大鹿村を幸福度ナンバーワンに。
長らく私たちは経済的に豊かになれば幸せになると信じて頑張ってきたと思います。
現在昔に比べれば経済的には豊かになったかもしれませんが、多くのモノが失われてしまったのではないでしょうか。
まず家族が壊れました。
子供たちは村から出ていって、多くの家庭が老人のみになってしまいました。
村には空き家が増え、耕作放棄地も増えました。
獣害は増え続け、今では村中の畑が柵が無いと作物ができなくなってしまいました。
村の人口は減り続き、社会的なインフラの維持も難しくなってきました。
環境も世界的に悪化してます。
私たちは本当に豊かになったのでしょうか。
世界は行き詰ってます。
村も行き詰ってます。
私たちは物質的な豊かさよりも、人としての幸せの方を優先して生きるべきではないのでしょうか。
長年大鹿村は自給自足で生きてきました。
貧しかったかもわかりませんが、今よりももっと幸せだったはずです。
何もかも昔に戻すわけにもいきません。
機械で農業も林業もその他の仕事も体が楽になったのは事実です。
新しい技術を使いながら、できる部分、問題のある部分を自給自足に戻していくのです。
先に進めません、難しいですね。