天然のクリタケです。
道のすぐ横のクリの切り株に大量のクリタケが出てました。
そのクリの切り株は毎年クリタケが取れるのですが、こんなに大量のクリタケは初めてです。
雨が多くて農作物の出来は良くないのですが、今年はキノコは豊作みたいです。
この間は直径20センチもあるカラカサタケも取りましたし。
ここ何年もあまり出ていなかったイグチも道の横にたくさん出ています。
クリタケはクリタケごはんにしました。
みんなにおすそ分けするので、1升たきましたが、クリタケ多めのおいしいクリタケごはんができました。
残念なのは写真を撮り忘れたことです。
ぜひその姿を皆さんに見てもらいたかったのに残念です。
まだ刈り取りには早かったのですが、最近の傾向では9月中に稲刈りを終えてないと、10月に入って稲刈りすると、その後の天候が何時もダメで、脱穀が遅れる傾向にあります。
台風の事もあり、まだ青い状態での稲刈りになりました。
3日かかりました。
最終日は孫たちも手伝ってくれ、飛び入りの手伝いが来たりで何とか稲刈りを終わりました。
飛び入りの手伝いは2名の男女で、女性は2日手伝ってくれ、男性は今日で3日目手伝ってくれてます。
豆の収穫をしないと、カビでダメになりそうでしたが、手伝いの人がやってくれだいぶ収穫できました。
また収穫して干すことができなかったポップコーンも、皮をむいて干してくれました。
ポップコーンも置いたままだとカビが来ます。
分かっていてもできなかったことができました。
感謝します。
土砂が入った田んぼはまだ水が残ってます。
水だけ入った残りの田んぼも水はなくなってますが、まだ土が乾燥してないので、稲刈り機が入りません。
早く稲刈りしないとダメなんですが、機械が入らないのでは仕方ありません。
今日はハザの準備しかできませんでした。
朝いきなりスズメバチに刺されました。
巣のある所が危ないところにあるなとは思っていたのですが、できるだけ殺さずに済めばと思っていましたが駄目でした。
やはりスズメバチには強行策しかないみたいです。
何しろ攻撃的すぎます。
何度も威嚇はされていたのですが、とりあえず様子を見てみようとしてたのですが、いきなり刺されました。
さっそく反撃なんですが、明るいうちは結構危険です。
しかし、こちらも頭に来てるので強引に殺虫剤を持って行ったのですが、そこでまた2か所刺されました。
やはりスズメバチは昼間に無防備で巣に近づくのは危険でした。
攻撃は途中でやめて、夜になってえんまくをぶち込んで、後は殺虫剤でおわり。
今回は巣の入り口が狭いため、ハチの子を取り出すことができないので殺虫剤を使いました。
残念です。
もう1個スズメバチの巣があるので、そちらも近いうちに取ります。
玉ねぎとニンニクの植えどこに肥料を入れる。
遅れていましたが何とか終わりました。
今日はカボチャも最終的に収穫しました。
後残っているのは少しだけです。
カボチャは収穫後にしばらく日に当てて置いておきます。
10日から2週間ぐらいしてから出荷になります。
カボチャは置いておくことによって熟成します。
草を取りきれてない時の一番の問題はネズミです。
ネズミは草が茂ると必ず現れます。
草を取ると来なくなります。
単純なのですが、近年は草を取っても出てきたりもします。
山に餌があるときは無理をしないのですが、山に餌がない時は無理しても出てくるのです。
草がないとなぜネズミが出ないかと言うと、ネズミは森の基礎食料です。
そのために大量の子供を産み、短期間で親になります。
森の肉食獣の大部分はネズミによって、成り立ってます。
草の下を移動すると、この肉食の動物たちには見つかりにくいのですが、草がないところを移動してるとすぐに見つかってしまいます。
そのため草はしっかり刈るか抜いておかなければなりません。
自然農だなんて言って、草ぼうぼうにしてたらたちまち実がなる農作物はネズミにやられてしまいます。
ネズミは量が居ますから、瞬く間に作物はなくなります。
現在は他にカボチャがネズミにやられてます。
ヒエもやられてますが、ヒエは山鳩の方が被害は大きいです。
麦は半々ぐらいでしょう。
議会2日目で、一般質問が終わりました。
一般質問になかなか慣れません。
どうしても原稿どうりに読まずに、アドリブを入れてしまいます。
げたが質問してる時に笑ってる人が居るのですが、なんで笑ってるのかげたにはわかりません。
議会が終わってから、畑の横にある木が茂りすぎて、ハスクトマトに日が当たらないので、ようやく切ることができました。
気から降りるときに落ちましたが、ちょうどクッションのようになってるところに落ちたので怪我も打撲もなし。
その後、水路の土砂を上げ。
サツマイモの草を取る。
サツマイモもかなり草にまみれてました。
草を取った後に、伸びた茎から地面に根が入ってるので、この茎を一度持ち上げて根を切っていきます。
この茎から出た根をそのままにしていると、この根が細いサツマイモになります。
