時期が来たら落ちますが、葉が落ちる前に霜に合うと気に付いたまま枯れます。
この枯れた葉に隠れてネズミが食べます。
例年ですともっと早く収穫してるのですが、今年は遅れたので食べられてしまいました。
それでも昨年に比べればまだましです。
昨年は畑の一番端だったので早くから食べられました。
収穫は遅れれば遅れるほど、品質は落ちるし、動物や鳥にも食べられます。
それ以外にも大豆は収穫が遅れるとはぜてしまいます。
はぜて飛んだ豆は食べられてしまいます。
ウサギのところの大豆はかなりはぜた部分もありました。
収穫したら乾かさなくてはならないのですが、雨が多すぎるのです。
干しても中々乾きません。
屋根下で無いと乾かせないと思います。
今年作った新しい屋根の下は、超満員です。
乾いた大豆はたたいて豆を出すのですが、年内は叩けないでしょう。
来年までハウスで保存です。
ふりだしではこのように直ぐには脱穀等ができない為に干し場がたくさん必要になります。
この干し場が無いと物は駄目になります。
自然に干せればいいのですが、3-4日乾いた日に脱穀しなければなりません。
そんな余裕は無いので小屋を作ればその横に干し場を作ります。
まだまだ干し場は足りません。
来年になると新しい八角堂のベランダか干し場として使えるのでずいぶん楽になると思いますが、馬を飼うために余計に干すものも増えそうです。
本当に馬が飼えるのでしょうか。
どう考えても無理なのです。
それでも飼うつもりです。
こういうときの突破方法は無理を承知で行くのも面白いものだと思います。
現実としてはとんでもなく大変にはなるとは思うのですが、何とかするしかないのです。 -
今朝もマイナス3度。畑の生物収穫がほぼ終わりました。
ニンジンとゴボウとほうれん草ときく芋を収穫して、残りはほうれん草が少しだけです。
これで少しは安心です。
そうだから少しはゆっくりできるかと言えばそうではありません。
まだ、大豆、と花豆の収穫が残ってますし、田んぼに米ぬかのボカシをまいて起こさなければならないし。
来年の春用の堆肥も運んでなければなりません。
当然全部は出来ません。
その上に冬の仕事のために新八角堂のベランダと玄関と便所の基礎もやっておかなければなりません。
基礎が終わってないと冬の建築が出来ないので、基礎は何が何でもやらなければなりません。
手伝いが一人も居ないのできつい状況です。
げたとしては畑をある程度控えたいのですが、ネバーギブアップのひろみちゃんはまだあきらめていません。
げたは無理と分れば直ぐにあきらめます。
ここいらの調整が難しいのです。
働き者の彼女はいいのですが、こういう時は大変です。
なにしろ彼女があきらめないのなら、こちらも畑をやらなければならないのです。
女性は相対的に全体を見ないように思われます。
この発言はやばいかな。
2年連続で秋から冬場に手伝いが一人も来ません。
大鹿ふりだし塾も潮時かもしれません。
意外と支持されて無いみたいです。
アナーキーすぎるのかもしれません。
自主独立の人は自分でやるので、自主独立の人がこういう塾をやるのがそもそも矛盾してるのかもしれません。
自然農とかの枠にはまれば人がくるのは分ってるのですが、死んでも枠にはまる事ができないのです。
枠にはまらない生き方、枠にはまらない農業、これは自給自足では譲る事のできない原点です。
早い話が自給自足自体がほとんど理解されていないのでしょう。
世の中、なんちゃって自給自足ばかりなのです。 -
キャベツ、白菜。ビートの収穫が終わりました。
キャベツ、白菜、ビートの残りの収穫が終わりました。
恵子ちゃんが行ったので、今日から二人だけです。
来年は手伝いが居ないことを前提に、大幅に畑は縮小する予定です。
なにしろ長期で来た人もほとんど途中で何らかの事情でいなくなる、短期もあまり来ません。
規模の縮小もやむをえないと思います。
来年からは3人ぐらいを最大の受け入れにしようと思ってます。
この形での継続は難しいかもしれません。
来年からは徐々にやり方を変えていきます。
最終的にはどういう形になるかはわかりません。 -
マイナス5度。
昨日の気温です。
今朝はマイナス3度。
あまりの寒さです。
ここまでの寒さを予想してなかったのでキャベツも白菜も凍ってしまいました。
取り込んでたものまで凍ってしまいました。
今日も取り込んだのですが家の中に入れる時間が無いので外に置きっぱなしです。
白菜は上部がほとんど駄目になりました。
上部を切り落として保存するしかありません。
白菜もキャベツも注文は来てるのですが、出荷は難しいと思います。
ある程度は予想してましたが、現実になってみるとみじめなものです。
手伝いが来ないのは、やはりげたの過激発言が影響してるのかもしれません。
それでも鹿は鹿です、馬は馬です。
大鹿ふりだし塾も先がどうなるのでしょう。
この最悪の状況でまだ来年馬を飼おうという暴挙に出ようとしてます。
どう考えても無理なのですが、とりあえず飼って見ます。
馬に乗りたいのです。 -
自然農の稲刈り。
自然農の稲刈りがようやく終わりました。
イセヒカリはよく出来ました。
今までの稲で一番出来たのではと思います。
隣で作った起こして、代掻きして、買った苗で作ったアキタコマチよりも出来はいいのではないかと思われます。
同じ自然農でも買った苗のアキタコマチは全然できはよくありませんでした。
やはり自然農の場合は自分で作った苗で無いと駄目みたいです。
