ヤーコンの収穫、

投稿日: 2020年10月22日カテゴリー: ブログ

毎日ヤーコンを掘っています。
ヤーコン掘りは手間がかかります。
折れやすいのです。
丁寧に掘らないと、商品になるいいものほど折れやすいのです。
長年ヤーコン掘りには苦労してます。
前は湿気った場所が悪いところで栽培してました。
しかし湿気った畑では掘るのに時間がかかります。
その上腐りやすいのです。
最近では一番乾いてる場所で栽培してます。
掘り方も最初は、ともかく片側から掘って行ってました。
このやり方では折れる確率が大きいのです。
最近はまずイモがある可能性が大きいところの外側を軽く掘って行き、一気に全部抜いていくやり方でしたが。
昨日の夕方から、イモの外側からスコップを斜めにゆっくり入れていき、これを4方向からスコップを入れていきます。
最後の側でスコップをどんどん入れていき、株全体が軽く浮く状態にして、その後株全体を抜きます。
茎を切るときに地面から30センチぐらい上から切ります。
この部分を持ってから株を抜きます。
茎が短いと力を入れることができません。
もちろん力がある人は、最初から株全部を抜くことができます。
これはよほど力がある人でなければできません。
株を抜いたら、1本1本切り離していきます。
折って取ると、その部分から腐ってきやすいのです。
折れてとれて部分はあとから刃物で切ります。
人間の傷も刃物の傷と、ガタガタの傷とでは治りが全然違うのと同じ理屈だと思います。
株からイモを切り離すときは、稲刈り鎌を使います
普通の刃物は土が混ざってるものを切るとすぐにだめになってしまいます。

ヤーコンはこんなに手間がかかっても作り続けてます。
ヤーコンは種イモを保存すれば、作り続けることができます。
ふりだしではもう10年以上毎年前年の種イモを保存しておいて、次の春に苗を作って作り続けてます。
このヤーコンは大鹿ヤーコンになってます。
他のヤーコンとは全然味が違います。
ヤーコンは掘ってすぐには食べません、2週間ぐらいは置いておきます。
置いておきことによって甘みが出ます。
普通店でヤーコンを買うと、中の色は白っぽくてあまり甘味はありません。
しかしこの大鹿ヤーコンは、切ると中は濃い黄色です。
味は非常に甘く、これだけ切って出されると果物のようです。
そうです、このヤーコンから、ヤーコンシロップを作ります。
ここでは一番簡単に作れる甘みです。
甘みを簡単に作れるヤーコンは、絶対作り続けなければならないのです。
サバイバルにおいては、甘みは瞬発力を出す大事なものです。
また甘味は疲れたときにも非常に有効です。
デザートにも使えます。
甘みがあるとデザートの幅も広がります。
この様にヤーコンは大事なものです。
保存も春まで持ちます。

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