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大豆の脱穀が終わりました。
大豆脱穀機を借りました。
大鹿村では大豆専用脱穀機を借りることができます。
脱穀機がないと、毎日毎日豆たたきになります。
棒で豆をたたいていきます。
豆をたたいたら、ふるいで大きな茎を取り、その後唐箕でごみを取ります。
これは時間がかかります。
最近は大豆を販売してるので、豆たたきでやる量ではありません。
プロは厳しいのです。
今年は草取りの時間がなかったので、収量は少ないのです。
ただ、大豆栽培はどちらかというと、次の年の田んぼの米作りのためです。
大豆後は肥料は要りません。
これで、後は最後に刈り取りした、少量の稲の脱穀が残ってます。 -
肥担ぎ。便所があふれてました。
農作業に追われて一番影響が出るのは自給の部分です。
薪は少なくなり、ヤギ小屋とニワトリ小屋の堆肥もいっぱいです。
冬場のエサの用意もまだ整ってません。
便所を見るとあふれてたので、今日は肥担ぎ。
雨で地面がぬかるんでるので滑りやすいのですが、溢れている以上は汲むしかありません。
やるなら、最低年を越せるだけやらないとダメなので、何とか半分弱までくみ出しました。
くみ出した肥は家の周りにまずまいていきます。
家の周りは果物の木が植わり、その他のちょっと取る植物もたくさん植えてます。
20から30キロを担いで坂道を上がったりもあるので重労働です。 -
一般質問その3.ごみの資源化について。
今回は他にもデジタル化について質問もしたかったんですが、これも質問が長くなるのでまたの機会の単独での質問とするしかありません。
何しろ村は問題だらけなんです。
根本的には人口減がすべての問題の大きな原因ではあります。
しかしながらただ人口を増やせばいいというわけでもありません。
村が求める移住者は、地元の習慣ややり方を尊重する、共同の負担もしっかりやってくれる人たちなんですが、なかなかうまくは行かないのです。ごみの資源化です。
長野県は実を言うとごみの減量では全国的にもかなり進んでます。
長野県の一人1日あたりのごみの排出量は822グラムで県別で1位です。
市町村単位では、1番は徳島県の神山町ですが2番が川上村、3番が南牧村、4番が泰阜村、5番が中川村、8番が平谷村、9番が阿南町、10番が豊丘村とベストテンのうちなんと7市町村が長野県です。
しかしながらこれがリサイクル率のランキングになると木島平村が5番目に入ってるだけです。
おそらくこれだけ減量してる長野県なので、リサイクル率でも結構頑張ってるとは思いますが、このごみの問題は、今大きく変わってきてます。
最近ではごみは大事な資源になってるのです。
徳島県の上勝町(かみかつ)ではごみの分別を45種類に分け、その多くをリサイクルして、なんと年間でごみのリサイクルしての売り上げが200万から250万円あるそうです。
全てのごみは街の1か所に集積所を設けそこに住民自らが持ち込みます。
つまりここではごみの収集車もゴミの回収ボックスもありません。
街の集積所であるごみステーションに年末年始の3日間以外は、午前7時半から午後2時の間ならいつでも持ち込めます。
ゴミの8割がリサイクルされ、2割が焼却か埋め立て処分だそうです。
資源ごみを入れるコンテナには種類ごとにキログラム当たりの金額が書いてあります。
売れるものと処分するものでプラスとマイナスの金額が書いてあります。
この金額の明確化は大きい影響があると思います。
街が最初に取り組んだのは生ごみの減量化だそうです。
生ごみを燃やすのには費用が多くかかります。
街ではコンポストなどの購入の助成して、現在は98パーセントの普及率なので生ごみはほぼステーションには持ち込まれません。
村でもコンポストの補助はやってます、
ここで生ごみも資源と考えると、生ごみをたい肥化するべきです。
コンポストは意外とうまく発酵はしません。
ほとんど生のままいっぱいになり、場所を変えていかないとなりません。
これではそのまま生ごみを捨ててるのと大差はありません。
生ごみは水分が多いので、そのままでは発酵しません。
そうかといって毎回水分をしっかり切って、発酵補助の米ぬかなんかを入れるとお金もかかるし、尚且つそれでもうまく発酵させるのは結構難しいものです。
それなら1か所に集めて、水分調整をしっかり行い、堆肥化する方がいいのではないでしょうか。
特に最近ではコンポストを置く場所もない住居もあります。
このごみの資源化はやってみる価値はあると思います。
ごみ処理費用は減るし、売却収入も出ます。
これにより仕事も増えます。 -
村議会一般質問原稿。村の個人商店の存続について。
村のお店の一つが止めることになりました。
村に残ってるお店はそうたくさん残ってません。
これは民間なので村は財政的に支援できませんとのことですが、この残ってるお店はまた村のコミュニティーセンターでもあります。
残ってる焦点は民間ではありますが、どの店もなくなると住民生活に大きな影響を与えるという点において、これらのお店は公益性の強いものです。
これ以上お店は減らせません。
