さやえんどうとスナップエンドウの苗の定植をしました。
苗はすでに上に伸び始めており、定植はギリギリのタイミングです。
ふりだしではエンドウは冬越ししません。
昔住んでいた1100メータの高度の畑では冬越しは可能でした。
げたの生まれた小豆島では正月にはすでにさやえんどうの花が咲いてました。
同じ日本でも、同じ村でもこのように少し環境が違えばやり方は変わります。
田舎に入って畑を始める時に一番問題になるのが種蒔きの日とか苗の定植の時期です。
近所の人に聞くのが一番なんですが、聞けば聞いたで、今度は聞いた人は親切にいろいろ教えてくれるのですが、農薬を使う人だと、農薬の使用を強制してくる可能性は大きいのです。
それゆえヘタに近所の人に聞くのも考えもんなわけです。
近所に無農薬で栽培してる人が居ればいいのですが、そう簡単にはいきません。
また無農薬の人さえ自分のやり方を強制して来る人さえいます。
世の中は難しいのです。
それゆえ、自分で試して、自分で痛い目にあい、試行錯誤で自分なりのやり方を確立するのが一番です。
ただ見るのは問題ありませんから、近所の人たちの農業をしっかり見て取り入れることができるところは取り入れればいいのです。
支柱のやり方、支柱の素材、畝幅、作物の間隔、参考になることはたくさんあります。
田舎の人は親切ですが、親切ゆえの問題もあるのです。
親切と干渉は境はありません。
善意の人は意外と付き合うのは大変です。
まだはっきり厳しいことを言ってくれる人の方が付き合いやすかったりします。
田舎で生活を初めて、田舎の人たちに受け入れてもらえるのは20-30年ぐらいかかるぐらいに思っていたほうがいいですよ。
何しろ現在では街に住んでる人と田舎の人たちの文化的な違いは外国人なんてもんじゃなくて宇宙人と地球人ぐらいの違いがある可能性が大きいのです。
何しろ、同じ地域に住んでいても10歳年が違うとかなりな文化的な違いがあるのです。
申し訳ありません。
さやえんどうからとんでもない方に来てしまいました。
最近では気候が毎年大きく違うので、長年農業をやっている人でさえ対応に苦労するようになってます。
今年も今は早く温かくなって結構なんですが、この先どのような変化があるのかはわかりません。
早く温かくなったと言っても、遅霜はかえって遅く来たりなんてこともあります。
大変な時代になってしまったのです。