醤油の麹を作り、醤油の仕込みと同時に醤油も絞ってます。
ふりだしでは、古い醤油搾り機を使ってます。
醤油搾り機は四角い箱の一番下に溝があり、中心から溝を伝って醤油が落ちてきます。
醤油はもろみを丈夫な布で作った袋に、小分けします。
一袋にたくさんもろみを入れるとうまく搾れません。
一箱に9枚の袋を使います。
絞ったかすは5ミリもないくらい薄くなります。
1日かけてゆっくり絞ります。
今日は黒豆とヒエで作った醤油を搾りました。
醤油搾り機は次々みんなに回って使ってます。
搾る袋は箱より幅を狭めなければなりません。
幅が広いと上から蓋をして、その蓋に圧力をかけるのですが、ふたは当然ですが、箱より小さいので、その蓋の周りから袋の一部が上がってきて詰まってしまい取るのが大変になります。
醤油作りは本当に大変です。
早く村に醤油屋さんを作りたいものです。
どなたか大鹿村で醤油屋をやりたい人はいませんかね。
味噌屋も油屋もこれから開業してもらうつもりです。
村外資本に取られている、あらゆる仕事を村に取り返します。
グローバル資本も日本の大手の資本も共に村を搾取してる点では同じです。
これからの村は、独立国の気持ちで産業を考えていかなくては、村は崩壊していくだけです。
大鹿村を健康にいいモノしか作らない自給自足の村にしていきます。
多くの方の参加をお願いします。
ふりだし塾は新しく入って、新しい仕事、もちろん無農薬の農産物を使ったが基本ですが、新しい仕事を立ち上げていこうとする人たちを支えていくつもりです。
この大鹿村を自給自足にするのを運動にはしません。
それぞれが自由にやりたいようにやり、助け合いながらやっていけばいいと思ってます。
喧嘩もして、失敗もして、何でもありの面白い村になればいいなと思ってます。
昨日で遅れていた苗の定植、種まき、支柱作りがほぼ終わりました。
何とかここまで来ました。
無理をしているのであちこちほころびてます。
急を要してないものは皆ほうっておいたままです。
ブルーベリーは草の中に隠れてしまいそうです。
便所は満杯であふれそうです。
馬の堆肥も出せてません。
ましてや馬の爪を切ったり、ブラッシングなど全然できてません。
田んぼの周りも草が刈れてません。
風呂の薪もほぼ品切れです。
手伝い一人でなおかつ新しいことばかりでの今年の田んぼと畑でしたが何とかここまで来ました。
げたの腰はほぼよくなりました。
一時はこのまま歩けなくなるのではと思ってました。
それでも仕事はしなければなりませんでした。
気が付けばほぼ痛みはなくなりました。
運がよかったのでしょう。
今日から醤油作りが始まりました。
まだまだ1年分の醤油には少し足りません。
早く村に1軒醤油屋を作らなけネバなりません。
味噌屋も、油屋も、その他いろんな仕事を大鹿村に取り戻さなくてはなりません。
大鹿村1村での自給の確立までの長い道のりのスタートでもあります。
ふりだし単独での自給は終わりました。
単独での自給は限界があります。
こんなに忙しい人生は望んでいません。
搾取が無くなり、村のコミュニティーがうまく回れば、もっとゆっくりした人生が送れると信じてます。
残りの人生でどこまでいけるかはわかりません。
なにしろ、こちらは始めればいいだけです。
後はどうなるかは、知ったことではありません。
それぞれの人が、それぞれの役目で動いてゆくでしょう。
どうしたいとか、どうなって貰いたいとかが無いので、どうなっても仕方がないのです。
最終的に面白ければいいのです。
数奇に賭ける人生です。
乙をもっと進めた[丙]の生き方。
[丙]を極めたいものです。
乙がここまで落ちた現在、丙こそ真の数奇です。
甲は心底きらいです。
笑いのない人生、遊びのない人生は考えられません。
ここまで、行く所まで行った今のご時世に、まじに立ち向かっても何もならないでしょう。
不真面目に抗います。
午前中はまずイチゴのカラス対策。
細い透明な糸をイチゴの上の人間が歩くより高い位置に張り巡らします。
密度はそれほどでもなくていいです。
カラスは見えないのに引っかかるので用心してこなくなります。
その後お茶の定植。
アベちゃんが一番寒さに強い品種を持ってきてくれました。
ふりだしのお茶の木は日本で一番高い高度にあるお茶の木だそうです。
ふりだしは1300めーたーなので、次は1500メーターの大池の畑でお茶を植えてみるのも面白いと思います。
ただ、高度が高いところのお茶がおいしいかどうかはまだ不明です。
ほとんど飲んでませんから。
アベちゃんから収穫して夜に月の光に当てたお茶がおいしいのを聞いて、次の満月に試してみます。
