3日間休みました。
調子はまだ本調子ではないのですが、いつまでも休んでることは出来ません。
今日からまた畑仕事です。
大池の畑は支柱を外すのをあきらめた豆のところ以外はほぼマルチをはがし終わりました。
畑としての仕事はほぼ終わりです。
後は下の畑と、田んぼのボカシ肥入れと、稲の脱穀。
はい、まだ稲の脱穀も終わってません。
稲の最後の古代米、イセヒカリ、ハッピーヒルはまだ田んぼのハザにかかったままです。
4日と続かない天気のために脱穀が出来ません。
11月中に畑と田んぼに決着をつけなければなりません。
昨年は12月1日に終わってます。
あと一息です。
その後は続けて新八角堂のベランダと玄関と便所の基礎にかからなければなりません。
休む間は無いのです。

講談社。
現役の霞ヶ関の官庁に在籍するキャリア官僚が書いた本として今は売れてるみたいです。
小説なのでなんともいえませんが、原発は再度爆発すると言う内容です。
実名では書いてませんが、東電がどのようにして金を作り、そのお金で政治家とマスコミをどのようにして操ってるかを詳しくかいてます。
また原発に反対する知事をどのようにして罪に落として失脚させるかも書いてあります。
おおむね内容は真実に近いものと推察されます。
反対派のデモ参加者をどのように警察が崩していくかもかかれています。

何はともあれ絶望的に原発は再稼動されていくでしょう。
具体的に新潟の柏崎で冬に事故が起きればこうなりますと言う事です。
福島も鉄塔が倒れて電気が来なくなりあのようになりましたが、では原発周辺の鉄塔は強化されたでしょうか、鉄塔は原発とは管轄が違う為に何も変わって無いそうです。
つまり、また地震で倒れたら電源は喪失するのでしょう。
福島の事故の教訓はほとんど生かされず、ほとんど問題を抱えたまま再稼動をしているということです。
お金のことしか考えない人たちはこんなに恐ろしいのです。

原子力規制庁のシュミレーションでは電源喪失から1時間後に炉心露出し、メルトダウンが始まり、3時間後にはメルトスルーして圧力容器を破壊、7時間後に格納容器破壊、20時間後には建屋の基礎を貫通、そして大量の放射性物質が外部に放出されるとなってます。
電源喪失から20時間で原発周辺から逃げなければならないことです。
状況によっては例えばメルトダウンにより水蒸気爆発が起これば、何と2-3時間のうちに爆発も考えられるということです。
こんなものを一度爆発して、まだ止めないなんてのは狂気の沙汰です。
それを許している日本国民は大馬鹿者なのでしょう、
と言うより、やはり狂ってるのでしょう。
この狂った人達が多数の地球でどう生きていきますか。
何もしないで良いのでしょうか。
絶望的な状況の確認するしかない本ではありますが、これを読んで少しでも多くの人が目を覚ましてくれるのを祈ります。

ちなみにアメリカはスリーマイル以降原発を新たに作っていません。
最近新しいのを作ると言ってますが、作れないでしょう。

アメリカはすでに原発製造から撤退してます。
日本が全部買ってることになってます。
その日本は原発を輸出しようとしています。
その原発が爆発すれば日本が責任を負わなければならないのですよ。
だからアメリカは撤退したのです。
日本だからアメリカに責任を問う事ができないのです。
外国は日本に責任を持ってきます。
それを払うのは誰ですか。
こんなものをお金のために作りなおかつ輸出なんて、これも狂気の沙汰です。
どうしようもありません。
本来なら革命が起きなくてはいけない状況なのに、今の日本の現実は信じられません。

昨日3時の休憩の後、もうこれ以上は無理だと感じました。
帰って寝ました。
農業の現実はこんなものです。
幾らからだがきつくても簡単には休めません。前日にほぼ収穫物が取り終わったのも影響してます。
つまり倒れても何とかなるとこまでは持ってきたわけです。
きびしいです。
2-3日は仕事は休みます。