何らかの対策を講じないと村は崩壊していきます。
店が立ち行かなくなってから対策を講じても手遅れになります。
今のうちに有効な対策を打つべきだと思いますが、いかが考えますか。ここまでで充分だと思いますが、場合によっては次の文も続けます。
このことの根本原因は村の人口減ですが、もう一つ大きな問題があります。
現在でもすべての村民が村内で買えるものは、すべて村内で買うと、これらの個人商店もまだ存続できます。
しかしながら、今のようにほとんどのモノを下の量販店で買い、ちょっとしたものだけ村で買う、これでは村の店はやっていけません。
村の店が無くなると、ちょっとしたものを買うのも下に行かなくてはならなくなります。
車がちょっと壊れても下の業者を呼ばないとダメになります。
ガソリンも入れるために下まで行かなくてはならなくなります。
大鹿村は村が隔絶した場所にあるので、その影響は他の村よりもっと大きいのです。
この問題を考える場合。重要なのは地域自給圏の確率なのです。
ただしこの地域自給圏のことを説明するのにはかなり時間がかかります。
よってここまで掘り下げた質問はできません。
地域自給圏についてはまた別の機会にこれのみの質問をするしかありません。
何しろ質問時間は20分しかありません。
この20分で質問を終わるためには、質問は短くしなければなりません。
意外と難しいんですよ。 -
12月定例議会の一般質問の原稿です。
今回はコロナ感染症の、感染症法での扱いを、5類、つまりインフルエンザ並にするです。
と言ってもこれは国が決めることではあるのですが、地方経済はこのままでは崩壊してしまいます。
まず地方で声を上げて中央を動かすしかないのですが、これを最初に言い出すのはやはり難しいことです。
しかしながらこのまま自粛を続けていたら、地方の経済は持ちません。
大鹿村はいまだに感染者ゼロです。
感染者ゼロに村でこれ以上のイベント自粛はあり得ないと思います。
たとえ少数の感染者が出ても、イベントの自粛はやめるべきです。
マスクの強制、あ、これはやめておきます。
感染対策を止めることは現在的には難しいと思います。
イベントの自粛、特に御柱祭は何が何でもやるべきです。
これから先、多分またオミクロン株で、またまた状況は悪くなると思われますが、何が何でも御柱だけは、できれば桜祭りもやるべきだと思います。 -
今度はオミクロン株だそうです。デルタ株はどうなったんでしょう。
一時下火になって元気のなかったマスコミがいきなり活気が出てきました。
まるで待ってましたと言わんばかりです。
この調子だと、またまた自粛の嵐になるのでしょうか。
もともとコロナ菌は変異が早いのです。
どんどん変異して当たり前です。
オミクロン、オミクロンで大騒ぎですが、デルタ株はどこに行ったんでしょうか。
デルタ株も感染力は2倍だとか、なんだかんだと言われてましたが、結果はどうでしょう。
PRC検査の陽性は増えましたが、(陽性判定イコール感染ではありません、この検査は間違い率も結構ありますが、知らぬ間に陽性イコール感染者になってし
まってます、また検査数が増えると当然陽性者も増えるんですが、なぜか陽性の人が増えるたびに検査数が増えてます。これはおかしなことだと思いません
か。)結果的に死亡率が大きく上がったわけでもありません。
それにインフルエンザはどこにいたんでしょう。
いまだにコロナの死者数はインフルエンザの毎年の死亡者数とそんなに大きくは変わりませんし、死亡率もインフルエンザ並です。
マスコミの論調で、先に起こることが予想できます。
今日の報道では、オミクロン株用のワクチンが作られそうです。
ファイザー社の話では3回接種すると有効ですが、これはそのうちにオミクロン株には今のワクチンは効かないので、新しいオミクロン株用のワクチンを打たな
ければなりませんとなって、また3回ワクチンを打って、それが終わるころにはまた新しい変異株が現れ、またまた新しいワクチンを打たなければならなくなる
かもしれません。
これはもう、こんなことにいつまでも付き合っていたら、日本の経済はダメになってしまいます。世界の経済もですが、当然ですが日本の地方はもっと悲惨になります。
もともと限界になっていた地方経済は一気に崩壊してしまうでしょう。
何とかしなければとは思いますが、みなさんコロナ騒ぎに乗ってる人たちにはもう冷静に判断することができなくなってるように思います。
つまり打つ手はないのです。
この先に待ってるのは世界的な大不況です。
いまなら、まだ田舎に移動は可能です。
なんて言っても無駄なんでしょうね。 -
田んぼのEM農法、秋のボカシを入れEM菌をまき起こす作業が終わりました。
昨日は藁をカッターで裁断して、今日はEMボカシと米ぬかをまき、EM菌をまいて、田んぼを起こしました。
この作業はワラの分解の促進と、EM菌による発芽促進を促す作用で発芽した草を、田んぼを起こすことで枯らすというやり方です。
当然ですが、もう12月になる時期にこの作業を行っても遅すぎるわけですが、資材も購入済みで、菌は生き物ですから来年まで置いておくわけにもいきません。
効果はないかもしれないけど、とりあえずやってみました。 -
