• 2014年12月2日

    雪が降ってます。

    朝から雪です。
    それほど積もってるわけではないのですが、気温も低く、風も吹いてます。
    家にこもってます。
    畑が終わり、追われてる仕事はほとんどありません。
    やらなければならない仕事は一杯残ってます。
    畑と田んぼが優先なので、色んな雑用が溜まっています。
    その内、ヤギの堆肥だしとウサギの堆肥だしは終わりました。
    仕事はあるのですが体は動けません。
    1年でここしか休めないのです。
    春は建築が終わるとおすぐに畑と田んぼが始まります。
    年内は雑用が溜まってるので、それで終わるでしょう。
    建築は年が明けてからです。
    猛烈に疲れてます。

  • 2014年11月30日

    野菜の保存法。

    現代農業12月号は野菜の保存特集。
    自給自足で一番大変なのは野菜の保存です。
    外ではほとんど野菜は買わないので、いかに保存していくかに掛かっています。
    12月号で特に参考になった記事は、
    まず、包丁の研ぎ方、しっかり研いだ包丁で収穫した野菜は保存期間が長くなるそうです。
    砥石は20分水につけておく。
    包丁は押しが7、引きが3の力で研ぐ。
    仕上げはとぎ汁をうまく使う、とぎ汁を包丁の下においてそれを利用しながら研ぐ。

    カボチャは収穫後に温かいところに置いておくと甘みが増す。
    ハウスに1ヶ月ぐらい置いておくそうです。

    サトイモは霜がきても掘らない。
    随喜がへたれるまで置いておくとよい。
    マイナス5度くらいまで平気。

    サツマイモは反対に寒さに当てると甘くなるのですが、10度以下は腐ります。
    サツマイモは掘りたてよりは、1週間か10日ぐらい経ってから食べます。

    サトイモは小芋を離すと腐りやすい。
    逆さまに保存するといい。
    その他にも参考になるものが一杯でした。

    野菜の保存に苦労してる方にはいい本だと思います。

  • 2014年11月28日

    畑での作業が全部終わりました。大豆の品種

    下の畑でのマルチはがしが終わりました。
    同時にタカキビの脱穀もしました。
    これで畑での全作業が終わりました。
    後は大豆の脱穀と雑穀類の精製。
    大豆は棒で叩いての仕事になります。
    叩く棒が大事です。
    家によって、地方によって違うタイプの棒を使います。
    先が二股のもあれば、曲がっている棒を使ったり、真ん中で折れる棒を使ったりとそれぞれが使いやすいものを工夫してるみたいです。
    大鹿村はただの棒が多いように思います。
    ふりだしでは、先が二股になった、比較的細い枝を使ってます。
    手を持つところがちょうどいいぐらいの太さの枝を5本ぐらい用意してます。
    天然に少し曲がってるのもいいみたいです。
    大豆をたたくのはいい天気の日で無いとだめです。
    どうしても完全には乾いていないためです。
    乾いていないと豆ははじけません。
    振り出しの大豆は脱粒しにくいタイプです。
    脱粒しやすい大豆は畑ではじけてしまいます。
    収穫時期を少し逃すと畑が豆だらけになってしまいます。
    脱粒しにくいタイプの大豆は、当たり前ですが中々はじけないので、叩いて全部の豆を出すのが大変です。
    どちらのタイプの大豆を作るかは、その人の栽培環境によります。
    私達は他の作業が一杯あるので、全部終わってから大豆をやります。
    その間、乾かした大豆は品種ごとにまとめてハウスに置いてます。
    最近の大豆はほとんどはぜにくいタイプです。
    味的にははぜるタイプのほうがいいのかもしれません。
    大豆の品種を選ぶ場合は、早生と晩生もあるので、そちらのほうが優先になります。
    振り出しの大豆は極早生のはぜにくいタイプと、中生の大鹿独自の品種である中尾早生です。
    中尾早生もはぜにくいタイプで、たんぱく質が多くて、味もいい品種です。
    大豆たたきは時間がかかります。
    大豆が多くて一人でやってると、1週間ぐらいかかります。
    大豆は豆腐、味噌、醤油と加工にも使うので結構たくさん作らねばなりません。
    今年は30キロぐらいしか無いと思います。
    半分以上ネズミに食べられました。

