これで来年まで大丈夫です。
お米を作るというのはこの実感なのです。
お米があるとほかの物はなくてもとりあえず生きていけるのです。
この感覚はお米を作った人にしかわかりません。
これが生きる実感なのです。
山で生きるというのは毎日がこの生きてるという実感を感じるということです。
小さいことでも、それの積み重ねで結果が出ます。
もちろん、何にもならないこともありますけど、それも含めての生活です。
大変ですが、そこが面白いところでもあります。
大きな一安心です。
稲刈り中で忙しい中倒木を切り倒しました。
倒木が木に引っ掛かってる場合、切るのは危険です。
切った時にどの方向に木が動くのかを、見極めるのが難しいのです。
今回1本が大きな木なので、これが危ないのです。
2回もチェーンソーを木に挟まれました。
木を切ってると弱い方、つまり気が動く方向の切った面が開いていきます。
基本下に落ちるので、上を半分切ってから下の方にチェーンソーの刃を回していくのですが、ある程度切ったところで、突然木が倒れたり跳ねたりする可能性が高いのです。
少しづつ切込みを深くして様子を見ながら慎重にやらなければなりません。
怖いんですよ、命がけです。
稲刈りは順調に進んでいます。
すでに一番大きな田んぼは終わりました。
稲刈りはすべて若い人たちに任せて、げたは何もしません。
様子を見に行くだけです。
塾生がいないので、げたは教える必要はないんです。
きつい作業はもうやれなくなってしまってるんです。
早く農業を引退してゲストハウスに専念したいものです。
ふりだしの道の途中に倒れかけの木が3本、倒れた木が1本。
細い枝で止まってる木の下を通るのはスリルがあります。
明日は稲刈りなので、木を切るのはその後になります。
畑の被害は少しです。
花豆が少し倒れたみたいです。
お隣のティピーは倒れたそうです。
収穫は黒枝豆、ヘポカボチャ、スイカ、バターナッツ。
スイカはすべて収穫して後にジャガイモを植えます。
稲刈り後のハザを置いてる小屋にスズメバチが巣をかけているので、今日は1名刺されました。
明日からハザを出すのは、ハチを気にしながらになります。
当然ですが、殺虫剤を用意します。いざとなったら巣ごと殺虫剤を噴霧します。
無農薬ですが、これだけは仕方ありません。
何しろ命がけになりますから。
げたはスズメバチの巣を取るのは結構好きです。
危ないことが好きなんですね。
今回の巣はワラの中にあるので、巣の位置が確認できません。
殺虫剤以外の方法は難しいです。
普通は煙幕を使うのですが、藁の中に煙幕を入れると火事になる可能性があるので使えません。
人からのメッセージとか、人の書き込みとかには対応しませんなんて書いたとたんに思わず反応してしまいました。
隼人の記事にアカザと書いて写真が載っていました。
あれ何でこれがアカザなのなんて思ったのが運のつき、読んでみるとたけるがこれは桐じゃないなんて書いてたりして。
おたくのげたとしては黙っていられなくなってしまいました。
写真は多分アカメ柏だと思うのですが、何しろ1枚の写真なので確定は難しいのです。
小さい時はアカザと間違うのも無理はないかもしれません。
アカメ柏は大鹿村にはありません。
主に暖地にあります。
大鹿村でよくアカメ柏かなと思ったら、アズサの木です。
梓の木は長い豆ができるのが特徴です。
何とか豆とかという名前もあるらしいです。
げたは、現在宮崎の山奥で山を開拓して家を建てている「あずき」がゲストハウス予定地にあった木をこれがアズサの木ですよ、私の本名と同じと言ってからよく記憶に残っています。
それまでアズサの木は意識したことがありませんでした。
大鹿にもあまりたくさんあるわけではありません。
木の名前はあまりたくさんは知りません。
草のほうが毒草があり、薬草があり、食べられるのがあり、ヤギが好きか嫌いかなど、知らなければならないことが多いのです。
木は自分で使う木、若い芽が食べられる木、それ以外の興味はありません。
もちろん薬になる木はよく知ってます。
村にない木は興味ありませんが、小豆島の生まれなので、小豆島にあった木はつい名前をおぼえてしまいます。
アカメ柏は小豆島にはたくさんはえてます。
来年用に今年は多めに取りました。
自分で取った種で野菜を作り、それを売る。
これは理想なんですが、例えばミニトマト、今年は同じ品種ですが、長年の交配で形も味も完全別物くらいに違ってます。
問題は自家採取の種は収量が3分の1なのです。
お客の大部分は種が自家採取か、買った固定種の種か、買ったF1可なんて気にしません。
修了が3分の1でも今まではできるだけ自家採取の種、できない場合は固定種、やむを得ない場合はF1の種を使ってきました。
トマトはそれでも種を取るのが簡単な方です。
赤くなったトマトは種は十分に熟してます。
他の夏野菜のきゅうりやナスなんかは、種ができるのにすごく時間がかかります。
そのうえ、種用に実を残した株はその後あまり実は付けません。
植物は実をならし、種を作って次世代につなぐのが一番の使命なのです。
種ができると株の生理が変わってしまいます。
生き物の生殖への執念というものは恐ろしいまでに強いのです。
故に種を取る場合に1株犠牲にして種用にします。
問題はこれは経済的に採算性が非常に低いのです。
今まで採算性はあまり考えなくてもやってきたのですが、法人化でそれが難しくなりつつあります。
来年は農業は少しどころか半分くらいに縮小になりそうです。
長年頑張って種を取り続けてきましたが、そろそろ限界みたいです。
種取りは個人では無理です。
負担が大きすぎます。
村単位か地方単位での種バンクの設立と、種交換会に実施をするべきなんですが、まだ時代はそこまで行ってないみたいです。
みんなが種を取る時代にならないと、種バンクの設立までにはなれないのです。