お茶の芽を摘んで月の光に一晩当ててその後の乾燥するだけでいいそうです。
お茶は精製がうまくできないので、今まで摘んだことがなかったのです。
摘んだ葉っぱをそのまま干してもそれほどおいしいお茶にはなりません。
午後は花豆の支柱作り。
慣れてきたので、半日で1列終わりました。
花豆の支柱はハウスを作るのと同じ手間がかかります。
小型ハウスにビニールの代わりに網をかけるだけの違いなのです。
当然手間はかかります。
花豆は手間がかかりすぎるので今年は減らしました。
こんなの誰も作らなくなるのは当たり前です。
その上台風が来たら全滅まであるのです。
何年かに一度は台風で支柱は倒れてしまいます。
花豆が全滅するよりもっと大変なのは、後始末と、支柱がダメージを受けて使えなくなるものがたくさん出ます。
法人としては不採算の作物はやめたいのですが、うちの奥さんのこだわりの豆なので1列だけ妥協しました。
支柱作りに「ぬきさしくん」が活躍してます。
支柱のパイプにつけて力をかけることができるために、手だけで刺すよりより深くできます。
こんなに便利な道具があるのを長年知りませんでした。
今年導入したどうぐたちの中で、高い評価を出せます。
種まき機はそれほど速く撒けませんでした。
熟練の人間はたねまききよりも早く種をまけます。
新人君は種まき機を使ったほうが早いです。
雨の時に種をまけるのは、種まき機の素晴らしいところです。
人力種まき機は、種の所がカバーされているので雨でも種まきができます。
今までは雨の時は傘をさして種をまいていましたが、指先がぬれると種がくっつき時間がかかってました。
種まき機は1-3粒づつ落ちていきますから、指先がぬれていても大丈夫なのです。
ミニエースは楽で早くできるようです。
アイガモンは使い方がいまいち掴めなく、いまのところはあまりよくないみたいです。
アイガモンは地面に接地した状態で使えないと、長時間の仕事はできません。
地面に置いて使うと深くもぐりすぎて負荷がかかりすぎるそうです。
少し田んぼを干して、地面を固くすればうまく使えるかわかりません
単純な機械ほど使い方をマスターするのに時間がかかります。
筋交いを入れ、何とか終わり、地面を起こして畝を立てました。
これでトマトの苗を植えることができます。
トマトの苗は大きくなってしまったので、植え傷みがある程度でます。
トマトの収穫は大分遅れるでしょう。
イチゴがカラスに食べられるので、透明な糸を張り巡らしました。
意図は高めに張ります、低く張るとイチゴの収穫のたびにかがんで歩かなければなりません。
ヤギの子供が来ました。
隔離する予定でしたが、子ヤギのほうが出ていき、あんずちゃんも攻撃しなかったので一緒にしてます。
子ヤギは親と別れ、あんずちゃんは子のさくらちゃんと別れたばかりなので、お互いにさびしい同士で仲良くなったのかもしれません。
明日まで待たないと、明日はどうなってるかはわかりません。
明日は雨の予報ですが休むことはできません。
げたの腰はずいぶんよくなりました、ほとんどの仕事ができるようになりました。
スロージョギングを心がけてます。
少し時間があるときや、短距離の歩きの時も、家の中でもスロージョギングをしてます。
今日からげたもビニールハウス作りに参加です。
げたが時間がなかったので、ほかの人たちに任せてたのですが、細かいところでいい加減にやってたので、部分的にやり直し。
これだけ時間がかかるのだったら、専門の人に立ててもらったらと、農協の職員の方はアドバイスをしてくれたのですが、ふりだしでは時間はやむを得ないと考えます。
自分たちで作って技術をものにしないと、次回からもお金を出して立ててもらわなければなりません。
今日はしげが手伝いに来てくれました。
彼は有給です。
それでも同じグループ内にお金を回したほうがいいわけです。
同じ家族内でのお金の移動と考えればいいわけです。
今回の法人化もグループ内部でお金を回していくのが主な目的でもあります。
できることは自分たちでやって、新しい仕事を作って、自分たちのグループ内部でお金を動かしていきます。
最終的にこの内部のお金の動きを、消費ではなく、ただの移動にします。
具体的には内部通貨になります。
地域通貨よりより小規模の通貨です。
これにより消費税増税に対応するつもりです。
最終的には大部分のものをグループ内部で回していき、外からの物の移動を最小にします。
グループ的な自給自足です。
それを大きくして最終的には地域の自給自足ができるようになれば一番いいのですが、そこまで行けるかどうかはわかりません。
大鹿村を自給自足の村に出来れば一番なのですが、現在的には期は熟していません。
