しばらく疲れすぎてて何も書けませんでした。
休みたくてもほとんど休めないし、少し休んでとれる疲れではありません。
家の仕事もたまりにたまってます。
この間ようやく冬の漬物の後始末を少ししました。
まだ漬物は残ってますが、後始末の時間がありません。
畑は順調に進んでいます。
田んぼも何とか草取りをやりきれませんでしたが、7月になると田んぼには入れないので、時間切れです。
田んぼが無くなるだけ、畑に集中できます。
意外と時間がかかるのがトマトです。
成長が早くて、ミニトマトの釣り作業がなかなか終わりませんでした。
本日ほぼ釣り終えました。
トマトはまだ予備の簡易ハウスの分が残ってます。
草に追われて、そろそろ負け始めてます。
草にはまず勝てません。
どのくらい取れるかだけです。
7日に短期の手伝いの人が来てくれます。
草抜きが少し楽になるでしょう。

遅れに遅れていた冬タイヤの履き替えがようやく終わりました。
今までで一番遅れました。
塾生がいないので、仕事の方は何とか間に合ってるのですが、自給の方つまり家のことがほとんどできてません。
フロの薪もほとんどありません。
来年は畑を縮小しないといけないかもしれません。

醤油を搾りながら、醤油麹を作り、醤油を仕込みました。
5日間かかりました。
醤油作りは大変です。
手前味噌はたくさんありますが、手前醤油はあまりありません。

サクランボがいっぱいなってますが、実は一昨年前まではサクランボは7年で2回しか食べれてません。
サクランボは早くに花が咲くのでどうしても遅霜に当たります。
今年は4月に3回、5月は忘れましたが、6月に3回の遅霜が来てます。
普通ならサクランボは全滅ですが、セイショウ農法の高熱菌若葉1号を使った結果サクランボは大丈夫です。
セイショウ農法すごいですよ。
味はよくなる。
連作できる。
気象変動にも強い。
寒さに強い。
草が減る。
これで作った作物が高く売れるようになれば最高です。
そのうちセイショウ農法で作った野菜は、専門の販売網が確立されるでしょう。
そうなったら私たちの生活も少しは良くなるものと思われます。
セイショウ農法は簡単とは言われますが、それでも単体の作物ばかり作るプロ用の技術は確立してるのですが、我々のように多品目少量生産農家でなおかつ無農薬の農家はあまりいません。
それゆえ、やり方も試行錯誤です。
最初の年はあまりうまくできません。
3年ぐらい肥料を入れ続けると出来がよくなるそうです。
昨年と今年では全然違います。
2年目で肥料の量もだいぶわかってきました。
後は若葉2号の散布回数を増やさなければならないのですが、時間がなく散布できていません。
山奥の農家では仕事が一気に集中するので、余裕がありません。
今後の課題です。

ミニエースは使い方に慣れてくると、非常にいい機械みたいです。
前にあまりよくないと書きましたが、やはり使い方が悪かったみたいです。
道具は使い方次第で良くも悪くもなります。
いい機械でも使い方がわかるまでは苦労はします。
1-2年では結果は出ないのかもしれません。
アイガモンも前はあまりよくないと書きましたが、やはり使い方が悪かったのかもしれません。
動画では結構スムーズに移動してるのですが、実際やってみるとスムーズに移動しなかったのですが、刃の深さとか、田んぼの状態とかいろいろ工夫次第なのかもしれません。

本格的にイチゴが取れ始めました。
今日は中くらいのなべ1杯。
サクランボも取れ始めですが、木が大きいのでかなりの量あります。
子供たちはサクランボの木に付いて離れません。

畑の方は人参の種まきがほぼ終わりました。
ビートも半分以上蒔きました。
トマトの誘引も半分以上終わりました。
田んぼの除草も第1回目は終わりました。
何とか仕事に付いていってます。
今月1杯は忙しそうです。
来月になれば新しい手伝いの人も来ます。
何とか乗り越えられそうです。

