長らく手伝いの人が一人もいない状態でしたが、明日から一人来ます。
やはり手伝いの人がいないと仕事がきついので歓迎なのですが、長く気ままにやってこれていたので、少しはかったるいなあという思いもあります。
何しろ家に家族だけは気楽なのです。
仕事もどちらかと言えば、手伝いが居るプラスより。面倒なマイナスのほうが大きいのは事実です。
何しろこのふりだし塾は、自分の強い意志で始めたわけでもなんでもないからです。
人が来るからやっていたわけで、来なくなれば当然やめればいいだけなのです。
それにやはり最近の若い人たちにだんだん適応できなくなっているのも事実なのです。
毎年やりづらくなってるのを感じます。
まあ今回は新しい法人にふりだし塾が移動するまでのつなぎなので何とかやっていきます。
本当にふりだし塾でやってることはこちらには大きな負担なのです。
ふりだし塾で学ぶ方々がそれを十分理解してくれてるといいのですが、最近は理解してない人や、そもそも理解以前の人も増えてるのです。
無料奉仕なんですよ。
それを逆手にとって、ドタキャンはするは、来てもすぐ帰る人が続出なのです。
なさけないです。
新しい法人ではその対策なんかも考えていかなければなりません。
対策としてはデポジットなんかも考えています。
それも面倒だし、いい人ほどそういうことを嫌うだろうし、決定的な対策は今のところありません。
一層のこと有料も考えてはみるのですが、やはり本当にお金がない人もいるだろうしなんて考えてしまいます。
まあとりあえず、前のように大人数の受け入れだけはもうしません。
3人ぐらいをと考えてます。

昨年は4月末には終わっていました。1か月以上の遅れです。
全体的に遅れています。
体も限界的に疲れていますが休むこともできませんし、1日の労働時間も伸びてます。
厳しいですね。
長年やってるとやはりこういう年もあるんですね。
むしろ今まで毎年十分な手伝いの人が来てたのがラッキーだったんですね。
今回は手伝いの人たちのありがたさが本当にわかりました。
長年やってて、げた自身も少し増長してたのかもしれません。

苗の定植を急いでいます。
何しろ遅れています。
田植えは任せてしまってます。
今年から乗用4条田植え機になったので、一人でも何とかやれそうです。
補植は、人を頼んでやってもらいます。
状況によっては田んぼを増やすかもしれません。
追い詰められた状況で田んぼを増やすなんて普通はないのでしょうが、こういう時こそ攻めで行くのです。
大幅な機械化を生かさない手はありません。
手植えの田植は、自分の所で作った苗は機械では植えれないので、田んぼ1枚は手植えになりそうです。
これは手伝いが来る28日以降になります。
田植えにかからない分畑が進みます。
げたの腰は今日は少しましです。

498円で買った、苗を植える道具です。
名前は忘れましたが、苗を植えるときに穴をあけて中の土を一緒に持ち上げてくれます。
これで簡単に植穴があきます。
今までは手で穴を掘ってたのですが、手は痛いし、穴はすぐに崩れるしで、時間がかかってました。
2万円少しでいい定植機はあるのですが、この道具は安いのに十分な実力です。
この道具は持つところがプッシュ式になってます。
下のほうは丸い筒で下のほうが細くなってます。
この道具を定植するところに押さえて2-3回左右にねじりながら押し込むと、筒の中に土が入ります。
そのままあげると土も同時に上がってきます。
持つ部分のプッシュするところを押すと筒の先が開き土は落ちます。
本当に。に優秀な道具ですよ
確か穴あけ君ジュニアか何とか君ジュニアという名前です。
名前は作業の名前だったので、定植君かも。

無理をして今日も定植をやったのですが、腰は限界です。
しかし、手伝いはいないし、明日からは田植えも始まります。
畑をできるのは私たち二人なのでやるしかありません。
トラクターはまだいいのですが、重いものを持ったり、腰をかがめる作業は本当にきついです。
ぎっくり腰と同じ症状なんですが、テーピングでごまかしながら仕事をしてます。
早く手伝いが来ないと、げたの腰はとんでもないことになりそうです。
きびしいです。

マルチの急いでるところを張り終え、遅れていた人参の種まき、トウモロコシの、イチゴの定植をしました。
腰が痛い中げたも何とか頑張ってます。
5月下旬に手伝いがようやく一人来るので少しは楽になるでしょう。
それでもジャガイモさえまだできてません。
田植えがあさってから始まるので、畑はもっと遅れます。
ギリギリのところで何とか仕事を続けています。

法人化の混乱と、新しい農機の取り扱いに慣れるためと、手伝いが一人もいない状況で、尚且つげたが腰痛でほとんど仕事ができない、その上雨が多い。
非常に厳しい状況です。
何しろ手伝いは相変わらず来ません。
やむなく、げたが現役復帰するしかなくなりそうです。
腰は養生をすれば、ごまかしごまかし何とかなるのですが、本格的に仕事を始めればどうなるかはわかりません。
それでも仕事はやらなければなりません。
来年のこととかは考えないのです。
大鹿村では当たり前なのです。
みんな自分の体をごまかしながら仕事を続けるのです。
手伝いが来ないからどうしようなどと考えても状況は変わりません。
おかれた状況で最善を尽くすしかないのです。
こういう判断の時も、自分から望んだ人生を生きてるかどうかは大きく影響します。
自ら望んだ人生なので、結果はどうなっても悔いはないわけです。
これは大事なことなんですよ。
本当に自分のやりたいことをやっているかどうか確認するのは簡単なことです。
今死んでも悔いはないかどうかです。
ごまかして人生を生きてるかどうかの見極めです。

