種蒔き用の土は鶏糞、牛糞堆肥、山土、砂、灰か燻炭以上を混ぜます。
比率は鶏糞が一番多くて全体の半分くらい、残り堆肥、山土、砂がほぼ同量です。
鶏糞とか堆肥の割合は状態により変化します。
これを混ぜて1年寝かせます。
種は失敗が許されないので必ず1年は寝かせます。
苗用の土は、ヤギの堆肥を3-5年野積みにしたものです。
ヤギの糞には大量の有機物が混ざってます。
ヤギは恵山半分近くを食い散らかすだけで、食べません。
その上に床が湿ってきたら藁を敷きます。
有機物が大部分です。
これを外に出して、野積みしておきます。
丁寧に手間をかければ、何倍もの良質なたい肥になるのですが、そのためには屋根下で、3-5回天地返しをしなければなりません。
それなら野積みなら、積んでおいたらいいだけなので、楽な方を選びます。
その上最高の苗用の土ができます、土というよりは大部分有機物です。
種と苗用の土は長く寝かさなければm障害が出ます。
稲の種まき用の土は買います。
稲はまだまだ未知の部分が多いので、最初は自分たちで作った土でやってましたが、苗土を買って作ってみると、あまりにも出来が違うので買うことにしてます。
何しろあれもこれも手作りというわけにもいきません。
プロなので使用量が多いのです。
堆肥も自家用ですと手作りも可能ですが、プロは無理です。
もう少し規模が大きくなると可能です。
小農は規模が中途半端なのです。
そのための法人化での組合設立です。
組合だったら堆肥を自分たちで作ることも可能なんです。
朝、苗床のトンネル内の温度は30度。
ちょうどいい。
11時ごろ見ると50度。
あわてて覆いの断熱材をとり、ハウスの入り口を解放。
その後もトンネル内の温度はあまり下がらないので、種まきした箱の上に別の箱を置き日光を遮る。
種を植えた後は発芽までは日光は必要ではありません。
箱を置くことで水やりの回数も少なくて済みます。
今回の農業用温熱マットは好調です。
夜間の温度も30度近くでほぼ動いていません。
種をまいた箱の上に最低最高記録温度計を置いてます。
この調子だと4-5日で芽が出ると思われます。
今までピーマンの芽がなかなか出なかったのですが、この温熱マットでほぼすべての夏野菜が同時に芽が出ると思われます。
昨年までは室内に小さな温室を置いてその中で芽だしをおこなっていたのですが、種の発芽が安定しませんでした。
豆炭を下で使って、ガスで発芽した芽が全部だめになったこともあります。
今回電気にして初めて安定して発芽が可能になりました。
長年電気を使うことに抵抗してきましたが、規模が大きくなってくると電気の使用もやむをえません。
こういうこともあって、今まで規模を拡大しなかったのですが、やむをえません。
本を何冊も買ってトマトの勉強をしています。
昨年は見切り発車で何とかやってきましたが、さすがに勉強なしでトマトを主力商品にするのは無理みたいです。
苗の作り方、苗の植え方、株間、誘引の仕方、芽欠き、水やり、本当にいろいろあるのです。
今までは自給に毛が生えてる程度なので、適当に栽培してたのですが、本格的な施設栽培は別世界です。
それでも、加温も、二酸化炭素、湿度の調整とかはしないのですが、本は農薬を使うのが前提なので、またまた難しくなるのです。
トマトも露地でできればいいのですが、露地トマトは味的に現在では受け入れられないものと思います。
思えば勉強もせずに、一気に規模を拡大しようとしてたのですが、施設栽培の壁は意外と大きいみたいです。
ほどほどとるのは簡単なんですが、経営の柱にしなければならないのです。
個人でやるのと、法人ではこのように大きな違いができてきます。
そもそも30年以上もうけをあまり考えずに農業をやってきた方がすごいことなのです。
いざ儲けなければならなくなったら、根本的に意識から入れ替えなければなりません。
しんどいですけど、これは普通は誰でもやってることなのです。
何しろ100種類以上の作物を栽培しているのです。
一つ一つを深く勉強するなんて不可能なのです。
それに、人間が手をかければかけるほどダメなのではないかという、基本的な姿勢があるのです。
