今年は何年振りかで金時豆ができました。
金時豆は雨に弱くて、9月の雨でほとんど収穫できてません。
5年以上毎年作付はしてますが、収穫はほぼできてません。
長く収穫できてないのになぜ作るかと言うと、ふりだしではほぼ全部の作物にマルチを使います。
事前に計画を立ててマルチを張りますが、実際やってみると、苗ができなかったり、いろんな理由で余ってしまう場所ができます。
余るのが確定した時期以降に作付出来るものが金時豆以外にないのです。
金時は需要は十分あるのですが、倒れやすく、倒れたら豆がカビてしまいます。
ふりだしで作る豆は、大豆と小豆はツルではありませんが、それ以外は蔓性です。
蔓性の豆は支柱を作らなければならないし、台風が来たら倒れるのですが、長雨でも豆が何とか持ちこたえます。
つまり収穫期間が長く取れるため、時間が空いた時に収穫できます。
今日は他にハスクトマトの新しい品種を初収穫しました。
ハスクトマトは今まで作ってる品種は早生で、7月から収穫できて、今はほぼ収穫は終わってます。
新しい品種は、今までのひんしゅてゃ全然違ってて、晩生です。
同じ時期に種をまき片方はすでに収穫が終わってるのに、この品種はようやく収穫初めです。
味もまるで違ってて、同じものでも品種が変わるここまで違うのかとびっくりです。
茎ののび方も全然違い、最初は今までのハスクトマト用に支柱を設定してたのですが、茎がどんどん上に上がっていき、脇芽も旺盛に出て、どのように形を持っていくかわからないうちにジャングルになってしまいました。
あまりにも伸びてしまい、横にも倒れてるので、収穫は倒れてる場所の下にトンネルを作り、つまり通路の部分だけ、脇芽を切って、這って収穫です。
味はいいので来年は楽しみな品種です。