ごぼう掘り。

投稿日: 2021年11月15日カテゴリー: ブログ

1日ゴボウ掘り。
ゴボウを掘るのは非常に難しいし、時間がかかります。
それゆえ、無農薬での手掘りでのゴボウ栽培をする人は少ないのでしょう。
ともかくゴボウがよく売れるので、たくさん作ってます。
それはいいのですが、何しろ時間がかかります。
ふりだしで作ってるのは大浦ゴボウ、短根で太い品種です。
例年根が大暴れしてまともなゴボウの方が少ない状態でしたが、どうやら種まきの時期に問題がありそうなのが解ってきました。
分かるのに結構時間がかかりました。
5年ぐらい前までは普通にできてたのですが、5年ほど前から急に根が暴れだしました。
根がいくつにも分かれるのです、商品としてはほぼ駄目です。
9割くらいそのようなゴボウの年もありました。
やむなくその枝分かれしたゴボウをバラバラにして、まとめて売ると意外に売れてはいました。
ゴボウ掘りは今は全部の農家が機械掘りです。
人力で掘るプロはいないと思います。
何しろ時間がかかるのです、スコップで掘るのですが、ゴボウの根っこの先までスコップは入りません。
ゴボウの途中にスコップの先をひっかけてゆっくり起こしていきます。
ゆっくりやらないと半分ぐらいの所で切れてしまいます。
1度で上がってこないと、何度も方向を変えスコップを入れていきます。
こんなことをしてたら時間はかかります。
それでもゴボウの横をひたすら掘って収穫するよりは早いです。
欠点はゴボウをひっかけたところに傷が残ります。
それでも今のところは他の掘り方はできません。
このやり方でも結構時間はかかります。
掘ったゴボウはまたハウスの中に埋めていきます。
これで春まで出荷できます。
大概結構速く売り切れてしまいます。
ハウスの中には、ネギとゴボウを同じように列を作って穴を掘り、隙間なくネギもゴボウも並べていきます。
後は手で簡単に抜けますし、寒さにも平気です。
ネギは春まで出荷します。

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