毎回種交換会にいきますが、ふりだし単独の種の種類が、ほかのすべての参加者の持ってくる種より多いのが現状です。
意外と種の重要さが認識されていないような気がします。
今回ふりだし祭りで種交換会を中止にしたのは、げたが忙しすぎて種を用意できなかったことが原因ではあるのですが。
このような状況が、げたが睡眠を削るか、何とか時間を作って種を用意するかまでに至らなかったような気もします。
何の種でもいいですから、とりあえず1種類でもいいですから、種を取ってその種で作物を作ると感動ですよ。
結構ボロボロです。
セイショウ農法はこれは使い方がまだわかりきってないところもありますが、うまくいってるところは素晴らしい出来です。
法人化は、まだまだです。
加工所は水道工事が終わり後は保険所への手続きが残ってるだけです。
こう書いたらまあまあ何とかなってるみたいなんですが、げたがボロボロなんです。
体ががたがたです。
ひろみはそれほど理解しないみたいです。
早すぎるのはわかってるんですが、早くスタートしてないと、いざというときに間に合いません。
げた一人だけで、何年も先を読んでやってるのですが、当たり前なんですが、普通は目先の仕事をこなして、何とか生きていくのに結構大変なわけです。
本当は何にも新しいことをやらなかったら、楽なのはわかってるのです。
その日その日を生きていけばいいんですから何とかなります。
ただこれではぶっつけ本番で、世界経済と、地球環境のダブル危機が来たときにはどうしようもありません。
また今の動きが正解かどうかもわかりません。
ただ何もしないで、その時を待つことは一番きついことでもあるのです。
何しろ本人が理解してるわけではないので、他の人たちはもっと理解できないでしょう。
ぶつけ本番で、深く考えもせず動いてるので、問題は次々出てきます。
大変なんですよ。
安定が嫌いなんてのは、困った性格なんです。
登録はしましたが、使い方はわかりません。
現代農業には、イベントをやるときは、フェイスブックで告知するのがいいとか書いてるのでとりあえず登録はしてみたものの、この後どうしていいかはわからないのです。
まあ無理はしないほうが良いのかもしれません。
何しろ、パソコンは1日30分以内が原則なのです。
2日間のふりだし祭りが終わりました。
参加された方、ミュージシャンの方、スッタフをやってくれた方、おかげで何とかなりました。
完全な準備不足だったのですが、多くの方々に助けられました。
何しろスケージュールがどこにも書いて無く、受付も知らない状態でした。
種交換会もげたの準備不足でできませんでした。
何しろ種交換会と言っても、げたが出品しなければほとんどの方は種を持ってきてませんから。
種交換会ですので何らかの種は持ってきてください。
また、種をもらうのに何も持ってこない方が大部分です。
主催者が種を持って帰る袋とか紙を用意するなんて考えられません。
来年の種交換会も主催者は何も用意しません。
自分で工夫して持って帰ってください。
よろしくお願いします。
来年も8月か9月にふりだし祭りを開催する予定です。
来年もよろしくお願いします。
ほんとに遅くなりました。
スケジュールです。
?ふりだし祭り?
場所 大鹿ふりだし塾 大八角堂
大鹿村 鹿塩 1371-4
葦原神社より上っていくと看板あり
入場料 2日通し 2500円
2日のみ 2000円
3日のみ 1000円
2日の17:00~3日の日暮れまで
9/2 土曜日
17:00 開場
LIVE
●ANBASSA
◎China Cats Trips Band
?ラビラビ
Lighting show
?Over heads
9/3 日曜日
昼から暗くなるまで
LIVE
●しーの
◎大鹿ジンベ連
?TAKERU ANBASSA
○きじは
フラダンス
?大鹿フラガールズ
FIRE DANCE
?祝福屋
workshop
*マラみこし作り
?げたの無農薬野菜の作り方講座
☆種の交換会
※会場に行く道が最後オフロードになりますのでなるべく4WDの車でお越し下さい
※アキラの八角堂とは違う山になりますのでお間違えなさいませんようお願いします
※夜は寒いので上着を忘れずに
※入場料頂いた方の出店自由ですが八角堂ベランダ部分は村人を優先させてもらいます
多少ですがテントを張る場所もございます。ご希望の方は当日お知らせ下さい
会場になる八角堂にて泊まって頂くこともできます。
一泊500円頂きます。
9/2 Sat
Open 17:00
18:15-19:00ANBASSA
19:30-20:30 China cats
21:00-22:00.RABIRABI
9/3 Sun
10:00-12:00 まらみこし作り
13:00
ゲタの無農薬の作り方野菜講座
14:00
種の交換会
15:00-15:30 てつ
15:30-16:00大鹿ジンベ連
16:10-16:30フラダンス
16:40-17:10しーの
17:30-18:10タケル
18:30-19:30キジハ
19:40-20:00祝福屋&まらみこし
スケジュールは変更もあります。
2日は夜のライブからのスタートになります。
お店などは夕方からのオープンになると思います。
3日はマラさま、メラさま作りを日中にやります。
午後には種交換会と、げたの自給自足と農業の質疑応答をやります。
地元バンドの演奏は夕方からです。
マラさまを担ぐのは夜になるでしょう。
担ぎたい人はふんどしで来てください。
詳しくは当日にならないと決まりません。
アバウトなイベントです。
内輪の質素なお祭りですので、承知ください。
入場料は2日通しが2500円、2日のみが2000円、3日のみが1000円です。
宿泊の人は寝袋を持参してください。
キャンプも可能です。
多分20張りぐらいは出来そうです。
水場も用意しましたが、水のではあまりよくありません。
