これから、4月上旬まで道が最悪になります。
一昨日は、下に降りようとした車が動かなくなりました。
下は普通は何とか降りれるのですが、それでも駄目でした。
昨日は今までと違う所で車が上がらなくなりました。
これから車が下りるたびに引き上げなくてはなりません。
今日も昨日も道を直しました。
直しても上がらないのです。
直さなければもっと大変な事になります。
下手をすると車は壊れます。
毎回毎回大変だ、大変ですと書いてます。
本当に大変なんですよ。
雪とか氷、こんなもの解けたらただの水ですよ。
それでもあると生活に響くのです。
ゆえに雪と氷との格闘になるのです。
ここに生まれた人はこんなに大変だとは思わないでしょうが、げたは暖かい小豆島生まれなのです。
暖かい小豆島は基本的に気楽なところがあります。
冬の事は一切考える必要はありません。
その日暮らしで何とかなるのです。
しかしこの長野の山奥はいかに冬を越すかは大きな問題なのです。
その山奥の村の一番奥に住んでるわけです。
それは大変なのは当たり前です。
大変だから、こんな山奥には昔も人は住んでいなかったのです。
それではなぜ、大変だ大変だと言いながらこんな山奥に住んでるのでしょう。
いくら大変でも相手は自然です。
どんなにつらくても、どうしようもないのです。
自然現象を怒ったり、うらんだりは出来ないのです。
意味が無いし、自然はいくら怒っても、そのままの自然に向き合わないと駄目なのです。
人とうまくやって生きていけないげたには、どんなに大変でもこの山奥で生活していくしか仕方ないのです。
人間に比べたら自然はまだ楽です。
人間はどう対応していいのか分りません。
だから山奥に住むしか仕方ないのです。
山奥が好きだからではないのです。まあこんなもんです。
山奥の生活はいいわねえとはよく言われますが、実際は良い所もあるし、大変なところも多いのです。
まあまあ満足しています。
60点主義ですから。
60点なら理想的な生活です。楽しくはやってます。
大変じゃない人生は、面白くない人生だと思います。
昨日はちょうちょも飛び始め本当に暖かでした。
クロッカスもたくさん咲き、道の凍りも、雪も解けてます。
暖かいと仕事も楽です。
暖かくなると雑用が増えます。
雪ノ下から色んなものが現れます。
昨年やりきれなかった仕事がそのまま雪の下から出てきます。
クルミは地面に残っていた半分以上をネズミに食べられてました。
ハウスに水をやるので、ハウス横の水貯めようの風呂桶に水を贈らなければならないのですが、ホースがまだ一部雪と氷の下でした。
2時間ぐらいかかって掘り出しました。
フキノトウも食べました。
ほうれん草も食べ始めました。
仕事は順調です。
今日は桁の上に垂木を乗せ、一部コンパネを打ち始めました。
ここまで来ると先が見えてきた感じです。
手伝いが少ないので、建築に集中するため、げたが雑用係りです。
製材のあまり木で風呂の蓋を作りました。
ヒノキの香りがしていいんですよ。
古いやつはまだ使えるのですが、香りのために新しくします。
久しぶりの青空と暖かい1日でした。
仕事も順調でトラブルなし。
暖かいとこうも違うんですね。
今日から手伝いは新人のみ、一人減って流れが変わったのかもしれません。
トラブルが無いと、本当に仕事は進みます。
ひたすら垂木の製材です。
垂木は普通買います。
自分で伐採して、皮をむいて、製材して、なおかつ自分のところ木なので曲がった木も使わなければなりません。
半分は曲がった木です。
垂木はまっすぐでなければなりません。
垂木の上は野路板が来るのですが、最近はコンパネがほとんどです。
コンパネはまっすぐなので、垂木が曲がっていては、端が乗らなくなります。
今回のベランダの屋根は大部分が透明トタンなので、少し曲がった木でも使えます。
部分的に普通のトタンの部分がありますが、そこは買ってきた真っ直ぐの垂木を使います。
自分で作ると真っ直ぐの垂木がどのくらい安いものか実感します。
伐採して、枝を払い、運んできて、皮をむいて、製材して、ようやく使えるようになります。
とんでもなく時間も手間もかかります。
