• 2014年6月14日

    醤油麹作り。

    麹で一番難しいのは温度調整です。
    最初は全部まとめます。
    6時間ぐらいで温度は上がってきます。
    温度が上がってきたら、今度は材料を拡げます。
    室温は温度が上がるまでは高めですが、一度温度が上がると、今度は自力で温度は上がるので、部屋の温度は上げません。
    19時間で麹蓋に移動、その後は麹蓋で温度を管理していきます。
    麹蓋は重ねておいて置くのですが上ほど温度は上がります。
    上にあったものは下において温度を調節します。
    この温度管理が慣れがいります。
    1時間おきに見たりしなければなりませんが、なれると6時間ぐらい置いておけます。

  • 2014年6月13日

    醤油麹3日目。

    45時間で出麹の予定だったのですが、もう少し緑の麹菌を増やしたいとのことで、48時間までやりましたが、今度は乾くのではないかとの事で、出麹になりました。
    麹蓋から30リッターの漬物ダルに2重に漬物袋を入れ、その中に麹を手で細かくしながらなおかつ豆をつぶさないようにして、漬物袋に入れます。
    この中に塩水を入れます。
    塩水を入れたら、丁寧に強すぎないようにかき混ぜ、袋を絞り中の空気をできるだけ抜き、これで仕込みは終わりです。
    3ヶ月は涼しいところに置くので、むろの中に入れました。
    引き続き2回目の仕込み。
    これはひろみちゃんがやってる事の記録です。
    塾生は参加しますが、げたは見てるだけです。
    煮た大豆を水切りしておきます。
    その間に粉砕し、軽く炒った小麦をふるいにかけ粉の部分を別にしておきます。
    粉の小麦に麹をまぶします。
    この粉と荒く粉砕された小麦を混ぜます。
    大豆が4,5キロ、小麦も4,5キロです。
    水切りした大豆を2枚の毛布と2枚のシーツを重ねて拡げその上に置きます。
    このときに温度が40度になってることを確認します。
    部分的に熱い可能性もあるので、色んな場所で温度を測ります。
    温度を確認すると、麹菌をまぶした小麦を混ぜていきます。
    このときも大豆をつぶさないように注意しながらです。
    小麦を混ぜたらシーツと毛布を周りに巻いていきます。
    このときには材料は1箇所に集めています。
    麹をまぶすときは材料は拡げます、熱を冷ますためです。
    シーツと毛布を巻いたら、室温を上げます。
    40度で6時間管理します。
    この後に麹蓋に移動します。
    6時間すると麹菌の発酵熱で熱くなるので、麹蓋に移動して、麹蓋の中で40度を保ちながら発酵させます。
    20時間で一度塊をほぐします。
    さらに45時間まで40度を維持しながら管理します。
    麹蓋は重ねます。
    箱だのに蓋と表現するのは、この箱を重ねるので各箱が蓋の役目をするからかもしれません。
    45時間後に出麹です。

  • 2014年6月12日

    醤油麹順調です。

    昨日の昼に麹菌をまぶしてスタートした麹は順調です。
    最初はシーツに大豆と荒引き小麦を広げ、麹菌を混ぜます。
    その後に室温を上げ、全体の温度が上がるのを待ちます。
    温度が上がりすぎると拡げて温度を下げるのですが、今回は温度が一時45度まで上がってしまい、この段階で麹蓋に移動しました。
    麹蓋は麹の為に作った薄い木の箱です。
    これが無いと麹作りは大変です。
    この麹蓋を使うことにより、温度管理が楽になるのです。
    麹蓋の底に原料を薄く延ばします。
    29時間後に麹菌が回るのですが、今回は31時間後に麹菌がうまく回ったので、それを一度バラバラにします。
    詰まり手でもんでやるのです。
    この後にもう少し薄くします。
    麹蓋を増やし、麹をもっと薄くします。
    これで明日の昼には出麹で、同時に塩水を入れて、醤油を仕込みます。
    今日から大豆を水につけ、明日朝から大豆を煮て、明日の昼には第2回目の麹の仕込みです。
    麹蓋がたくさんあればこの作業は1回で済むので、今年の冬には麹蓋を作ります。
    麹蓋はみんなで使えるので、これがあると麹作りが広がる可能性があります。
    味噌も醤油も麹作りが一番大変なのです。
    温度の管理のために夜も時々温度の確認をしなければなりません。
    げたはこういう場合中々眠れなくて、消耗してしまいます。

