ふりだし祭りの会場である新八角堂のベランダにスズメバチの巣があります。
げたは最近はスズメバチの巣はよほど危険なところにある以外はとりません。
今回はよそからたくさん人が来ます。
10人に一人はかならずハチに刺されやすい人がいます。
スズメバチの巣には必ず見張りがいます、見張りがこいつはやばいと判断したら攻撃してきます。
攻撃してくるのは出てくるハチです。
帰ってくるハチはエサか巣の材料を運んできているので刺しません。
攻撃してくるときは最初に臭いの物質をかけます、一度このにおいの物質をかけられると、どこまでも追ってきます。
スズメバチの巣を取るときは、夜に取ります。
昼間は危なすぎます。
夜でも少し音を出したらすぐにハチは飛び出てきます。
脚立を事前に巣の横に立ててたのですが、今日は祭りの準備で撤去されてました。
再度脚立を立てたのですが、案の定10匹以上のハチが出て来てます。
ハチを取る準備は、まず装備は雨合羽、普通の服装はハチの攻撃で針が貫通します。
ゴム手袋、ビニールの袋に段ボール箱、それに殺虫剤、殺虫剤はハチ用は使いません、最近のジェット噴射の殺虫剤は液が出すぎです、殺虫剤は農薬と同じです。
それと煙幕、長野では普通に店でハチ用の煙幕を売ってます。
普通の噴霧式の殺虫剤で十分です。
まずライトを消して、煙幕に火をつけます。火をつける時は結構火が出ますから気を付ける、煙が出だしたら、脚立に上がりまず外に出ているハチに煙をかけます。
その後に蜂の巣の下から煙幕をさします。
煙幕は刺したらそのまましばらく待つ、煙幕が合わるまでは音で判断します。
煙幕が終わったら、段ボールにごみ袋を入れたものに巣を落とします。
素早く巣をこわして、中のハチの子がある部分を取り出します。
気絶をしているハチは取り除きます。
気絶をしてても張りには十分に気をつけ素早く親バチを取り除いていきます。
親バチは焼酎に付けて薬にしてもいいのですが、今日はそのままつぶしてしまいました。
10分くらいで気絶は終わります。
早い場合は5分くらいで飛ぶやつが出てきます、
あわてずに殺していきます。
最後にハチの子がいる部分だけを残して、新聞紙にくるんで焼いてしまいます。
ハチの子はピンセットで1匹づつ抜いていき、後は砂糖としょうゆで煮込みます。
濃いめの味付けです。
長野名物ハチの子の佃煮です。
ご飯に混ぜてハチの子ごはんもおいしいですよ。
長野以外の人もぜひ食べてみてください。
自然のモノを食べるのは力が付きます。
長野はゲテモノ食いの県だと言われてますが、長生きの県でもあります。
自然のモノをたくさん食べるのは健康にいいのです。
野菜や穀類は栽培したものは、みんな肥満児です。
みんな奇形でもあります。
野菜の自然の原種を見るとこれがあの野菜の原種と思うくらい違うものもあります。