ホタルが村に少なくなって久しいです。
日本ミツバチも減少し始めてから10年以上たちます。
近年激減してるのは赤とんぼです。
これらの昆虫の減少に大きく影響してるのは農薬の使用であります。
確かに戦後農薬の使用により、農産物の生産は非常に伸びまた安定して生産されるようになりました。
現在の日本の食卓を支えてるのは紛れもなくこの慣行農法の農産物であることは十分認めます。
しかしながら、現在は環境への影響が昔よりも配慮しなければならない状況になってきてます。
また国の緑戦略に置いても2050年までに農薬は半減しなければなりません。
これは世界の情勢を見ているともっと前倒しになる可能性も非常に大きいと思われます。
これから世界はますます環境に大きく配慮しないと人類の未来は大きな危機に陥ると思われます。
また環境に配慮しない国は世界中から糾弾されるようになるでしょう。
その農薬半減の第1っ歩として、いま世界で一番問題になっていて、多くの国で使用が中止になったり使用が制限されているネオニコチノイド系の農薬から始めてはいかがでしょうか。
特にミツバチについてはほぼネオニコチノイド系の農薬の影響と言われています。
ミツバチだけでなく今はこの受粉する昆虫が激減してます。
この受粉する昆虫の激減は、じわじわと自然を壊していきます。
まだ間に合う内に何とかするべきであります。
また近年赤とんぼが急激に減っています。
赤とんぼはまた日本の田舎の原風景の一つでもあります。
またホタルも同じく原風景であります。
特別なことでなく、このような昔は普通に会った風景の復活は村の観光に大きく貢献するものと考えますが村長はどのように考えますか
この質問は二つに分かれます。
まず第1は稲のハザ干しの保護です。
近年稲のハザ干しが急激に消えていってます、飯田近辺ではハザ干しはほぼ見なくなってしまいました。
本村でも大規模農家はすでにハザ干しはしてません、周辺の小さな田圃でのみハザ干しは残ってる状況です。
この稲のハザ干しは多くの人たちにとっては田舎の原風景であります。
昔は普通に会った風景が今では非常に貴重な風景になってしまいました。
これを残すことは村の観光にとっても大事なことと思います。
ハザ干しの保護政策を考えてみませんか。
現在昆虫食がひそかなブームになっています。
これは一過性のブームではなく、しっかりとした根拠に基づくモノであります。
2013年5月にFAO[国連世界食糧農業機関」が出した、「食品および飼料における昆虫類の役割に注目する報告書でこれからの世界では畜産による肉の生産は環境負荷も大きいので、これからは昆虫食と昆虫を飼料として考えていくべきであるというものです。
皆さんは長野県民であるので、昆虫食にはまだ理解は大きいものだと思いますが、まだまだ日本国内ではそれほど普及してるわけではありません。
それが近年、東京にオシャレな昆虫食の店がオープンしました、また無印良品と言う大手がまずコオロギせんべいを売出し、売れ行きは非常に好調なので、最近はコオロギチョコレートも売り出しました。
村興しで一番求められるものは、どこもやっていないことを始めることであります。
10年先には確実に食糧の欠乏が現実化してます。
昆虫食のマーケットは非常に大きくなってるものと思われます。
昆虫を育てるのに必要な資源は、例えば牛肉とコオロギの1キログラム当たりの比較では、必要な水の量はコオロギは牛肉の77分の1、エサは5分の1、温室効果ガスに至っては1780分の1です。
また昆虫養殖は畜産に比べて軽作業でもあります、その上今はあまり使われずにいるふすま、おから、米ぬかなどもエサとして利用できます。
可能性としては生ごみでの昆虫養殖も可能です。
これについて村長はいかがお考えになられますか。
キノコはシイタケ、なめこ、キクラゲの3種類の予定でしたが、間違って2本のクリの木を倒してしまったので、クリタケも植菌することになりそうです。
冬場で木の葉は全部落ちてます。
木の下部だけ見ると、ナラとクリの違いはあるのですが、見分けるのは非常に難しいのです。
そこはほとんどナラの木ばかりの所なので、木の上の枝の確認をせずに切ってしまいました。
木をカットすると栗はすぐにわかります。
すぐに間違いに気づいて、ナラの木を今度はしっかり確認して切りました。
今日は珍しく1本もほかの木にかからずに木を切ることができました。
