これが結構きつくのしかかってます。
今回無肥料の人の田んぼを含め、無農薬で栽培している周りの田んぼほぼすべてにいもち病が出ました。
被害の程度は軽い人たちから、ほぼ全滅の人たちと別れてはいますが、それぞれ田んぼも肥料も違うので当然なんですが、きついのは農薬を使ってる人たちの田んぼはほぼ影響がないということです。
今回ふりだしの田んぼでは、泥おいとイモ地のダブルパンチですが、この二つとも農薬で対応ができます。
農薬を使えない私たちには出てしまえば、対応は非常に難しいものになります。
もちろんふりだしでも対応はしてますが、それでどのくらい被害が少なくなったのかは確認できまっせん。
例えば動物の害もそうなんですが、動物の害は無農薬の田んぼ、畑が圧倒的に多いのです。
動物も無農薬の野菜や穀類の方が好きみたいです、と言うより、彼らはお金を出しませんから、無条件に無農薬を選びます。
イノシシは農薬を使ったカボチャを素通りして、無農薬のカボチャを食べます。
もちろん対策を怠ったら、農薬を使った畑もやられます。
ふりだしの場合は、大きな獣害対策の柵が、10枚の畑全体に作られてます。
その中に無農薬農家2軒、農薬を使う農家が1軒あります。
それゆえ、柵をこわして入ってくるイノシシの被害がどの畑に来るかわかるのです。
この様に事情は違いますが、無農薬で農業をやるのには大きな困難が伴います。
環境が悪化の一途の現状では、無農薬農家はますます追い詰められていきます。