TPPに参加するという事は、日本が名実共にアメリカの植民地になってしまうということです。
つまり、現在でも危うい独立が、完璧に無くなってしまいます。
アメリカと同じと言うよりアメリカ以下の状況に持っていかれるということです。
何で秘密交渉なんですか。
日本の国会議員でさえ中身を知る事ができないのですよ。
アメリカではこれが問題になり、ようやくアメリカでは議会の議員は内容を知る事ができるようになったみたいです、
このことにより現在アメリカでは議会の半数以上の議員が、このTPPの交渉権を大統領に委ねる事に反対になっています。
私たち日本国民は間抜けにも自民党の政権を選択しましたのでもうどうしようもありません。
悲しい事ですが、アメリカで否決される意外に、これから逃れる方法は今のところ日本国民にはありません。
これからの国会は今回の秘密保護法案と同じように、自、公、維、みの茶番劇になってしまいます。
全てがTPPに賛成なのです。
一番危ないのが維新です。
大阪で着々とTPPの前取りというか、露払いのような試みをしてます。
アメリカでは多くの公立学校が民営になりました。
これどういう意味か分りますか、つまり貧乏人は学校に行くなということですよ。
別な意味では良いかも知れませんけど。
今着々とこのTPPに向けての動きが出てきてます。
軽自動車税が2倍になります。
消費善が8パーセントになります。
漁業権が入札され下手をすれば海外の企業に売られるかもしれません、これは今宮城県で復興の名の下におこなわれています。
秘密保護法案が通過しそうです。
これでTPPの内容も秘密ですから、私たちは知る事ができなくなります。
つまり私たちは知る事もできないうちに、なし崩し的に物事は進んでいくのです。
日本の農業は壊滅するでしょう。
日本は無茶苦茶になるでしょう。
これは多分やめる事もできないでしょう。
これも知る事ができないのです。
日本の国会で反対決議が出たら初めてやめる事ができない事がわかるのです。
秘密交渉とはこういうモンなのですよ。
これに対してほとんど農業以外の人が反対して無いのが不思議です。
いくら馬鹿でもひどすぎます。
信用できない世論調査では賛成のほうが多いんですよね。
みんな農業はひどくなるけど、輸出が増えて日本はますます儲けるとか思ってるみたいですけど。
これは全然違うのですよ。
あらゆることでアメリカのすき放題になってしまうのですよ。

元農林水産大臣の山田正彦さんの新しい本「TPP秘密交渉の内容」もしかしたら題は間違ってるかもしれません。
11月末の発売です。
読んだらびっくりだと思います。
ぜひみなさんも勉強してください。

ハウスに大豆を入れるためには、ハウスの中のトマトを片付けなければなりません。
3列のトマトの支柱には多くの紐でトマトを支えてます。
この紐を全て解いていくのですが、結び目は基本片ちょう結びなのですが、これがうまく出来ていないと何倍もの時間がかかります。
毎年何人もの人が支柱を作るのを手伝ってくれるのですが、かならず一人か二人これを理解できない人がいます。
普通に結ぶと、これをやられると解く事が出来ません。
この堅結びを解くためには10倍以上の時間がかかります。
1箇所に固まってこれがあれば、はさみを持つとかの対策もできるのですが、これがランダムにあるわけです。
支柱を結ぶ、これだけの単純な仕事でも簡単ではありません。
作物によって、場所によって結び方は変わってきます。
例えば同じ豆でも種類が違うと葉っぱの茂り方が違います。
伸び方も違います。
それによって丈夫に結んだり、適当にやったりとかの加減をします。
丈夫にこしたことが無いと言われるかもしれませんが、あまり頑固に結ぶと解くのに時間がかかります。
プロの場合はこの結ぶ、解くが大量にあるわけです。
こんな一見簡単そうな事でも、やってみるといろんなやり方があり、工夫の余地もたくさんあります。
いちいち教えることは出来ません。
簡単に教えて、後は各自が考えながらやっていくのです。
今は本当に教えるのは大変なのですよ。
私たちはこんなことは人に教わる必要はほとんどありません。
小さいときからいろんなケースでいろんな結びをやってるので応用が利きます。
今の若い人は遊びが全然違うので、一番の基礎から教えなければなりません。
教えても理解が出来ないケースもあるわけです。
こんな簡単な解きやすい結び方さえ理解できないわけです。
自分で解いてみれば直ぐに分ると思うのですが、なぜ理解が出来ないのかが分らないのでどうゆう風に対応すればいいのかも分りません。
ここに来る人達でさえこの調子なんですよ。
来ない人たちはどうなってるのか、恐ろしくて考えられません。
このような人達がこれからのサバイバルな状況に対応できないのは目に見えてます。
生きていく技術は今どんどん忘れ去られていってます。
田舎でもかなりの年配の方でも何にも知らない人が増えています。
つまり自給自足をやろうとしても、近所にそれを教える人がいないと言う状況になってきてます。
今はここのような自給自足を教える場所が必要だと思うのですが、どういうわけか人は来ません。
皆さん自給自足自体に興味が無いのでしょうか。