連日木を切り倒しているので感覚が戻ってきてるので、今までのように危ないことはあまりなくなりました。
現場感覚は戻ってくるのにしばらくかかるので、久しぶりの仕事はもう少し注意してやらなければと反省してます。
木の伐採で2か所負傷しました。
幸い軽傷なので仕事には支障はありません。
倒した木がほかの木に引っ掛かり、その引っかかった木の方を切るときは非常に危ないのです。
木が引っ掛かってるというのは、気には目いっぱいテンションがかかってます、その木を切るときには思わぬ方向に切った木が飛んできます、今日は細い木だと軽く考えたのが大間違いでした、かなりのスピードで木が飛んできました。
当たったところはいまだに痛いので、時間がたつともっと傷みが強くなるかもしれません。
もう1か所は爪に鋸が刺さりました、爪を貫通しました。
こちらの方が痛いです。
木材伐採は怖い仕事です。
とは言っても、やらなければならない時はやるしかないのです。
木を切るのは何年振りなので、どうしても感覚は鈍ってます。
どうしても思った方向に倒すことができません。
これはプロでも難しい仕事ではあります。
この間までコロナコロナと大騒ぎしていたマスコミですが最近はロシアの悪口とウクライナを助けろの大合唱でまたまた大騒ぎです。
げたは戦争を支持するものではありません。
あらゆる戦争はすべきではないと思います。
しかしながら最近のロシア叩きは行き過ぎだと思います。
マスコミは常に正義の味方づらをして、アメリカ寄りの報道を繰り返します。
同じマスコミがアメリカのアフガンとイラク侵攻をここまで批判して報道したでしょうか。
このロシア報道の流れを見ていると、ロシアは悪い、だから制裁は当然である、そしてその先にはロシアを攻撃してもいいの流れになりそうです。
マスコミの口車とか、橋本というとんでもなく危ないおじさんの口車に載せられたら、知らぬ間に日本も戦争にまっしぐらなんてことになりかねないんですよ。
ともかく最近のマスコミはますますたちが悪くなってきてます。
欧米では半分以上の人間がもうマスコミの報道を信じていません。
アメリカなんかは7割の人がマスコミ報道は信じないというとんでもない状況なんですよ。
マスクをはじめとしたコロナ騒ぎもそうなんですが、この国の人たちは何でいつまでもマスコミのインチキ報道を疑問に思わないんでしょうか。
薪作りが一段落しましたので、溜まりに溜まった便所の肥くみです。
ほぼ満杯状態でした。
雪が多くて足元がとられるのでリズムが取れません。
肥かつぎで一番大事なのはリズムなんです。
リズムが乱れると肥桶の中に入った糞尿がポチャンポチャンとはねて下手をすると自分にかかってしまいます。
ベテランなので大概の状態ならリズムをキープできますが、大雪で1っ歩1歩足を取られます、時々ずぼっと雪の中に足が入ってしまいます。
さすがにリズムが乱れます。
やむなくゆっくり小またで歩きます。
今は疲れるので、とりあえず緊急状態が解消されるくらいで終了です。
皆さんリズムのことをご存じですか、日常生活でこのリズムは意外と大きく影響してるんですよ、
私たちは無意識で結構このリズムでいろんなことをやってます。
そしてこのリズムの感覚が狂うと、生活全体に大きな影響が出ます。
意外といろんな問題の原因がこのリズムの乱れから始まるんですよ。
例えば足の遅い子供に、その子供の走る速さより少し早いリズムを聞かせながら走らせると、なんとたちまちその子は普段よりも速く走れるんですよ。
走る速さの早い遅いは身体能力もありますが、意外とこのリズムに乗れないために走るのが遅いケースも多いのです。
もう一つ別の例です。
パーキンソン病は足の動きが大きく動かせないのが特色ですが、なんとこのパーキンソン病の方に横でリズムの音を聞かせながら歩くと結構スムーズに歩けるのです。
これもリズムが狂う病でもあるのです。
1か月以上かかった薪作りが終わりました。
やたら時間がかかると思っていたら、なんと2年分の薪ができる量の丸太を集めていたのです。
なんで長年薪を作ってるのに気が付かないのかと思われるかもしれませんが、何しろチェーンソーを持ったら人格が変わるのです。
もともと性格がアバウトなうえ、イケイケで仕事をするのでこのような結果になりました。
おかげでできた薪の置き場に苦労してます。
これですべて終了かというとそうではないのです。
