イチゴがカラスに全部食べられてます。
全部ですよ。
黒と透明の糸をイチゴの周りに張り巡らします。
カラスには糸は見えません。
降りてきたカラスは糸に引っ掛かりますが、何が起きたのかわからないので来なくなります。
カラスは絶滅させてやりたくなるほど、被害は大きいです。
多くの野菜がカラスの被害にあいます。
ケースによっては、ただ意味もなく傷つけたりします。
つまり遊びで害を与えるのです。
カラスはますます栄えているので、何とかカラスを減らさないと農家は大変なのです。
特に無農薬の農家はカラスの集中攻撃にあいます。
大豆も種に農薬をつけると、カラスは食べません。
農薬の農産物より無農薬の農作物を選びます。
種にだけでも農薬を使いたくもなります。
だんだんカラスとかの害をなす、鳥とか動物たちへの同情の気持ちが無くなります。
それほど現実は厳しいものです。
何しろ、それでなくても採算性の悪い日本の農業の中で、余分な資材と時間を獣害のために費やさなければならないし、
獣害のために時間と資材を使うので、農作物の値段を上げてくださいとも言えないのです。
それゆえよけい山奥から農家、特に専業農家は出ていく人も出ます。