  • 2014年6月11日

    醤油の仕込をはじめました。

    荒挽きした小麦と黒豆の醤油です。
    荒挽きした小麦はフライパンでいため、豆は煮ます。
    両方あわせて麹菌をまぶします。
    3日掛かります。
    詳しい作り方はネットで検索すればでますよ。
    ふりだしの作り方は、3ヶ月に1回かき混ぜればいいやり方です。
    麹作りは温度を一定に保つのが結構難しいのです。
    最初に温度を下げすぎると、後で上げるのが大変です。
    温度が高すぎると納豆になります。
    温度は高すぎるのは絶対駄目です。
    低い場合は部屋の温度を上げれば何とかなります。
    菌の発酵は最初が肝心です。
    はじめの温度設定がうまくいけば、半分はできたものと思っていいです。
    今は電気ストーブを使えるので楽になりました。
    昔は豆炭コタツと石油ストーブで温度調整をしてました。
    今の時期にやるのは、この時期までは時間は取れないのです。
    ようやく田植えも終わり、第1回の田んぼの除草も終わり、畑の種まき、苗の定植、支柱作りも一段落しました。

  • 2014年6月10日

    塾生の畑。

    現在4名の塾生がいますが、全員が宿舎の近くに畑を作っています。
    別のところにも彼らの畑はあるのですが、今年の人達は熱心なのです。
    宿舎は全員個室で、棟も別です。
    宿舎の周りは畑にしたければ畑になる場所は十分あります。
    今まで一度だけ畑を作る人はいましたが、全員がそれも結構熱心に畑をやるのは初めてです。
    彼らは小さいながら田んぼもやってます。
    その上バケツの稲作りまでやっています。
    今は仕事は9時から5時までなので畑をやる時間は十分あります。

  • 2014年6月9日

    ご参考になれば


    壌改良剤は1tあたり1万5千円前後で流通しています。生コン工場や建設会社、大きな工事現場でついでがある時に頼んでみると良いと思います。4tトラッ
    クか10tトラックでの納品が一般的ですが混載でのタイミングがあるかもしれません。 添加量は仮設道路なら土量1?あたり50Kgで十分です。改良深さ
    30cm、道路幅3m、道路延長20mとすると0.05t×0.3m×3.0m×20.0m=0.9tで約1tとなります。 バックフォーが小さい場合は
    引きずるように道路にまいてトンボで敷き均してから攪拌します。小袋タイプもありますが割高です。こんなイメージです。http://www.emusekou.jp/blog/?p=1106  動画https://www.youtube.com/watch?v=qTqxAm-jAgQ

  • 2014年6月7日

    田んぼの除草グッズ(水草とれた」君は優秀です。

    水草取れた)くんは「けずったろう」君の兄弟です。
    けずったろうは畑の除草器具です。
    最初は馬鹿にしてました。
    大きい草を取ろうとしてたのですが、中々うまく取れません。
    元々この道具は草が小さいときにかきとるために作られたものです。
    小さい草は問題なく取れます。
    つまり、1週間ぐらいの小さな草はこの道具で結構取れます。
    柄が長いので仕事も楽です。
    もちろん田車のほうが圧倒的に早いのですが、小さな田んぼで田車を買うこともできない方々にはお勧めです。
    また力を使う必要が無いので女性でも簡単に使えます。
    もうひとつすごいのは、この「水草とれた」君は幅が狭いので稲の15センチの株間の間の除草も出来ます。
    これが大きいです。
    株間の除草は田車が使えない為に、手でやらなければなりません。
    これが非常にきつい仕事なのです。
    この仕事をしていると、除草剤を使う人の気持ちはよく分かります。
    こんなに大変な仕事なのに収入が少ないのではみんな稲作りをしなくなるのがよく分かります。
    除草剤を使えば使うでまた問題も起きるわけなのですが、あのきつい仕事をやらなくてもいいのなら使う気持ちは十分分ります。
    でもそれでも私達は除草剤を使うことができません。
    除草剤は環境に大きく影響します。
    あまりにもマイナス要因が強すぎるのです。
    それゆえの色んな除草法、除草機具があります。
    早くこの問題を解決したいものです。

  • 2014年6月7日

    田車除草が終わりました。

    田んぼの田車除草第1回目が終わりました。
    今日は二日目なのでみんな慣れてきたのと、今日の田んぼはトラクターのトラブルで、代掻きを最低限しかしてないため、地面が硬いのでやりやすかったのもあります。
    第2回目の田車除草の前には少し地面を乾かして硬くしたいのですが、それだと田んぼの生き物が死んでしまいます。
    多少女装がしにくくても田んぼを乾かすわけには行きません。
    田んぼを乾かすと分ケツもしません。
    今年はヒエが多いので手での除草にも時間がかかりそうです。