次回の薪作りのためにまた丸太を集めて乾燥させておかねばなりません。
まだまだ薪作りは終わりません。
最近体調が悪いのですが、自給自足では少しの体調が悪くても仕事は休みません、仕事をしながら直すのです。
10中8,9回はこれで調子は治るのですが、たまに悪化することもあります。
現在はころなさわぎのさいちゅうで、村でも陽性の方が何人か出てるので、下に降りずに山に籠ってます。
下界ではいろいろ騒いでますが、このような時は山奥はいいのです。
下に降りなければいいだけなのです。
これからの危機の時代はやまおくがいちばんなんですよ。
大雪で大幅に遅れていた薪用の丸太を山から運んでくる作業が終わりました。
何しろ大雪で移動も大変なんです。
今回は30センチ級の太い丸太もあったのですが、30センチ級の丸太は重いのです。
雪と氷が付いてるので余計重いのです。
木は一晩で凍ってしまいます。
地面に置いたままだと次の日には動きません。
隣の木ともくっついてるので2本まとめて切ったり、何かと時間がかかります。
軽トラも道の先でUターン出来ないので、バックで現場まで行かなければなりません。
何度も雪に突っ込んでタイヤが空回りで動かなくなるケースもありました。
1回は動かなくなったのでスコップで前後の雪を掘り、尚且つ勢いが付く距離の雪もスコップで取り、ようやく脱出できました。
雪がない時期なら3分の1くらいの時間でできた仕事なんですが、この雪ではどうしようもありません。
下の若い人たちは昨日雪板すべりに大勢上がってきました。
下ではあまり雪も残ってないんでしょう、山奥の冬は本当に大変なのです。
特にふりだしの場所は昔は人が住んでいなかった高地です。
機械ももなかった昔ではこの場所では住めません。
ということは機械も自動車も使えなくなったら、ここでは冬は冬籠りで閉じ込められた状態で生きてくしかなくなります。
げたは冬籠りでいいのですが、他の人たちはどうしても下に降りたいみたいです。
まあ小学生は学校に行かなくてはならないのでやむを得ないのですが。
一昨日の夜に上がってきた奥さんの車が途中で道の横の雪に突っ込んで前にも後ろにも動かなくなりました。
昨日はまずはじめに軽トラで引っ張り出そうとしましたが、なんとその軽トラも雪に突っ込んで動かなくなってしまいました。
バックフォーは修理してすぐにまたエンジンがかからなくなったので、今度はチリホールの出番です。
チリホールは山仕事で木を倒すときに引っ張ったり、倒した木を引っ張ったりするものです。
人力でかなりの重さを引っ張ることができます。
最初からこれを使えばよかったのですが、ついつい簡単なやり方でやろうとしてしまいます。
状況認識が甘かったのです。
チリホールは車1台は簡単に上がるのですが、2台でなおかつタイヤの部分は掘れてるので負荷が大きくかかります。
まず何とか2台を動かし、20センチぐらい移動したところで、前の車だけバックして、軽トラと連結していたワイヤーを外し、まず軽トラを救出します。
軽トラはでフロックシステムと言って、片方の車輪が空回りしてももう片方がしっかり動くシステムが付いてます。
このシステムは普通の軽トラには付いてません、農業専用軽トラにしかついてません。
最近の軽トラは田舎では乗用車感覚で乗る人が多くなり、昔のようにエキストラローが付いて無い軽トラも増えてます。
ちなみにエキストラローとは、クラッチのシフトで、ローのもう1段下です。
ふりだしのような旧坂がある所で使う軽トラは、エキストラローがない軽トラは少し荷物を積むと上がらなくなります。
これも最近の軽トラには余り着かなくなってしまいました。
農業の方で条件の悪いところに田んぼや畑がある人や、条件の悪いところに住む人は農業用軽トラを買うことを薦めます。
ということで軽トラを動かして、その後に最初の動かなくなった車を動かし、何とかミッションが終了です。
冬場は年にもよりますが、毎日のように車が途中で立ち往生することもあります。
今まではこのような作業は、迷惑だと思い、いやいややっていたのですが、最近はきつい仕事をするときは筋トレだと思ってやっていたら、意外ときつい作業が楽しくやれるのを発見しました。
この立往生の車の救出も、冬の楽しいイベントだと思えば、結構楽しく、面白いものだと発見しました。
これも新しい発見です。
何にも困難の無い人生なんて、カスのような人生ですよ。