畔塗り機をさっそく試してみました。
素晴らしいです。
畔ぬりはメーター90円、今日の田んぼは周囲約100メートル、時間は最初で説明しながらとかで、1面をやり、残り3面を約1時間かかりました。
慣れれば1時間でしょう。
1時間で9000円になります。
畔塗はきつい仕事なのです。
一番機械化が遅れている部分でもあります。
この部分の機械化により今までより多くの田んぼで米を作れるようになります。
ただ私たちは規模をやたら拡大することは考えていません。
規模を拡大するとより大型の機械化になります。
これは意味がありません。
規模を拡大して、村の農業人口を減らすことはすなわち村を衰退させることであります。
今の国が進める「人農地プラン」では1法人が20から30町歩の規模です。
こんなバカげた政策を国は推進してるのです。
ばかの一つ覚えのグローバル化のお題目を唱えながら、国の根幹である稲作を崩壊させようとしています。
というより国の農業を崩壊させようとしているのです。
国にとっては大企業のほうが大事なのです。
大企業のグローバル化のためには農業を犠牲にしてもかまわないという政策なんですが、当たり前ですが、いざ食糧危機になれば、いくらお金を積んでも食糧はどの国も売ってはくれません。
食糧は国の安全保障の礎です。
今回の7月の参議院選挙で自民党、公明党、大阪維新の会の連合が勝てば日本はとんでもないことになります。
憲法が改正されればもうどうすることもできなくなります。
自民党の憲法改正案は、明らかに全体主義的です。
国民の主権は大幅に縮小されます。
憲法は普通の法律とは違うのです。
普通の法律は国民が守らなければならないものです。
憲法は為政者が守らなければならない決まりなのです。
それゆえ、全体主義的な自民、公明。大阪維新は何が何でも憲法改正に持っていこうとしています。
7月の参議院ではもう頼りない野党なんて言ってる場合ではないのです。
一人でも多くの人が投票して、自分の意思を示さなければ、その後はありません。
一度憲法が改正されれば、あとは暴力革命で政権を倒す以外の方法がなくなってしまいます。
なんとしても何とかしなければならないのです。
耐えがたきをしのび、積極的には支持することができない野党を支持しなければならないのです。
心配なのは当の半分が憲法改正に賛成の民進党です。
あの党は、早く半分に分けるべきです。
なにしろ半分は自民党と同じ主張の人たちなのですから。

御柱祭も無事終わり、本格的に畑が始まってるのですが、股関節と腰の両方がだめみたいで仕事ができません。
まだ歩くのは長い距離とか坂以外は問題はなく、作業も軽作業なら何時間かはできます。
これ以上無理をする気はありません。
ただ状況によっては無理をしなければならないかもしれません。
何しろ今年は実習生は一人もまだ来てません。
げたの不徳の致すところではあるので申し訳ありません。
とか言っても来なくなったのは、来ないで仕方がないので、来ないことを前提に仕事の手配をしてます。
仕事は堆肥撒きから始めています。
明日は肥料撒きの機械を借りてくる予定です。
機械はとんでもなく速いみたいです。
人が来ないので、法人化もあるのですが、すべてを機械化する予定です。
トラクターも、畔塗も、代掻きも、田植えも、除草も、稲刈りも、籾摺りもすべて中古か新品の機械に変わります。
今までのふりだしでやっていたような手作業はほぼなくなります。
こういうところが、新しい法人化での実習生は違ってきます。
手作業でやるのはふりだしの居候のみです。
ただ今のところは厳密に分かれているわけではありませんから、今のところの申し込みは従来道理の手伝いと同じです。
本当にそろそろ誰か来てもいいころだとは思うのですが、どうなってるんでしょう。

法人化は大変なのです。
だから法人化したらそれだけで信用がつくのです。
もちろん専門家に丸投げも現在は多くの方々が選択されてます。
しかし、その過程をこなすことが大事だと思います。
簡単に専門家に丸投げして、それでそれからの運営がうまくいくでしょうか。
難しい手続きを自らやって初めて運営の心構えができるのではないでしょうか。
私たちは最初は株式会社を想定していました。
なぜなら、組合というからには何人かの組合員がいなければなりません。
農事組合法人では最低3人の組合員がいなければなりません。
家族経営の延長での組合はあり得ないわけです。
ところが現在的には組合の理念を理解して組合を立ち上げるのに協力してくれそうなのは、私たち以外1家族のみです。
モチろん意思はあっても経済力がないとダメだし、一番大事なのは組合で自分に利益があるかどうかなのです。
私たちの基本的な方針は家族経営の堅持なのです。
組合を作っても利益が少なく負担のほうが多くては仕方ありません。
それに将来的には利益のほうが大きくなる可能性は高いのですが、それも確定されたものではありません。
世界と日本の状況から法人化するしかないといくら言っても、現実問題はどのぐらいの負担でどのくらいの利益があるかです。
この基本がしっかりしてないと組合は存続できません。
今のところ最初の3年年は負担のほうが上だと予想してます。
つまり3年は我慢して将来のために頑張るしかないのです。
これができるのはよほどの決意がなければできません。
当然リスクもあります。
何回もあれこれ迷って、今回はこれに落ち着きそうです。
げたが組合と言い出して3年目でようやく設立直前まで持っていくことができました。
まだまだ落ち着きそうにはありません。

お問い合わせ

ふりだし塾に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ふりだし塾にお手伝いとして入塾したい方は、お手伝い応募フォームよりご応募ください。