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塾生の畑。
現在4名の塾生がいますが、全員が宿舎の近くに畑を作っています。
別のところにも彼らの畑はあるのですが、今年の人達は熱心なのです。
宿舎は全員個室で、棟も別です。
宿舎の周りは畑にしたければ畑になる場所は十分あります。
今まで一度だけ畑を作る人はいましたが、全員がそれも結構熱心に畑をやるのは初めてです。
彼らは小さいながら田んぼもやってます。
その上バケツの稲作りまでやっています。
今は仕事は9時から5時までなので畑をやる時間は十分あります。 -
ご参考になれば
土
壌改良剤は1tあたり1万5千円前後で流通しています。生コン工場や建設会社、大きな工事現場でついでがある時に頼んでみると良いと思います。4tトラッ
クか10tトラックでの納品が一般的ですが混載でのタイミングがあるかもしれません。 添加量は仮設道路なら土量1?あたり50Kgで十分です。改良深さ
30cm、道路幅3m、道路延長20mとすると0.05t×0.3m×3.0m×20.0m=0.9tで約1tとなります。 バックフォーが小さい場合は
引きずるように道路にまいてトンボで敷き均してから攪拌します。小袋タイプもありますが割高です。こんなイメージです。http://www.emusekou.jp/blog/?p=1106 動画https://www.youtube.com/watch?v=qTqxAm-jAgQ -
田んぼの除草グッズ(水草とれた」君は優秀です。
水草取れた)くんは「けずったろう」君の兄弟です。
けずったろうは畑の除草器具です。
最初は馬鹿にしてました。
大きい草を取ろうとしてたのですが、中々うまく取れません。
元々この道具は草が小さいときにかきとるために作られたものです。
小さい草は問題なく取れます。
つまり、1週間ぐらいの小さな草はこの道具で結構取れます。
柄が長いので仕事も楽です。
もちろん田車のほうが圧倒的に早いのですが、小さな田んぼで田車を買うこともできない方々にはお勧めです。
また力を使う必要が無いので女性でも簡単に使えます。
もうひとつすごいのは、この「水草とれた」君は幅が狭いので稲の15センチの株間の間の除草も出来ます。
これが大きいです。
株間の除草は田車が使えない為に、手でやらなければなりません。
これが非常にきつい仕事なのです。
この仕事をしていると、除草剤を使う人の気持ちはよく分かります。
こんなに大変な仕事なのに収入が少ないのではみんな稲作りをしなくなるのがよく分かります。
除草剤を使えば使うでまた問題も起きるわけなのですが、あのきつい仕事をやらなくてもいいのなら使う気持ちは十分分ります。
でもそれでも私達は除草剤を使うことができません。
除草剤は環境に大きく影響します。
あまりにもマイナス要因が強すぎるのです。
それゆえの色んな除草法、除草機具があります。
早くこの問題を解決したいものです。 -
田車除草が終わりました。
田んぼの田車除草第1回目が終わりました。
今日は二日目なのでみんな慣れてきたのと、今日の田んぼはトラクターのトラブルで、代掻きを最低限しかしてないため、地面が硬いのでやりやすかったのもあります。
第2回目の田車除草の前には少し地面を乾かして硬くしたいのですが、それだと田んぼの生き物が死んでしまいます。
多少女装がしにくくても田んぼを乾かすわけには行きません。
田んぼを乾かすと分ケツもしません。
今年はヒエが多いので手での除草にも時間がかかりそうです。田車除草機の使い方ですが、まず古い田車はネジを締めなおさなければなりません。
田車の古いものは全てガタガタになってます。
トタンの部分も腐食してたり破れてたり、外れていたりです。
平トタンを型どうりに切り、針金で蒔きつけるか、できる人は穴を開け新しいネジを入れて止めてください。
田んぼでの使い方ですが、手で持つ部分を下のほうにします。
下から押し上げる形にすると、田車はあまり潜りません。
