-
小屋作り
小屋を作る場合は、まず掘っ立て鹿基礎を作るかを決めます。
掘っ立ては穴を掘りそこに柱を立てます。
簡単に作れますが10-15年が限界です。
今回の小屋は前回掘立で作った小屋の建て替えです。
まず大きさと柱の位置を決めます。
次に屋根を片屋根か、両屋根かを決めます。
柱に位置はできれば90センチの倍数でやります。
建物は基本これです。
健在は全てこの90センチが基本です。
例えば屋根は半分の45センチづつ垂木を入れていきます。
その上に乗せるコンパネは90×180センチだからです。
柱の位置が決まれば大きな三角定規を作り直角を見ます。
なれないと1週しても少しずれていますが、10センチ以内だと気にしないで大丈夫です。
柱の位置が決まればそこを掘ります。
建築では60センチ近く掘って、砕石を入れたりしますが、小屋ではその底の土を丸太に横に枝をつけたもので付き固めていきます。
今回は出来合いの基礎を買ってきましたが、大きな石でもいいです。
基礎の上に柱を立てます。
その柱を四方に1本づつ添え木をして安定させます。
このときに水平をしっかり見てまっすぐ立てます。
柱は立てる前に先から10センチ下に1センチぐらいの穴を開けて起きます。
建築では臍を切りますが、小屋では切った木の上に直ぐに棟木を置いていきます。
棟木は番線で止めていきます。
今日は棟木を置き、垂木を6本ぐらい入れて終了です。
今回の小屋は中2階を作るので、一番長い柱は4メーター30センチです。
棟木を置く為に、2日かけて足場を組みました。
普通はこんなに高い柱を使わないので、脚立を二つで棟木を置いていきます。 -
田んぼの草取り。
田んぼの草取りに時間がかかってます。
一番広い田んぼが一面ヒエだらけです。
はじめはみんなうまく取れなくて、再度やり直し。
何回かやって今日は再度初めからきれいにやり直しをしてます。
ヒエは稲との見分けが難しいのです。
とりあえず、稲は間隔で解るので、稲の株付近はこれは本当に見分けるのが大変なのでおいておくことにして、他の部分をきれいにとって言ってます。
細かく見れば稲とヒエは違うのですが、いちいち細かく見る時間はありません。
株の横のヒエはもう少し経つと、よく分かるようになります。
ところがその頃は稲の穂が出始めるので田んぼには入れません。
それで結局ヒエが大きくなって種を持ち始める頃にヒエ取りをやるので、また種が落ちるのです。
こちらは野菜が主体の農家なので、草取りが一段落したら余り田んぼには行かなくなります。
水を見に行くだけです。
水を見る必要がなくなるとますます行きません。
気がつくとヒエだらけなのです。
ヒエは稲より高くなるので良く目立ちます。
目立ち始めたらようやくヒエ取りの事を思い出すのです。
去年は軽トラ1台分のヒエが取れました。
このヒエは束にして干して、冬場のヤギのえさにしました。
わざわざ冬場のヤギのえさのために、青刈りのヒエまで栽培してるのでこのヒエ取りは別に苦にはなりません。
平行して自然農風の田んぼの草も取りました。
自然農では草を刈るのですが、私達にはその時間はありません。
抜くと刈るとでは時間が倍以上違います。
その上刈るとすぐにまた刈らねばなりません。
抜くとしばらく大丈夫です。
抜いて田んぼから出して、草を完全に殺してから、また田んぼに帰します。
結局自然農風と言ってますが、一部を刈っただけで、後は起こさない稲つくりになってます。 -
Re:ほまれへ
お返事ありがとうございます。
ゲタさんもいつまでもお元気でいてください! -
ほまれへ
山でテント生活からはじめるのは大変だと思います。
がんばって下さい。
質問は何時でもどうぞ。
ことらの新八角堂も屋根まで完成して、後は玄関、便所、ベランダを残すだけです。
こつこつやっていけばいつかは出来ます。
こちらも今は畑の小屋を作ってます。
田んぼの草抜きと畑もあるので、毎日は建築とうわけには行かないのです。
山は何でもできるので、大変だけどいいんですよ。 -
ゲタさんお久しぶりです!