大豆の収穫。
1箇所はほとんどウサギに食べられました。
もう1箇所は半分くらいネズミに食べられました。
葉が落ちてるからネズミは来ないと思っていましたが、葉が半分くらい残ってました。
葉は時期が来たら落ちますが、葉が落ちる前に霜に合うと気に付いたまま枯れます。
この枯れた葉に隠れてネズミが食べます。
例年ですともっと早く収穫してるのですが、今年は遅れたので食べられてしまいました。
それでも昨年に比べればまだましです。
昨年は畑の一番端だったので早くから食べられました。
収穫は遅れれば遅れるほど、品質は落ちるし、動物や鳥にも食べられます。
それ以外にも大豆は収穫が遅れるとはぜてしまいます。
はぜて飛んだ豆は食べられてしまいます。
ウサギのところの大豆はかなりはぜた部分もありました。
収穫したら乾かさなくてはならないのですが、雨が多すぎるのです。
干しても中々乾きません。
屋根下で無いと乾かせないと思います。
今年作った新しい屋根の下は、超満員です。
乾いた大豆はたたいて豆を出すのですが、年内は叩けないでしょう。
来年までハウスで保存です。
ふりだしではこのように直ぐには脱穀等ができない為に干し場がたくさん必要になります。
この干し場が無いと物は駄目になります。
自然に干せればいいのですが、3-4日乾いた日に脱穀しなければなりません。
そんな余裕は無いので小屋を作ればその横に干し場を作ります。
まだまだ干し場は足りません。
来年になると新しい八角堂のベランダか干し場として使えるのでずいぶん楽になると思いますが、馬を飼うために余計に干すものも増えそうです。
本当に馬が飼えるのでしょうか。
どう考えても無理なのです。
それでも飼うつもりです。
こういうときの突破方法は無理を承知で行くのも面白いものだと思います。
現実としてはとんでもなく大変にはなるとは思うのですが、何とかするしかないのです。

ニンジンとゴボウとほうれん草ときく芋を収穫して、残りはほうれん草が少しだけです。
これで少しは安心です。
そうだから少しはゆっくりできるかと言えばそうではありません。
まだ、大豆、と花豆の収穫が残ってますし、田んぼに米ぬかのボカシをまいて起こさなければならないし。
来年の春用の堆肥も運んでなければなりません。
当然全部は出来ません。
その上に冬の仕事のために新八角堂のベランダと玄関と便所の基礎もやっておかなければなりません。
基礎が終わってないと冬の建築が出来ないので、基礎は何が何でもやらなければなりません。
手伝いが一人も居ないのできつい状況です。
げたとしては畑をある程度控えたいのですが、ネバーギブアップのひろみちゃんはまだあきらめていません。
げたは無理と分れば直ぐにあきらめます。
ここいらの調整が難しいのです。
働き者の彼女はいいのですが、こういう時は大変です。
なにしろ彼女があきらめないのなら、こちらも畑をやらなければならないのです。
女性は相対的に全体を見ないように思われます。
この発言はやばいかな。
2年連続で秋から冬場に手伝いが一人も来ません。
大鹿ふりだし塾も潮時かもしれません。
意外と支持されて無いみたいです。
アナーキーすぎるのかもしれません。
自主独立の人は自分でやるので、自主独立の人がこういう塾をやるのがそもそも矛盾してるのかもしれません。
自然農とかの枠にはまれば人がくるのは分ってるのですが、死んでも枠にはまる事ができないのです。
枠にはまらない生き方、枠にはまらない農業、これは自給自足では譲る事のできない原点です。
早い話が自給自足自体がほとんど理解されていないのでしょう。
世の中、なんちゃって自給自足ばかりなのです。