田車を深く潜らせないようにするのがコツです。
土が歯車の部分にかんだ場合は、田車の手で持つ部分をあげて、歯車に付いた土を落としてください。
柔らかい部分は1回でも大丈夫ですが、硬いところでは3回ぐらい押して,引いてです。
ひたすら慣れです。
稲の根を切らないようにしてください。
柔らかい部分では手で押すところを、ほぼ田んぼに水面近くまで下げてください。 -
大豆の定植と前川金時とトラ豆の支柱作り。
大豆の苗を例年と同じだけの量蒔いたので、今年は1箇所2本植えから1本植えに変わり、なおかつ1畝に3列作ってたのが2列になったので大量の苗が余ってしまいました。
手間が掛かった苗なので何とか植える場所を確保してるのですが、このままでは大量の大豆が取れることになりそうです。
大豆は手間が掛かるので売りたくないのですが、この苗の量で3倍の収穫になれば売るしか仕方なくなります。
買いたい人はたくさんいるので売るのは問題ないのですが、手間の割りには売る値段を高くする事ができません。
苗の定植は色々やっているのですが、げたは中耕除草したり、草刈したりで苗のことはあまり分りません。
今は手伝いが5人も居るので、支柱の班と定植の班に分かれています。
それとサルナシの苗を植えました。
サルナシはキウイの原種みたいなもので、そのまま食べれます。
おいしい果物です。
げたが挿し木で増やした苗を3年目で定植しました。
10年後に実がなり始めます。
うまくいけば棚で作ります。
10年後にサルナシの棚ができてるかどうかはわかりません。
過去にブルーベリーと山葡萄で失敗してます。 -
田んぼのチェーン除草と田車除草。
昨日は田んぼの除草。
最初にチェーン除草を試みましたがうまくできて無いみたいなので、残りは田車除草です。
チェーン除草には11日後は遅すぎるみたいです。
1週間後ぐらいが適期とされています。
またちぇん除草のためには、代掻きをしっかりして柔らかい地面で無いと駄目みたいです。
反対に柔らかい地面だと田車除草には向いていません。
荒く起こしたたんぼでは、田車除草は楽でした。
今年も田車除草は皆さん苦労してました。
唯一オールステンレス製の田車は軽くてスイスイです。
古い鉄製は重くて沈んでいくので、今年も横に移動して田車を少し前進させて、また除草するを繰り返していました。
田車除草の場合はあまり深く田車が潜っていくと、せっかく根が張った稲が動いてしまいます。
根を切ってしまうと後の稲の成長に影響します。
チェーン除草は楽なのですが、条件が難しいです。
今年は昨年作ったチェーンを切って、木の棒に打ちつけたものと、タイヤチェーンをそのまま木の棒に片方だけ打ち付けたものを作りました。
タイヤチェーンをそのまま付けた物のほうが、横にもチェーンがあるので良く取れる気がします。
田車除草の後は、魚網で抜けて浮いた草を掬い取りました。
抜けて浮いた草は、しっかり水を張った田んぼではそのうちに枯れてしまいますが、水が少なくなったり、無くなったらまた付いてしまいます。
ふりだしでは毎日水管理のために田んぼにいけないので水を一定の深さにできません。
例えば米ぬか除草の場合でも、田植え直後に米ぬかを入れ、その後に水を10センチから15センチにとどめる、詰まり毎日こまめに水を見るか、水が入りすぎると水路に戻るようにしないと駄目です。
この理由により米ぬか除草もできません。
ふりだしの農業は野菜が主なので仕方ないです。 -
岩沢方式の大豆の定植。
びっくり栽培と言われているそうです。
芽が出るといきなり芽と根を切ってしまい、挿し木するなんて想像もできませんでした。
非常に不安でしたが、定植のときに根を見ると、立派に根は出ています。
芽も二つ出てます。
これで3倍取れればたいしたものだと思います。
植える場所は肥料が一杯入ってます、普通は実がなりません。
収穫まで不安ではありますが、期待もしてます。
思えば大豆栽培は収量が少ないので、補助金が出て初めて成り立つぐらいのものです。
補助金をもらわない私達にはとてもじゃないけど販売用は作れませんでした。