  • 2014年11月25日

    わらじ作りでぎっくり腰。

    雨で室内で豆のからむき。
    3時から女性陣の強い要請でわらじ作りを教えました。
    3人とも夕食までには片方作り終えました。
    まゆみちゃんはのってるのでそのまま無片方にも挑戦してます。
    げたは座ってり間にぎっくり腰になってました。
    何もしないのにぎっくり腰になったのは初めてです。
    毎年仕事が終わる前に、仕事が終わる見込みが付くと、ぎっくり腰になります。
    気が緩むんですね、たぶん。
    それだけ無理をして体を何とか持たせて来てるのです。
    気が緩むともう駄目なのです。
    4-5日仕事は出来ないでしょう。
    わらじ作りを教えるのは楽しいものです。
    最近はよっぽど熱心にたのまないとげたは教えません。
    だって、結構きついのですよ。
    それをそれほど熱心じゃない人たちに教える事はできません。
    男性陣は棄権です。
    出来たぞうりを室内で履きたいといってましたが、室内では履けません。
    ワラくずだらけになってしまいます。
    ワラくずは足についても洋服に付いてもやっかいです。
    室内では布ぞうりです。
    わらじを作るときに、ワラの上を布で巻いていってもいいし、他のヒモを使ってそれに布を巻いていってもいいです。
    布だけだと柔らかすぎます。
    周りの部分だけでも少ししっかりしたヒモにしなければなりません。
    ヒモは化学繊維だと履いてテ気持ちがよくないし、捨てるときに大変です。
    麻紐の少し太いものか、布でもいいのですが、布の場合はきつめのよりをかければ固めのヒモが出来るかもわかりません。
    普通の布ぞうりの作り方では、みんな化学繊維のヒモを使っています。
    化学繊維を足に履くと、気が抜けなくなります。
    これは結構大事な事ですよ。
    靴下も化学繊維は駄目です。
    げたには化学繊維の靴下を履いて何も感じない人が信じられません。
    もちろん冬はそんな事は行っておれません。
    安い化繊の厚手の靴下を綿の靴下の上にはきます。
    羊毛の靴下が最高なんですが、手に入れるのも難しいし、値段も高すぎます。
    気楽に作業用には履けません。
    作業用に二股のちょうどいい厚さの羊毛靴下があると使いますけど。
    ここいらの店には売ってません。
    冬は作業に地下足袋を履く事もあるので、二股の靴下は欠かせません。
    5本指靴下は履くと一番いいのですが、脱いだり履くのが大変なのです。
    毎日靴下を変えるという贅沢は出来ません。
    何日も同じ靴下をはくので、5本指はいやになります。
    面倒なのはいやです。

  • 2014年11月24日

    昨夜もライブから家に帰ってきたのは1時半。のは

    昨夜のオアシスナイトは大勢のお客でした。
    こんな山奥のライブに、それも2週連続なのに、こんなにたくさんのお客が来るのが大鹿村の不思議なところです。
    今回のライブは昼の2時にスタート。
    村とか伊那谷のミュージシャンもたくさん参加して、小さなお祭りの感じでした。
    ふりだしのお店は大人気で、3回ついたもちも売切れてしまいました。
    お餅は古代米、紫芋、コキビの3色モチでした。
    もちろん材料は全部自分たちが作ったものです。
    もちに付けるのは、自家製キナコ、自家製アンコ、自家製醤油の中から選んだでもらいました。
    ピザもいつもどうり人気で余れば今朝の朝食になる予定だったのですが、2枚残っただけです。
    2枚といっても大きなピザを8等分したうちの2枚です。
    ふりだしのピザのおいしさはピザソースでしょう。
    トマトピューレは普通加工用トマトで作るのですが、ふりだしのピューレは、普通の食べる用のトマトがたくさん入ってます。
    加工用のトマトはあまりおいしくないのです。
    こんなに売れるのならご飯も出せばよかったのですが、ひろみちゃんが遠慮して今回はご飯物を作りませんでした。
    今回のお客は街から来た人が多くて、いつもの八百屋ではあまり売れない、ビート、野草茶、トルシー茶、マコモ、菊芋、雑穀類などがよく売れました。
    街のお客さんは本当にたくさんの野菜を買ってくれました。
    普通、ライブに来たお客がたくさんの野菜を買って帰るなんて無いと思います。
    マア、息子のたけるの宣伝で、ふりだしの野菜のおいしさを知ってるお客が多かったのかも分りません。
    陽だまりマーケット並みの売り上げでした。
    ふりだしの野菜は今年は本当に売れてます。
    買ってくださった皆さんに感謝します。
    本当は早く野菜作りは止めたいと思っていたのですが、こうなると止めるわけにもいかないみたいです。
    来年はふりだしの新八角堂も完成しますので、こちらでのライブも楽しみです。

