今年からまたEM菌を田んぼで使います。
うまくいけば除草をほとんどしなくてもよくなるそうです。
EM菌はまず培養が意外と難しいのです。
ボカシ肥も意外と失敗します。
まず最初に菌の培養には、始めの温度が一番重要です。
EM菌の原液を10倍にするわけですが、最初に糖蜜を40度のお湯で溶かします。
その後にお湯を足し、最後に菌の原液を入れます。
ふりだしでは原液と同じ1リッターか1.5リッターのペットボトルを使います。
その後の保温は、昔は豆炭炬燵で保温してましたが、今は電気炬燵です。
電気ごたつの一番外側にペットボトルを並べて入れます。
電熱の直下は熱すぎます。
初めはこまめに温度をチェックします。
保温のコツがわかるまで何度もチェックします。
夜寝る前は、少し温度を低い目ぐらいにしておきます。
温度が高くなると1回で失敗です。
長時間チェクできない時は、低めの温度で置いておきます。
だいたい3-4日で出来上がります。
最初にお風呂に漬けておくのもいいやり方です。
保温はそれぞれが工夫してください。
ペットボトルのふたを開けると、アワが噴き出るくらいになれば完成です。
この菌を使ってボカシ肥を作るのですが、ポイントは水の量と、いかにうまく材料、特に原液と水をうまくなじませるかです。
ふりだしではコンクリートのミキサーの小型のものを使います。
手でやる場合は、かなり丁寧に材料を混ぜていきます。
ふりだしでは水の量を、本で書いてるものの半分から3分の1にします。
このほうが失敗がないのです。
水分が多い部分から腐敗して失敗します。
また最後に入れる袋はかなり空気に触れないようにします。
ふりだしでは最終的に肥料の袋に入れ、上から固く締めていき、口をひもで縛り、縛った口を下にして置いていきます。