ここいらを今後どのように自分を納得させていくかが課題です。
19年にまず無人で往復して、それから20年に有人で往復の予定が、トランプ大統領の要請で19年に早めるとの報道ですが。
あれ、たしかアメリカが月に人を送ったのは、確か1970年じゃなかったですか。
それから50年後に月を回って帰ってくるだけですよ。
あれ、あれ、あれどうなってるのでしょう。
これ不思議に思わない人のほうがおかしいと思うのですが、皆さんだまって納得するのでしょうか。
これもほとんどの人は疑問に思わず受け入れるんでしょうね。
何時まで黙って政府の言うことを聞いていられるかは皆さん次第です。
ここからでもいいですから、自分の頭で考えてみてください。
政治家は嘘ついて何ぼです。
今の総理の森友学園での答弁も、あれが本当だと思う人のほうがおかしいのです。
国民はなめられています。
自民党の政治家は公然と嘘を言うようになってしまってます。
何しろそれでも何も起こらないし、自民党は選挙に勝ってますから。
木村肥佐生著、中公文庫。
面白い本です。
久しぶりに本当い面白い本に会った気がします。
木村さんの特色は、彼がスパイであるということです。
観察眼がすごい。
それも民俗学的な非常に貴重な習慣等が多いのです。
蒙古、チベットの昔の姿がよくわかります。
生活の実態もよく書かれてます。
ダライラマのおかげで、好意的な普通の日本人と違って、彼はあくまでも事実のみを書いてるところがすごい。
はっきり言って、チベットはラマ僧たちの搾取体制と言えばそうでもあるのです。
ただし、それだけではやはりないわけなのです。
所詮外国人である我々には、彼らの習慣についてどうこう言うことはできません。
彼らの精神的な生活においては、やはり仏教とラマたちはなくてはならないものなのでしょう
チベットが絶対正しいわけではないわけです。
ダライラマも怪しいと言えば怪しいところは十分あります。
ただあの国の現状としては、きれいごとばかりですまないのも事実でしょう。
バターの作り方で面白かったのは、チベットと蒙古ではバターの作り方が違うのです、片方は表面に浮いてきたもので作るのに対して、もう片方は乳を撹拌して作ります。
面白いのは乳を容器に入れ、馬でしばらく走ると中にバターの塊ができてるというものです。
チベットのあいさつがまたおもしろいですよ。
彼らが目上の人にあいさつするとき、舌を出します。
これだけでもびっくりなのに、その上頭をかきます。
一番丁寧なあいさつは、頭をかきながら、お尻も掻くそうです。
そうです、チベット人の神話では、彼らはサルと神様の間に出来たそうです。
彼らはサルの子孫であることに恥じらいは持ってません。
積極的にアピールしてるところを見ると誇りに思ってるのでしょう。
やはり人類はサルと宇宙人の間に出来たのでしょうか。
他にも面白い習慣とかがあって面白い本です。
やはりげたはこういうのが一番好きなんだと思います。
手が痛いとは思ってました。
左手なので加減しながら仕事をしてましたが、一向に良くならないばかりか、無理して左手を使ってから、痛みが増してきました。
やむなく接骨院に行きました。
しばらく仕事は休みます。
結構痛いです。
おまけにどういうわけか左肩も痛くなってきました。
どうなってるのでしょう。
何時なったかがわからないのです。
この言葉に引っかかりこの本を買いました。
かみさまとのおしゃべり さとうみつろう著 ワニブックス。
これは現在の聖書です。
もともとの聖書は人を不幸せにするものです。
この本は人を幸せにします。
ぜひ買って読んでください。
聖書ですから買ってください。
何度も読み返さないと理解しきれないから買って自分の側に置いててください。
神様とは本来こうあるべきです。
ようやく自分にフィットする神様を見つけたという感じです。
神様とはこう語るべきです。
かたぐるしい奴らはインチキです。
街から動かなかった皆さん、今まではそれは正しかったかもしれません。
つまり田舎に行けば全てが解決ではないからです。
田舎に行ったら行ったで、そんなに楽ではないからです。