  • 2014年11月22日

    鹿柵を作ってます。

    昨日まで2日間は堆肥運び、疲れて何も書けませんでした。
    畑の支柱撤去とマルチはがしは順調です。
    11月中に畑は終わりそうです。
    これだけ毎週イベント続きで、なおかつ仕事は順調に進んでいます。
    手伝いは5名、男2名女3名と珍しく女性のほうが多いのです。
    漬物とか室内の仕事も多いのでちょうどいいです。
    今日の鹿柵も、余裕があるからできる仕事です。
    最後の50メーターが残っていました。
    最近は毎晩鹿が侵入してました。
    ここが終われば1町歩強の敷地が全部フェンスで囲われます。
    気持ちがいいものではありませんが、鹿が入ってこないほうが平和です。
    昨年は庭の花からお茶の木まで鹿に食べられていました。
    山側の入り口に犬をつないで、これで鹿は入ってこれなくなります。
    今年は新しく下に作った小屋の回りも鹿柵を作らなくてはなりません。
    干す場所を作ったのですが、鹿が入れないようにしなければ使えません。
    今日は女性陣はタクアン漬けと、カブの千枚漬けも漬けました。
    明日のライブは八百屋と甘味屋さんです。
    あんこを作ってモチをついて売る予定です。
    もちをつくといっても、電気ですけど。
    自分のところで出来た材料で作るふりだしの食べ物は人気があります。

  • 2014年11月18日

    豆の支柱の解体とヒエの脱穀。

    16日のライブで帰ってきたのが午前2時。
    それから湯たんぽの湯を沸かしたりしてると3時ごろになるのでやむなく次の日はお休み。
    また今週の末もライブがあります。
    大鹿村はどうなってるのでしょう。
    5連続のイベントで出店してるので、畑が遅れてきました。
    今日はヒエを足踏み脱穀機で脱穀。
    残りは豆の支柱を解体です。
    支柱の解体が終われば、後はマルチをはがせば畑での作業は終わります。
    今年は漬物も早めに漬けていってるので余計に畑が遅れてます。
    手伝いが二人増えて、現在は5人の手伝いがいるので早いです。
    それでも5人の湯たんぽを入れるのは結構時間がかかります。
    今時これだけ手伝いがいるのは久しぶりです。
    寒さにも大分慣れてきました。
    手は冷たいです。
    作業によっては手袋は使えません。
    足は靴下二重で何とかなります。
    毎日マイナスの気温ですが、まだ地面は凍りきってません。
    地面が凍るまでには仕事を終わりたいと思ってます。
    今年は何とかなりそうです。
    あと1週間ぐらいで畑は終わりそうです。

  • 2014年11月15日

    無霜期間

    農業で大事なのは無霜期間がどれだけあるかです。
    特に寒いところでは決定的になります。
    例えば一番高い1500メーターの大池の圃場では、5月末まで霜が降りる可能性があります。
    9月の末には霜が下りるときもあります。
    通常では5月から10月半ばまでですから5ヶ月半です。
    この圃場では、コキビはうまく実りません。
    大豆は極早生のみ実ります。
    種を蒔いてから収穫まで6ヶ月近く掛かるものは一杯あります。
    それで60日から90日で収穫できる作物が中心になります。
    それも霜が降りても大丈夫な作物が多いのです。
    霜が降りても大丈夫といっても、霜は4度以下で下ります。
    マイナス5度になると大丈夫な野菜はほとんどありません。
    ところが寒いところは良いところもあります。
    味がよくなります。
    野菜は寒くなると糖分を増やして防御します。
    寒ければ寒いほど糖分は増します。
    寒ければいいといって1日中寒ければ野菜は成長しません。
    昼間はある程度気温が上がって、夜温度が下がる高地の野菜はこれでおいしくなります。
    書くと簡単ですがやってみるとうまく栽培できるまでにはかなりの技術がいります。
    プロの世界は買ってもらって幾らの世界です。
    この本来なら畑にすることは不可能といわれている高度1500メーターでの野菜なので他では無いくらいのおいしい野菜が出来ます。
    20年少しやってきて、ようやくそのおいしさが知られてくるようになりました。
    安定して出荷していた中間の業者さんから離れて自分たちで売り始めて5-6年目です。
    まだまだ、安定して売れてるわけではありません。
    それでも直接お客に売るだけ、しっかりとした反応があります。
    これからは直接お客に売るやり方が主力になっていくものと思われます。
    若い人達も直売が主です。
    ただこれは手間がかかりすぎます。
    これの解決策として組合で一括してパックして発送するシステムを構築するしかありません。
    個人で色んな野菜をそろえるのも難しいし、それぞれがパックして、それぞれが発送していては経費も手間もかかりすぎます。
    ただこの組合で出荷するにはかなりの人数がいないとやっていけません。
    組合が中間業者になったのでは何もならないのです。
    あくまでも手間と経費の削減が目的です。
    話が全然違う方に行きました。