この3倍収穫法なら販売用も作れます。
売る側からはいつも作ってくれと言われるのですが、冗談じゃないと思っていました。4年ぐらい前にふりだしに来た事があるまなぶが少しの間滞在します。
4年前は大丈夫かななんて思っていたのですが、しっかりしてきました。
現在は5人です。中耕除草と、ネギ苗の定植、他に花豆の支柱作り。
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トマトの定植。花豆の支柱作り。
トマトの定植がようやく終わりました。
ここではトマトの定植は、横に穴を掘り、横に苗を植えます。
苗は出来る限り途長させます。
つまり、ひょろひょろと伸ばすのです。
このひょろひょろ苗を横に植え、先だけ地面から出します。
これにより、横になったトマトの茎から大量の根が出ます。
それで丈夫なトマトになります。
理論的に考えれば間違ってると思うのですが、実際やってみるとこのやり方が一番結果はいいのです。
今年はじめる、1,5メーター間隔でトマトを定植して、わき芽を欠かずに大きくして、キュウリのアーチ型の支柱にキュウリネットをはって、延びたわき芽をネットに結んでいくと言うやり方でも、植えるときはこのやり方です。花豆の支柱つくりは順調です。
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沢から水を引く。トマトの定植。
午前中は苗を作っていたハウスが空いたのでトマトの定植。
今年はトマトの株間を広げます。
露地トマトは1,5メーターに1本植え、わき芽を基本残します。
トマトのわき芽をかくのはトマト栽培の常識ですが、それがトマトに問題を起こしていると言う説に興味を持ちました。
今までハウス栽培中心でしたが、今年は露地栽培と半々ぐらいです。沢から水を引くのは、まず、準備するものは、タンク300から500リッター、黒パイ(距離に応じて)、穴の開いた黒パイより少し太めの塩ビ管。
沢が5メーターぐらい緩やかになってる場所を選びます。
そこに小さいダムを作ります。
ダムから上は少し掘ります。
ダムに黒パイを5メーターぐらい切ったものを中ほどに通しておきます。
ダムの中に穴の開いた塩ビ管に網戸の網か、網状のものなら何でもいいですを巻きます。
穴とこの網でごみの進入を止めます。
その塩ビ管の上に大きな石を置いていきます。
石を置く事によりごみを止めます。
石をたくさん置く事で少しのごみが詰まってもどこかから塩ビ管に水は来ます。
このダムからタンクに水を引きます。
タンクに黒パイの端を差し込みます。
細かいことはそれぞれが工夫してください。
このやり方ですと1年に数回の掃除でシステムの維持ができます。
完成した後、水が来ない場合は、水源から遠い場合はパイプ内の圧力が強くて高低差の圧力より強くなります。
この場合は途中に空気抜きの穴を開けるか、空気抜きのバルブを取り付けます。
距離が短い場合は引いてる黒パイをゆすると水が出ることもあります。
距離が長くなるほど、高低差が小さくなるほどタンクの容量を大きくしなければなりません。
細かい作業については質問してください。ふりだしでは水場は敷地内に湧いてるので、コンテナに網戸の網をかけてコンテナの中にパイプを入れてそこから水を取ってます。
参考までに、湧き水は周りの木を切ってはだめです。
木を切ると水は枯れる事があります。
太陽が直接さすのもよくないようです。
水についてはまだまだよく分かっていないことも多いのです。
湧き水に屋根を作るのはごみとか土も入らなくなり、太陽も差し込まないのでお勧めです。
ふりだしでは湧き水の上に覆いをしてるだけです。
それだけでももう2年も掃除もしてません。 -
ニンジンの種まき、ヒエの種まき、ジャガイモの中耕。
苗の定植がほとんど終わりました。
残りはトマトと大豆。
種まきに入りました。
今日はニンジン1列。
ニンジンは早蒔きの場合芽の出が悪いのであまり早くできませんが、早く収穫したいのもあるので少しづつ蒔いていきます。
