最後に残った鴻巣小麦の脱穀です。
同じ硬質小麦との交配させないため、上の畑で作ってます。
何時蒔いても実がなる小麦はこれだけです。
ちなみに小麦は普通秋まきです。
春でも蒔けますが収量が落ちます。
寒いところで冬越しできない場合、例えば北海道などがこれです。
ふりだしの上の畑は北海道と同じくらいの気温です。
何度も秋まきしましたが、冬にほとんど枯れてしまい、現在は春まきです。
春蒔きと言っても、あまり遅く蒔くと実が付きません。
実が付かなくなる時期は正確にはわかりません。
何しろ,試しに遅く蒔くわけにもいかないのです。
ところがこの鴻巣小麦は、何時蒔いても実が付きます。
春まきで100日ほどで収穫なので、霜が降りる100日前までだったら、何時蒔いても実が付くのです。
田んぼで米がだめになった後、この麦を蒔くことも可能です。
今年はやばいなと思った年に、麦を蒔いて収穫も可能なのです。
大事な種です。
2-3年に1回更新してます。
最近は毎年更新してます。