突然ですが、大鹿村村議補選に出ることになりました。

投稿日: 2020年12月28日カテゴリー: ブログ

田舎では村議のなり手はほとんどいません。
現在村議をやってる皆さんは奇特な人たちなのです。
何しろ全国の過疎の村では問題は山済みです。
そしてその問題の解決法さえ見出すことがほぼ不可能なのです。
一番大きな問題は人口減であります。
若い人たちはほとんど街に出ていってしまいます。
残ってるのは年寄りばかりです。
ここ大鹿村でも老人率と言ううんですかね、それが全国最悪ベストテンのいいところ多分5位くらいだったと思います。
大鹿村は山奥の村です。
交通の便は非常に悪いのです。
その上に来年からは1日何百台のダンプが唯一の道路にあふれることになります。
今田舎生活が見直されているとか、田舎に移住してる人が増えてるとか言われてますが、今の人たちはほどほどの田舎にしか来ません。
ほどほどの田舎でほどほどの田舎生活をするために移住してくるのです。
山奥の超過疎に移住してくる人たちは、この人たちとはまた別の人たちです。
ここを村の行政の方々はわかっていないのです。
ほどほどの人たちにいくら移住を進めても、彼らはこんな山奥には来ません。
山奥に来る人たちは農産物は無農薬でと言う方がほとんどです。
また自給自足にも理解がある方が多いのです。
この人たちに移住してもらう村作りをしないと、いくら田舎生活はいいですよとアピールしてもこの山奥の村には来てくれないのです。
つまり村は大きな変化を求められているのです。
この辺りが解らない村は、いくら努力をしても移住者は増えません。
そこで自給自足を柱とした、全村無農薬農業化の提案なのです。
正直言って、この提案が簡単に受け入れられるとは思ってはいません。
昨日ももう立候補はやめようかななんて思っていました。
今日は書類の審査の日なので、役場に行ってきました。
そこでもう一人の候補者に人に、「私が降りますから、頑張ってください」と言うつもりだったのですが、行ってみるともう一人の候補者の方は来てませんでした。
この方は共産党所属の議員の方です。
現在の政党の中では維新をのぞいたら、一番まともなことを言っていると感じてます。
彼らは選挙に慣れているので、書類審査は必要ないのかもしれません。
ともかく大鹿村で一番世間の情報に疎いので詳しいことはわかりません。
そんなわけで立候補辞退もはしごを外され、やむなく選挙になるか、はたまた無投票になるか、まあどっちでもいいのですが。
選挙になれば勝てる可能性はあまりありません。
げたは世捨て人みたいなものですから、当然村の大部分方はげたの名前さえ知りません。
地元に人との一騎打ちはやはりよそから来た無名の候補者であるげたには非常に不利です。
まあ流れに任せます。

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