何年か前にひと冬お世話になっていたほまれです。
お久しぶりです。最近、念願かなって山林を買うことができて、一週間くらい前からテント生活をして住みはじめました。
テントで暮らしながら、これから住むための小屋を建てていく予定です。
ゲタさんのところで経験させていただいたたくさんのことを、これからガンガン活かせます!
その節はありがとうございました。
生活の様子はブログに書いていこうと思っています。
もしよかったらのぞいてみてください。地球生活NEO
http://neoearthlife.comこの掲示板は時々読ませてもらっています。
これから建築や畑のことなど、こちらで質問させていただくかもしれません。
よろしくお願いします。 -
さくらんぼが大豊作です。
さくらんぼを食べたいだけ食べるのはひとつの夢であるのですが、今年はその夢がかないました。
2回目です。
さくらんぼの木はあるのですが、毎年霜にやられて実がならないのです。
最近は遅霜が普通になってます。
さくらんぼの木は何と5本もあるのです。
2本はまだ小さいので実はなりません。
残りの3本は実がなるはずなのですが、アメリカンチェリーは交配樹が無いせいかあまり実はなりませんでした。
今年からナポレオンと高砂の花も咲くようになったのでそのどちらかがうまく交配したのか、アメリカンチェリーも大分なってます。
主力は暖地桜桃と言う品種です。
この品種は花が早いので霜にやられやすいのです。
多くの果物は交配樹が無いとあまり実が付きません。
ナシの幸水も長年ほとんど実が付いてなかったのですが、今年は山梨に花が咲くようになったのでたくさん実が付いてます。
これからもみじイチゴ、びっくりグミ、ブルーベリーと続きます。
イチゴもようやくボールに一杯取れるようになりました。
今年は少ないです。
イチゴは毎年草に負けて、冬が越せなくなる株が多いのです。
食べるまでは熱心に草を抜くのですが、実が終わると他の仕事に追われてついついイチゴの草抜きを忘れてしまうのです。
それと余り草を取りすぎると、カラスに見つかってしまうので実がなる頃はある程度草を残すのも、後で問題になる原因ではあります。
カラスの被害は結構ひどいんですよ。
ジャム用のイチゴがこれから収穫になるのですが、そちらは豊作の予定です。 -
田んぼのヒエ取り。
一番大きな田んぼ(1反5畝)が一面のヒエです。
田車をやっても、株間は草が残ります。
田んぼが緑に見えるほどのヒエです。
田んぼの草をきれいに取るのは難しいのです。
草を取り始めると直ぐに水はにごります。
塾生は最初は1本づつ取っていたみたいです。
田車をもう一度やれば真ん中20センチは草がなくなるのですが、田車をやると水がにごって草の根元が見えなくなり取りにくくなると思ったそうです。
田んぼの草取りは草を手探りで取るのです。
同時に株間の土を動かすと言うか、土の中に手を入れ根っこごと抜いていきます。
たぶん文章では言いにくいので、実際にやって見せなければ、理解できないでしょう。
1本づつ抜いてたのではとんでもなく時間がかかります。
その上半分も抜いて無いので、最初からやり直しさせました。
田んぼの草抜きは本当につらい仕事なのです。
1日中かがんでの仕事なのです。
なおかつ、抜いた草はそこに置いておく事はできませんので、腰にぶら下げたビクに入れていくのですが、これが重くなってくると腰に来るのです。
抜いた草をびくに入れる前に、水を絞ってください。
水を絞ると草の重さは半分以下になります。
草を抜いたときに土が付いてくる場合もあります。
この土も丁寧に水で落とします。
草抜きは全てのケースで土を落とすのが基本です。
畑でも同じです。
これは農家では常識なのですが、手伝いの塾生ができないことのひとつです。
みんな草を抜いたら土を付けたままです。
土をつけたままの草は枯れません。
そのまま畑に置いておくケースでは、また畑に根づいてしまいます。
畑から草を出すケースでは、草は重くなるし、畑から大量の土を出す事になります、その上草を集めて置いておく場所でも枯れません。
草を抜いたらその場で土を落とす。
大事な事です。 -
