3反の田んぼに肥料を入れ起こすのに二日かかりました。
何しろ広い。
肥料はすべて手作業なのできついのです。
同じ作業が続く、1列が長い、これは思ったより大変なのです。
トラクターも長いので、そこを低速で起こしていくのです。
低速が大事なのですが、途中雨が降り始め、時間も遅くなったので、速度を速めました。
この田んぼは水がなかなか抜けないので、足を取られ歩くだけでも大変なのです。
重い肥料を抱えて、歩くだけでも大変なところでの作業になります。
倍疲れるんですよ。
頑張り屋の若い塾生でもさすがにきついと言ってます。
しかしこの田んぼはコメはよく取れるのです。
作業がしやすい田んぼでも、コメの出来の悪い田んぼでは仕方ありません。
いい田んぼだと思ってます。
11月は畑の後片付けが主な作業です。
12月からは、まず薪作り、山から木を切って出し、まき割をします。
らいねん4がつにオープン予定のゲストシェアハウスの仕事があります。
石垣直し、道路つくり、お風呂つくり、新しい小屋と小屋付属の小さな部屋つくり、獣害除けの柵つくり、木の伐採、畑つくり、何しろ何でもやらなければなりません。
大鹿村の冬は寒いですけど、冬もまたいいもんですよ。
稲刈り後の来年に向けた準備をしてます。
EMを使ったやり方なので、秋に米ぬか、米ぬかぼかし、EM菌、貝化石をを入れて荒起こしをしておきます。
この作業は時間がかかります。
ふだりだしの手伝いを募集します。
当日だけの手伝いは車で来れる人は可能です。
また、ふりだし塾に興味があるけど、休みが取れない人はこの機会にふりだし祭りに参加ください。
おそばせながら稲刈りを始めました。
最初は実験的に田植えの後何もしないで放置していた田んぼから始めました。
この田んぼはさすがに最後に、これではやばいと4分の1ほどを手で除草しました。
この4分の1以外の場所は壊滅的にできてません、今までで最低の出来です。
私たちがやっているEM菌を使ったコメ作りでは最終的に除草の必要はなくなるそうですが、今年3年目ですが今のところそうはいってません。
それでもあんなにあったヒエがほぼなくなりましたし、いろいろ手ごたえは感じています。
新しい農法を始めるときは最低でも5年は頑張って忍耐して続けなければいい結果は出ないと思ってます。
来年再挑戦です。
ということで、あまりの出来の悪さに稲刈り機が使えません。
草が多すぎて機会にすぐ詰まってしまうのです、やむなくこの田んぼは手で刈ることにしました。
7畝の田んぼの半分の稲刈りができました。
げたと手伝いの人二人の3人でです。
手で刈るのは本当に時間がかかってしまいます。
稲刈り機だと、げたのスローの狩り方でも2時間ぐらいで刈ることはできます。
ただ久しぶりの手刈りは結構のんびりでき、途中で東京と神奈川から来た夫婦の方がお茶の時に偶然来られたのですが、彼らとゆっくり話もできましたし、川まで湧水を組みに行ったりと楽しい1日でした。
夫婦の方たちは感じのいい方たちで、彼らのような方たちにぜひ大鹿村に来てもらいたいと思いました。
たまたま機械が使えなくて、焦ることなく仕事をこなしていったら、逆に素敵な1日になりました。
いのちの祭り2024に行ってきました。
今回は縄ないを教えるということで、1時間やりました。
本当は自給自足の事を話してくださいとのことでしたが、何しろ山奥から人が大勢いるところにいきなり行ったわけで、いろんな人が話しかけてくるは、八百屋なので当然お客とは話をしなければならないはで、話しつかれてたのでやむをえません。
命の祭りは12年ごとで、88年から4回目。
つまり何かと昔のことを考える機会でもあるのです。
また、隣で野菜を売ってた人に厚木ふりだし塾の事を書いてる本があるというので、本屋さんも出店していたのでそこで買いました。
その本では簡単にしか触れてはいなかったのですが、久しぶりに原さんのことを読んで、厚木ふりだし塾は、どこでもうまくやっていけない人のための塾だと書いていました。
考えてみれば、厚木ふりだし塾の日常などは誰も書いてないわけです。
そこで少し当時を振り返って、厚木ふりだし塾とはこういうところだったというのを簡単に書いていきます。
稲刈りをするときには周りの草は仕事の邪魔になります。
草刈りを始めましたが、今日は4反で終わり。
残り2反は最近草を刈ってるので、最悪そのままです。
ふりだしの稲刈りは1週間か10日後です。
毎日ゲストシェアハウスの建築をやってます。
本体の工事はただいま停滞中ですが、周辺部の作業は進んでます。
何しろ敷地が広いので周辺部の作業もやることがありすぎなのです。
古い小屋の解体、道路を新たに作る、古い小屋のリニューアル、木の伐採等々毎日手伝いのはるとくんと二人で作業してます。
麦刈りした直後から梅雨に入り、脱穀ができるかどうかでしたが、しばらく晴れたので脱穀できました。
しかしながら、麦が異常に重いのです。
結局十分乾燥しきってないのです。
ふりだしには新八角堂に広い屋根付きにベランダがありますから、そこで実干をします。
昨年も実干しました。
人は本来みんな違うはずです。
どの人も世界でたった一つの個性をもって生まれてきてるはずです。
変とは何なんでしょうか、何を基準に変と言ってるのでしょうか。
げたは変な人と言われますが、本人は自分が変だとは思っていません。
私以外のすべての人が変だとは思ってますが。
同時に変な人と思われることに誇りを持ってます。
私にとって変な人と言われるのは、うれしいことなのです。
変でいいと思ってます。
すべての人が正直に自分を生きれば、すべての人がほかの人にとっては変なはずです。
人の変を尊重する、そういう村になってもらいたいと思います。