ヤギのサクラちゃんが原農園にもらわれていき、代わりに子ヤギが来るので、ヤギ小屋のドアを修理です。
子ヤギはあんずちゃん親子でないので、大きくなるまでは別の所で育てないとぼこぼこにやられてしまいます。
ヤギはおとなしくないんですよ。
親子でも結構粗く扱うので親子でないときは注意しなければなりません。
4年前に子ヤギを買ったときは、子ヤギは死んでしまいました。
ヤギはドアをすぐに壊してしまいます。
ついでに馬小屋のドアも直しました。
馬のメイちゃんは、イネ科の草が餌の主力です。
しかしイネ科以外のほうが好きなのです。
馬は反すうできないので、栄養価の高い草を食べすぎるとお腹を壊してしまいます。となりのやぎのえさをたべようとします。
馬はドアは壊さないのですが、ヤギが壊してしまうのです。
馬とヤギは隣同士で飼ってます。
お互いに群れを作る動物なので一匹ではさみしがるそうです。
羊なんかは孤独死までするんですよ。
スローランニング、腰の悪い人は一度試してください。
1分やると少し腰が調整されてきてるのがわかります。
スローランニングはただゆっくり小幅でランニングするだけです。
少しつま先で走るのを意識します。
こんな簡単なことで腰がよくなるのは大したもんです。
あとはきつい仕事を積極的にやってます。
ただ重いものは持てません。
持つだけならいいのですが、上げ下ろしができません。
まだまだ完全には治ってませんが、ほとんどの農作業をこなしてます。
田植えはやりませんでした。
中腰での屈んだ作業は無理です。
今日は花豆を定植して、アルファルファとイタリアングラスの種まきをしました。
サクランボが赤くなってきて、イチゴが食べれるようになってきて、ハスカップも食べれるようになってきました。
モミジイチゴとブルーベリーもそろそろでしょう。
楽しみです。
徐々にではありますが仕事は追いついてきてます。
花豆の定植と、定植した部分の支柱をやりました。
花豆の支柱にはいつもずいぶん時間がかかります。
今回はげたと手伝いのまさとくんの二人です。
こんなに早くできるかというぐらい早くできました。
経験者が一人入るとこんなに違うものかと自分でも驚いてます。
昨年までは、げたが基本を教えて、あとは全部手伝いの人たちでやってました。
一緒にやって分かったのは、トラブルが起きなければ、いいのですが、一緒にやってる手伝いの人を見てると、いろんなトラブルが起きてます。
そのトラブルの対応が経験豊富なげたと初心者の手伝いの人の差なのです。
今までは自分たちでやって、トラブルも自分たちで対応してもらってました。
何しろげたも忙しいのです。
細かいところまで教えることはできません。
多分、手伝いが一人の今が一番早く仕事ができる状態だと思います。
手伝いが二人以上になると、げたは仕事を任してしまいます。
手伝いの人たちはわからないなりに工夫してトラブルを処理しながら仕事をしてるのでしょう。
どちらがいいのかはわかりません。
ハウスの骨組みもできたし、管理機も一回通りマルチの横を起こしたし。
何とか仕事は進んでいってます。
何しろ今年は手伝いの人たちはいないのに、法人化で新しい機械はどんどん入ってくる。
田んぼは3反ぐらい増やしたし。
田植えの請負までスタートしたのです。
その上、大型ハウスまで立てています。
何とか仕事がやれてるほうが不思議なぐらいです。
20歳ということで心配してたのですが、しっかりしてるし、力もあるし、忍耐力もありそうです。
今回は1か月ですが、その後のまた帰ってきて長期で自給自足を学んでいきたいとのことです。
自給自足は短期ではほとんど何も学ぶことはできません。
できれば長期で取り組んでもらいたいものです。
仕事のほうは相変わらず遅れています。
苗の定植は8割がた終わったのですが,支柱までいけません。
支柱の前に種をまかなければならないためです。
種をまけなければ何も始まらないわけですから。
そんな忙しい中ですが、水が止まってしまいました。
明日は山奥の水場まで行き、掃除をしなければなりません。
苗の定植に水がないとどうしようもないのです。
と言っても横には水が流れているので、私たちは何とかなるのですが、お隣はそうもいきません。
お隣は水がないと仕事にならないのです。
隣が必要なら私たちもやるしかないのが共同というものです。
共同では個ごの事情を言えばできません。
共同でないと水の維持はできません。
明日は雨でも沢まで行って水の復旧工事です。
げたは行けません。
何しろ急な山を登ってその奥から水を引いてるのです。
腰を痛めてるげたには不可能な仕事です。
幸いにも若い元気な手伝いが居ますので心強いです。
