山栗が落ち始めました。
今は1本だけ。
この木は早生で、実も大きい木です。
敷地内に、多分100本くらい栗の木はあると思います。
そのうちしっかり実をならすのは、10本くらい。
1本は1大年以上の大木ですが、実は小さいために、好みは拾いません。
他の木の実も場所がいいところだけ実を拾います。
多分90パーセント以上はそのままです。
栗はリス、をはじめいろんな動物にとって大事な食料です。
山栗は自然にできたものです。
ほどほどにいただくのが礼儀と言うもんです。
栗とクルミは両方とも豊作はほぼありません。
どちらかがよくできれば、片方はあまりできない、これが普通です。
クルミの木は10本くらい。
最近はあまり拾わなくなりました。
ふりだしのクルミは野生の鬼グルミ、わってみを出すのが大変なため、最近ではどんどん作られなくなって、木は切られてます。
代わりに西洋から来たカシクルミが増えてます。
カシクルミは実が簡単に取り出せます。
味は鬼クルミのほうがいいのですが、今は味は重要視されません。
一部の人だけが鬼クルミにこだわってます。
姫クルミの木が、少し下の道の横にあります。
この実は小さいですが、割るのは比較的楽です。
ハート形の実で、かわいいんですよ。
これはもっと希少です。
げたは姫クルミと鬼クルミの木を、自分の土地でない周りの山にも植えてます。
リスもシカも喜ぶでしょう。
これも非常食も兼ねてます。
栗はげたが植えなくても、この村は栗の木だらけです。
栗の木で作った板は、昔は屋根に張って使ってました。
栗の木は水に強いので、昔の家の基礎も石の上に栗の木を置いて作られていました。
栗は縄文時代の主食でもありました。