それで真っ直ぐじゃないんですよ。
製材は2面のみの製材です。
4面は不可能です。
製材できない細い部分も使います。
木を植林した後は、何度も間伐します。
この間伐で、曲がった木はほぼ倒されます。
ふりだしのヒノキは植林しただけで、何も手が入れられて無い木なのです。
間に他の木が大きくなったりして、余計に木は曲がるのでしょう。
手入れをしない山の木は使えません。
今は日本中の多くの山が手入れされていない山が多くなってます。
植林だけして、その後手が入ってません。
枝打ちもして無いし、間伐もしてません。
こんな木は使い物になりません。
それでも自分のところにある木は使わなければ成りません。
曲がった木は面白いところに使えたりもしますが、曲がった木ばかりではどうしようもありません。
ほぼ毎日雪が降ります。
大迷惑です。
今日は午後に降り始め、やむなく2時半ごろ中断。
お茶を飲んでると日が差し始めました。
山の天気は変わりやすいのです。
仕事は午前中は順調。
製材気もチェーンを新しくして快調でした。
雪の後の再開で、突然変な音、釘がありました。
真新しいチェーンはしばらくよく切れます、
それが一発で駄目になりました。
昨日までの古いチェーンだったら諦めが付くのですが。
その後全部の材を点検しても釘はありませんでした。
たった1本がうまく当たりました。
垂木はやく80-100本必要です。
現在製材が終わってるのが約20本。
あと2-4日かかりそうです。
建築現場は棟が全部上がりました。
これで一番大変な作業がほぼ終わりです。
明日からは新人の二人が本格的に建築に入ります。
また最初から教えなければならないので、仕事の速度は遅くなります。
何とか3月中の屋根の仕上げは大丈夫そうですが、まだ油断は出来ません。
まだまだ寒いです。
夕方の気温はマイナス2度。
まだ真冬です。
あと何日かで寒さは和らぎそうです。
寒くて夏野菜の芽は出ません。
レタス、キャベツさえ出ません。
レタス、キャベツは早い年は2月に芽が出ます。
今年はレタス、キャベツ共に春の苗は買わなければならないでしょう。
ハウスのサニーレタスはだいぶ大きくなってきました。
4月のはじめにはサニーレタスは食べれそうです。
テレビ東京が直接見れない長野では、1ヶ月送れて明日放映されます。
他の地方の再放送も今週の可能性は大きいです。
パソコンでも放送は見れます。
ふりだしの映像を見てみたい人は「大鹿ふりだし塾」で検索して下さい。
最近は写真をアップしてくれてる人もいます。
色んなところでふりだしのことを書いてくれているみたいでありがたいです。
毎日何かが起こります。
今日はガスやさんの車が動かなくなりました。
げたが押しました。
何とか無事にガスボンベの交換が終わりました。
ガスやさんは毎年冬に車が動かなくなります。
気の毒ですが、彼は気のいい人なので助かります。
ベランダの作業は最後の棟を上げてます。
棟が上がるとあとは何とかなります。
ここが一番大変なところです。
長期の手伝いのまっつんが明日で最終日なので、明日上がれば後は新人二人とげたで何とかなります。
ただげたはまだ製材が終わりません。
最後の垂木の製材をしてます。
あと2-3日で終わるとは思いますが、製材機の調子も今一です。
最近は毎日温度が上がりません。
きょうもy浮きがちらついて、朝は雪が積もってました。
最低気温も6-8度くらいはいきます。
出始めた水仙やクロッカスが寒そうです。
クロッカスの花が一つ咲きそうなのですが、蕾のままいつまでたっても花は開きません。
垂木が足らないとまたヒノキの伐採をしなければなりません。
2-3日前に3人に木の伐採を教えました。
なれないとすぐにチェーンソーを木や枝に挟みます。
細い木なので何とかなります。
木の伐採は倒す方向をしっかり定めなくてはなりません。
ところが意外と思ったほうに倒れなかったりします。
そうするとチェーンソーを気にはさみます。
枝を落とすときは、枝が地面についているところは、力のかかる方向が変わるので、最初はそれがうまく読めません、それで枝にチェーンソーの刃を挟みます。