それと買った苗は出来るだけ早く植えないと駄目みたいなのですが、どうしても自分で作った苗を田植えして苗の足りないところに買った苗を植えるのは無理があるのかもしれません。
なにしろ田んぼにきてから2週間以上経ってるので、徒長した苗では根がかなり駄目になってるものと思われます。
こういうところが農業の難しさだと思います。
ある程度の面積、それも中途半端な面積での米作りでは苗作りのために時間を割くのが無理があるのです、
自分で苗を作るには田に水を入れなければならないのですが、他の人達より1ヶ月以上早く水を入れたいといっても、水路の管理はたくさんの人でやるし、なおかつこちらは水路から遠いので管理はうまく出来ません。
その一人が水を使う為に他の大勢の人に早くから水路の掃除をしてくれとはさすがに言いにくいのです。
苗を自分で作るためにはどうしても自分で自由に出来る水路の田んぼでなければ出来ません。
これは冬季潅水も同じです。
冬季潅水は起こさない田んぼ作りにはいいやり方だとは思うのですが、冬中一人で水路の管理は出来ません。
これにも独立した水路が必要です。
田んぼの稲作はどうしても他の人達との協調無しにはできないのです。
大部分の人が今までのやり方の稲作の場合どうしても一人だけ違う稲作りをするのは、中々出来ないのも無理は無いのです。ハッピーヒルはまあまあの出来です。
全体的には自然農もよく出来るようになったとは思います。
5年目にしてようやくまあまあできるようになって来ました。
それでも管理の時間と言うより、草取りの時間がどうしても取れません。
今年も草に負けた部分はあります。
自然農を大面積でやってる人は信じられません。
なにしろ労働時間は倍ですから。
と言っても、無農薬の野菜作りも、稲作りも労働時間は倍以上かかるのですが、その倍時間がかかるやり方はかなり無理があります。
やはり機械も何も持っていない人には自然農はいいとは思いますが、機械を全部持ってなおかつ、機械を使わない自然農は余計に抵抗が大きいのかもしれません。
その上収量が少ないのではよっぽどの信念が無いと自然農では稲は作れません。野菜も、他の穀類もほぼ条件は同じです。
自然農の大豆は草の手間がずいぶんかかりました。
出来はいいですが、大豆は元々肥料は要らないので、起こさないだけなのですが。
他の野菜は自然農では全然出来ないので一度やってやめました。 -
ついに寒くなりました。
ニンジンの収穫の途中であられが降ってきました。
あられといってもほぼ雪と変わりありません。
手が冷たくて少し早く打ち切り。
あと3日で生のものが終わりそうです。
ニンジン、ほうれん草、キャベツ、白菜、ビート、ゴボウが残ってます。
収穫が全部終わるのに後1週間から10日かかりそうです -
大鹿村産業文化祭に行ってきました。
行ってきましたが、ほとんどの時間は川で石を拾ってたのですが。
そもそも人が多くいるところは苦手です。
去年のおじいちゃんたちのコーラスも参りましたが、今年のNPO法人モザイクプロジェクトの表現にはびっくりしました。
最初の部分で出てきてしまいました。
ちょっと見るに耐えません。
街の方が田舎に興味を持つのは結構ですが、絶滅動物を保護しましょう見たいなのりには付いていけません。
大人が真面目にああゆうことができるのが信じられません。
あの人たちは何をしに大鹿村に来てるのでしょう、何日も村に滞在して忙しい中を村の人達に話を聞きたいと押しかけて仕事の邪魔をして、結果あんなとんでもないものを村の人の前でやって、恥ずかしくないのでしょうか。
はじめから村の人の話を聞く耳を持っていないとしか思えません。
自分たちの自己満足的な一方的な見方で田舎を美化して何が生まれると思ってるのでしょうか。
あんな活動で補助金が出るのもびっくりですが。
来年は産業文化祭には行きません。
今年はヒッピーを卒業論文にするとかの人もふりだしにはたくさん来ましたが、来年は引き受けるのにためらいがあります。
確かに待ちの人達に田舎の実情を知ってもらう必要があるのは事実ですが,向こうははなから理解する気はなさそうです。
自分たちで勝手に作った田舎像を、またヒッピー像を勝手に膨らますだけみたいに思えます。
もちろん振り出しに来たヒッピー好きの子達にもこちらの事を理解しようとする人達もいたのは事実です。
だから受け入れ側としてはそういう人も受け入れるべきだとは思いますが、今日はへこみました。
ひどすぎます。
あんな事をする暇があるのだったら、じいちゃんやばあちゃんの畑の手伝いデモしてくださいと言いたいです。
彼らは来年は受け入れることは難しいと思います。
そもそも街の人間は田舎に住み移る気が無いのだったら、中途半端に田舎に興味を持たないで下さいと言いたいです。
こちらは現実問題なのです。
いくらきれいごとに解釈されても、こちらの現実は何も変わりません。
厳しい意見だとは思いますが、田舎の現実はそれほど大変な状況なのです。
本当はすごく頭にきてるのですが、ののしるのだけはやめます。
本当のことを言えばいいとは限らないみたいでも在ります。
世の中は難しいです。
わたしには社会のことは分らないのかもしれません。
ずれがひどすぎて、こちらにも問題はあるのだとは思いますけど、分かり合うのは難しいのかもしれません。
ますます山に閉じこもりたくなります -
作者は雲黒斎。
出版社はサンマーク出版です。
1600円。
明日からももう少し内容を紹介します。
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