田舎はなぜ過疎かと言えば、経済的にも仕事量にもいろんな面で大変だから田舎から人は出ていってるのです。
田舎に行くのが不安は、正しい選択でもあるのです。
農業も簡単とか、難しいとか、いろんなことを言う人がいて、よくわかりません。
自然農なんかは8割以上の人が持続できてません。
無農薬の農業の人も半分以上があきらめてしまいます。
田舎で適当になんちゃって自給自足の人のほうが長続きしてるでしょう。
何かを目指したり、こんなこともあんなこともやりたいとか、田舎を支えていきたいとか、何か目的を持ってきてる人のほうが挫折しやすいのも確かです。
皆さん甘いし、忍耐力が無さすぎなんですが、それはそれでやむを得ないとこでもあるんでしょう。
しかし今時代は確実に変わってきてます。
あらゆる体制は最後は崩壊します。
今回は資本主義体制の崩壊です。
それと同時に皆さんの西洋的な世界観の崩壊でもあります。
史上初めての崩壊ですので、どのように崩壊していくかはわかりません。
世界が複雑に絡み合ってるので、どのように影響しあっていくのかも想像さえ難しいのです。
今回の場合はサバイバルまでいく可能性が大なのです。
危機の時は動かない人たちが不利になるケースが多くなります。
もちろん動いたからと言って将来が保証されるわけではないし、かえって大変な状況になるかのせいもあります。
難しい世の中です。
ジャガイモの新しい栽培方法です。
ジャガイモの種イモを土に埋めます。
この時の種イモの間隔は、ジャガイモ1個分空けるくらいに密植です。
土を7-10センチかけます。
岡山で3月上旬ですから、地域の現状に合った時期に種イモを丸のまま植えます。
4月上旬に芽がたくさん出てきて、大きくなった芽を種イモごと掘り出します。
目には根っこがついてます。
10センチ以上の苗だけを芽欠きの要領で取ります。
個の苗を畑に定植していきます。
100から130センチの幅の畝を立てます。
その畝に2条の植え溝を掘っていきます。
その谷底に、株間15-20センチで植えていきます。
最初の土寄せは谷を半分埋めるぐらいにしておきます。
草が1センチぐらいはえてきたらきたら、草掻きを兼ねて土寄せします。
これで収穫までいきます。
この栽培法の特色は収穫までの期間が短いことです。
苗栽培は、無農薬栽培では、草対策の点でも大事なのです。
苗の定植の時に草がないですから、種から育てるよりは全然楽なのです。
この場合も土寄せは1回でいいのでス。
普通は2-3回土寄せします。
栽培期間が短い、定植から2か月でイモが収穫できます。
イモの大きさが安定している、ちょうどいい大きさのイモが中心です。
移植後はかん水します。普通よりは水は多めにのほうが良いと思います。
芽を取った種イモはまた植えて置いたら、次の芽が取れます。
3番芽まで取れるそうです。
この栽培法は種イモも少なくていいですし、1年中新じゃがが食べれます。
まだやってないですが、今まで芽欠きした芽をそのまま欠株の所に刺して栽培したこともあるので、できるのはわかります。
細かいところは自分で工夫してやってください。
こういう新しいやり方をやる場合は、経験がものを言います。
なんとなくわかる部分が多いし、その畑に合ったやり方を早く見つけることができます。
農業では経験が非常に大切です。
長年やってる人の助言は重いのです。
伊那市のグリーンファームまで,干し野菜用の種をたくさん買ってきました。
干し野菜はカラフルなところも大事なポイントです。
いろんな色の人参や、ジャガイモの種の他にも、今年はいろんな野菜を増産するので、いろんな種を買ってきました。
干し野菜は面白そうですよ。
野菜のない時期は、干し野菜は重宝しそうです。
いかにして干し野菜を作り、それを売るか、たのしいですよ、将来の加工品の主力にするつもりです。
保健所の許可もいらないし、何よりシンプルです。
大鹿村は相変わらず寒いです。
相変わらずマイナス10度前後の最低気温です。
巷で暖冬で、梅も桜も早く咲いてるそうですが、ここ大鹿村の山奥は例年より寒いです。
コンスタントに寒さが続きます。
