ホタルと赤とんぼ。

投稿日: 2021年2月6日カテゴリー: ブログ

ホタルと赤とんぼの勉強です。
今までの過疎対策の失敗は行政主導も大きな理由だと思われます。
つまりいろんな政策を立案しても、肝心の住民が付いてきてないのではないかと思われます。
小さなこと、みんながやれそうなことから始めるのがいいのかと思います。
環境の悪化は長年言われてますが、ほぼ止まっていません。
身近なところで、環境の悪化で減ってしまった代表がホタルと赤とんぼです。
どちらも童謡にも歌われてるように、村の普通の風景だったわけです。
今ではどちらも絶滅危惧種に近いぐらい減ってます。
ホタルは主に水路の改修と農薬の影響だと思われます。
多くの田んぼへの水路がコンクリート張りか,U字溝変わってしまってます。
その前にホタルは主に平家ホタルと源氏ホタルがいます。
源氏ホタルは幼虫の時に水路で過ごします。
エサはカワニナと言う巻貝です。
まずカワニナがいないと話になりません。
まず水路をカワニナが住めるように替える必要があります。
これは大掛かりな工事もいります。
住民本位でやるには、かなりな人が居ないとできません。
これと違うのが平家ホタルです。
平家ホタルは田んぼとか湿地帯が住みかです。
当然ですが、農薬と除草剤の使用が平家ホタルの激減の理由です。
農薬と除草剤を止めるのは難しいのですが、止めれば、後は少しの注意事項さえ守れば平家ホタルは増えます。
平家ホタルは個人でも増やしていけるのです。
ふりだしが最初に田んぼを始めた田んぼは、すぐに隣の田んぼも使い始めました。
今は別の人が使ってますが、農薬は使ってません。
この田んぼではしっかり平家ホタルは復活してます。
もっとホタルのことを勉強して、少し注意をしてやればもっと増える可能性は大きいのです。
同様に赤とんぼも激減しています。
県によっては絶滅危惧種に指定されてる県もあります。
こちらは主に苗に使う農薬の影響です。
それとネオニコチノイド系の農薬。
苗に使う浸透性の農薬の影響が大きいみたいです。
この農薬を別の農薬に替えるだけで、約25パーセントの赤とんぼが生き残れるそうです。
それ以外に中干しの時期を遅らせる、刈取り後の田んぼに水を張る、代掻きに時期を少しずらすなどの対策でかなり増やせそうです。
赤とんぼの方が復活はやりやすそうです。

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