ヤギの堆肥をだし、ゴボウの収穫でねじねじガッテン農法が効いたみたい、ニンニクの種を植える。

投稿日: 2020年9月28日カテゴリー: ブログ

仕事が限界的にたまってます。
ヤギ小屋の堆肥がたまり、子ヤギが脱走するようになったので、まず、ヤギの堆肥出し。
全部は無理なので、とりあえず脱走できないくらいに、堆肥を出す。

ゴボウの収穫で、今年はすごく簡単に抜けるようになってました。
ゴボウは大浦ゴボウという短くで太くなる品種なんですがそれでも掘りだすのは結構時間がかかってました。
スコップで掘るのですが、土は固いし、深くまでスコップは入っていかないのです。
その上非常に力をかけないと掘れませんでした。
今年はねじねじガッテン農法で、ねじねじを畑に埋めたのですが、忘れてしまってました。
ゴボウが本当に楽に掘れるのです。
まだゴボウが太くなり切ってないのもあるのかもしれませんが、スコップは楽に深くまで入っていきます、あまり力をかけなくても、ゴボウは抜けるように浮きます。
これはガッテン農法が効いてるのかなあと思います。

ニンニクの種をまく。
ニンニクの種と言っても、ニンニクを1片植えるのです。
これは9月中にまかないと、芽が出るのが遅れてしまいます。
芽が出るのが遅れると、収量が減ります。
種まきは一番時期を外せないものです、どんなに忙しくても、その時期にはやらなければなりません。

その後アワの刈取り。
アワの刈取りは時間がかかるのです。
ふりだしのアワは古い品種です。
古い品種は茎が長く、その上茎の長さがそろいません、その上収量は少ないのです、唯一いいところは味がいいという所だけです。
それゆえ、古い品種はどんどん作られなくなります。
げたも新しい品種に切り替えたいと思ってます。
どんなに頑張っても、この古い品種を作る続けるのは無理があるのです。
ふりだしのアワは餅アワなんですが、モチアワの新品種が手にはいれば切り替えたいと思ってます。
一時うるちアワ(うるちは餅でなく普通にご飯のように食べる種類です、米ももち米とうるち米があります。)の新品種を作っていたのですが、これは楽でした。
茎は太くて短いため倒れません、倒れないので倒伏防止の囲いが必要でないのです。茎の高さもそろっているので刈取りも早く刈れます。収量も多いのです。
新品種は機械化も可能なのです。
古い品種は絶対機械化はできません。
古い品種は刈取りの後に結束する前に、穂の長さをそろえなければなりません、脱穀機は足踏みでも機械の脱穀機でも、30センチぐらいの間に穂が無いと脱穀できません。
そのため古いアワは一気に刈れません、少しづつ刈って、結束の前に穂先をそろえなければなりません。
この作業に時間がかかるのです。
このため機械化はできないのです。
機械化ができないのは茎が長すぎるためでもあります。
今はあらゆる穀類が機械化のために、品種改良されてます。
機械化のための品種改良ですので、味は一番最後になってしまいます。
もっとも今は味のわかる人も減ってしまいましたから、味にこだわっても仕方ないんですが。
皆さん味より。まず値段、次に見てくれ、無農薬のお客もだんだん味のわからない、値段の方を重要視する人たちが増えてます。
昔の無農薬のお客はしっかり環境の事とかを考えてる人たちが主力でした、
農家の人たちのことまで考えてくれる人たちだったのです。
最近の無農薬のお客さんは、自分の家族が農薬の害に合わないために、つまり非常に利己的に無農薬を選択するお客さんが増えてます、この方々は味のわからない人たちも増えてます、値段が第一です、無農薬なのに虫に食われてると苦情を言いますし、買いません、。
今は中間業者も大手はこのような人たちがほとんどです。
農家はどんどん弱くなっていってるのです。
誰も農家の生計なんか興味が無いのです。
それゆえの自給率の低さであり、インチキ無農薬の氾濫であり、まじめな農家の廃業であるのです。
私たちはすでにドンキホーテなのです。
ロシナンテに乗って、いくら大きな声で叫んでも、誰も聞いてくれません。
古いアワもまたドンキホーテなのです。
ドンキホーテがドンキホーテを見捨てるなんて、漫画ですね。
最近はコロナ騒ぎでもわかるとおりに、世界が漫画化してます。
フェイスガードとか、レジの前のたれなんて、みんなまじめにやってるんですよ。

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