イチゴの実はまだ赤くなっていないのですが、もうすでにカラスが来てるみたいで、小さな青い実が通路に転がってました。
対策は早くやらないといつまでたっても赤いイチゴは食べられません。
意外と発見は遅れるものです。
イチゴは赤くなるのは早いのです。
色が付き始めると数日で真っ赤になります。
何時まで経ってもイチゴが赤くならないと持っていたら、カラスに食べれれていたということもよくあります。
カラス対策は細い釣り糸のような透明な糸を、イボ竹の上に張り巡らせます。
糸は高い位置で大丈夫です。
低い位置に糸を張ると人が必ず引っかかります。
カラスは糸が見えないので、高い位置に張ってもすぐに来なくなります。
そんなにたくさん張らなくても大丈夫です。
他の対策もいろいろやりましたが、この透明な糸以外は完全には防護できません。
イチゴは今年は植え付けが遅れたので大きなイチゴは食べれそうにありません。
毎年草を抜ききれなくて、冬を越せません。
今年は頑張って草を取ってるのですが、草が全然ないとカラスに発見されやすいのです。
そうかといって草を残すと、瞬く間に草に負けてしまいます。
農家にとって鳥対策は頭が痛いものです。
ちなみに鳥にやられるものは、すべての穀類、豆類、甘いものと本当にたくさんあるのです。
山奥では動物対策をしないとほとんどの作物の収穫は見込めなくなります。
この動物対策の時間とお金が山奥の農家の大きな負担なのです。
この動物対策のお金と時間を作物に上乗せすることはできないのです。
それゆえ山奥の農家は自滅する可能性が大きいのです。
自然は何でも良いものというのは、街の人の幻想です。
自然は人間とのかかわりで今のように何とかバランスを保っているのです。
つまり里の自然は、人間がいて初めて成り立つのです。

2日とも最低気温は3度。
6月に入っての霜は初めての経験です。
過去は5月30日が3年前です。
明日も霜が降りそうです。
弱い霜なので作物は何とかなってますが、一部傷んでいます。
今日は霜の対策として若葉1号を散布しました。
若葉1号はセイショウ農法で使う寒さよけ資材です。
好熱菌を使って、好熱菌のハイバイブレーションで作物を低温から守ります。
被害が少ないのは好熱菌を元肥に使っているからかもしれません。
6月に入って3日連続の霜は信じられません。
地球はどうなってるんでしょうか。

他の除草用に昨年買った機械を使ってみました。
昨年はげたは使っていません。
使った人の間接情報でした。
まず、ミニエース、これは優秀ですが、まだ苗が小さい時は真ん中の埋めてしまいます、泥を移動しすぎます。
苗が大きくなったら楽に除草できそうです。
ターンの時に機械全体を持ち上げなければならないのが難点です。
ターンのたびに機械は重く感じられるようになります。
アイガモンは機械が重すぎます。
背負い式の草刈り機は重すぎます。
すいすいアイガモンが宣伝文句ですが、全然すいすいいきません。
すごく疲れます。
背負い式草刈り機は、草刈りに使います。
アイガモンは使えません。
一番よかったのはアルミ製の田車。
総アルミなので軽いし、ガソリンは要らないし、振動もありません。
機械は機械に使われてしまうのです。
アルミ製田車は、少し疲れたら一息入れることもできるし、軽いので田車がもぐりません。
旧式の鉄製の田車は重いのでまだやわらかい、田植えからそう時間がたってない第1回の除草では、田車全体が深くもぐって苗が動いてしまいます。
せっかくうまく田植えをしたのに、田車で苗が移動して列がまがてしまいます。
旧式の田車は古いものが多く、あちこちガタがきてるので、調整がうまくできません。
古い鉄製の田車ですごく疲れて、尚且つうまくできないことを考えると、アルミ製の田車を新しく買うことを進めます。
これはあくまでもげたが使ってみた感想なので、自己責任で判断してください。
田の状態、使う人の体力、その他の多くの条件がそれぞれ違うので、何とも言えない部分はあるのです。

昨年は時間がなく排水の対策ができなかったので、今年は早めに対応しました。
畑の隅に溝を掘り、その溝を毎年整備してます。
畑の畝の間からその溝を通って水は流れていきます。
溝は自然に崩れていくので毎年ほらなければなりません。
排水が悪いと雨の後に畑は乾きません。
畑の排水対策は結構重要なんです。
ふりだしの畑では高畝と排水溝で対応してます。

お問い合わせ

ふりだし塾に関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。 ふりだし塾にお手伝いとして入塾したい方は、お手伝い応募フォームよりご応募ください。