長年メロンを作り続けてますが、おいしいメロンができたことはありません。
大鹿村ではメロンは難しいのです。
毎年実はなるのですが、甘くならずでした。
生育後半に必ず木がへたってしまいます。
主にうどんこ病なんですが、原因不明で葉が枯れてしまうことも多いのです。
今の品種はほとんど露地ではできません。
それでも露地でできるという品種を見つけてはトライするのですが駄目だったのです。
何年かハウスでもトライしてますが、今まではうまくできませんでした。
今年ようやく甘いメロンができました。
ヒマワリが食べられてるのを昨日発見しました。
ヒマワリは毎年何者かに食べられます。
正体は不明なのです、ネズミにしてはあまりにも大量に食べられてしまいます。
多分鳥の可能性が大きいのですが、何の鳥かもわかりません。
食べられてるのを見たことが無いので、夜食べられているのです。
ともかく、ほぼ全部食べられてるのから、ほとんど食べられてないものまで、全体で約半分くらいは食べられてます。
ヒマワリは毎年食べられてます。
ヒマワリは油を搾るために栽培してるのですが、毎年台風で倒れたり、雨でカビが来たりで半作が普通です。
ヒマワリは、ロシアンひまわり、タイタン、とこの油を搾る用の品種の3種類を作ります。
今年は油搾り用のヒマワリのみの栽培です。
それで油を搾ってるかと言うと、油搾り機は2種類持ってるのですが、どちらも使い勝手があまりよくないので、ついつい絞らなくなって、今では全然絞らなくなりました。
奥さんはネバーギブアップなので、今年又新しい油搾り機を買いました。
冬には新しい油搾り機でのトライします。
油を搾るためにいろんなものを栽培してます。
エゴマ、菜種などですが、エゴマも毎年作ってはそのままになってます。
菜種は油を搾るのが一番難しく、菜種用の油搾り機が必要になります。
又炒ってから油搾り機にかけるのですが、何か特別な技術がいるのでしょう、私たちが持ってる安い油搾り機では菜種は搾れません。
エゴマはいい油が取れるのですが、げたはエゴマの匂いが苦手です。
それゆえ、全然積極的になれません。
出来た油は独特のにおいはしないのですが、その工程までは臭いはするわけです。
菜種もエゴマもほとんど種をつなぐために少量作ってます。
カボチャの収穫、今年はだめです。
カボチャは茎が伸びずに、例年の半分も展開しませんでした。
当然収穫も半分以下です。
今年はいいものはほとんどありません。
人参も太りませんし、ビートは壊滅的です、1割くらいしか収穫はできないでしょう。
多くの作物が半作です。春に植えたものはほぼ駄目です。
雑穀類はその中でも健闘してます。
やはり雑穀類のいいところは少々の天候不順でも何とか収穫できるところなんでしょう。
今では作る人たちがほとんどいなくなった、アワ、キビ、高キビ、ヒエなどは大事にしたいです。
ふりだしではキビはあまりにも鳥にやられるので、3年くらい前にやめましたが、アワ、ヒエ、高キビは作り続けてます。