葉っぱから来た栄養分がサツマイモまで行かずに、途中の根に行ってしまいます。
細いイモは食べられない上に、肝心の根元のサツマイモも太りません。
サツマイモ栽培ではこの作業は結構大事な作業です。
サツマイモの苗は茎の先を切って植えます。
サツマイモは茎を伸ばして、その茎の下にもイモを作り、移動していく生態なのです。
根元に太いイモができるので、そこ以外の茎から出た根は切らなけネバなりません。
現在放送している広報大鹿ですが、音声がデジタル音声だとのことですが、毎日聞いていると非常に違和感があります。
これは地域懇談会でも村の人からも指摘がありました。
どうもイントネーションがおかしいです。
このことについて、デジタル化は時代の流れであるというのはそうなんでしょうが、何かおかしいような気がします。
言葉は文化そのものであります。
標準語を使うのはやむを得ないのでしょうが、せめてイントネーションぐらい大鹿風の肉声での放送は可能じゃないのでしょうか。
またこれと関連して、大鹿村の方言は年配の人たちが減っていくにつれ、方言を話す人たちは減っていってます。
このままでは大鹿の方言はなくなってしまいます。
今のうちにしっかりと大鹿の方言を記録して、できれば月に1度くらい大鹿の方言を講習してはいかがでしょうか。
2021年5月に発表された「みどりの食料システム戦略」において2050ねんまでに有機栽培面積を全耕地面積の25パーセントするという目標です。
ちなみに現在は全耕地面積の0.5パーセントだそうです。
化学農薬5割減、化学肥料3割減という目標も同時に打ち出しました。
これは2020年にEUが2030年までに有機栽培面積を25パーセント、農薬50パーセント減、化学肥料2割減を打ち出したことが大きく影響してると思われます。
ちなみにEUの有機栽培面積は現在7パーセントです。
この「みどりの戦略」は突然打ち出されたようにも見えますが、すでに2020年3月に閣議決定された新しい「食料、農業、農村基本計画」で政府は農政の大きな転換をしてます。
この基本計画は1999年に新たに新基本法として制定され5年ごとに見直されてきたのですが、今回の見直しで人、農地プランも中心的経営体の特定化つまり
大規模経営中心から、多様な経営体等つまり中小の経営体から兼業農家、今風に言えば「半農半x)などの経営体も積極的に位置づけるといものです。
この新基本計画では、他にも地域資源の発掘、地域資源循環の拡大、地域コミュニティ機能の維持や強化、生活インフラ等の確保、超獣害対策の推進、地域を支える体制及び人材作り、農村の魅力の発信など多岐にわたってます。
これらの新しい農業政策は、現在地球が置かれている大きな環境的な危機がベースにあるものと思われます。
この流れの中での205年のカーボンゼロ政策でもあります。
大鹿村の中でも環境対策は急を要する事態であります。
今年は新たな総合振興計画も策定されます。
2050年に有機栽培面積を全耕地面積の25パーセントに持っていくためには、村の農業政策も大きく変わっていかざるを得ないモノと思われます。
とりあえずは、有機農業の講演会の企画とか、有機農業の勉強会などの企画からスタートすればいいのではないかと思われますが、村長はいかが考えておられますでしょうか。
遅れていたヒエの倒伏防止、すでに倒れているので、まずは倒れたヒエを起こさなければなりません。
これも仕事が遅れれば仕事が増える現象です。
倒れたヒエはすでに鳥とネズミが食べ始めてます。
周りに支柱を立て、その支柱を強い紐を張っていきます。
これで風や雨でヒエが倒れても紐が受け止めます。
地面に付かなければ、鳥やネズミの被害は少なくなります。
トウモロコシも獣害に有ってるんですが、対応ができません。
ハスクトマトの獣害も対応しましたが、獣害を防ぎ切れてません。
この二つの獣害に対してできる最後の手段は、毒エサを使うしか残ってません。
それさえも時間がありません。
土砂災害、獣害、虫の害、病気、自然の猛反抗の前にどうしていいのかわかりません。
ともかく、この雨が止むことを祈るしかありません。
そして、台風が来ないことを祈るしかありません。
台風が来る前に稲を刈らなければならないのですが、田んぼが乾きません、その上明日から議会です。
ポップコーンの外側の色が変わってきました。
中が十分充実してきたのです。
収穫までの間に、コーンを折っていきます。
これは中国の少数民族の人たちのやり方を参考にしてます。
コーンの皮は一番上が空いてます、ここから雨が入りコーンがカビます。
コーンを折って、逆さまにすると、雨は入りません。
中が湿気なければコーンはかびません。
日本ではスイートコーンがトウモロコシ栽培の大部分を占めていますが、世界的に見ればトウモロコシは実を充実させて、実を乾燥させ、粉にして食べる方が多いのです。
スイートコーンは実が充実する前に収穫します。
実が充実すると甘みが無くなります。
スイートコーンも出荷できないモノは、しばらく置いて実が完熟してから収穫します。