なれない人は何度もやります。
チェーンソーにはよくありません。
刃をはさむと微妙に刃が曲がります。
木がまっすぐ切れなくなります。
コレストロールは長年問題視されてきました。
コレストロールが体に増えると、脳疾患の割合が少し増えるのは事実だそうです。
それを取り上げ、大げさにコレステロールは悪者扱いされてきました。
コレストロールを減らす治療なり、食事療法をすると、ガンの発症率は50パーセントアップ、自殺は増える、うつ病は増える、その他の病気も増えたそうです。
あれが体に悪い、これは体にいいと、少しばかりのことを大げさに取り上げると、社会は直ぐに動いてしまいます。
そしてその常識に対して、まともなことを言っても中々取り入れてはくれません。
このコレストロールもそうです。
老化した血管を必死で保護しているコレストロールを悪者にして、薬を飲ます医者は大いなる問題です。
コレストロールにも、菌にも悪玉とか、善玉はいません。
あるのはバランスだけです。
バランスを壊すのが問題なのです。
普通に何でもほどほどに食べてれば、ほとんどからだの問題は起きないでしょう。
もちろん無農薬の野菜が食べれればもっといいとは思いますが、それは別問題です。
あまり、色んな情報に振り回されるのは止めましょう。
情報に振り回されるのなら、、まだ何にも知らないほうがましです。
気おつけましょうね。
今日は1日温度はプラスにならない真冬日。
軽トラは動きました。
軽トラのエンジンは、クラッチを踏まないとかからないのですが、げたはそれを忘れきってました。
つまりげたの精神は平常では無いということです。一昨日もチェーンソーのガソリンが切れているのに気がつかず、他の部分に問題があるかの点検に時間を無駄に使ってました。
機械が次々トラブルになるので、過剰に反応するのでしょう。
精神的に参るんですよ。
自然相手は何とかなるんですが、機械はうまく対応できません。
バックフォー「これは穴を掘ったり地面を平らにする重機の名前です」ユンボとも言います。
そのバックフォーのキャタピラの凍った土を搔い出し、お湯をかけて、何とか動かし、軽バンを引っ張って道路から移動させました。
道路の真ん中の土が問題なので、真ん中を掘る。
製材機は平行がおかしくなって、再度調整。
製材機の並行は地面の一部分が解けるので、そこだけ落ちてしまうのです。
5メーターのラインの部分が次々落ちていくので、直ぐに平行がおかしくなります。
この山奥では最大で30センチ近く地面が氷で持ち上がります。
この持ち上がりの部分が解けて地面が落ちるのが、全てのトラブルの原因です。
今月いっぱいはこのトラブルで、仕事はショッチュウ中止になります。
車も下に降りるたびに引き上げなくてはならなくなります。
もう直ぐ春ですが、その前の試練です。
疲れるんだわ、これが。
昨夜ひろみちゃんが夜帰ってきたのですが、車が途中で動かなくなりました。
道の車輪が通るところだけ深くなってます。
真ん中はまだ凍ってます。
タイヤが浮いて動かなくなります。
朝、軽トラで軽バンを引っ張ろうと思ったら、軽トラが動きません。
バックフォーで引っ張ろうと思ったら、バックフォーはキャタピラが凍って動きません。
10日ほど暖かで凍らなかったので、油断してたのです。
今日は昼間は温度はプラスにならなかったし、お日様も照らないので、キャタピラの氷は解けません。
夕方プレムの車が帰る時に動かなくなりました。
これはバックで道を行くと、大きく道から外れるのです。
やむなく人力で動かしました。
機械の調子が悪くなると、連鎖的に悪くなります。
結局軽バンはまだ動いてません。
軽トラも駄目で修理に出さなくてはなりません。
タウンエースもバッテリーが駄目で修理行きです。
山奥で無理して使うので車は痛みます。
これから1ヶ月は毎日どれかの車が道の途中で動かなくなる可能性があります。
これから本格的に道の氷が解け始めます。
全部解けきって道が固くなるまでは、最悪の道路になります。
誰も住まない山奥は、良い所も多いのですが、大変な事も多いのです。