キャベツ、白菜、ビートの残りの収穫が終わりました。
恵子ちゃんが行ったので、今日から二人だけです。
来年は手伝いが居ないことを前提に、大幅に畑は縮小する予定です。
なにしろ長期で来た人もほとんど途中で何らかの事情でいなくなる、短期もあまり来ません。
規模の縮小もやむをえないと思います。
来年からは3人ぐらいを最大の受け入れにしようと思ってます。
この形での継続は難しいかもしれません。
来年からは徐々にやり方を変えていきます。
最終的にはどういう形になるかはわかりません。

昨日の気温です。
今朝はマイナス3度。
あまりの寒さです。
ここまでの寒さを予想してなかったのでキャベツも白菜も凍ってしまいました。
取り込んでたものまで凍ってしまいました。
今日も取り込んだのですが家の中に入れる時間が無いので外に置きっぱなしです。
白菜は上部がほとんど駄目になりました。
上部を切り落として保存するしかありません。
白菜もキャベツも注文は来てるのですが、出荷は難しいと思います。
ある程度は予想してましたが、現実になってみるとみじめなものです。
手伝いが来ないのは、やはりげたの過激発言が影響してるのかもしれません。
それでも鹿は鹿です、馬は馬です。
大鹿ふりだし塾も先がどうなるのでしょう。
この最悪の状況でまだ来年馬を飼おうという暴挙に出ようとしてます。
どう考えても無理なのですが、とりあえず飼って見ます。
馬に乗りたいのです。

自然農の稲刈りがようやく終わりました。
イセヒカリはよく出来ました。
今までの稲で一番出来たのではと思います。
隣で作った起こして、代掻きして、買った苗で作ったアキタコマチよりも出来はいいのではないかと思われます。
同じ自然農でも買った苗のアキタコマチは全然できはよくありませんでした。
やはり自然農の場合は自分で作った苗で無いと駄目みたいです。
それと買った苗は出来るだけ早く植えないと駄目みたいなのですが、どうしても自分で作った苗を田植えして苗の足りないところに買った苗を植えるのは無理があるのかもしれません。
なにしろ田んぼにきてから2週間以上経ってるので、徒長した苗では根がかなり駄目になってるものと思われます。
こういうところが農業の難しさだと思います。
ある程度の面積、それも中途半端な面積での米作りでは苗作りのために時間を割くのが無理があるのです、
自分で苗を作るには田に水を入れなければならないのですが、他の人達より1ヶ月以上早く水を入れたいといっても、水路の管理はたくさんの人でやるし、なおかつこちらは水路から遠いので管理はうまく出来ません。
その一人が水を使う為に他の大勢の人に早くから水路の掃除をしてくれとはさすがに言いにくいのです。
苗を自分で作るためにはどうしても自分で自由に出来る水路の田んぼでなければ出来ません。
これは冬季潅水も同じです。
冬季潅水は起こさない田んぼ作りにはいいやり方だとは思うのですが、冬中一人で水路の管理は出来ません。
これにも独立した水路が必要です。
田んぼの稲作はどうしても他の人達との協調無しにはできないのです。
大部分の人が今までのやり方の稲作の場合どうしても一人だけ違う稲作りをするのは、中々出来ないのも無理は無いのです。

ハッピーヒルはまあまあの出来です。
全体的には自然農もよく出来るようになったとは思います。
5年目にしてようやくまあまあできるようになって来ました。
それでも管理の時間と言うより、草取りの時間がどうしても取れません。
今年も草に負けた部分はあります。
自然農を大面積でやってる人は信じられません。
なにしろ労働時間は倍ですから。
と言っても、無農薬の野菜作りも、稲作りも労働時間は倍以上かかるのですが、その倍時間がかかるやり方はかなり無理があります。
やはり機械も何も持っていない人には自然農はいいとは思いますが、機械を全部持ってなおかつ、機械を使わない自然農は余計に抵抗が大きいのかもしれません。
その上収量が少ないのではよっぽどの信念が無いと自然農では稲は作れません。野菜も、他の穀類もほぼ条件は同じです。
自然農の大豆は草の手間がずいぶんかかりました。
出来はいいですが、大豆は元々肥料は要らないので、起こさないだけなのですが。
他の野菜は自然農では全然出来ないので一度やってやめました。

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