  • 2014年11月14日

    今朝の気温はマイナス5度。立派な冬です。

    急に真冬になってしまいました。
    これから来年の春まで5ヶ月ぐらいの冬です。
    最近は4月になっても春とはいえなくなってるのです。
    最も11月になるとすぐにマイナス5度くらいになるのは普通ですけど。
    冬が長いのです。
    きついですよ。
    もう畑に野菜はありません。
    これからは収穫したものを来年春まで何とかつなげていくのです。
    ただこんなに厳しい生活をどのくらいの年までやっていけるのかは分りません。
    げたなんかは生まれ故郷の小豆島に逃げて帰りたくなるのではと思ってます。
    温かいところは楽なんです。
    冬でも多少寒くても貝を掘れば何とか食べれます。
    食料もためる必要はありません。
    畑にあります。
    薪も、あらゆるものを備蓄する必要があまり無いのです。
    その日暮らしで何とかなります。
    その日暮らし島で生まれたげたは備蓄の生活には中々なれません。
    ここで生まれたら、ここしか知らないので、これが当たり前なのでしょうが、温かいところを知っているげたにはここの生活はきついのです。
    だって今時マイナス5度ですよ。
    来年の4月半ばまでひたすらマイナスの気温なんですよ。
    30年以上やっても慣れません。

  • 2014年11月12日

    独立系太陽電池システムのバッテリーの再生。

    バッテリーが駄目になり、昼間しか使えてない独立系の太陽電池発電のシステムのバッテリーを再生する事にしました。
    使うのはスーパーK、ITE国際技術交流協会の製品です。
    使い方は簡単で、0,35グラムのタブレットを、バッテリーによって数個入れるだけです。
    バッテリーの寿命を延ばす従来の技術には、パルス波を使ったものがありますが、これでは鉛の表面に付いた膜を剥がすだけでした。
    スーパーKはこの膜を溶かします。
    料金は1グラム400円。
    AH100のバッテリー1個ですと6セルあります。
    セルはバッテリーの区画の事です。
    100には6個の部屋があります。
    それぞれに上に蓋がついて、そこから蒸留水を補給するようになってます。
    1セルに付きタブレット4個投入します。
    6×4でバッテリー1個に24のタブレットが必要です。
    24のタブレットで1個が0,35グラム。
    計算機が無いので簡単に8グラムにします。
    100のバッテリー1個の再生費用は3200円です。
    再生バッテリーでも18000円近くしますから、一番いい方法だとは思います。
    ただバッテリーがあまり古くなってダメージが大きい場合は再生できないそうです。
    振り出しのバッテリーは結構ダメージは大きいです。
    日が落ちてから1時間も持ちません。
    100のバッテリーは5-6年使ってますが、65は12年近く使ってます。
    今までパルスで何とか持たしてきたのです。
    結果はどうなるか分りません。
    これで再生できなければ、中古の自動車バッテリーを買ってきて、それにスーパーKを入れます。
    中古のバッテリーは、解体屋さんで㌔90円ぐらいで売ってるそうです。
    100のバッテリーは30キロぐらいなので3000円くらいで買えそうです。
    バッテリーは一つでも駄目なやつがあればそれに引っ張られて他のやつも性能を出せなくなるので比重をしっかり計らなければなりません。
    タブレットの投入のときも、十分充電して、その後に比重を計って1,15以上にならなければなりません。
    比重計が壊れているので、買わなければならないのですが、この近くでは売っていません。
    比重計を買ってから、タブレットの投入になるので、もう少し時間がかかります。
    畑が忙しくて中々太陽電池に時間を使うことが出来ません。
    バッテリーの水の補給が精一杯なのです。
    その水の補給も遅くなりがちです。
    毎回鉛が露出してます。
    自分で電気を作るのは結構時間を取られます。
    バッテリー液は月に1回はチェックしないと駄目なのですが、どうしても2ヶ月くらい空いてしまうのです。
    バッテリーの調子がおかしくなって初めて気がつくからです。
    もう少しまめな人でなければ自家発電は無理みたいです。
    その無理な人間が20年間自家発電をやってきたのですが。
    今は電力会社の電気も使えるようになったので、気が緩んでしまってるのもあります。

お問い合わせ

ふりだし塾に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ふりだし塾にお手伝いとして入塾したい方は、お手伝い応募フォームよりご応募ください。