ヒエは1回目は苗を作り、今日は種を蒔きます。
ヒエは半月後にもう1回種を蒔きます。
種まきをずらすのは安全のためと、栽培形態の違いのためです。
穀類は少し時期が違うだけで実がならなかったり、収穫が変化します。
安全のために何回かに分けて種まきをするのと、マルチを使う栽培では苗を作りますが、マルチを使わないケースでは直播です。
ヒエの直播の場合は、野生のヒエとの見分けが困難です。
今年は最初条間を30センチで始めたのですが、途中で45センチに変えました。
種は2011年のものを使いました。
ヒエは少し古くても発芽します。
2011年の種を使ったのは、種を持ってくるのを忘れただけです。
畑の小屋に置いていた古い種を蒔きました。ジャガイモは最初に高畝を作ってそこに種イモを置いていく方式です。
ひろみちゃんの好みです。
彼女によれば病気が少ないそうです。
げたはこのやり方はいいとは思っていません、げたのやり方は、まず平らな畑に軽く溝を掘り、そこに種イモを植え、軽く土をかけます。
ジャガイモの茎が高くなるに従い、土寄せを2階ぐらいします。
このやり方だと除草の必要がありません。
最初から畝を高くすると、この後に土寄せはできません。
除草が手間が掛かります。
手間が増えるやり方はいいやり方だとは思っていません。
収量も、病気もそれほど変わってるようには思えません。
収量も病気もどちらかと言うと天候の影響の方が大きいと思っています。
家庭の平和のためにひろみちゃんのやり方でやっています。
栽培方法の違いは他の要因もたくさんあるので、簡単には確定できません。
何年もやってみないと分らないものです。
良く毎年やり方を変えるという人がいますが、これではどの栽培方法がいいのかは分らないと思います。
画期的な方法以外は、手間が少ないほうを選ぶべきです。
げたは手間が増える方法は、よほどの理由が無いとやりません。
ヒエのマルチを使わない方法は、手間も増えるし、収量も減ります。
それでもマルチを少しでも減らしたいので、半々に分けて栽培してます。
ヒエは保存期間が100年なのと、実はニワトリのえさ、茎は干して冬のヤギの餌になるので、干し草を作る必要がなくなるので、栽培面積を増やしてます。
ヒエはどんな天候でも実がなります。
雨が多くても少なくても、気温が低くても高くてもほぼ安定して収穫できます。
栽培期間も短く、早く霜が降りても大丈夫です。
味はあまり特徴は無いのですが、餅にしてもおいしいです。
ご飯に混ぜてもよく分かりません。
パンに混ぜてもこれと言って変わりません。
もちろんどちらのケースでもヒエは割合としては多く入れません。
一度ヒエ飯で食べてみたいと思っています。
昔の人はヒエとかイモを食べ、米を食べたいとあこがれていたのを知っているので、あえて冷えのご飯を作る気にはならないのかもしれません。
げたは麦飯とイモで育ちましたが、両方ともそれほどおいしいものではなかったです。
サツマイモも今はおいしい品種がたくさんあるし、買っても高いのですが、昔は田舎の人はイモと呼ばれていたんですよ。
もちろん暖かい地方の話ですが。
薩摩のイモ侍は有名ですが、高校なんかもイモ高なんて言われていたんですよ。
ヒエなんかは麦よりまだ下で、昔の首相で「貧乏人は麦を食え。」なんてのたまっていた人もいたんですよ。
江戸時代は百姓は米を作っていたのですが、自分で食べる事ができずにヒエとかアワを食べていたんですよ。
イモは長い間薩摩が門外不出にしていたので、外ではあまり無かったのではと思います。
たぶん明治になってからの全国普及なんじゃないかと思います。
ジャガイモもそんなに前から食べられてなかったのではと思います。
サバイバルの場合はジャガイモは一番です。
シベリアでもジャガイモはできます。
肥料が無くてもジャガイモはできます。
雨が多いと駄目です。
ジャガイモとヒエの組み合わせがサバイバルの主力になるでしょう。
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