今日で4日目。
出荷とか急いでいる仕事もやらなくてはならないので、毎日少しづつ植えていきました。
何しろプロですので総量はあります。
玉ねぎは年間を通して需要があるのである程度はそろえておかないとダメなのです。
仕事自体はきつくないのですが、何時霜が降りるか分からない状況で、細かく少しづつしか植えていけないので、精神的にきついのです。
春も種をまかないと何も始まらないので、結構追われて仕事をするのですが、秋は秋で、またきついのです。
これが年末まで続きます。
ふりだしでは玉ねぎの苗を植えるのに10センチ×10センチ7穴のマルチを使います。
苗は最近はセル苗にします。
セル苗とは1センチ角前後の小さな枡に区切られた稲の苗箱サイズの、苗作り専用の資材です。
苗は昔は露地で作ってました。
それから箱植えに変わり、今はセル苗です。
セル苗のいいところは、苗の間隔が一定に保てるので、苗が均一に作れます。
前はばらまきで種をまいていたので、苗の大きさにばらつきがあり、極端に小さい苗もたくさんありました。
セル苗は1区画に1個の種なので苗の間隔は同じになります。
また、土がついた苗を植えるので、植え替えは楽です。
前は苗を抜いてから畑に持っていき植えてましたが、しっかりと根を深く植えるのは意外と難しいのです。
どうしても苗の根が浅いところに来てしまいます。
セル苗は土と一緒なので根は一番下にあります。
土がついてこなくても、最近のセル苗の箱は下が深いので、苗は下にまとまってあるので、根を深く植えることができます。
暖かいところでは問題でないのでしょうが、寒さの厳しい大鹿村では以下にしっかり根が張ってるかで、冬をうまく越せるかどうかがかかってます。
ひどい時は8割冬に枯れることもあります。
最近は高熱菌の肥料を使ってますから、冬の地温も高くなってるのかもしれません。
それでも冬に雪がほぼ無い時もあるので、雪がないと苗は冬越しが難しくなります。
暖かくて雪がない冬は、生活にはいいのですが、冬越しの作物には厳しいみたいです。
今年は栗もクルミも不作です、
キノコは大豊作です。