トラクター小屋の地ならし。
小屋の場合はまず地面をならします。
今回は道が斜めに走っており、なおかつ少し高くなってます。
トラクターは急な坂は上がれません。
出し入れなので安全に出し入れできなければなりません。
大量の土を、畑の水路を深く掘りなおしながら持ってきました。
最初はひし形に小屋を作るつもりでしたが、小屋はやはり直角を大事にしないと、屋根のトタンが斜めになってしまいます。
材料が四角なので、小屋もしっかりとした四角で無いと材料も無駄になるし、手間も大幅に増えます。
なぜひし形にしたかというと、畑に小屋が掛かるので。その面積を少なくしたかったからなのですが、やはり四角にします。
長年土つくりをした畑が少しでもなくなるのはさみしいものです。
特に一番土がいい場所なので余計につらいのです。
農業者にとっては畑は長年時間を掛けて作ってきたものです。
少しけずるだけでも大きな抵抗を感じます。
畑や田んぼを中々手放さない気持ちはよく分かります。
ふりだしでも畑も田んぼも借りてる部分が結構あります。
人の田んぼですがしっかり土つくりをします。
石も出します。
たとえ5年とか10年で返すことになっても、いい畑や田んぼにして返したほうがいいのです。
貸した人が喜ぶからです。
田舎でで生活する場合は信用が第一です。
よそから来た人間は人一倍信用を得る為に働きかけるべきです。
みんなそれをよく見てるんですよ。
私達の無農薬のグループにもっと田んぼや畑を貸してもらわなくてはならないのです。 -
2回目の醤油を仕込みました。
予定では45時間で出麹なのですが、麹菌の回りが遅く、詰まり思ったよりも途中の経過の温度が低かったのです。
この場合乾燥して、それ以上は麹菌が回らないこともあります。
乾燥しすぎた場合は霧吹きで水を吹きかけてやればいいのかもしれません。
ここいらは今後の課題です。
45時間を大幅に過ぎて53時間で出麹になりました。
今回は時間を掛けたので麹菌が十分に回っていました。
9キロの材料が2回で18キロそれに水がそれぞれ12キロに塩が3キロ。
1回で24キロの醤油を仕込んだ事になります。
2回で48キロ、1回の仕込みで30リッターの漬物樽にほぼ8分目になります。
24キロは結構重いので、移動は大変です。
3ヶ月は涼しいところにおいて、その後は暖かいところに置かなくてはなりません。
むろは地下なので出し入れが大変です。
暖かいところに置いたら、後は3ヶ月に1回かき混ぜるだけで、搾るまで置き場所は変わりません。
1年でも醤油は搾れますが、ふりだしでは2年置いたものを搾ります。
醤油つくりの輪も少しづつ広がっていってます。
最終目標は村に1軒醤油屋を誕生させる事です。
醤油は自給には手間が掛かりすぎます、プロに任せたほうがいいと思います。
油も同じです。
材料は自分たちで作り、加工をプロに任せる、これにより村に新しい産業を作るのです。
それも外に売ることは目指さないで、村の中だけでやっていくほうがいいと思ってます。
たくさん売って稼ぐのが目標ではありません。
自分たちの生活が維持できればいいのです。
忙しくなってきたら増産するのではなく、新たにもう1軒醤油屋を養成すればいいのです。
それで2軒が新しい仕事で食べていけることになります。
外とのお金の行き来をなるべく少なくする、物の行き来も少なくする。
村の中で経済を自立させる。
これがこれからの社会の新しい形態になっていくでしょう。
つつましく幸せに暮らせる村を目標にしたいです。 -
トラクターの小屋を壊して新築します。
今日は壊すだけ。
壊すのは本当に楽しいのですが、お金の無い私達は再度使う材料も多いので丁寧に解体していきます。
解体は建築より危険です。
立てた順番の反対に解体していきます。
なれない塾生はとんでもないところを壊し始めるので、げたは1日中付きっ切りです。
無事に解体は終わり、あさってから建築が始まります。
ふりだし塾に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ふりだし塾にお手伝いとして入塾したい方は、お手伝い応募フォームよりご応募ください。