大豆の収穫も終わり、大池の畑のアマまきのキャベツも収穫して、畑にはもう収穫するものはなくなりました。
一昨日に大豆の収穫を終わりました。
草ボーボーで収量はあまりないだろうと思っていたのですが、収穫してみると豊作でした。
2回中耕したので、草が増える前に大豆の株の展開が終わっていたので、草がそれほど収穫に影響なかったものと思われます。
ただ草のために下部の大豆と倒れた大豆はネズミにやられました、それでも収量は十分です。
米のオファーが増えてるのですが、こちらはやや不作の作柄で買いたい方々に回せる量がありません。
無農薬のコメは作れば確実に売れるのですが、まだ栽培法が確立してないのと、人的な対応が十分できないので栽培面積も増やせません。
ふりだし塾は野菜のプロ農家なので、野菜に関しては無農薬の技術は確立しています。
米は何しろ難しい、毎日田んぼに行ければ、もっと対応は楽なのですが、こちらじゃ野菜農家なので、野菜が優先されます。
もっとお米に時間を割きたいのですがそれもできません。
若い人たちの技術の確立を待つしか仕方がないのかもしれません。
げたはもう限界なのです。
あれもこれもできません。
若い人たちも頑張ってるのですが、やはりみんな他に仕事を持って、兼業でやってる人たちばかりなので、やはり限界があります。
ここでも新しい若い人たちが来てくれるのを待つしか仕方がない状況です。
せめて村がもう少し農業に力を入れてくれたらと思いますが、村もあらゆることが限界で、現状を維持するのが精一杯なのも分かります。
つまり現在的には、打つ手なしのお手上げ状況です。また変な方向に話が行ってしまいましたが、何しろ疲れ切ってます。
疲れ切ってるので、どうしても悲観的な方に流れがちになります。
農業の現状は、毎年の気候の異常についていけないくらい難しくなってます。
もう技術では対応しきれないくらい、毎年何か違う問題が起きます。何はともあれ、後残ってる仕事で急いでやらなければならないモノは田んぼの秋処理だけです。
その後は土が凍るまでにどれくらい後片付けができるかだけです。
とてもじゃないですけど、全部終わるのは不可能です。 -
大豆の収穫。
昨日は稲刈りが終わり。
稲刈りの後に大豆の収穫に入りました。
実を言うと稲刈りは機械が使えず、つまりあまりにも貧弱なので機械に詰まってしまうので、やむなく手刈りしてました。
手刈りはやはり体に来ます。
そのあとの大豆も最初のしっかり草を取ったところは機械でできましたが、その後の草を取れなかった大部分は手で刈るしかないのです。
草に覆われた大豆はネズミのいい餌場になってしまいます。
かなりネズミに食われていました。
それでも手刈りだと一気に刈れません。
稲も大豆も結局は十分に手が入れることができなかったのが結局、最後にもっと手間が増えて帰ってくるのです。
稲も結局は追肥の遅れで、あのように悲惨な収穫になってしまいました。
昨年からいもち病がひどいのです。
まだいもち病に慣れてない私たちには、まだ防除(と言っても木酢の散布なんですが)のタイミングもしっかり定まりません。
昨年までは毎年一部にいもち病が出ても、それほど収量に影響はありませんでした。
昨年からひどくなって、田んぼによってはほぼ収穫が2-3割ぐらいまでに落ちるようになってしまいました。
それで、今年は元肥をゼロにして、追肥中心の施肥にしたのですが、追肥の時期が定まらないので、田んぼごとに違う時期に追肥をしました。
これが収量に影響してしまいました。
化学肥料の追肥の時期を参考にするのですが、有機肥料では化学肥料より早くに追肥しなければなりません、
なにしろ、私たちはもともと米は自給用にしか作ってきませんでした、3年前から本格的に売るために米の栽培面積を増やし始めてます。
つまりまだプロとしての米作りは3年生なんです。
自給用とプロでは世界はまるで違います。
プロは収量があって、売って稼いで何ぼなんです。
プロの世界は厳しいのです。
自分の技術力の低さは痛いほどわかってます。
米作りは奥が深いのです。 -
稲刈りが終わりましたナンバー2.
たいへん申し訳ありませんでした。
あまりにも仕事に追われ、疲れて帰ってきて、落ち込んでしまいました。
まだ仕事が全部終わるまで1か月もあるし、この先議会も出なければならない日が結構あるしで、もう完璧に追い詰められた状況なんです。
この一番小さな田圃は、このまま稲刈りもせずにほって置くのが一番なんですが、やはり農家はこれができないのです。
いくら収量が少なくても、植えた稲は最後まで決着をつけないと、農家の一番大事な何かが壊れてしまいます。
収入では報われなくても、地に付いた、実の仕事をしている誇りはあります。
この出来の悪い米の収穫をしなければ、この農家としての最後の砦さえ崩れてしまうのです。
ゆえにどんなに疲れていても、どんなに落ち込んでいても、この米は収穫するしかなかったのです。
この出来の悪い米の現実としっかりと向き合わないと、これから先の仕事もおかしくなってしまいます。
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