    田車除草機の使い方ですが、まず古い田車はネジを締めなおさなければなりません。
    田車の古いものは全てガタガタになってます。
    トタンの部分も腐食してたり破れてたり、外れていたりです。
    平トタンを型どうりに切り、針金で蒔きつけるか、できる人は穴を開け新しいネジを入れて止めてください。
    田んぼでの使い方ですが、手で持つ部分を下のほうにします。
    下から押し上げる形にすると、田車はあまり潜りません。
    田車を深く潜らせないようにするのがコツです。
    土が歯車の部分にかんだ場合は、田車の手で持つ部分をあげて、歯車に付いた土を落としてください。
    柔らかい部分は1回でも大丈夫ですが、硬いところでは3回ぐらい押して,引いてです。
    ひたすら慣れです。
    稲の根を切らないようにしてください。
    柔らかい部分では手で押すところを、ほぼ田んぼに水面近くまで下げてください。

  • 2014年6月5日

    大豆の定植と前川金時とトラ豆の支柱作り。

    大豆の苗を例年と同じだけの量蒔いたので、今年は1箇所2本植えから1本植えに変わり、なおかつ1畝に3列作ってたのが2列になったので大量の苗が余ってしまいました。
    手間が掛かった苗なので何とか植える場所を確保してるのですが、このままでは大量の大豆が取れることになりそうです。
    大豆は手間が掛かるので売りたくないのですが、この苗の量で3倍の収穫になれば売るしか仕方なくなります。
    買いたい人はたくさんいるので売るのは問題ないのですが、手間の割りには売る値段を高くする事ができません。
    苗の定植は色々やっているのですが、げたは中耕除草したり、草刈したりで苗のことはあまり分りません。
    今は手伝いが5人も居るので、支柱の班と定植の班に分かれています。
    それとサルナシの苗を植えました。
    サルナシはキウイの原種みたいなもので、そのまま食べれます。
    おいしい果物です。
    げたが挿し木で増やした苗を3年目で定植しました。
    10年後に実がなり始めます。
    うまくいけば棚で作ります。
    10年後にサルナシの棚ができてるかどうかはわかりません。
    過去にブルーベリーと山葡萄で失敗してます。

  • 2014年6月5日

    田んぼのチェーン除草と田車除草。

    昨日は田んぼの除草。
    最初にチェーン除草を試みましたがうまくできて無いみたいなので、残りは田車除草です。
    チェーン除草には11日後は遅すぎるみたいです。
    1週間後ぐらいが適期とされています。
    またちぇん除草のためには、代掻きをしっかりして柔らかい地面で無いと駄目みたいです。
    反対に柔らかい地面だと田車除草には向いていません。
    荒く起こしたたんぼでは、田車除草は楽でした。
    今年も田車除草は皆さん苦労してました。
    唯一オールステンレス製の田車は軽くてスイスイです。
    古い鉄製は重くて沈んでいくので、今年も横に移動して田車を少し前進させて、また除草するを繰り返していました。
    田車除草の場合はあまり深く田車が潜っていくと、せっかく根が張った稲が動いてしまいます。
    根を切ってしまうと後の稲の成長に影響します。
    チェーン除草は楽なのですが、条件が難しいです。
    今年は昨年作ったチェーンを切って、木の棒に打ちつけたものと、タイヤチェーンをそのまま木の棒に片方だけ打ち付けたものを作りました。
    タイヤチェーンをそのまま付けた物のほうが、横にもチェーンがあるので良く取れる気がします。
    田車除草の後は、魚網で抜けて浮いた草を掬い取りました。
    抜けて浮いた草は、しっかり水を張った田んぼではそのうちに枯れてしまいますが、水が少なくなったり、無くなったらまた付いてしまいます。
    ふりだしでは毎日水管理のために田んぼにいけないので水を一定の深さにできません。
    例えば米ぬか除草の場合でも、田植え直後に米ぬかを入れ、その後に水を10センチから15センチにとどめる、詰まり毎日こまめに水を見るか、水が入りすぎると水路に戻るようにしないと駄目です。
    この理由により米ぬか除草もできません。
    ふりだしの農業は野菜が主なので仕方ないです。

お問い合わせ

ふりだし塾に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ふりだし塾にお手伝いとして入塾したい方は、お手伝い応募フォームよりご応募ください。